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ネパール旅行記第3回・俺はこのためにネパールへ来たのだ…“神々の住まう地”ヒマラヤ山脈とついにご対面~~~~!! のはずが……(涙)の巻


Category: 旅行記 ネパール   Tags: ---
  前回、象さん一族の裏切り…そして感動の和解に涙を流したちーけんさん…(やや盛ってる)。
 しかしネパールに来た目的は、象さんではありません。
 ヒマラヤ…。
 世界の天井と言われるあのヒマラヤ山脈をこの目で見んと、はるばるユーラシア大陸の最奥部までやってきたのです!
 そして今回、ついにその日が…。


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 前日、ヒマラヤ観光の拠点となる都市ポカラに到着して市内観光を楽しんだちーけんさん。
 明けて、ネパール4日目となる4月29日の朝。
 午前4時に起きて、真っ暗な中をクルマに乗ってホテルを出発しました。
 ヒマラヤの絶景が見える展望台がある「サランコットの丘」に登ります。
 朝日に輝くヒマラヤをついに見ることができるのです…!
 ちなみに、「サランコットの丘」とか言われたので、なんか牧歌的なこんもりした場所を想像してたら、なんと標高1500メートルある立派な山でした(だからクルマで移動だった)。

 
 ガイドさんに「それは日本なら立派な山ですよ!」と言ったら、「ネパールでは5千メートル以下は全部『丘』です」と鼻で笑われてしまいました…くっ、くやしいっ…!
 ホテルを出たときは真っ暗でしたが、20分ほど走ってナガルコットの山道を車で上り始めるころには、日の出の時間が近づいて明るくなってきました。
 上の写真は、ナガルコットの山頂付近にある駐車場。
 ヒマラヤの絶景を拝める展望台というと、もっと綺麗なところかと思ってましたが、こうネパールらしいゴミゴミさに満ちてました(笑)。
 ここでみんなクルマを降りて、徒歩で展望台に向かいます。


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 展望台に上がると、すでに観光客が鈴なり!
 ガイドさんによれば、これでも少ないほうとのこと(オフシーズンのため)。
 そして展望台からは、ヒマラヤ山脈が美しく…美しく…あれ…見えない…雲が…雲がぁぁぁあああ!!!!!(絶叫

 ちーけんさん、マジに泣こうかと思いました。
 前日、ガイドさんから「雲が多くて心配です…」と言われていたとおり、一晩経っても天候は回復しておらず、もやのような雲に遮られてヒマラヤ山脈が見えません。
 うっすらと見える稜線は、ヒマラヤ山脈ではなくて、もっとその手前にある山々です。
 ――ヒマラヤ山脈を見るためだけにネパールまで来たのに……。
 なんとかヒマラヤ山脈の高き山々が見えないか、必死で双眼鏡を覗きましたが、雲はまったく晴れません。


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 20分ほども立ち尽くしていたでしょうか。
 その時、ヒマラヤ山脈(のあるはずのあたり)を見つめ続けるちーけんさんの後ろ側の人たちから歓声があがりました。
 日の出です。
 太陽はヒマラヤ山脈と反対側の山々から上がってきます。
 稜線に芥子粒のような赤い点が見えたかと思うと、みるみるうちに真っ赤な朝日が出てきました。


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 ヒマラヤ山脈は見えなかったけど、この雄大な日の出を見れたからいいか…。
 ちーけんさんは、このときそんなことを思いながら、朝日を眺めてました。


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 だがそのときっ!
 くるりと向きを変えて、さっきまで見ていたヒマラヤ山脈があるはずのあたりをもう一度見ると、朝日に照らされて、うっすらとですがヒマラヤ山脈がその雄大な姿を現し始めていたのでした。
 写真をクリックして拡大しないと見えにくいですが…。
 真っ赤な朝日に照らされて、神々の住まう地、万年雪に覆われたヒマラヤ山脈が雲の向こうに姿を現しました。
 本来なら、ふもとまでが朝日に照らされて、このナガルコットの展望台からは一望できるそうです。
 この日はこれが精一杯でした。
 ガイドさんから「あのあたりがアンナプルナ、こっちが…」と教えてもらいましたが、どれがどれやら全然わかりません(笑)。


