ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]身長差21センチ、年齢差6歳の小柄年下攻め…しかもキモニート受け! 井上佐藤『エンドルフィンマシーン』より『102』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-キモオタ  特徴-年下攻め  ●ア行-井上佐藤  
エンドルフィンマシーン (バンブー・コミックス 麗人セレクション)エンドルフィンマシーン (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
(2007/10)
井上佐藤

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 ううう、もっと早く記事をあげたかったんですが、仕事が忙しすぎて…。
 ホント、深夜家に帰ってBL本を読むのだけが楽しみの人生ですよ。ゴホゴホ。
 そんな仕事漬けの日々にささくれたちーけんの心を慰めてくれた一冊をご紹介します~。

 これは“優等生受け”じゃなくて、キモオタ受けの部類に入る一冊ですね。
 しかも社会人もの――というか、働いてないで一日中アパートの暗い一室にいるキモ男くんが主人公(受)なんで、“ニート受け”とでもいうべき本ですかね。
 世に数多くBL本が出るといっても、こういう本格的なニート受けのBLって年に1,2冊あるかどうか。
 その意味では非常に貴重なマンガといえましょう(笑)。
 『麗人』(竹書房)出身の新進マンガ家・井上佐藤先生の初コミックス『エンドルフィンマシーン』に収められている短編『102』です!

 間違いなく2年以内には超人気作家になっていると思われる実力の持ち主、井上佐藤先生。
 最近は『麗人』が発掘した“おおっ、こんな作家さんがいたんだ!”という新人作家をビーボーイや他の雑誌がうまく横からかっさらっているように見えるケースが多発していますが、井上佐藤さんもそのターゲットになること間違いなしとちーけんは思います。
 絵柄も含めて、好き嫌いがわかれる作風だとは思いますが、実力は折り紙付きです。

 ニート受けの(本ブログ的)話題作『102』の舞台は、住人全員がホモという安アパート『千曲荘』が舞台です。
 そんなお手軽な…と思うなかれ。
 コミックスの後書きで、井上佐藤先生自身が「簡単に読めて、勧善懲悪で、すっきりするような漫画が描きたくて描いたんです」と仰るとおり、これはそういうものだと思って、すーっと井上佐藤ワールドに身をひたして楽しむのが一番です(笑)。

 主人公(攻)は、身長170センチもない(たぶん160センチ台前半)小柄少年の野村クン。
 駅前の製菓学校に通うパティシエ志望の19歳(ぐらい)です。
 背は小さいけど、髪をツンツンさせて明るく元気な野村クンは、じつは大の男前です。
――精神的に。


 器がでかいというか、度量が大きいというか。
 このマンガは、そんな見かけはカワイイけど男前な少年・野村クンが、ある事情で働かず『千曲荘』の一室で毎日をニート暮らししている20代半ばのキモオタ・柴田を、うむを言わさずワガママごと愛してあげちゃう“漢”マンガということができましょう(笑)。
 だいたいのイメージを掴んでいただけましたでしょうか。

 物語の冒頭。
「激安物件」というチラシに惹かれて千曲荘『102』号室への入居を決めた野村を待っていたのは、隣室に住む謎の男・柴田が男と繰り広げる痴話喧嘩の場面でした。
 アパートの廊下で派手にやりあう男と柴田。
 付き合っていた2人だったのですが、男が会社での出世を優先して上司の娘との結婚を決めたため、アパートの一室に“囲って”いた柴田に別れを告げていたのです。

 いきなりホモカップルの修羅場を見せられた野村クン。
 伸ばしっぱなしの長髪で、まるで70年代のジュリー(沢田研二)のようなルックスの柴田が男に捨てられるところ(←このへんの外見がキモポイント)を目にしてしまった野村は、柴田から「おいっ! 見てんじゃねぇ!」と怒鳴られます。
 これが2人の出会いでした。
 でも器が大きい彼は、そんなことで動じません。
 逆に、夜になって隣室から聞こえてくる「しくしく」「しくしく」という泣き声を聞いて、柴田が可哀想になった野村は余計なお世話とわかりつつ、「泣くと血糖値下がるだろ。ドアにかけておくから」と言って、自分が作ったお菓子を置いてあげるのでした。
 野村クン、カッコイイ!

