ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]発表! 「この優等生受けBLがすごかった!2016マンガ編」学生部門ベスト10


Category: レビュー コミックス   Tags: ●サ行-佐倉リコ  ●ア行-いさか十五郎  ●ハ行-日野晶  ●マ行-芽玖いろは  ●ハ行-吹山りこ  ●カ行-加村カロ  ●サ行-桜田桃太  ●ア行-案丸広  ●タ行-豚田もこ  ●ハ行-風呂前有  
 最近は、“BL研究”などと称してBL本の発行点数とか新人作家さんの数とか調べてた当ブログですが、本当は「優等生受けBL大好きブログ」としてスタートしたブログです……。
 いま確認したら、あと半年でブログ開設10周年やんけ!(マジびっくり
 それはそれとして、このちーけん、優等生受けBLへの情熱だけは忘れたことがありません!!!!

 というわけで今回は、昨年2016年に発売された優等生受けBLマンガの中から、「この優等生受けがすごかった!2016マンガ編」をお送りしようと思います。
 昨年発行されたBLマンガは919点(ちーけん調べ)。
 その中から厳選に厳選を重ねた優等生受けBLを!!! ご紹介したく!!!!

 でもごめん……本当なら「ベスト10」とかにすべきなんだろうけれど、とても10冊になんか絞りきれなかったょ……。
 そこで今日はまず、「この優等生受けがすごかった!2016マンガ編」学生部門ベスト10をご紹介させていただこうと思います。

 早速いくよ!!!
 2016年度優等生受けBL学生部門、第10位は……!!!


 

 豚田もこ先生の「憎さあまって可愛さ100倍」です!!!
 主人公(攻)の靖史は、司法試験の浪人生。
 30歳目前になっても合格できず、安アパートで一人暮らしをしています。
 そこに毎日のように押しかけてくるのが、年下の幼なじみの拓海です。
 小さいころは可愛かった拓海は、いまでは名門校に通う男子高校生となり、

「そんなんじゃ今年もまた司法試験落ちるんじゃないの」

 とか憎まれ口を叩いてきます。
 腹に据えかねた靖史は、復讐をくわだてますが……というお話です!

 もう見てのとおりの拓海ちゃんの優等生ルックス!!!!!! 最高!!!!!!!
 拓海は、靖史のバイト先のコンビニにまで来て、「オレのほうが先に司法試験受かったらウケる(笑)」とか、せせら笑っていったりします。
 でも、そのわりには母親に頼まれたと言ってごはんを持ってきたり、用もないのに何度もバイト先に来たり……。

 詰め襟も一番上まできっちりボタンを閉めて、「バカじゃないの」なんて顔してえっちなことなんかまったく考えたこともなさそうなこの拓海ちゃん。
 広いおでこにツーポイントの眼鏡が、少年らしい潔癖さを醸し出してますが、この拓海ちゃんが!!!! このあと!!!!

 この年下の幼なじみに吠え面をかかせようと目論む靖史に、こっそりとお酒を飲まされた拓海ちゃんは、なんと裸にされたうえに女性用のパンティまで履かされて、恥ずかしい格好をいっぱい写真に撮られてしまうのですぅぅうううう(最高

 両手を縛られて恥ずかしいポーズを何度もさせられたりする拓海ちゃん、さっきまで高慢ちきだった真っ白なお顔が紅潮してね……このあたりの豚田もこ先生の絵は素晴らしいの一言ですよ。
 で、この靖史からえっちないたずらをされるなかで、潔癖そうな優等生ちゃんである拓海の恥ずかしいところがどんどん暴かれていくんです。
 靖史が拓海ちゃんの後ろの穴を触ってみると、なんだかみょーに柔らかい。

「もしかしてお前、ココいじったことあんの?」

 靖史に聞かれた拓海は、返事もできずに首まで真っ赤になったりします。
 ま、最後はみなさんの予想どおり大団円になりますが、まー、拓海ちゃんの可愛いこと、筆舌に尽くしがたいものがありますよ。
 正直なところ、拓海ちゃんの可愛さだけだったら、優等生受け2016第1位でもいいんですが、残念ながら私、ヒゲキャラ嫌いでして……。
 靖史みたいなきったないおっさんのことを好きでたまらない拓海ちゃんの、ツンデレの後ろに隠されたけなげさは最高に可愛いんですが、靖史が小汚いので10位にさせていただきました。
 拓海ちゃんの別カットも載せておきますね!(コミックス裏表紙より)

 20170115_203125.jpg


 では続いて、第9位!!!
 案丸広先生の「男に二言はありません」!!!



 2013年の初コミックス「言い間違いは聞き手の粗相」も素晴らしい優等生受けだった案丸先生。
 最初に上のコミックス表紙を見たときは、眼鏡くんが上に乗ってるので、「えっ、眼鏡くんが攻め????」と思ってしまいましたが、取り越し苦労でしたよ(ホッ
 ただ、本作の主人公(受)・遠藤は、いわゆる優等生っぽさはあんまりありません。
 そもそもストーリーの舞台は高校の柔道部。
 遠藤は、その柔道部のエースです。
 眼鏡でりりしくて練習熱心で後輩たちにも厳しく指導する遠藤は、居住まいが美しい孤高の眼鏡ちゃん。

 ところが、中学のころから切磋琢磨してきた柴村が、最近、自分と組むのを避けていて……というところから、お話が始まります。

 遠藤は、練習に身が入らなくなったように見えるライバルの柴村をめちゃくちゃ心配します。
 彼にとっては、柔道でライバルの柴村と心置きなくぶつかりあえることが、高校生活で一番大事なんですね。
 でも、やっぱりここが優等生っぽいというか、その自分にとって大切な“柔道”を神聖視するあまり、なぜか自分とちゃんと組み合ってくれなくなったライバル・柴村のことが、どうしても許せないんですね!
 だから遠藤は柴村を問い詰めます。

「お前……何を抱え込んでるんだ! もう、お前と柔道できなくなるのかよ!」

 と怒りをぶちまけながら……。

 ところが!!!

