ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[ヨルダン旅行記]序章――首都アンマンに着くまでのゼイタク旅行と坐骨神経痛との戦い、そしてエヴァでも登場した「死海文書」の現物を見てきたヤッホー!


Category: 旅行記   Tags: ---
 中東のヨルダンに行ってきました!
 ヨルダンといっても、国名を知ってる人は多そうですが、「どこにあるんだ!」という人も多そうです。
 世界地図を広げた時に、左にはエジプトとイスラエルがあり、上にはシリア、右にイラク、下にサウジアラビアという場所にヨルダンはあります。
 中東といえばアラブ。
 ヨルダンももちろんアラブ人が主体の国ですが、他のアラブ諸国と違うことに、石油はまったく出ません。
 そのため、いわゆる「アラブ」という言葉から想像されやすい金満国家からはほど遠く、農業主体の穏やかなお国柄です。
 ブログ主は、半年前にヨルダン行きを決めて以来、ヒマを見つけては現地の旅行代理店とやりとりをして、こつこつと旅行計画を練ってきました。
 もう、本当にこの旅行が楽しみで楽しみで…。

 だが!!!

 驚くまいことか、なんと出発の一カ月ほど前の8月某日、ブログ主はいきなりぎっくり腰になってしまいました。
「そろそろ旅行も近いし、体力をつけておこう」と思って、家の中でステッパー(トレーニング用の階段上りマシーンみたいなやつ)を踏んでいたら、いきなり腰に違和感を感じ、翌朝まったく立てなくなってしまっていたのです。
 そのまま一週間、会社も休むハメになりました。
 しかも悲惨なことに、ぎっくり腰から椎間板ヘルニアにまでなってしまい、ブログ主は坐骨神経痛に苦しむことに……。

 みなさんは「坐骨神経痛」をご存じでしょうか。
 腰から左右の足に通っているぶっとい神経が坐骨神経でして、ブログ主は腰の椎間板がズレたことで、その坐骨神経が圧迫され、左足全体に激しい痛みを感じる身体になってしまったのです。

 坐骨神経痛は、足の「背中側」が痛む神経痛です。
 ブログ主の場合は、お尻の左半分全体と、左足のふくらはぎ、左足首にかなりの痛みが出ました。
 そして、お尻が痛いとどうなるかというと、椅子に座れないのです。
 立ってる方が痛みもなく、全然ラクチンという。
 会社で仕事のために机に向かっていても、お尻が痛くて座っていられないのです。
 これでは、長時間飛行機に乗るのも無理です。

 こんな身体で本当に海外旅行なんか行けるのか――。
 本当に楽しみにしていた旅行だけに、ブログ主はうつ病になりそうなくらい気持ちが落ち込みましたが、なってしまったものは嘆いてもしかたありません。
 そこから旅行まで一ヶ月、ブログ主は熱心に病院に通い、回復に努めました。
 その甲斐あってか、出発一週間前には、まだ左足に痛みは残るものの、普通に歩けて、椅子にも座れるくらいに回復し、整形外科の先生のお許しもいただくことができたのでした。

 こうしてブログ主は、「もし旅行中に激しい痛みがぶり返したらどうしよう……」という不安を抱えつつ、ついに出発当日を迎えて、羽田空港に向かうことになったのです――。


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 9月13日の早朝4時半。
 ブログ主は羽田空港に到着し、この日最初に乗るアシアナ航空177便(ソウル行き)にチェックインしました。

 不安を抱えながらの旅立ちではありましたが、ひとつだけ安心材料があったとすれば、今回の旅行では、行き帰りの飛行機をすべてビジネスクラス(!)にしていたことです。
 ヨルダンの首都アンマンまでは、羽田から2回飛行機を乗り換えて、到着まで28時間かかる長旅になります。
 これを全部エコノミークラスで移動したら、身体を伸ばすこともなかなかやりにくい座席の中で、せっかく収まりかけていた坐骨神経痛が再発することは必至です。
 でも――!
 ゆったりできるビジネスクラスならば、その点の心配だけはしないで済みます。
 写真は、ビジネスクラスを利用していたおかげで、ソウル便への搭乗前に羽田空港で利用することができた、専用ラウンジの様子です。
 滑走路を見渡せる素晴らしい眺めの座席に、一流シェフが作ってるらしい食事も食べ放題飲み放題。
 今回、クレジットカードでしこしことマイルを溜め込んで(2年かかった)、このビジネスクラスのチケットを手に入れることができたちーけんには、「そうか……ここが金持ちの世界……」としか言い様のないハイソな場所でした(笑)。
 でも、贅沢は大好きなので、大いに楽しませてもらいましたよ!
 スイスのナントカ社とかいうところの高いチョコレートも食べ放題だったので、バクバク食べてきてやりました!(やりとげた顔
 ここで1時間ほど時間を潰して、定刻通り朝6時20分にソウルへ向けて飛行機は飛び立ちました。