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 角度を変えてもう一枚。
 この写真も見にくいですが、手前から続く山また山の向こうにヒマラヤ山脈がそびえているのがわかると思います。
 正直、てっぺんからふもとまでが朝日に照らされる雄大な景色を楽しみにしていたので、少し残念でしたが、とにもかくにもヒマラヤ山脈をこの目で見る! という目標は達成できました。
 実際に自分の眼で見てみると、ヒマラヤ山脈はとてもでかかったです(笑)。
 まさに「そびえる」という言葉がぴったり。
 死ぬまでに一度見ておきたかったので、ほんの少しでも見ることができて、本当に嬉しかったです。
 十重二十重の山の向こうにそびえる真っ白な雪をまとった姿は、古代のインド人たちが「神々の住まう地」と恐れたのももっともだと思いました。


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 30分ほどもヒマラヤ山脈を見ていたでしょうか。
 ホテルに戻って朝食をとらねばなりません。
 今日はこの後、ポカラの市内観光に出掛けます。
 帰りがけ、展望台の駐車場からもう一度ヒマラヤを仰ぎ見たら、その高さがよくわかる写真が撮れました。
 標高1500メートル地点から、8000メートル級の山が連なるヒマラヤを仰ぎ見ると、こういう感じに見えます、という写真です。


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 ホテルに戻る途中、クルマの窓から街を眺めていたら、ネパール陸軍の兵隊さんが何人も街中を疾走していました。
 ガイドさんに聞くと、ポカラの街の名物(?)で、駐屯する部隊の新兵さんたちの走り込み訓練風景だそう。
 ランニングなんていう感じではなく、かなりの全力疾走でした。


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 朝ご飯は、まあ特筆すべきことはないビュッフェでした。
 もうちょっと期待してたんだけど……。
 ほんとこのホテルはいい思い出がないな……(前回参照)。


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 朝食を終えて、ホテルの前の道に出ると、インド&ネパール名物の野良牛が生け垣の葉っぱをむしゃむしゃ食べてました。


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 そしてポカラの市内観光へ出発。
 こちらは、ポカラで一番大きなヒンズー寺院のビンドゥバシニ寺院。
 
 とても庶民の信仰を集めている寺院だそうです。
 この日も本堂には長蛇の列が…。
 殺戮の女神ドゥルガーが祀られています。


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 本来、ドゥルガーにはニワトリやヤギの首をはねてお供えにするそうです。
 でも、さすがにお金もかかるし、毎日毎日首チョンパするわけにもいかないしということで、最近は代わりにココナッツの実を動物の首のかわりに砕いてお供えにしているそう。
 合理的ですが、「えっ、そんな簡単に伝統を変えちゃっていいの!?」と言いたくなるアバウトさが、インド・ネパールらしいなぁと思って、ガイドさんの説明を聞いていました。
 この装置(?)は、そのココナッツを砕くための機械で、参拝客がみんな並んでココナッツを割ってました。


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 赤ん坊連れの夫婦はとても幸せそうでした。
 子供の幸せを祈りにきていたのでしょうか。


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 境内のほこらには、「血」を象徴するという赤い花をつぶしてこすりつけられたヒンズーの仏像も…。
 この像は、大変御利益があるとして、やはり参拝客が絶えないそう。
 ちなみに、目で見る分にはとても綺麗ですが、実際に近づくと、花をすりつぶした生臭い臭いで、日本人にはなかなか耐えがたい空間だったりします(笑)。