 柴村から帰ってきた答えは、遠藤には想定外のものでした。

「そうじゃないんだ……俺、お前と組み合うと、白い肌やピンクの乳首とか……俺にかかる荒い息と……執拗にからみつくお前の四肢が……その……お前に触りたくてたまらなくなるんだ……俺は不純だっ、本当にすまない、遠藤……」

 で、遠藤は柔道をやれることが一番大事なので、当然のように言うんです。

「お前、したいこと俺に全部して、さっさとスッキリするのはどうだ?」

「ほ……本当に好きにしていいのか……?」

「男に二言はない! 女じゃないんだから、いちいち気にするな!」


 ひゅー!!!!!(くちぶえ
 本作の見どころはここからです。
 ライバルと柔道をやれることが何よりも大事で、他のことは見えなくなっちゃってる真面目くんが、いよいよ身体をまさぐられると、未知の気持ちよさを味わわされて、パニックに陥っちゃうんです(最高

「お……おいっ、それやめろ!」

「すごい柔らかくなってきた」

「はーっ……はーっ……」

「すごい気持ちいいって顔してるぞ……?」


 柴村にちんこを入れられた眼鏡くん、びくびく震えながら、ここで最高のとろけ顔を見せてくれますよ!!!!
 ここの案丸先生の絵、最高!!!!

 さらにそして!!!
 2度目のえっち場面では、「後ろだけでイッて」と言われた遠藤が、全身を震わせながら意識を失ったあげく、でも抜かずに腰を振り続けられて、

「本当にダメだ! ひあっ 動かさな……ああっ いっ なんだこれ い……く!」

 と言って涙を流しながら後ろだけでイカされちゃうんです(最高最高最高

「女じゃないんだから! さっさとやれ!」

 とか言ってたクール眼鏡ちゃん、涙とよだれで綺麗なお顔がぐしゃぐしゃだよおおおおおおおおおおお(しつこいですが最高

 案丸広先生は、絶対に優等生受けがお好きだと思うので、これからも要チェックですよ!!!!!!

 さて……。
 続いての第8位は――いさか十五郎せんせいの「続きは朝まで」です!!!



 もうこの表紙を見れば、説明不要!!!!!
 エリートしっかりもの眼鏡優等生ちゃんが!!!!!!
 ちょっとチャラくて人気者の同級生に!!!!!

 いろいろやられちゃう!!!!!(そこを詳しく書けや

 男子校の学生寮が舞台ですよ。
 主人公の2人はお調子者の寮長×それをしっかり支える眼鏡の副寮長という組み合わせです。
 これねえ、2人は寮生たちの間で、あまりの息のぴったりぶりをからかわれて「夫婦」とか言われちゃってるんですが、あまりに自由奔放な寮長・天野の行動に、副寮長の羽生はいつもプンプンしてます。

20170118_000957.jpg (コミックス裏表紙より)

 でも、本当は羽生はそんな天野のことが大好きなんですが、この眼鏡エリートくんの外見どおりまったく素直じゃない羽生は、いつも天野にはお小言を言ったり、ツンツンしたりしかできません。
 うおおおおお、甘酸っぱい!!!!!!!!!

 で、本作の見どころは、そんな羽生が、いきなり真面目モードになった寮長・天野に寮のベッドに組み敷かれて、“本当の気持ち”を白状させられるところにあります。

「羽生って、冷静で真面目で寡黙で、俺がバカなことやってても何でもない顔してたけど……本当はさ、俺のこと好きでしょ」

 ここで図星を指されて、真っ赤になる真面目っ子眼鏡の羽生くん!!!!

20170118_001113.jpg (コミックスの帯より)

 はあああああ、この場面のいさか先生の描く羽生の顔、絶品!!!

「告白してくる子、だいたいこういう顔してる」

 天野に意地悪そうな顔でこんなこと言われる羽生くんは、もう泣きそうになっちゃいますよ。
 そのまま唇を奪われる羽生は、もう思ってもなかったことの連続にパニック気味。
 優等生ちゃんが性的な接触にパニクるのかわえええええええええええええええあああああああああああああ(最高

「キ……ス……?」

 とか、自分に言い聞かせるようにつぶやく羽生くんの真っ赤な顔!!!!
 うぎゃああああああ、そのまま舌入れられてゾクゾクさせられて、陥落させられちゃう優等生ちゃん、まじかわいい! 天国! 南の島の青い空と白い砂浜!!!!!!! ビューティフル!!!!!!! あああああああ!!!!!!!

 このあと、ようやく2人はくっつくわけですが、ほんと普段は七三分けの銀行員かよ!!!! ってくらいおすまし顔してる羽生くんが、夜に天野と2人きりになると、いやもうどんだけ可愛い顔見せるか!!!!!!
 みんなマジにすぐにコミックス買って見たほうがいいよ……まだ読んでない人とかほんと可哀想……。

 天野に命令されて、ベッドの上で四つん這いになってお尻を高くかかげさせられちゃう優等生眼鏡ちゃん……やべーから!!!

 ふう……。
 それでは続いて第7位。



 桜田桃太先生「隣のオカズくん」に収録の短編「失恋の向こう側」です!!!!
 これは残念ながら、コミックスの表紙にも裏表紙にも、「失恋の向こう側」の主人公たちが登場してません。
 なので、ビジュアルをお見せできなくて、本当に悔しい……。

 このお話の主人公たちは、コミックスの中に収録されてる別のお話の脇役たちなんですよ。
 そっちのお話の中で、くっついてしまったキャラのことをずっと好きだった眼鏡くんが、本作の主人公(受)になります。
 高校のときに、生徒会で副会長を務めていた白田は、ずっと好きだった同級生に恋人ができて、失恋してしまいます。
 ずっと“親友”でいようと決意した白田は、その悲しみを誰にも見せず、大学でも同級生の側に居続けることを選びます。

 でも、1人だけ白田の“失恋”を見抜いた男がいました。
 生徒会の後輩で、初期を務めていた水原です。
 高校時代は小柄な美少年だった水原は、大学で再会すると、身長も追い越すほどに成長していました。
 とはいえ、性格は高校時代のまま、弱気で優しい後輩のままでしたが……。

 最初、失恋を見抜かれた白田は怒ります。
 大きなお世話だと。
 でも、水原はそんな白田に愛を告白してきます。

 白田は、高校時代に生徒会副会長を務めていたことからもわかるとおり、細面に眼鏡をかけ、いつも理知的に話して冷静さを失わないような、エリートちゃんタイプの優等生です。
 失恋しても、決して自分を失うことなく、理性で感情をおさえこんで、立ち直っていこうとします。

 本作のみどころは、そんなしっかり者で合理的、理知的な優等生の白田が、昔は頼りなかったはずの後輩に、真綿でくるまれるように愛されて、大事にされる喜びを知り、教え込まれるところにあります。

 桜田桃太先生は、これまでもこういう眼鏡で細くて理知的な優等生ちゃんを受けにしたBLを描かれてきた作家さんですが、いやもうこの白田もルックスがまず最高。
 あばらが浮いてそうな細い身体に、意志の強そうな眼!
 紙の本に印刷されてるのに、肌なんかもう真っ白で透き通るようだよおおおおおお!!!