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 羽田からソウルの仁川(インチョン)空港までは2時間半ほどです。
 機内では、温かい朝食が出されて美味しくいただきました。
 搭乗して30分ほど、ふと窓の外を見たら、雲間から頭を突き出した富士山をちょうど見ることができました。
 幸先のいい旅立ちだな――そのときはそんなことを思いながら富士山を眺めていたブログ主だったのでした……(フラグ


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 ソウルの仁川空港に到着!
 まだ朝の8時半くらいでしたが、空港内は賑わっていました。
 韓国の航空会社はチケットが安めなので、いろんな国の人たちがこの仁川空港乗り継ぎの便で世界各国へ旅立っていきます。
 そうした乗り継ぎの人たちで大賑わいなんですね。


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 ブログ主が次に乗るのは、2時間後に出発するイスタンブール行きの便。
 坐骨神経痛は出発前と同じく、ほとんど痛みもなく快調でしたが、「とにかく無理をするのはやめよう」と思っていたので、あまり空港内を歩き回ることもせずに、ビジネスクラス専用ラウンジをありがたくまた使わせてもらうことにしました。
 仁川空港のアシアナ航空ビジネスラウンジは、一般フロアからエスカレーターで登った一つ上のフロアにあります(看板)。


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 こちらがラウンジ内の様子。
 世界中から金持ちが集まってるんだよ、きっと……(ブルブル
 ブログ主は上下ともユニクロの服という庶民派スタイルでここに挑みましたが、「貧乏人とナメられたらアカン…!」ということで、終始、ガンをきかせた凄みのある(つもり)顔で、ラウンジ内をうろついてました。
 ここももちろん飲み放題食べ放題でして、水分補給しながらゆったりとソファでくついろいで飛行機の出発を待たせてもらいましたよ。


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 ででーん!
 こちらがアシアナ航空イスタンブール行きのビジネスクラス様の座席です!(自慢
 このゆったり感!
 こりゃ坐骨神経痛にも悪いはずがおまへんで!!!!!
 しかも……。


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 こちらのお座席さまは、このようにほぼ水平にまでリクライニングできるようになっていて、当然ながら熟睡できます!(大自慢
 ソウルからイスタンブールまでは、なんと11時間半の長旅。
 朝早かったこともあり、機内で6時間以上は寝ていくつもりでしたが、このフラットシートは大変ありがたいものでした。
 しかも、お隣は空席だったので荷物も自由に置けて、イスタンブールまで本当にリラックスして行けました。


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 そして、ビジネスクラスのもう一つのお楽しみといえば、食事です。
 エコノミークラスのくっっっっっそ不味い機内食とはワケが違う!!!!!(おい、庶民の心どこいった
 一流シェフによるフルコースを頂くことができるのです。
 写真は、搭乗から1時間ほどでサーブされた昼食のフルコースです。
 西洋食と韓国食から選べましたが、せっかくアシアナ航空に乗ってるんだから…ということで、ブログ主は韓国食を選びました。
 この前菜は「チーズ、バジルペーストを詰めた茄子」です。
 大変美味でした。
 ブログ主は酒を一滴も飲まないので、飲み物はスプライトをセレクトです(周りの人はみんな高そうなワインを頼んでた)。


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 前菜の2品目、高麗人参サラダです。
 これはちょっと見た目がしょぼいですね(笑)。


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 前菜3品目、黒ごまのお粥です。
 ブログ主はもともと少食なので、すでにこのへんでお腹がいっぱいになりかけてましたが……。


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 メインディッシュどーん!!!
 プルコギ(韓国焼肉)のサムパブ(野菜包み)です!


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 こういう風にして食べます。
 野菜は一種類ではなくて、シソの大葉みたいなのとか、サンチュっぽいのとかあって、いろいろな味を楽しめました。
 アシアナ航空のビジネスクラスの機内食は美味しいというのが定評だそうですが、実際美味かったです!
 お肉といっしょに、キムチやサムジャン(味噌)を巻いて頂きます。


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 デザートは、フルーツと韓国菓子でした。
 お餅菓子(?)みたいな感じの、素朴に甘いお菓子でした。
 これらをすべて、いつも笑顔の本当に感じのいいアシアナ航空のCAさんがすべてサーブしてくれましたよ!