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 30分ほども参拝客のお参りのようすなどを見て満足したので、お寺を出てポカラ市内へ向かいます。
 だいたいヒンズー寺院は山の上にあったりするのですが、ここも急な階段を降りていきます。


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 寺から10分ほどぶらぶら歩くと、「オールドバザール」です。
 ガイドさんから「このあたりがオールドバザールです」と言われたときには、「へっ? 普通の町並みじゃん!?」と脱力しかけたのですが…。


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 さらに歩いていくと、ネパールの古い家並みがそのまま残されていました。
 このレンガを積み上げた2~4階建ての長屋形式の建物が、ネパールの伝統的な商家だそう。
 ポカラは有史以来、ヒマラヤの北のチベットと南のインドを結ぶ重要な中継地点として栄えた街だそうで、かつてはここをロバを引き連れた隊商たちが行き交ったそうです。


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 遠目に見ると、レンガ造りで美しいこの古い家並みですが、近づいてみるとそもそも建物ごと傾いていたり、壁が歪んでたりと、ちょっと恐くなる古さでした。
 この建物もかなり大きなヒビが壁に走ってますね。


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 これは街でも有数のお金持ちが建てたものだそう。
 さすがにいまも美しい姿を保っています。
 手前は今ではガソリン車が走る道路ですが、ポカラ名物の石畳がそのまま残っています。


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 これは上とは別の建物ですが、窓枠が斜めに歪んでるのがおわかりいただけますでしょーか。
 ところが一番驚くのは、今回ご紹介したこれらの古民家の数々、じつは今でも普通に住居として使われているのです。
 正直、こんな歪んでヒビが走った建物には、ちーけんならお金をもらっても住みたくありませんが、このオールドバザールのあたりは、名前のとおり古くから商家が並ぶバザールだったところで、いまでもポカラの商業・経済の中心地。
 そのため、多くの人々がこの古民家をそのまま住居はオフィス、商店として今も利用しています。


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 オールドバザールの町並みを飾る古民家ですが、その裏側にはこんなふうに近代的な邸宅がくっついてるものもありました(笑)。
 そりゃ新しい家にも住みたいですよね、わかります(笑)。


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 オールドバザールをぷらぷら歩いての観光を終えると、今度はポカラが誇る大博物館、「国際山岳博物館」へ。
 ヒマラヤ山脈を擁するネパール。
 数多くの登山家がヒマラヤに登ることを生涯の夢にしているわけですが、その歴史を紹介するかなり大きな博物館です。


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 でも、チケットオフィスには全然客が…。
 もしかしてあまり人気ないのか。


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 ガイドさんがチケットを渡してくれました。
 チケットには、ヒマラヤの雄大な山並みをバックに建つ山岳博物館の絵が描かれてます。
 ところが、ガイドさんが実際の博物館の建物を指さしながら、笑って教えてくれました。
「ちーけんさん、ほら、実際には博物館の後ろにヒマラヤなんか見えないでしょう? この入場券のイラストは、嘘のイラストなんですよ(笑)」
 なんでも、このほうがカッコイイからといって、こんな嘘イラストが描かれたチケットが作られたそう。
 テキトーだなぁ!
 気持ちはわかりますが(笑)。


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 敷地内には、こんなものもありました。
 エベレストの頂上の模型(?)だそう。
 ここに登って写真をとれば、エベレストの頂上に登頂したのと同じ写真が撮れるという(笑)。
 暑かったのと、腰痛がひどかったので、残念ながらちーけんさんはこのエベレストの登頂は断念いたしました!