 ベッドの中で「先輩、可愛い」って言われても、頬を染めながらも「可愛いって言うな」と後輩にびしっと言っちゃうのがこの白田という優等生ちゃんなんですが、そんな頑なな白田を、水原は「たーーーーーくさん愛してあげますからね」とかニコニコ顔で言って、それを心にも身体にも教え込んでくれちゃいますよ(最の高の最高

 では……続きまして第6位……。
 吹山りこ先生の「放課後メガネ」です!!!!



 これは、天然ぽやぽや系真面目っ子優等生ものの最高峰!
 てか、最近はこういうぽやぽや優等生ものが少なくなりましたな……嘆かわしいことです……。
 主人公(受)の吉武は、受験の日に事故で本命の進学校を受けられず、この底辺校に入学してきた優等生。
 何事にも一生懸命で、回りはヤンキーとか不真面目っ子ばっかりの学校の中で、異彩を放ってます。
 そんな吉武をいつも構ってくれるのが、同級生の美森です。
 クラスでも「全然毛色が違うのに」と言われるくらい、美森は軽くて人気者の同級生ですが、クラスでも浮きがちな吉武のことを、美森はいつもフォローしてくれます。
 本作の魅力は、もうストレートにここにありますよ。
 美森が、吉武のことを話すセリフをお聞きください……。

「オレ、おまえにずっときゅんきゅんさせられてる」
「おりこう美人メガネでも――まじめでどっか必死っぽいのが、すげえすき」
「たまんなくなる」

「う、うそっ」

「うそじゃない。オレは吉武に涙目メガネでみつめられたい」
「頼られたいし甘えられたい。まじめな意味でもエロい意味でも」

「ちょっ…」

 おいおいおいおい……。
 美森の野郎、この若さで優等生メガネのよさがわかってるとは……(やるな

 国武は表紙どおりの優等生眼鏡っ子。
 ようやく気持ちが通じ合っても、なかなかエロいことには思い切れません(だがそこがいい)。

「ぼく、女の子じゃないから、そんなにうまくいくかなあ……」

 なんて可愛い心配をしてる国武を、美森は

「そ・ん・な・の、オレがちょ~~~~~~お、やさい~~~~~~~くするに決まってるじゃーん」
「愛しまくってとろんとろんにしてあげるし、ふわっふわのしあわせ気分を味わわせてあげるよ」


 なんて言いながら抱っこして眼鏡っ子・国武を可愛がりまくります。
 そして、攻めキャラ・美森くんがこれだけ眼鏡にこだわってるだけあって、本作ではようやくのエロ場面でも、国武はきっちり眼鏡したままですよ、最後まで(満面の笑み
 あんまりにもエッチを怖がる国武に、読んでる読者(俺だ)も「な、なんだこのかわいこぶりっこは!!!!(死語) カマトトにも限度があるやんけ!!!!(死語)」という気分になりますが、いやいやいやいや、最後の最後で国武が告白するんです。

「ぼく……もっとガツガツすると思う店…女の子みたいにはきっとできないよ」
「はじらったりとか困ったりとか、そういうかわいい反応、きっとできない……」
「ぼくだって本能出ちゃう!」
「きもちよくて『もっと』ってなるとか――」


 このセリフを、眼鏡かけた眼に涙浮かべて言いますからね、国武きゅん……。
 初めての性的体験に怯える優等生ちゃんが!!! 「ぼくだって本能出ちゃう」ですって!!!!!!
 これだよ……優等生受けの本領はこれだよ……。
 ふだんと違う自分におののく真面目っ子ちゃん……。
 うむ、美森、お前はよく国武きゅんのこういう一面を引き出してくれた……褒美をとらそう……。

 とくに今年はこういうぽやぽや系優等生受けが少なかった年でしたから、本当に貴重な一作となりました。
 吹山先生……ありがとうございます……。

 さて、いよいよ次は第5位……。
 加村カロ先生の「毒の林檎とわかって食べた」です!



 優等生受けの本流中の本流といえば、「お勉強ができる優等生ちゃん」だと思うんですが、これが意外にBLだとないんですよね……。
 本作の受けキャラ・鮎川は、高校時代には生徒会長まで務めた成績優秀ちゃんだったのに、受験に失敗して浪人。
 いまは浪人生活を送りながら、高校の用務員をやって来年の受験に備えてる黒髪眼鏡ちゃん優等生です。

 ある日、故障してる学食の券売機にお金を飲まれたことで、用務員の鮎川に助けてもらったのが主人公(攻)の羽根。
 ところが、愛想ゼロで、それどころか一切他人と接触するのすら嫌がっているような態度の鮎川に、明るいおちゃらけ高校生の羽根は興味を惹かれます。
 羽根と校内で出会って声をかけられても、ほぼ無視する鮎川。
 ところが、羽根はそんな拒絶をものともしません。
 自分のまわりに結界をつくっているような鮎川の内側に、ぐいぐいと入り込んできます。
 最初は(なんだ、この人……)という興味本位で鮎川のことを構っていた羽根ですが、2人が雨で濡れて図書室に逃げ込んだ場面で、一気に仲が進展しますよ。

 ここで、差し出されたタオルすら拒絶しようとする鮎川を、羽根は無理やりわしゃわしゃと拭いてあげます。
 そのとき、この不意の身体的接触に、鮎川が触られた首筋を守りながら顔を赤らめて、羽根を見るシーンがあるんですが……。
 まずここの鮎川きゅんが最高に可愛いです。

 コミックス表紙のとおりの陰気っぽい黒髪眼鏡くんな鮎川ですが、ストーリーの中で描かれる鮎川きゅんのルックスは、表紙の絵よりももっと暗くて陰キャラっぽい感じなんですよ。
 前髪ももっと長くて、ほとんど両目を隠しちゃうほどなんです(鬼太郎くらいはある)。