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 機中では、もくろみ通りにゆったり睡眠もとれ、それ以外の時間はたっぷり持ち込んだ文庫本を読んでリラックスしてました。
 本当に贅沢な空の旅だった……(回顧
 写真は、たぶん中国かロシアあたりの大地です。
 この少し後に、窓の下に大きな海が見えてきまして、「えっ、中国とロシアの上を飛んでるのに、なんで海が見えるんだ?」と思ったら、黒海とカスピ海でした。
 でっかいんですね、この2つ!


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 先程の昼食を頂いて寝て本を読んでいたら、あっという間に9時間近く経ってました。
 ビジネスクラスでの旅は本当に本当にラクチンです……。
 リラックスできていたこともあり、この時点では坐骨神経痛もまったく問題なし。
 で、あと2時間ほどでイスタンブールに着くというところで、「軽食」という名前の夕食が出てきました。
 軽食といっても、フルコースではないというだけで、また前菜から次々とお皿がサーブされてきますよ。
 写真はチーズをハムで巻いた前菜です。
 これ美味かったな~。


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 メインはビーフシチューでした(今度は洋食にしてみた)。
 ビジネスクラスでは、食事の際のパンはおかわり自由でしかも焼きたてほかほかなので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
 韓国の航空会社らしく、ビーフシチューにも「コチュジャン」(辛味噌)のチューブが一緒についてきました(コップの左横のチューブ)。


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 デザートはケーキと紅茶でした。
 やっぱりケーキ類は日本で食べるより美味しいものはなかなか海外では出会えませんね!
 こうして寝て食って本を読んでいる間に、イスタンブールに到着したちーけんでした。


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 イスタンブール国際空港に到着すると、飛行機を降りた後にバスに乗せられました。
 ここで驚いたのが、なんとアシアナ航空のビジネスクラスはこのバスまで特別扱いだったこと!
 普通、飛行機から空港のターミナルまでのバスって、エコノミーもビジネスも一緒に乗せられますよね。
 ところがこの日は、ビジネスクラスの客だけが乗れるバスが用意されていて、座ってゆったりとターミナルまで移動できたのでした。
 うわああああ、金持ちであることって素晴らしい~~~~~と心から思ったちーけんでした(特別待遇大好きっ子
 シートも見てくださいよ、王座みたいな一人掛けシートですよ(笑)。


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 イスタンブール国際空港到着は、現地時間の午後4時半でした。
 この時点で、すでに羽田空港の出発から16時間近く経っていますが、ゆったりシートで熟睡できたおかげで、ブログ主に疲れはほとんどありません。
 仁川空港と同じく、イスタンブール国際空港は世界でも有数の乗り継ぎ空港(ハブ空港)でして、出発フロアはご覧のとおりの大混雑でした。
 じつは、次にブログ主が乗るアンマン行きの便は、8時間後の出発。
 これだけ長い待ち時間なので、いったんトルコ国内に入国して、イスタンブール市内を観光することも考えたのですが、坐骨神経痛のために無理は禁物というわけで、結局ブログ主はトルコ航空のビジネスクラスラウンジで出発まで8時間を過ごすことにしたのでした。
 それにしても8時間って長いですね(笑)。


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 人をかきわけてたどりついたビジネスラウンジの中は、打って変わって静かな空間。
 トルコ航空のこのビジネスラウンジは、世界最大級に広く、おかげでゆったり過ごすことができます。
 また、羽田空港や仁川空港のビジネスラウンジよりも、食べ物や飲み物が充実していて、トルコ料理でお腹を満たすこともできますし、ケーキビュッフェまで備えています。
 なので、ブログ主はここでたっぷりと本を読みながら、お腹が空いたら軽食をつまみ、喉が渇いたら無料の「手作りレモンスカッシュ」などを飲み(美味い)、ゆったりと過ごすことができたのでした。


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 広いラウンジ内には、いろいろなアトラクションまで用意されてまして、これはカーレースのゲーム台。
 ほかに、ゴルフのシミュレーターなんかもありました。


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 で、なんとか8時間を潰しきった夜0時半過ぎ、ブログ主はこの日(?)3度目の機上の人に――。
 写真は、飛び立った飛行機の窓から見えた、イスタンブール市街の夜景です。
 ここから3時間で、いよいよ最終目的地であるヨルダンの首都アンマンに到着しますよ!