 でも、それまでずーっと男に囲われて、真っ暗な部屋からほとんど出ることなく暮らしてきた柴田は、野村のおせっかいを受け入れてくれません。
 柴田が付き合っていた男は、彼が前にいた会社の上司で、柴田には会社をやめさせ、アパート代から食費まで全部出して千曲荘の一室に“飼って”いたのでした。
 窓という窓に目張りさせ、部屋と外部の接触を断たせ、極力柴田に外に出ないように言いつけていた一種の偏執狂です。
 そんな男から突然捨てられ、でもやっぱり好きで柴田は毎日泣き暮らして過ごしていきます。

 ある日、野村クンの部屋に、柴田以外の千曲荘の住人が集まり、宴会が開かれることになりました。
 当然、話題は野村の“柴田さん通い”のことに。
 みんなに聞かれた野村は、柴田にすげなく扱われているのに、こんな男前発言を連発します。

「柴田さんさ、ドア越しとかで話しかけても絶対無視してくんの」
「そのクセ、止めろとも言わないところがなんか可愛くてさ」
「あの人は男にいっぱい可愛がられりゃいいんじゃないかな」
「そしたらもっともっと可愛くなって、どんどん愛されるよ」


 男に捨てられて自暴自棄になっていた柴田は、壁越しにこのセリフを聞いて、真っ暗な部屋の中でひとり涙を流します。
 このへん、70年代ジュリー風ロン毛ルック(しかもダサいサングラス付き)の柴田が、まっ暗い部屋の中で壁越しの野村のセリフを聞きながら涙を流すあたり、キモオタ受けがお好きな方には、耐えられないシチュエーションです(笑)。
 柴田はもとの顔の作りはすごくいいので美形ではあるのですが、今の時代にありえないようなロン毛ですからね。
 ある意味、ラルク・アン・シエルのhydeみたいに見えなくもないですけれど、もっと古風というか、やっぱりジュリー(笑)。
 外見のインパクトは強烈だと思います。

 このあと、ついに野村を部屋に招き入れて、毎晩いっしょに御飯を食べたりして心を開くようになった柴田ですが、そこに“男”が帰ってきてしまうのです。
 ワガママばかりの上司の娘に飽きた、と言って。
「今度はもっときれいなところに飼ってやる」と言って、柴田を連れて行こうとする男。
 
 でも!
 もちろん、オットコマエ野村クンが、その前に立ちはだかるのです!

「柴田とは別れたんだろ? もう忘れさせてやってくれ」
「柴田は可愛いよ。俺なら大切にする。あいつを大事にできないなら、もう来ないでくれないか」


 チビで髪の毛ツンツンで、はっきり言って見た目だけなら柴田より全然可愛い野村が啖呵を切るこのシーン。
「オイオイ! そのカワイコちゃん面で『大切にする?』だと? 笑わせるな! 自分で鏡を見たことあるか?」
 と、男にまでそう言って笑われる野村クンですが、年下攻めや下克上ものが好きな人には超オススメです。
 だって、野村が超カッコイイので…(笑)。

 もちろん男を退散させ、ついにくっついてしまった野村クンと柴田。
 ここからが、キモオタ受け、ニート受けの魅力満開ですから、お見逃しなく!(笑)

 この2人、じつは身長差21センチ、年齢差6歳あります。
 もちろん柴田が両方とも上ですよ。
 でも、チビな野村クンは男前で、70年代ジュリーにしか見えないキモニート男・柴田のほうが、じつは夜な夜な男を思って泣いていたように乙女全開バリバリなんですね。
 最初に出会ったシーンで「おいっ! 見てんじゃねぇ!」と野村を怒鳴りつけたように、普段は意地っ張りな柴田ですが、ついに2人が気持ちを確かめあう場面でも、柴田はそんな二重性格をフル全開していきます。

 まず最初は強気意地っ張り柴田から。
 じゃれ合ってるうちに興奮して大きくなってしまった野村の股間に手を伸ばした柴田は、長い髪をかきあげながら色っぽい流し目で野村を誘います。

「しゃぶって欲しくない? どうすんだよ?」

「お…お願いします!」(と言って鼻血を出す野村)

(お口でご奉仕する柴田)「…もう出る? それとも入れたい?」

「い、入れたい…」

「じゃ、目閉じてんじゃねーぞ」

 そう言うと柴田は、自分で野村の上にまたがって騎乗位で野村のペニスを後孔に飲み込んでしまいます。

「ちょ…柴田ぁ…ダメダメダメ!」

「どうなってる?」

「うう…動くな…。ちんちん全部…お…お…犯されてる…」

「動くぞ」

「あーっ 締まるっ! 柴田のエッチー!」

 いやー姉さん女房全開でっす(笑)。
 男前・野村クンも、ことエッチでは完全に年上・柴田に主導権を握られてますね!