20170118_000540.jpg (コミックスの帯より)

 ところがこの場面、いきなり身体を触られて驚いた鮎川きゅんは、その陰気な長い前髪の下から、びっくりしたような瞳をのぞかせて、羽根という自分にずかずかと入り込んでくる年下高校生のことを見返します。
 たぶん、羽根は鮎川きゅんの人生で、いちばん近くまで入ってきちゃった男なんですね!
 自分が触られたことにびっくりして、そしてそれが何か身体の中で今まで感じたことのない感覚を惹起して、混乱する陰気優等生ちゃん……(かわいい

 そして、そんな思いもよらぬ表情を見せた黒髪優等生きゅんに、今度は羽根のほうもたまらなくなります。
 なにこのかわいい生き物的な感覚に一気にテンションが上がった羽根は、鮎川との距離を一気に詰めちゃうんです。
 ここが前半のクライマックス!

 自分に触ったり抱きついたりしようとする羽根に、鮎川はこう言い放ちます。

「こ…っ ういうの…時間の無駄だって…思う…」

 もちろん、羽根はそんなことじゃひるみません。
 ここで! 羽根が! 言うセリフが! 優等生受けの! 真骨頂!!!!!!!

「じゃあ、鮎川サンはいつもどおり参考書読んでてください」

 大事なセリフなので、もう一度繰り返しますよ!

「じゃあ、鮎川サンはいつもどおり参考書読んでてください」

 いいですか、これからエロいことをしようとする優等生眼鏡きゅん相手に、「参考書読んでてください」。
 このセリフのエロいこと! 優等生受けスキー以外にはなかなか理解されてないと思いますが……。
 そして、 この言葉どおりに羽根は、図書室の隅で参考書を読み続ける鮎川きゅんの身体を勝手にまさぐり始めます。
 百万回言いますが、このシチュエーションのエロさ!!!!
 お勉強し続ける優等生ちゃんの身体を一方的にさわりまくる後輩男子高校生!
 やばい(興奮

「こ……っのグラフにおいて……はあっ……さきほど計算した速度は……あっ……縦軸の変化量を横軸の変化量で割っ……た……あんっ」

 ぐおおおおおおお!!!!
 さすが2016年優等生受けBL第5位に入ってくる作品!!!!
 参考書を朗読する優等生ちゃんが、身体のあちこちをえっちに触られて喘ぎながらも参考書を読み続ける……AVか!!!!!!(歓迎

「……やっ、まって……」

「いまさら何言ってんすか。勉強に集中しててくださいよ。ジャージの上からでも先走り出てんのわかりますよ(なでっ)」

(ビクンッ)


 そのまま、パンツの中にまで手を入れられて、気持ちのいいところをいじられまくる鮎川きゅんは、最後にはもう参考書を読むこともできなくなり、声も出せなくなってびくんびくんしながらイカされちゃいます(神に感謝

「あっ ふっ ん にてんをとおる……あっ……直線の傾きとして……っ、あ…っ、にてん……間の……あ……ごめ……ごめん…っ」

「なんで謝るの?(によによしながら)」

「あっ……羽根くん……あっ!!!」


 羽根にすがりつきながらイッちゃう眼鏡優等生ちゃん……。
 参考書を音読させられながらイカされちゃう眼鏡優等生ちゃん……。
 おぎゃあああ おぎゃあああ おぎゃあああああああああ!!!!(感謝の鳴き声

 本作は、気持ちが通じ合った後に、濃厚な2度目のエロ場面があるんですが、ほんとそこも最高です。
 羽根の家に遊びにきて、羽根の部屋でエロい雰囲気になる2人ですが、そこに帰ってきたのが羽根の家族。
 でも、もう止まれない2人は、ドアの向こうに家族がいるのを知りつつ、声をおさえてやっちゃいます。
 絶対に声を出せない場面で、必死で布団に顔を埋めて声を抑え、涙を流しながら突き上げられちゃう鮎川きゅん、最高だよ……。
 それを見て、

「ははっ すげー、エッチな顔してる」

 とか言葉責めする羽根……お前はよくやった……。
 快感に我を忘れちゃう優等生ちゃん、最高だよおおおおおお、えーーーん!!!!!!(泣いてる

 ほんともう一度言いますが、この「AVかよ!」という参考書を音読させられる受けちゃんがエロいことに悶えまくるというシチュエーション、これこそ優等生受けを読んで25年のブログ主が求めていたものでありました……。
 ああー、やっぱり今回読み返しても最高だよ、この場面。
 神様というか、加村カロ先生に土下座感謝を捧げます。

 そして第4位は、芽玖いろは先生の「双極」です。




 芽玖いろは先生は、2014年に出たデビューコミックス「蛇喰い鳥」が、この年最高の“きれいなお兄さん”受けBLで、そこはかとなく優等生受けテイストもあり、すげえ作家さんが出てきたなと思ってましたが、この「双極」は、「蛇喰い鳥」で感じられた優等生受けテイストが一気にお話の中心に据えられた、まごうかたなき優等生受けBLです。

 主人公は双子の兄弟です。
 2人は同じ高校に通う高校生ですが、兄・郁郎は成績トップの優等生。
 弟・朱也は対称的な劣等生で、2人は校内はおろか、家でもほとんど会話もしない関係になっています。

 というのも、兄・郁郎が優越感を丸出しにして、成績のよくない弟をさげすみ、一方的に無視しているんですが――。

 ところが、よくも悪くも安定していた2人の関係は、ある日、突然崩壊し始めます。

「俺が兄貴の成績ぬかせたらでいーからさ、一つだけ俺のお願いきいてよ」

(こいつが? 俺を抜く? バカか?)「わかった」

「約束ね(ニヤッ)」


 だが、朱也はその言葉どおりに、定期テストで校内1位になり、兄。郁郎を打ち負かします。
 そして、屈辱に震える郁郎に朱也が言い渡した約束の「お願い」とは――。

 と、ここから物語はクライマックスに突入していきますが、ご想像のとおり、愛し合い憎み合う双子兄弟の相克がここからは濃厚に描かれます。
 なぜ朱也は劣等生の“ふり”をしていたのか、兄弟はなぜ憎み合うようになったのか、朱也の真意は……。
 ストーリーが進むにつれて、これらの謎は一気に解けていきますが、ここで強調したいのは、優等生であることだけが自分の存在価値だった“お兄ちゃん”郁郎が、そのプライドを根本から突き崩されて、バカにしていた弟・朱也に服従していく過程ですよ
 いや、服従というのは間違いかも……。
 郁郎は最後まで“お兄ちゃん”であり続け、朱也は最後までそんな“お兄ちゃん”に自分がいかに好きになってもらうかしか考えません。
 でも、郁郎は自分が信じていた場所を失い、優等生のプライドをずたずたにされて、心も身体も弟に絡め取られていきます。