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 どんな深夜でも出てくる機内食。
 そして、トルコ航空の機内食は「世界一」の声もあるほどの美味さなのです。
 しかしこの日は深夜便ということで、ちゃんとしたフルコースの食事ではなく、ほぼ「朝食」として写真のようなセットが出されました。
 これ、チーズとか好きな人には嬉しいんでしょうが…。
 ブログ主はチーズとかノー興味の人でして、トマトも嫌い、オリーブも嫌いと、この日はまったくいいところのない食事となりました(笑)。
 でも、ヨーグルトとフルーツ、そしてこの後に出てきた焼きたてのパンは本当に美味しかったですよ!


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 そして――。
 ついに28時間の長旅の末に着きました!
 ヨルダンの首都の玄関口、アンマン国際空港です!
 正直、もっとひなびた感じの小さな空港かと思っていましたが、とんでもない、近代的な大空港でありました。
 現地時間で午前3時半過ぎの到着でした。


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 深夜到着ということでガラガラの空港内を、入国審査場を目指してずんずん歩いていきますよ。
 繰り返しますが、近代的な立派な空港でびっくりしました。


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 ヨルダン入国は、日本人は事実上のビザ免除に近い待遇になっています(日本人は特別な申請手続きなしで入国審査官が自動的にビザを発行してくれる)。
 この入国審査がブログ主とアラブ人のファーストコンタクト。
 どんなふてぶてしいおっさんが出てくるんだ…と、こわごわ入国審査の列に並びましたが、入国審査官のオジサンは、にこやかに「コニチワ」と迎えてくれたばかりか、最後は「ハブアナイストリップ!」と言ってブログ主を送り出してくれました。
 ……ちーけん、感激!!!!!!!(コロッ
 羽田から2回の乗り継ぎということで、途中でちゃんと荷物が送られてきてなかったらどうしようと心配でしたが、無事にトランクも出てきました。


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 トランクをごろごろ転がして、空港の出口に向かうと、「ミスターちーけん」と書かれたボードを持った50歳くらいのヒゲのおじさんがいました。
 今回の旅でずっとお世話になる、専用車のドライバーのジハードさんです(写真上)。
 この白いバンがこれから5日間、ちーけんが使わせてもらう専用車(写真は後日の昼間に撮ったやつなので明るいです)。
 ヨルダンは物価が安い国です。
 なので、1人旅行でもまあまあ合理的な値段で、専用車を雇うことができました。
 ジハードさんはその専任ドライバーで、当然ながらブログ主との会話は英語のみ。
 ブログ主の英語力はおそるべきもので(ダメなほう)、ジハードさんと会うまでは全然何を言ってるかわからなかったらどうしようと思い、不安でなりませんでしたが、本当に幸いなことに、ジハードさんの英語はとても聞きやすく、ブログ主の耳でも7割くらい聞き取ることができました。


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 早速、専用車に乗り込んで、深夜のアンマンの高速道路をジハードさんの運転でホテルに向かうちーけん。
 現在、深夜の4時くらい。
 この後、ホテルに着いたら速攻で寝て、午前10時に再びジハードさんと集合して、アンマン市内の観光に出るという、なかなか慌ただしいスケジュールなのです。
 空港からアンマン市内へは40分ほどかかりました。
 道中、ジハードさんと「日本では何の仕事をしてるの?」「恋人はいるの?」など世間話に花を咲かせて(英語)、ドライバーさんと気が合わなかったらどうしよう…と思っていたちーけんさんの不安は、あっという間に吹き飛びました。
 本当にジハードさんは“グッドガイ”な人でして、お陰でヨルダン滞在中は本当に楽しく過ごすことができましたよ。
 途中、高速道路を走っていると、ジハードさんが道端の大きな建物を指して、何かちーけんに教えてくれようと英語で話しかけてきたのですが、英語が得意ではないちーけんは最初よく聞き取れませんでした。
 何度も聞き直すと、それは日本にも進出している北欧の家具ショップ「IKEA」。
 そして、ジハードさんは、「日本じゃ見られないだろ!」ということで、アルファベットではなくアラビア語ででっかく「IKEA」と書かれた看板を指さして、ブログ主に教えてくれていたのでした。
 ところが、やっとそれを理解したときには、すでにアラビア語版「IKEA」の看板は遙か後方に……。
 ああ~、面白い写真を撮り損ねた! とブログ主は後悔しきりでありました。