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 博物館の中は広大でした。
 広いでしょ~?
 ヒマラヤの高峰を初登頂した偉大な登山家たちの紹介や、ヒマラヤの民族、動植物、文化に関する展示が並べられています。


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 長野の駒ヶ岳のふもとにある駒ヶ根市とポカラは何か関係があるらしく、博物館の中ではこのような駒ヶ根市に関する特別展示もありました。
 山岳博物館の展示の中ではかなり浮いてましたが……。


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 日本人に関する展示はかなり多かったです。
 これは女性として世界で初めてエベレストの登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの功績を称える展示です。
 当時の装備などが並べられていました。


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 こちらは、標高8163メートルの世界8位の高峰マナスルに初登頂した日本山岳会隊を紹介する展示です。
 敗戦から11年後、1956年の日本隊マナスル登頂成功は、当時の日本でもかなり大きなニュースで、記念切手も発行されました。
 ここで紹介されているダウンジャケットなどの装備を見ると、いまユニクロで売ってるダウンジャケットのほうがはるかに暖かそうですね(汗


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 博物館の隅には、ヒマラヤの雪男(イエティ)の展示もありましたが……しょぼ……。
 いくらなんでも……これは……(笑)。
 ガイドさんに聞いたら、「ネパール人はみんなイエティの存在は信じてますよ」とのこと。
 だったら、もっとちゃんとした人形を……作ってやれよ……。


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 その横には、イエティが世界各国のイラストを使って紹介されてました。
 しょぼ……(汗


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 そして、もうひとつ日本に関する展示として目を惹いたのがこちら。
 登山家の野口健氏がヒマラヤで続けているゴミ集め運動のことが、かなり大きく紹介されていました。
 上段の写真は、野口氏がヒマラヤで実際に集めた“登山ゴミ”の数々(奥に哀しげなイエティが…)。
 野口氏が富士山やヒマラヤでおこなっているこのゴミ集め運動のことは、もちろんちーけんも知っていましたが、ネパールでこのように評価されているとは、正直なところ意外でした。
 ガイドさんに尋ねると、「ネパールでは野口さんの活動は高く評価されているんですよ」とのこと。


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 それから、これも大きめに紹介されていた、河口慧海(かわぐち・えかい)コーナー!
 河口慧海のことは、みなさんご存じでしょうか。
 明治30年、単身日本を飛び出した慧海は、日本人がまだ訪れたことのなかったチベットを目ざして中国大陸に入ります。
 目的は、チベット仏教の仏典の入手です。
 厳重な鎖国状態にあったチベットへの密入国に成功した慧海は、チベットの大学にも身分を偽って入学し、修行に励みます。
 法王、ダライ・ラマ13世にも謁見(一番下の絵)を果たした後に慧海は帰国、チベット仏教の権威として生涯を終えました。
 当時、外国人がチベットに入るなど、想像すらされなかったころで、慧海の探検記はイギリスでも出版されました。
 その功績で、現代のネパールの山岳博物館に、慧海コーナーが設けられているわけですね。
 日本人の観光客は、この山岳博物館を訪れると必ずこの慧海コーナーに連れてこられるそうですが、ガイドさんいわく、「日本人のお客さんはほとんど河口慧海のことを知りません。えっ、誰? という方が多いです」とのこと。
 ネパールでこのように評価され、紹介されているのに、本家本元の日本人がそれでは、ちょっと哀しいですね。

 山岳博物館では、ほかにエベレストやシェルパを紹介するDVDとか見たりして、1時間ほどいました。
 ネパールは地震のない国だと思っていましたが、300年に一回くらい大地震が起きているそうで、このポカラの街も、大地震で山が崩れて川がせき止められたことでできた街だと、展示から知りました。


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 山岳博物館を出て、ポカラ名物の滝「デヴィズフォール」に移動しました。
 別に滝なんか見てもなぁ…と思いながら、ガイドさんに連れてこられたのですが、ネパールの有名な滝なのに、なんで西洋風な「デヴィズフォール」なんて名前なんだろうと思い、ガイドさんに質問すると…。
「何十年も前に、ここの滝で遊んでいたスイス人のデヴィさんという女性が、滝壺に落ちて亡くなったんです。それでこの滝はデヴィズフォール(デヴィの滝)という名前になったんですよ」
 衝撃…!(笑)
 いま日本でこんな命名をしたら「人権侵害だ!」と言われそうな愉快な名前ですが、これを聞いたちーけんさんは俄然この滝のことが好きに…。
 さあ、どんな滝なのか!