「俺が勝ったら、何でもお願い聞いてくれるって約束したよな。郁郎、触ってもいい?」

 まさか自分が負けるとは思っていなかった優等生が、ここで見せる絶望の表情!
 そして、言葉どおりに弟・朱也に体中をまさぐられる郁郎は、思いもよらぬ感覚に身体を震わせて、その手から逃げようとしますが、朱也はもちろん許しません。
 ずっと「劣等生」とバカにしていた弟の血走る目に、背筋を凍らせる優等生ちゃん……。

 学校のトイレの個室で、まわりに生徒がいるような状況でも身体を開かされ、がくがくと震えながら後ろだけでイッちゃう郁郎は、自分が信じられずうつろな目で揺さぶられるままになりますが、そんな兄を見て、

(もっとだ……もっと泣かせたい)

 と追い詰めまくる朱也。
 そして最後には、「次の期末試験では手を抜いてあげるよ。……入れてくださいってお願いできたらね」とまで言い出す朱也に、“お兄ちゃん”は――。

 本作の魅力は、これらの場面での劣等生弟×優等生兄の描写にもちろんあるわけですが、優等生スキーの視点から見ると、それぞれの場面で、郁弥があくまでも“優等生”“お兄ちゃん”という枠から自分を解放できずに、ぐるぐると墜ちていくところにあります
 ある意味、小市民的とさえ言えるこの郁弥の“優等生”っぽさがもう読んでて最高なんですよ。
 自縄自縛で身動きがとれなくなり、バカにしていた弟に服従させられていく兄――。
 でも、弟・朱也は、郁郎のそんなところをこそ愛していたりします。
 このどうにもならないデフレスパイラル!!! でも愛は地球を救う!!! ハッピーエンド!!!
 コミックスには、連載後のエピソードが書き下ろしでついていますが、ここの2人がまた可愛い。
 一冊まるまる弟×優等生兄になってますからね。
 芽玖いろは先生は、本当にこれからも新刊が楽しみすぎる作家さんですよね。

 さて、いよいよベスト3です。
 まず第3位は、日野晶先生の「皇帝と宦官」です!!!!!



 これじつは電子書籍でずっと読んでました。
 それが紙のコミックスになってくれたんですが……。
 表紙に描かれているメインカップルの2人――タイトルどおりの皇帝と宦官ですが――は、優等生受けではありません。
 このメインカップルがくっつくのに大きな役割を果たす、皇太子×主人公の幼なじみの宦官というサブカップルが、めっっちゃくちゃ優等生受けなんですよ!!!!!!

 物語の舞台は、古代中国を思わせる皇帝が治める宮廷です。
 ここでまあいろいろあって、メインカップルの2人がくっつくわけですが(はしょりすぎ)、主人公(受)の宦官・海燕(かいえん)の幼なじみで、宮廷の人気役者ともして活躍している宦官が、麗琳(れいりん)です。
 この麗琳こそが、ここでご紹介したい優等生ちゃん!

20170118_000737.jpg (コミックス裏表紙より)

 麗琳は、名家に生まれたものの、親から出世のために無理やり宦官にさせられた美人ちゃんです。
 上の画像で胡弓を弾いてるのが麗琳ちゃん!
 でも、麗琳はその屈辱を乗り越えて、いまでは自分でも「どんなことでもして偉くなってやる」と燃えるような野心を内に秘めてます。
 一応説明しておくと、宦官というのは、古代中国で皇帝の愛妾たちの世話をするために、性器を去勢して(切り落として)宮廷に使えた役人たちのことです。
 男なのに性器を失った彼らは、侮蔑の対象でもありました。
 麗琳は、歌も踊りもうまく、皇帝のための劇団でもスター役者です。
 ここを足がかりに皇帝に食い込んで引き立てられようと野心満々な美人宦官ちゃんで頭もよく回りますが、宦官という人から蔑まれる身分にあることに、強いコンプレックスもあります。
 だからこそ、「偉くなって見返してやる1」という野心が燃えたぎっているわけでもありますが……。
 物語の冒頭で、京劇の女形のように着飾って歌い踊る麗琳ちゃんの姿が描かれてますが、いやまあ美人なこと!
 しかも野心満々で腹黒い! でも美人!
 もちろんプライドもくっそ高いですよ。

 
 ところが、本編ではここから主人公の海燕が誘拐されたり、それにともなって美人宦官ちゃんの麗琳が罪を問われて殺されそうになったり、波瀾万丈の物語が展開します(これは本編を読んでくれ)。
 でも、麗琳はやっぱり野心家(美人)ですからね。
 うっかりやりすぎちゃって、皇帝に罪を問われてしまうんです。
 最後には見事に事件は解決し、麗琳も海燕のおかげで命を救われめでたしめでたし……となるんですが、ここでくっついたメインカップルの2人を尻目に、ここから麗琳ちゃんのラブストーリーが始まります。
 本ブログ的には、ここからが本編です!!!!