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 そして午前4時半過ぎに、やっと専用車はホテルに到着。
 すごい急坂の途中にあるホテルで、「こんな立地とは…安宿…?」と思ってしまいましたが、部屋に入ってみたら、とてもいいホテルでした。
 翌日の市内観光で気付くことになるのですが、アンマンは“坂の街”でして、市内どこへ行っても急坂の途中に建つ建物ばかりなのです。
 ちなみにここは「リワンホテル」というホテルで、ホテル予約サイトなどでは3つ星クラス。
 一泊8000円ほどでした。


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 決して高いホテルではありませんが、水回りも新しくて清潔で、なんとシャワールームまでありました(写真では見えませんが)。
 もしまたアンマンに来ることがあったらここに泊まりたいというか、とてもオススメのホテルです。


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 先程書いたとおりの強行軍日程なので、この日の朝は朝食を抜いて、そのぶんジハードさんとの集合時間ぎりぎりまでベッドで寝てました。
 じつは、そうしたことにはもう一つの理由があります――。
 28時間の長旅から一晩寝て起きたこの朝。
 起きてみたら、かなりの腰痛があったのです。
 やばい……坐骨神経痛が再発してきた……。
 いくら出発前に調子がよかったとはいえ、やはりずっと機中で揺られながらの長旅は、もう若くないちーけんさんの身体に、見えないダメージを与えていたのでした。
 結構、起き上がるのすら辛くて、歩くのもびっこをひく感じ。
 何よりも、車の乗り降りが辛くて閉口しました(そのたびに腰に痛みが走る)。
 でも、はるか中東まで来て、ずっとホテルで寝ているわけにもいきません。
(無理は禁物だが……がんばって観光しよう)
 そうして飛び出たアンマン市内はとても美しい街でした。


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 この3枚は、アンマン市内で適当に町並みを撮ったものですが、お気づきでしょうか。
 すべての建物が白系の色で統一されているのを。
 ジハードさんに聞くと、「前代のフセイン国王の命令で、アンマン市内で建物を建てる際は、外壁をすべて石灰岩で覆わなければならないのです」とのこと。
 なるほど!
 それでこの統一感がある町並みになっているのか~。


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 アンマンには、スタバ(上)もマック(下)も進出してますが、もちろん建物は白色になってます。


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 さて、アンマン市内を車で移動すること15分ほどで、この日の最初の目的地である「ヨルダン博物館」に到着しました。
 ここも外壁の石灰岩が美しいですね~。
 じつは、この「ヨルダン博物館」は当初の日程には入れていませんでしたが、ジハードさんにお願いして無理矢理スケジュールに押し込んでもらったものです。
 なぜ、ブログ主がそこまでこだわったのか、その理由はこの後に明らかに……。


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 このとき結構歩くのも辛く、文字通りえっちらおっちら言いながら博物館内に入ったちーけんさん。
 目指すものがある部屋はすぐにわかりました。
 中が真っ暗にされたこの部屋です……。


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 部屋の中に入ると、大切に保護された銅板がたくさん並べられたショーケースが!
 じつは、これこそはあの「死海文書(しかいもんじょ)」の現物なのです!!!!!!
 死海文書は、1947年から断続的に、死海のほとりにあるクムランの洞窟で発掘された古代の写本です。
 その中身は、旧約聖書の原型や、キリスト教、ユダヤ教のこれまで知られていなかったさまざまな文献などでして、「二十世紀考古学最大の発見」とも言われています。
 しかし様々な事情で、死海文書は発見から50年ほどの間、研究者にも公表されず、研究も進められてきませんでした。
 そのため、死海文書については1980~90年代頃に、「人類の最後に関する大変な予言が書かれており、パニックを恐れたバチカンによって公表が差し止められているらしい」とか、様々な陰謀論のネタとして利用され、当時、流行に敏感な高校生だったちーけんさんも、「うおおおおお、マジかよ!!!! そんな恐ろしい文書がこの世の中に存在するのかよ!!!!」と、丸っきり信じ込み、必死で関連本を探して読んでみたりしたものでした(懐かしい…)。
 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」においても、ゼーレが従う“指令書”として「死海文書」「裏死海文書」が登場し、ストーリーの重要な要素になっています。
 そんな、ちーけんさんのアホ青春の一ページをも彩った死海文書……。
 その現物を、この目で実際に見られるとあって、ちーけんさんはわざわざこの「ヨルダン博物館」見学を予定に無理矢理押し込ませてもらったのでした(興味ある人は、「死海文書 予言」とかで検索すると、いっぱいトンデモサイトに出会えます)。


