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[BL研究]予想外(?)の拡大と縮小――2016年の「BLマンガ」「BL小説」の年間発行点数を数えて見たら、面白い数字が出てきたよ


Category: BL研究   Tags: ---
 あけましておめでとうございます(遅
 このブログでは、4~5年に1回のペースで、年間のBL本の発行点数を数えるというヒマなことをやってきました。
 これまで、2003年、2009年、2012年の3回にわたってやってきたのですが、今回、4年ぶりに数えてみました。
 すると!
 これまでになく数字に変化が!!!!!!(鼻息

 ちなみに、これまで3回の調査結果は以下の通りです。

★2003年 BLマンガ=327冊      BL小説=729冊
★2009年 BLマンガ=625冊      BL小説=818冊
★2012年 BLマンガ=717冊      BL小説=742冊


 それぞれの年間発行点数を数えるにあたっては、通販サイト「まんが王倶楽部」さんの新刊発売リストを利用させていただいてます。
 また、BLコミックスでもBL小説本でも、昔出た作品の「新装版」「完全版」や、同人サークルさんの再録本などは数えていません。
 純粋に(?)、商業BL新作のコミックス、単行本として発売されたものを対象に、「年間発行点数」としてカウントしています。
 また当然ながら、電子書籍は対象にしておらず、紙の本として売られたものだけが対象です。

 自分で言うのもなんですが、これまで3回の調査結果を見るだけで、なかなか面白いと思います。

 まず、わずか(?)14年前である2003年の時点では、BLマンガよりもBL小説のほうが2倍以上も新刊が発売されていたんですね。
 いまや「ボーイズラブ」というとマンガのイメージのほうが強いんじゃないかと個人的には思っていますが、かつてはBLといえばまずは「小説」だったんですね。

 そして、もう一度上の数字を見ていただきたいですが、その後はすごい勢いでBLマンガ本の発行点数が増えていき、2012年にはBLマンガとBL小説の発行点数が700冊台でほぼ並びました。
 これを見る限り、BL本の「市場」はこれまでずっと拡大し続けてきていたということは言えると思います。

 ただ、この2012年という年は、「BL市場は停滞中」という論評が一般週刊誌(朝日新聞発行『AERA』)に掲載された年でもあります。
 ブログ主は90年代からずっとBLを読み続けてきましたが、個人的な感覚としても、この当時はそれまでのBL本にあふれていたパワーというか、“新しい何か”を感じることが減り、「ボーイズラブはこのあとどこへ行こうとしているんだろう……」と心配していた時期でもありました(そんなブログも何度か書きました)。

 あれから5年――。
 昨年2016年に発行されたBL本の発行点数はどのように変化したのでしょうか。

 結論から書いてしまいましょう。

★2003年 BLマンガ=327冊      BL小説=729冊
★2009年 BLマンガ=625冊      BL小説=818冊
★2012年 BLマンガ=717冊      BL小説=742冊
     ↓             ↓            ↓
★2016年 BLマンガ=919冊      BL小説=529冊


 なななんと!  一目瞭然の変化が!
 まず、BLマンガの”市場拡大”の勢いは、失われていませんでした。
 この4年間で200冊超も発行点数が増えています。

 正直なところ、「BL出版社のみなさん……そんなに出して本当に大丈夫なの……」と思ってしまうレベルです。

 そして、BL小説の市場は大きく縮小していました。
 哀しい……。
 なんと、4年前にくらべると28%も発行点数が減っています。
 BL勃興期の2003年にはBLマンガの2倍あった発行点数が、このままいくと完全に逆転して半分以下になってしまいそうな勢いです。
 かねてから、BL小説雑誌は次々と休刊してきたわけですが、数字にもその苦境ははっきりと現れていました。
 ブログ主は、BL本は東京・神保町のマンガ書店「コミック高岡」でよく購入しますが、いまや地下1階のBL本売り場でも、BLマンガの棚はいくつもありますが、BL小説の棚はレジ横だけですもんね。
 また、BL草創期、勃興期には、いわゆる新書版サイズのBLノベルスがもっとも多い判型でしたが、現在発行されているほとんどのBL小説レーベルは文庫版サイズになっていますし……。
 縮小につぐ縮小……まったくため息が出てきますね。

 拡大し続けるBLマンガ市場と、大きく縮小し始めたBL小説市場。
 ブログ主はまったくBL本業界の中のことを知らないので、いったいどういうメカニズムが働いてこういう数字が出ているのかはまったくわかりませんが、じつは当ブログでは、これまでBL本の年間発行点数を数えるに当たっては、その中で“新人作家さんの本”がどれだけの割合を占めているかも同時に数えてきました。
 非常に単純化して言うので誤解されるかもしれませんが、個人的には「ボーイズラブ」というジャンルの“命”は、つねに“新しい何か”を生み出してきたことだと思っています。
 これまた単純化すると、年間に発行されるBL本の中で、新人作家さんの本がどれだけ出ているかは、そのBL本というジャンルが持つ“新しい何か”の爆発力の大きさを知る手がかりの一つになると思っています。

 そこで、近日更新の次回記事では、2016年に発行されたBL本の中で、新人作家さんがどれだけ多かったか少なかったか、その割合はこれまでと比べてどう変わってきたのかを見てみたいと思います。
 3日間かけて数え上げただけあって(わりと大変な手作業)、こちらも今回以上に面白い数字が出ました。
 乞うご期待!


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Comments

やはりですね 
拝読しました。
昨年は大河ドラマにハマった為、BL関係は休んだので、購入点数はかなり少ないです。

それでも、BL棚は書店に行く度にチラチラ見てましたが、小説関係は絵師さんが固定化して似た絵柄ばかりで、大丈夫?な雰囲気でした。
最近余り手にしてないですが、アニメイトで配布する冊子で刊行予定のコミックス、小説本のリストは見る度に小説本ページ、数年前は丸々2,3ページはありましたが、最近は1ページあるかどうかになっていて、今回の結果は納得です。
衰退は寂しいので、何とかならないかしら。
 

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