 じつは、皇帝に罪を問われ死罪になりそうだった麗琳を救ったのは、海燕だけでなくもう一人いました。
 皇帝の息子である皇太子(切れ者)です(上の画像の麗琳ちゃんの右にいるイケメン)。
 皇太子は、見た目は女のように美しいがじつは腹黒く、なんとか出世してやろうと野心満々な麗琳のことを、どうも前から目をつけていたようです。
 皇太子が麗琳を評してこんなふうに言う場面がありますよ。

「落ち着け。たしかに麗琳は何を考えているかわかりにくいやつだ。だが……アレはそこが可愛いのだ。思ってないことを言うときの作り笑顔とか、一生懸命考えてることを顔に出さないようにしてるところとかな」


 うーん、美人で腹黒な麗琳ちゃんの本質をよく見抜いてる!!!!
 で、そんな麗琳ちゃんを手に入れるべく、皇太子は奔走して、麗琳ちゃんを自分の宦官とすることに成功するんですよ。

 この過程で、プライドがくそ高い高慢ちき美人な麗琳は、皇太子と“本心”を明かしあいます。
 名家に生まれたのに宦官にさせられたことのコンプレックス。
 他人を信じられない性格。
 だから、いま自分を救おうとしている皇太子のことも、ハスに構えてみてしまうこと――。
 皇太子に「お前はいつまで(名家の)ボンボンのつもりなんだ! 奴隷ならば奴隷として生きろ!」と一喝された麗琳は、そこで初めて自分の思い上がりを悟り、皇太子に心から打ち解けるようになるんですが、このあたりの心のひだまで描ききった日野先生の筆のすごさは、こんなブログの文章じゃまったく表現できません。
 でも、自信満々な優等生ちゃんが、自分よりもすごい存在に心服して心も身体も開いていくようすは、まさに優等生受けの一典型。
 ストーリーの後半は、あの高慢ちき美人だった麗琳ちゃんがこんなに可愛い顔を見せちゃうの……という驚きの連続になります。

 ブログ主は、ここに完全にノックアウトされましてね……。

 数年後、皇太子が皇帝に即位するとともに、麗琳ちゃんは侍従長という要職に抜擢されます。
 で、部下の宦官たちを指揮して、主君である皇帝に仕える様子が描かれるんですが、若いときにあれほど美人だっただけあって、少し年をとって、宮廷の“元締め”ともいう要職に就いた麗琳ちゃんは、なんかこう……人妻の魅力というか、腰つきがいやらしいというか、日野先生の絵でも、年をとった麗琳ちゃんの目元にはシワが増えて、明らかにもう若くないことがわかる描かれ方をしているんですが、これがエロい! すごくエロい!
 麗琳ちゃんは、てきぱきと部下に指示を出して、やっぱりすごく有能そうに宮廷を切り回しています。
 ところが……。

 忙しく宮廷を走り回る麗琳を、小部屋に引っ張り込む腕がありました。
 麗琳の主人である皇帝その人です。

(ぐいっと引っ張り込まれて)「!?!?!?」

「やあ、来ちゃった(悪そうな顔の皇帝)」

「ンぐ……」

「あー、久しぶりの麗琳だ」

「…陛下! なにをなさっているんです!」

 思いも寄らぬ皇帝のいたずら(?)に、怒り顔の麗琳ちゃん。
 かわいいいいいいいいいい!!!!

「何って……最近お前が私を避けるから」

「避けてませんよ!」

「嘘」

「嘘じゃありません」

「仮病とか装って閨(ねや)に来ないし。避けてると思うけど」

「あれは風邪で……ちょっ……(唇を奪われる)」

 わかってもらえますかね……この有能で仕事てきぱきこなす侍従長ちゃんが、皇帝の手に絡め取られて、反論を許さずに唇を奪われるエロさを……
 どうも、有能な侍従長ちゃんは、最近、皇帝に夜のご奉仕をするのを避けていて、それを皇帝陛下自らがとがめに来たみたいですよ。
 何度も言いますが、部下をてきぱきと使いこなす美人侍従長ちゃんが、しかも年相応にシワも増えて、でも美人だけどそれ相応に落ち着きも出た人妻風情の侍従長ちゃんが、こういうことをされるエロさね!!!

 でも、麗琳は「避けてなんかいません」とか反論してますね。
 もちろん、皇帝が言うとおり、麗琳は最近閨にも侍らず、皇帝と顔を合わせるのを避けていたわけですから、明らかに嘘なんですが……。
 お怒りの皇帝陛下は、麗しの侍従長に甘い罰を下します。

「あっ あああっ あっ あっ あっ」

「麗琳…すっごくぎゅうぎゅうしてるよ。麗琳も私がほしかったんだろう?」

「はぅ あっあ(ピクピク)」

「乳首もこんなに大きくなって」

「いやあ あっ もういくっ いっちゃいますうっ」

 ふえええええ。
 美人でしっかり者の侍従長ちゃんが、「いっちゃいますうっ」なんて恥ずかしいこと言ってるよお!!!
 部下の前では絶対にこんな顔見せないのに、アヘ顔一歩手前の感じっぷりですよ。
 おいおいおいおい、皇帝にこの数年の間でどれだけ開発されたんだよ、麗琳ちゃん……(感謝
 でも、皇帝に後ろを突かれながら、四つん這いでいることすらできずに崩れ落ちる身体を無理やり持ち上げられて快感を味わわせられる麗琳ちゃん、目には涙を溜めて、もうくっそエロいです。

「…ねえ、どうして避けるのかな?」

「あっ んんっ さ…避けてませんっ あ…ああっ」

「こら、勝手に腰を振るな! 私もね、心がないわけじゃないから、傷つくんだよ? 麗琳?」

「はああっ んんっ」

「言って?」(と言いながら腰を振る)

「もうっ いいますっ いいますからぁ(泣きじゃくり)」

 性的にいじめられて泣き出しちゃう侍従長ちゃん可愛いいいい!!!!!!!!(こればっかり
 百万回言いますが、腹黒くて美人でプライド高くてしっかり者な侍従長ちゃんが、この痴態!!!
 もうね……本当に素晴らしいんですよ……だから第3位にさせていただいたんですが……。

 そして、性的にいじめられぬいた麗琳ちゃんは、最後の最後に「皇帝を避けていたわけ」を白状させられますが、これは読んでのお楽しみ!!!!!!!
 これがまた最高でね……。
 自信満々で、自分の美貌にもきっと自信ありまくりの麗琳ちゃんが、そんなことを思っていたのかっていうね……。

 私ね、この麗琳ちゃん受けストーリーが好きすぎて、もし同人誌で番外編出たら、3万円でも買うと思うよ……。
 それぐらい、この頭でっかち優等生な麗琳ちゃん可愛いよ……まじ……。

 掲載した、コミックスの裏表紙に描かれた麗琳ちゃんは、まだ若いころの麗琳ちゃんなんです。
 本当は、侍従長になった、ちょっと年をとってからの麗琳ちゃんをみんなに見せてあげたい……。
 でも、これはコミックスの中にしか出てこないから……残念……。

 さあ、いよいよ優等生受けベスト10も大詰めとなってまいりました。
 第2位は、風呂前有先生の「放課後はいつもふたり」収録の短編「初心者のための旅行ガイド」です!!!