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 この滝の正体は、なんと地表に空いた深さ100メートルの大穴!
 4月という乾期のため、水量が少なくてわかりにくいですが、右上の川から流れ込んだ水が、この大穴を100メートル下まで落ちていきます。
 そりゃ、ここを落ちたら助からないし見つからないわ…。
 デヴィさん、安らかに…。


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 別角度からもう一枚。
 観光客が写真を撮ってる柵の向こうに、深さ100メートルの大穴があり、滝になっているわけです。
 しかし、100メートルの地中深くまで落ちた水は、いったいどこに流れていくんでしょうね……(伏線


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 デヴィズフォールは、ネパール市民に人気の地元観光名所でもあり、敷地内にはこんな写真看板が並んでいて、ネパールの人たちは大喜びで写真を撮ってました。
 そんな楽しいかな…これ…。


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 デヴィズフォールの周辺は、観光名所ということで賑やかです。


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 そして、デヴィズフォールから2、3分ほど歩くと、再び地面に大きな穴が開いている場所に出ます。
 これもポカラの観光名所である、「グプテシュワール・マハーデヴ洞窟」です!
 このぐるぐる階段を降りていくと、洞窟の入口にたどりつきます(けっこう深い)。


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 こちらが洞窟の入口。
 この洞窟は、あるヒンズーの修験者が夢でお告げを得て洞内を探索したところ、お告げ通りにシヴァ神の像が発見されたという言い伝えがあって、ネパールの人たちにはものすごく人気があるそうです(御利益があるということで)。
 この日も、老若男女のネパール人がものすごい楽しそうにキャッキャ言いながら、洞窟を訪れていました。


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 中に入ると、幅も高さもかなりある立派な洞窟です。
 外に比べると、グッと涼しく肌寒いくらい。
 床が濡れていて、かなり滑ります。


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 ちーけんさんは、洞窟というものに入ったのが、たしか小学生のころに山口県の秋芳洞に連れて行ってもらって以来じゃないかというくらいご無沙汰だったので、大変楽しく歩きました。
 すぐ終点(?)かなと思ったのですが、この洞窟はとても深くて、最奥部までは10分以上歩きます。
 洞内は、ご覧のとおりライトが設置されていて明るいのですが、電力事情が悪いネパールのこと、これがいつも停電するそうで、ヒヤヒヤしながら歩いてました。


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 本格的な洞窟でしょ?
 かなり足場も悪いです。


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 そして到着しました、この洞窟最奥部。
 地下100メートルのこの洞窟、しかし最奥部に着くと、その向こうからはなぜか太陽の光が射し込んでいるではありませんか…!?
 じつは、この洞窟の一番奥は、先程見学したデヴィズフォールの滝壺につながっているのです。
 あの地上に開いた深さ100メートルの大穴の一番底が、この洞窟の出口になっているんですね!


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 再び、来た道を戻って地上に出ました。
 なんだかいろいろ回ってる気がしますが、じつはまだ昼前です。
 朝日のヒマラヤを見るために午前4時起きなので、出発が早かった分、そんな錯覚が…(汗


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 鍾乳洞を出ると、ガイドのサキャさんが「チベット人の居留地に行きましょう」と言いました。
 何度かご説明したとおり、インドの北にネパールがあり、その北にヒマラヤ山脈があり、さらにその北は中国の領土でチベット人が住んでいますが、中国政府の弾圧により、チベット人の一部は先祖伝来の地を逃れて、このネパールに亡命して定住しています。
 その亡命チベット人の村が、このヒマラヤを望むポカラの街にあるそうです。
 クルマで走ること10分ほど、平屋が並ぶチベット村が見えてきました。