 ところが!

 ここで突如として、乙女全開柴田が顔を出してくるんです。
 最高に可愛いシーンですよ~!

「…エッチなのが嫌なら……控えるから……あの……」

 そう言って、さっきまで積極的に乗っかって腰を振っていた痴態はどこへやら。
 顔を赤くして、柴田は野村にこう言うのです。

「好きな人に好きって言われたことなかったから…。その…もう一回『好き』って言ってくれよ…」

 ぐはー!
 キモニートのくせに可愛すぎます(笑)。
 年齢も身長も全然上な柴田が、外見は可愛い男前・野村クンにまたがった状態で言うこのセリフ。
 本ブログ推奨の“地味っ子の自己否定こそ最高に萌えるBL”という定式にもぴったりで、なんちゅーかもうお腹いっぱいです!

「彼氏はエロくて可愛い方がいいに決まってんじゃん」

 もちろん笑顔でそう答える野村クン。

「柴田のことが好きだよ」

 にぱっとした笑顔で、年上女房・柴田にまたがられたまま、柴田の願いを叶えてあげる野村クンに、そのままさっきまでエッチをリードしまくってた柴田は「っん…」とか言っちゃって、真っ赤になって感じまくるのでした。
 ちゃんちゃん(笑)。

 このあと、2人のエッチの痕跡を他の住人に見つかった柴田がまた真っ赤になっちゃったり、いろいろ萌えシーンはまだまだあるのですが、本日はこのへんで。
 最後、なぜ野村クンが、そもそもホモだらけの千曲荘に来ても全然引いたりしなかったのか、その謎が明かされてオチになります。
 かなり笑えるんで、ぜひ実際に読んでほしいなー(笑)。

 この『102』が収められているコミックスの表題作『エンドルフィンマシーン』も、じつはかなりオススメです。
 優等生受けではないので、レビューを書くことは諦めたんですが、最初は整体医院のやさぐれ不良事務員として、上司に頼まれある敏腕整体師の医院に潜り込んだ主人公が、敏腕整体師の真心に触れて改心し、ついにはデキちゃうまでが描かれてます。
 見所は、『102』と同じです。
 最初は性格悪そうだった主人公(受)が、攻めキャラに惚れちゃって可愛くなっちゃう(とくにエッチシーンで(笑))ところ!
 受けキャラ・戸川が、敏腕整体師・五樹のことを本当に好きになっちゃって、メロメロになって、「あん…」とか言ってすがりついちゃうシーンは、最初に出てくる戸川がやさぐれ事務員なだけに、落差5千メートル級の衝撃度で超エロいです(笑)。
 
 正直なところ、この2作以外の掲載作は、まだマンガとして荒削りだなぁと思うところもなきにしもあらずで、手放しで褒めるわけにはいかないところもありますが、ただ読み応えは十分あります。
 井上佐藤先生は、絶対にこの2年以内に大人気作家になる逸材です。
 今のうちから読んでおいて、損はありません!
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Comments

 
井上佐藤さん、私もいいなあ!って思ってたんですよー。
ちーけんさんの目にとまったって事は、私もナカナカのものだわあ~(゚∀゚)ノ
と言いつつ、このコミックスはまだ読んでないんですけどもね。

そうそう。
麗人Bravo!2006年秋号持ってらっしゃいますか?
「蘇る子連れオオカミ」っていうのが私の中の大ヒットなのですが、今回のコミックスには収録されてないんですよねぇ?
「エンドルフィン~」もBravo!掲載でしたが、私としては「子連れオオカミ」の方を推したいです!
 