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 発掘された死海文書には、パピルスに書かれたものと、写真のような銅板に書かれたものと2種類あったそう。
 これは銅板のほうで、解読が進められた結果、中には「宝の地図」なども書かれていたそう(そのとおりに探索したけれど見つからなかったそうですが)。
 もちろん、ほとんどはキリスト教やユダヤ教関連の古文書です(研究の結果、紀元1世紀ごろに書かれたとされている)。
 でも、夢が広がりますね!
 「恐怖の予言」など書かれていなかったことがわかっても、これほど死海文書が世の中の関心を集めているのには理由がありまして、これまでとくにローマカソリックが確立してきた「キリスト教」と、この死海文書に描かれているような古代の生まれて間もないキリスト教は、じつはかなり違ったものだったということが、研究の結果、だんだんと明らかになっているからです。


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 これは、死海文書が収められていたツボだそうです。


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 こちらはパピルスに描かれていたほうの死海文書。
 2000年近い時を経て、発見された死海文書は、ご覧のとおりの細かい断片になっているものがほとんどでしたが、世界中の研究者が根気強く研究を重ねて断片をつなぎ合わせ、現在ではかなりの部分が解読されてきています(言語は古代ヘブライ語で書かれている)。


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 死海文書ルームで感慨にひたること10分ほど。
 当初のスケジュールにないところを無理矢理押し込んでの来館なので、そんなにゆっくりしていられませんでした。
 他の展示物も見られるだけ見ておこうと思い、館内をうろつきました。


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 ヨルダンは古代にはローマ帝国の支配下にあり、ローマ文化に大きな影響を受けていました。
 遺跡から発掘されるものも、ご覧の通りのローマ文化そのまま! という感じの彫刻などです。
 これは、ギリシャ神話のアポロンの像ですが、なんとはなしにBLチックというかエロいですね(笑)。


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 見事なレリーフもありました。
 横の怪物みたいな顔のやつは、いったい何者なんでしょうね…(説明文が英語で書かれてたが難しくて読めなかった)。


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 これは古代のヨルダンに住んでいた人々が描いたという絵だそう。
 石に彫られてます。
 結構うまいですね(現代人ちーけんといい勝負


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 死海文書だけでなく、これもエヴァンゲリオンを思い出させるモノリスが展示されていました(笑


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 そして、ヨルダン博物館の死海文書と並ぶもう一つの目玉がこちら!
 なんとこちらは世界最古の人形(ひとがた)!
 アイン・ガザルで発見されたもので、紀元前7700年前のものだそう!
 これはマジにびっくりしますね……。


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 同じくもう一体!
 なかなか虚無的な目をしている……こういう現代っ子いるよな…。
 こんなに魅力的な展示物が山盛りのヨルダン博物館なんですが、じつはここ、一週間のうちで土曜・日曜・月曜の3日間しかオープンしていません。
 しかも午前10時開館で午後2時に閉館!!!!!!!!(ひどすぎ
 まだオープンして間もないために態勢が整っていないからということのようですが、ブログ主はたまたま日曜深夜にアンマン着のスケジュールだったので訪れることができました。
 なんとか改善していただきたいものです……。
 博物館の係員や警備員のおじさんたちはとても親切でした。


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 わずか30分ちょっとの滞在を終えて外に出ると、ジハードさんが車の側で待っていてくれました。
 そしてブログ主を手招きして、一本の木を指さすと、「これがオリーブの木だよ」と教えてくれました。


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 近づいてみると、たしかにオリーブの実が!
 すいません、オリーブって木になるものとはこの時まで知りませんでした(汗
 トマトとかキュウリみたいな感じでできるものかと……。
 ジハードさん、ありがとう(笑
 こうして死海文書と出会えたことで一気にテンション上げ上げになったちーけんさん。
 だが、確実に病魔はちーけんの周りに忍び寄っていたのであった――。

 というところで、ヨルダン旅行記序章は終了です!(笑)
 ヨルダン旅行記と言いながら、ほとんどヨルダン出てこなくてごめんなさい!!!
 本当はキリがいいので、アンマン空港に着いたところで一回目終了にしようかと思ったんですが、さすがにそれじゃ…と思って、ヨルダン博物館での死海文書見学までご紹介させていただきました。
 まだ1日目のお昼ぐらい。
 全5日の日程ですから、旅行記はまだまだ続きます。
 よかったら引き続きお読みいただけるととても嬉しいです~!


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