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 この長屋のような家々にチベット人の家族が住んでいます。
 おばちゃんたちがのんびり家の外に座って世間話てますね。


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 村には、大きな集会所が建つ広場もあり、そこの壁には、中国政府の弾圧に抗議して焼身自殺したチベット人たちの肖像写真が並べられていました。
 すごい数ですね。
 とくに最近、中国政府の少数民族に対する弾圧は強まっており、チベットだけでなく新疆ウイグル自治区などでテロが続発しているのは、みなさんもニュースでご覧になっていると思います。
 チベット人の精神的支柱は、法王ダライ・ラマ14世です。
 彼はネパールではなくインドに亡命して、そこで亡命チベット政府を樹立して、中国との戦いを続けています。


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 亡命チベット人が何で生計を立てているかといえば、観光客相手の手工芸品の販売です。
 その中でも人気があるのがこのチベット絨毯(じゅうたん)で、村の中にはチベット絨毯の販売センターが設けられています。
 中に入ると、ご覧の通り大小さまざまなチベット絨毯が……。


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 日本人向けにでしょうか、こんなデザインの絨毯もありました(笑)。
 昔、田舎のスキー場でこんなデザインの三角ペナントをよく売ってましたよね(笑)。


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 販売センターの横には、チベット絨毯の工房もあり、頼めば中を見学させてくれます。
 全部手織りなんですね、当然ですが。


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 この2人は親子だそうで、娘さんがお母さんの絨毯織りのお手伝いをしていました。
 工房の雰囲気はすごくゆるくて、みんなきゃっきゃと笑いながら作業してます。


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 これは象さんデザインの絨毯でしょうか。
 すいません、一枚織り上げるのに何日かかるか現場で聞いたんですが、メモるの忘れました…(汗


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 こちらは牛の絨毯。
 さっきの女の子が今度はこっちのおばあさんのところに遊びにきました。


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 絨毯織りは女性だけでなく男性もやっていました。
 このお父さんは休憩中に娘さんとスマホで何かの画像を見て2人でくすくすと笑ってました。
 何の画像であんなに笑っていたのか、いまだに気になってます(笑)。


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 こちらは綿をつむぐおばあさん。
 写真には写っていませんが、横にあと2人ほど同じ作業をするおばあさんたちが座っていて、ずっと楽しそうに会話しながら手を動かしていました。
 ちーけんは絨毯は買いませんでしたが、チベット村のお土産もの売り場で、「コレ、ホンモノね!」と言われたアンモナイトの化石を一つ買って帰りました。
 ポカラ近郊では、ヒマラヤ山脈の隆起のおかげで地上に出てくる古い地層の中から、古生物の化石がたくさん取れまして、これが名産品(?)のひとつになってます。
 いまはちーけん家の玄関に飾られてます、アンモナイトの化石(笑)。


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 で、チベット村を回り終わったところで、ようやくお昼になりました。
 ガイドのサキャさんから「何か食べたいものありますか」と言われ、「ネパール料理がいいです」と言うと、連れて行ってくれたのがこのレストラン(名前忘れた)。
 ネパールは100以上の部族が集まった他民族国家ですが、その中のひとつ、タカリ族は「断トツに料理がうまい」ことで知られているそうで、代々、タカリ族の人々はコックさんになる人がほとんどだそう。
 このポカラの街にも、そんなタカリ族の人が開いたレストランがあり、サキャさんがそこに連れて行ってくれたのでした。
 店に着くと、なんかしょぼい店構えで、「うへー、なんじゃこりゃ」と思ったのですが、料理が出てきたらびっくり、めっっっっっちゃくちゃ美味い!
 ネパール料理は、この金属の大皿にさまざまなおかずを載せた「ダルバート」という定食形式が基本になってまして、街中のネパール食堂に入ると、ほとんどがこの形式で料理が出てきます。
 ごはんやおかずはおかわり自由です。
 これと、右のほうに別皿で出ている豆のスープやヨーグルトでワンセットです。
 そして、このあとのネパール旅行の中でも、何度もこの「ダルバート」定食を食べることになったちーけんですが、いやもうこの日にこのタカリ族の店で食べたダルバートがいっっっっっっっっちばん美味しかったです。
 もう一度食べに行きたいなぁ、ここのお店。
 おかずやスープの味付けが絶妙によかったです。
 サキャさんには大感謝して店を後にしました。