 
乱菊さん、お久しぶりです!
コメントありがとうございますm(_ _)m
先ほどラブモを求めて遠くのブックオフまで行ったんですが、むなしく手ぶらで帰ってきたちーけんです~。
『蘇る子連れ狼』、もちのろんで読んでますよ!w
あの作品があるからこそ、今回の記事で「ブレイク間違いなし!」と推したようなものです~。
あれ、胸がキュンキュンしますよね!
僕も今回のコミックスに当然入ってると思ったんですが、未収録でした~。

『蘇る子連れ狼』なんですが、じつは麗人Bravo!の05年春号にその第1作『子連れ狼』が載ってるのご存じですか??
もしかしたら乱菊さんが“この道”に入る前かもと思い、一応お知らせしておきます(笑)。
第1作もすごく面白くてキュンキュンするのです~。

ビブロスが倒産しちゃったおかげで、ラブモの1巻と9巻がなかなか手に入りません~(涙
そのあいだは全部あるんですけど(笑
なかなか読めないでやきもきしてまーす。
 
 
さっすがー!!
やはり読んでられましたか!!
そうなんです、これ前作があるんですよね?
なので今回のコミックスに収録されると思い安心していたのですが、何故か未収録・・・。
うーむとしばし悩み、やっぱ05年春号を入手せにゃならんのかと思っていたりします。

子連れ狼、かなり私のツボなんですよー。
子供がいるカップル大好きなんです♪
こう周りでうろちょろする子供の存在がラブリー。゚+.(・∀・)゚+.゚
名瀬センセイの「さあ恋」も(弟ですが)そんな理由で大スキだったりします。
そして受けの気の強さと、生活面でのダメっぷり。
ああああああああ萌えるわあーー。
そんなことを思いつつ、また読み返してましたよ☆

ラブモの1と9で苦戦されてますねえ(笑)
いやいつか待っていれば出会えるはずです!
早くちーけんさんが読み始められますように・・・ナム。
 
 
『蘇る子連れ狼』のラストシーン、受けがちょっと泣きながら「またダメになっちゃって…」って言うシーンがあるじゃないですかー!

あそこが最高です~!
うーん、泣いてる受けってじつは大好きかもしれないと、いま書いていてふと思いました(笑

この話、コミックスに収録されるときには、ちっちとあっくんの子供カップルが成長した話が書き下ろしでついてくるのではないかと今から睨んでます…希望的観測も込めて(笑
ちっちゃいころは仲良しでちゅーとかしてたのに、ラストシーンで再会したところで、2人が喧嘩してるじゃないですかー。
あそこからまたLOVEになるというのが激しくツボです。
――すいません、細かくて(笑

Bravo!はいいマンガたくさん載ってますよね~、毎回。
麗人本誌よりよっぽど面白い…。

たぶんあと何ヶ月か待てば、『子連れ狼』シリーズは単行本になるでしょうから、それまで待つが吉ですよ。
昔のBravo!とか捜すの大変ですし。

名瀬先生って、大和名瀬先生のことですか~?
 
 
そうです、大和名瀬センセです♪
「さあ恋におちたまえ」の双子ちゃんたちがラブリー過ぎて、主役たちよりも好きですねー。
名瀬たんマンガはちっこかわいいモノが沢山で癒されます(=゚ω゚)ノ
なのでちんこたちも欠かせません!

>「またダメになっちゃって…」
私もすごい好きなんですー!!
それとかお弁当のお礼をゴニョっと言ってみたりとか・・・そういうちょっとしたシーンがいいですよねえ。
そしてちっちとあっくんについても同意見!!
私も「このふたりは絶対にデキちまうな・・・」と直感しました(笑)
殴りあいながらもちちくりあうんではなかろうかと(ノ゚∀゚)ノ
うわん、そういうカプもいいかも~☆
 
 
うーむ、今まで「さあ恋におちたまえ」、まったくチェックしてませんでしたが、アマゾンで内容見てみたら、なかなかソソられるものがありますね…。
ヤフオクで探してみます(笑)。
昔は大和名瀬先生、けっこう好きだったんですが、ギャグっぽくなってけいて、ちんこがたくさん登場するようになったころから(笑)、なんか読むのを止めてたんですよ~。
久しぶりにチャレンジしてみます!

「子連れ狼」、やっぱりあの「またダメになっちゃって…」の後のシーンを読みたいですよねー!
激しく続編希望…。
ぜったいコミックスで書き下ろしあるはずと信じて…。

>うわん、そういうカプもいいかも~☆

この一文に乱菊さんの萌えソウルを感じて、ちょっと吹き出してしまいました! すいません(笑
 

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