 いやああ、マジにこの作品が好きで好きで好きでしてね……。
 風呂前有先生は、一般誌で活躍されてた方で、BLはこのコミックスが初単行本とのことですが、もう絵のタッチからストーリーの構成まですべてが好きです。
 とくに好きなのがキャラクターの身体の線の描き方で、こんなに少年期の男子の身体をリアリティあるエロさで描ける方はいないと思います
 筋肉の付き方や、あばら骨の浮き方、筋張った肩甲骨の線、すべてが最高です。
 で、この風呂前先生の男の子の描き方が、また優等生ちゃんたちを映えさせるんですなー!

 本作の主人公(受)は、大学の夏季休暇を利用して、単身で海外旅行に来た大学生の沢田草一です。
 コミックスの表紙の一番左端で抱きしめられてる眼鏡っ子ちゃんですよ!
 舞台は、インドを思わせるアジアのどこかの国です。
 着いてすぐにぼったくりに遭い、自分の世間知らずさを思い知らされた草一は、現地在住の日本人「イケさん」と偶然出会います。
 そもそも、ルックス自体がどう見てもお坊ちゃんというか、勉強しか知らない優等生ちゃんというか、「ひとりで海外とか大丈夫なの?」と言いたくなる草一ですが、

「いろんな体験して、成長してやるって思って――でも僕なんか一人旅しちゃダメだったんです。周りにも絶対無理って言われてたのに」

 なんてネクラな感じでイケさんにも告白してますよ。
 で、イケさんに案内されて、やっと観光にも行くことができた草一ですが、またまた草一のミスがもとで、見も知らぬ土地に草一とイケさんは取り残されてしまうことに。

「ごめんなさい、イケさんを巻き込んじゃって……」

 と、またまた落ち込む草一ですが、とにかくここまで草一から漂ってくるのは、“世間知らずの優等生ちゃん”臭だけで、ブログ主にはたまらないものがありますよ。

 ところが!!!!

 ここからストーリーは急展開(笑)します。
 見知らぬ土地に取り残されて落ち込む草一に、なんだか余裕いっぱいに見えるイケさんは、とんでもないことを言ってくるんです

「セックスしよっか!(満面の笑み)」

「な、な、な、な???」

「草一くんずっとしょんぼりしてるし……せっかくだから、二人で楽しい思い出も作ろうよ」

 まったく意味がわかりませんが(笑)、いきなり「セックス」とか言われて、自分がイケさんの性的対象になっていること、なれていることを知った真面目っ子ちゃんは、下を向いて真っ赤になるだけ。
 そんな草一を見て、イケさんはどんどん距離を縮めます。

「かわいい」

 返事もできない草一くんに、イケさんは追い打ちをかけます。

「草一くん、かわいいよ。ね? ダメ? ためしてみよーよ?」

 右も左もわからない海外で、ずっと自分を助けてくれたイケさんにそう言われて、草一くんはあっという間に陥落するんですが、このあたりの恥じらってる真面目っ子眼鏡ちゃんの可愛さは、すごいです。
 2人がいるのは、アジアの国の見知らぬ奥地。
 野宿するしかありませんから、上を見上げれば満点の星空です。

「服、全部脱がないとダメ? 星明かりがすごくて……丸見えになっちゃいます」

 照れながらも、すっかりイケさんに身体を預けちゃう草一は、ほんとチョロいなというか、世間知らず優等生ちゃんかわいいいいいいい!!!! という感じなんですが、全部脱がされて野外で全身をさらけださせられた草一くん、まじ可愛いよ……。

「全部入ったよ?」

「ウソ……信じられな……」

「草一くんのココ……びっくりさせないように、ゆっくり動くね?」

「動く……? ……んっ あ あ、頭のなか真っ白になりそお あっ あっ あ、ぼ、僕……ん、出ちゃうっ」

「俺のことはいいから……先にイきな」

「(ぎゅうっとイケさんに抱きついて)あっ あ イケさん イケさんっ ごめん イケさん も……ダメ! ――!!!」


 たぶん草一くん、間違いなくこれまで童貞だったと思うんですが、初めてのセックスを終えると、恥ずかしそうに笑ってイケさんに抱きついてキスをせがんだりしてます。
 性におぼこかった世間知らず優等生ちゃんが……自分を気持ちよくしてくれた初めての相手にすりすり甘えるとか……最高の最の高……。

 本作には、コミックスだけの続編も収録されてて、そこでは街に戻ったのに、何事もなかったかのように振る舞うイケさんに、しびれを切らした草一きゅんが、

「どうして何もしてこないんですか」

 って、恥ずかしそうに迫る場面とかが入ってます。
 百万回言ってますが、これまでエロいこと知らなかった優等生ちゃん、自分を好きと言ってくれる男と出会ってほだされて、自分でも我慢ができずにこんなおねだりをしちゃうわけですが、この場面の風呂前先生が描かれる草一きゅんの顔!!! 表情!!!

 赤面する眼鏡優等生ちゃんは、自分が言ってしまったセリフをとても恥ずかしそうで、でも押さえきれない欲情がその表情には浮かんでていて、いやまじこれだけでブログ主はごはん100杯おかわりできますわ……。

「あっ あっ イケさん」

 とか言いながら、つつましく射精する草一きゅん、最高に可愛いよ……うおおおおお。

 しかしこの「イケさん」というキャラは謎で、最後までいったい何をしてる男なのか、なんでこの国で暮らしているのか、まったくわかりません。
 草一きゅんがダマされているんじゃありませんよーに……。
 ブログ主はこの風呂前有先生のコミックス2冊目を心待ちにしていましたが、2017年2月に発売になるようです。
 めちゃくちゃ楽しみ!!!!!!

 それでは……お待たせいたしました……(待ってないぞ
 今年度、当ブログ「優等生受けBL」学生部門……栄えある第一位は……。
 佐倉リコ先生「わからずやの恋愛方程式」です!!!!!! 
 わああああああああ、ぱちぱちぱちぱちぱち!!!!!!