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 食後は、ペワ湖に浮かぶ小島にある寺院に行くことになりました。
 写真に写ってる小島がそれです。
 すぐ近くに見えますが(笑)、湖畔から写真のボートに乗っていきますよ。


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 ボート代を払って、さあ乗り込もう! となったんですが、その時にボートのおっさんから「ライフジャケットを着ろ!」と言われました。
 こんなこと言ったら怒られそうですが、ネパールでそんな安全基準がちゃんと守られているとは思っておらず、びっくりしてしまいました(汗
 このようにライフジャケットが無料で貸し出されてまして、着てないとボートに乗せてくれません。


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 乗るのはこんなボートですよ。
 モーターボートかと思ってたんですが、人力でした。


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 ちーけんの乗ったボートの船頭さんは、たぶんまだ10代半ばくらいの少年で、彼一人の力で櫂を操って船を漕いでいきますよ。
 一艘のボートに10人は乗ってますから、いくら船とはいえ結構な力がいるはずですが、少年は力強く漕いで、船はなかなかのスピードで冲の小島に向かっていきます。


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 船の上はこんな感じ。
 中国人観光客の家族と同乗でした。


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 船の上からポカラ市街のあるほうを眺めると、ピュッと飛び出た山が見えます。
 これが、ヒマラヤを拝むために早朝から登ってきたサランコットの丘です。
 意外に高いな……。


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 小島が近づいてきました。
 本当に小さい島ですね。
 島の中には、バラヒ寺院という、御利益のあることで有名なヒンズーのお寺があります。


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 着岸して港(?)から出発地点を眺めるとこんな感じ。
 近いですが、意外に10分くらいはかかりました。
 まあ、人力ですからね!


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 港から階段を上がると、もうバラヒ寺院の境内です。
 日陰があってのんびりできそうないいところですね。


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 島には死ぬほどハトがいました。
 お寺とかフンだらけになってましたが、誰も気にしてないのがインド・ネパールらしいなと思いました。


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 こちらがバラヒ寺院。
 ち、ちっちゃ……(小声
 土曜日が一番混雑するそうですが、ちーけんが行ったこの火曜日でも、寺院の前には行列ができていました。
 当然、中に入るのには靴を脱がないといけません。


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 インド・ネパールの人は、本当に観光地で楽しそうに記念写真を撮ってる姿をみかけましたが、このお兄さんも格好つけたポーズで、友達に撮ってもらってますね(笑)。


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 寺院の軒先には、やっぱり鳩の巣が……。
 柱とか痛みそうですが、いいんでしょうか(笑)。
 この日は、この時点でまだ午後3時くらいでしたが、また船で対岸に戻ると、ガイドのサキャさんに「あとは自分一人でぶらぶらしますから、お疲れさまでした」と言って別れました。
 だいたい市内の名所みたいなのは回りきってたので、あとは一人で街歩きをしようと思いまして…。
 といっても、本当に小さな街なので、そんなに歩くようなところもないんですが。


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 湖畔の商店街を歩いていると、どこかで見たような看板が……。
 「セブンイレブン ダンスバー」と書いてあります(笑)。
 コンビニじゃないのかよ! という(笑)。
 そんなにネパールでも「セブンイレブン」という名前にはブランド力があるのでしょうか。