 これは100万人ブログ主がいたとしても、100万人のブログ主の誰ひとりとして文句ない授賞だと思います(何を言ってるのか
 主人公(受)は、人付き合いが苦手な男子高校生・西広。
 ごらんのとおりの眼鏡の真面目な優等生ちゃんです。

(人と接するのが苦手だ)
(どうすれば好かれるのかわからなくていつも素っ気ない態度をとってしまう)
(愛想もよくないし、おもしろいことだって言えない)


 これが西広の自己評価。
 ネガティブで可愛いねえ……(妖怪

 そして、西広は同級生の中で“唯一の友人”である中野に思いを寄せていますが、中野は西広の思いに気付くことなく、彼女を作ってしまいます。
 誰にも言えない失恋をした西広の前に現れたのが、前から「ああいうタイプは正直苦手だ……」と思っていた同級生の宮東(くとう)でした。

(いつもチャラチャラして)
(いろんな女子にふらふらして)


 宮東のことを、いつもそんなふうに見ていた西広でしたが、宮東は西広の“失恋”にも気づき、西広に声をかけてくるのでした。

「何かあったら、甘えていいよ

 最初は反発する西広でしたが、2人はだんだんと距離を縮めていき――というのが、本作のメインストーリーです。

20170118_001200.jpg (コミックス裏表紙より)

 ただですね……。
 まーこの西広という優等生ちゃんが面倒臭いキャラで!!!!!
 自分でも言ってるとおり、友達いない、愛想悪い、人付き合いが苦手という優等生ちゃんなんですが、宮東に対しても、最初はいっつもツンツンプンプンしてますよ。
 宮東から「好きだ」と言われても全然その言葉を信用しないし、なんか理屈っぽいことばっかり言って、「お前が俺を好きになるはずがない」みたいなことをずっと言ってます。

 ところが!!!!!!!!!

 物語の中盤に入り、宮東の努力の甲斐あって2人の距離が縮まると、がぜん西広は優等生ちゃんの可愛いところを全開にしてくるんですよ(やばい
 宮東の誘いのおかげでようやく2人で行くことになった水族館デート(まだ付き合ってない)。
 やっぱりここでも西広は「なんでお前が俺を好きなのかわからない」みたいなことばっかり言って、(めんどくせえええええ!!!)って感じの潔癖優等生ちゃんぶりを全開にするんですが、宮東はひとつひとつ言葉を返して、西広に“いかに自分がお前のことを好きなのか”ということをわからせていきます。

 そして!!!!!!!(うおおおおおお

 宮東からの「西広、俺とつきあって?」という告白を、西広はようやく受け入れるんですが、「俺とつきあうなら、もう他のやつを見るのは許さない。ちゃんと約束しろ」なんて偉そうに宮東に告げる西広を、もちろん宮東は笑顔で受け入れてあげます(やさしい
 そして、ようやく気持ちが通じ合ったこの場面、

「了解」

 と言いながら、西広にキスをする宮東と、それを真っ赤になりながら受け入れる西広の姿が描かれるんですが……。

 ここがね……最高なんですよ……。
 今までもちろん誰とも付き合ったことのな西広は、キスをされてもガッチガチです。
 直立不動で、宮東からの唇を受け止めるのがやっとの状態(かわいい

「ん……口、開いて」

 宮東にそう言われて、西広はおずおずと唇を開いて、宮東の舌を受け入れますが、えっろ……この場面、えっろ……。

「ん…ん…くとう…」

 いきなり舌っ足らずになりながら、宮東の深いキスを受け入れる西広は、たぶん初めてのキスに驚いちゃってるのか、キスに夢中になってます。
 で、ここで佐倉リコ先生が描かれてるんですが、そのキスを受け入れてる西広の表情ね……。
 うっすらと目を閉じて、でもなにか夢うつつというか、焦点が定まらない視線をさまよわせてるというか……。
 えっろぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

 そして、ようやくキスが終わると、西広は脱力してもう立ってられないというように、宮東に身体を預けて、「はあ…」となんかすごい色っぽいため息をつきます。
 さっきまであんなにプンプンカリカリしてたのに、どうしちゃったの優等生ちゃん……
という。
 いやー、間違いなくこの場面は2016年のベスト優等生受け場面ですよ……。
 まじすばらしい……。

 このあと2人は二転三転しつつ、西広の元・思い人の中野まで絡んで、恋を進めていきますが、ほんと最後の一ページまで西広の優等生ちゃんな可愛さに本書は溢れています。
 西広が初めて宮東の家にお呼ばれして、清潔そうなポロシャツをまくりあげられて、

「はあ……すげえかわいい」

「ふ…っ で、出るから離せ…っ やめ…ほんとにダメ」

「イくとこ見たい」

「や…ぁ 出る…っ ひっ」

 というシーンがあるんですが、ここで恥じらいまくる西広とか、時価3兆円相当の価値がありますよ……。
 自分で「あんあん」言いながら恥ずかしいところを見せたくせに、終わったあとはむすっとしてまたまた理不尽に恥ずかしがるところも最高だよ……。
 このコミックスの帯には、「とろとろに甘やかして俺のことしか見られないようにしてあげる」という惹句が入っているんですが、看板に偽りなし!!!!!(どーん
 優等生ちゃんがかわいいかわいいされてぐずぐずにされちゃう、ほんと最高の優等生受けでした……(感謝

 以上、当ブログ選定の「この優等生受けがすごかった!2016」学生編ベスト10をお送りしました。

 今回、本当はもっと一冊一冊の紹介を短くまとめて、サッと読めるようにしようと思ってたんですが、とても無理でした……。
 優等生受けは深い……。
 とても簡単になんか紹介できない……。
 今回、学生編ベスト10をご紹介したわけで、じつはまだ社会人編ベスト10も用意してあるんですが、いつになるかな……。
 早くしないと2016年がどんどん遠くなっちゃう……。

 あとですね、どうしてもベスト10にしないといけないので、泣く泣く落とした優等生受けはまだまだいっぱいあります。
 これもいつかどこかでご紹介したい……。
 みんなに素晴らしい優等生受けを読んでほしいんや……。

 とりあえず、今回はあまりにも長くなったので、これにていったん終わらせていただきます。
 今年、2017年もまた素晴らしい優等生受けBLに会える一年にしたいものです。

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