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 ぶらぶらするうちに夕方になったので、さて夕飯をどうしようかというところですが…。
 ガイドブックの「地球の歩き方」で、「読者投稿」として「世界中を旅してきたがここのチキンカレーが一番だった」とオススメされている店があり、「よっしゃ、そこまで言うなら食ってみようやんけ!」ということで訪れたのが、写真に写っているレストラン「レモンツリー」です。
 西洋人向けのオサレな外観ですね(写真は食後に撮影したので真っ暗になってます)。


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 中に入ると、やっぱりオサレな美女の西洋人の店員さんが「ハロー」とけだるげに声を掛けてくれました。
 適当な席につくと、店員さんがキャンドルを持ってきて火をともしてくれました。
 「地球の歩き方」に出てたチキンカレーを迷わず注文!


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 ででーん。
 こちらがそのチキンカレー。
 香草が効いたお味でとても美味しかったですが、「世界で一番」と言われると……(笑)。
 ただ、ちーけん好みのこってりしたチキンカレーだったので、ご飯の量が多くてびっくりしたのですが見事完食いたしました。


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 これは一緒に頼んだトマトとキノコのスープとかいうやつですが、これはマズかった……。
 というか、チキンカレーだけで結構な量があったので、間違いなくいりませんでした。
 判断ミスったーーーー!!!!


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 レモンツリーを満腹で出ると、外はすっかり夜。
 ポカラの街も夜遊びモードに切り替わりつつあります。


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 で、レモンツリーから歩いて一分くらいのところに、「ネパール オーガニック カフェ」というコーヒー店があったので入ってみましたよ。
 食後のコーヒーと、何か甘いものでも食べたいなと思って。
 夜の街でこんなコーヒー店があったら、ちょっと入ってみたくなるのが人情というもの。


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 メニュー。
 なんかこだわりのオーガニックカフェぽい感じでした(英語読めないからよくわかんなかった)。

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 スイーツはないっぽかったので、甘いネパールコーヒーを頼んでみました。
 ホットコーヒーですが、ガラスのカップに入って出てきますよ。
 どろっとして濃厚でとても美味しかったです。


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 ちょうど通りに面したオープンテラス(?)の席が空いてたので、ここに座って読書しながら30分くらいのんびりしてました。
 そうしてる間も、続々とお客さんが詰めかけてまして人気店のようでした。
 テイクアウトのお客さんが多かったです。


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 さて、コーヒーは飲めたものの、結局甘いものを食べられなかったちーけんさん。
 ちょっと写真が見にくいですが、「サーティワン」を見つけたので入って見ました!
 というか、ネパールにサーティワンって進出してるんだな!(びっくり
 お客はみごとに西洋人ばっかりでしたよ。


P4293448.jpg 
 お店の中は、とてもオサレ仕様でしたが、店頭にアイスボックスがあってそこから好きなアイスを選んでスクープしてもらうやり方は日本と同じでした。
 12種類くらいアイスはあった気が……(31種類はなかったと思う)。


P4293449.jpg 
 チョコとコーヒーのダブルを頼んだら、こんな感じで出てきました。
 西洋人向けのせいか、ひと玉がでかくて、結構食うのに苦労しました。

 このあとは、ホテルまでぶらぶら歩いて帰り、そのまま就寝しました。
 前回書いたとおり、室内にアリの大軍が侵入してるわ、電気はつかないわで、ほんとに辛い思い出しかないホテルとも今晩でさようなら。
 きっと、次の滞在地のホテルは…素晴らしい…Zzz…Zzzz…………(眠りに入る古典的表現

 というわけで、ネパール旅行4日目の旅行記終了です。
 とくに何の目玉もない回ですいませんでした。
 というか、この後のネパール旅行でもあまりびっくりするようなことも起きないので、まったりお読みいただければ幸いです。
 でもまあ、完全個人旅行ということで、見たいものは見れているし、好き勝手に歩き回れるしで、やっぱり楽しかったなぁと今になって思い返してます。

 それでは、次回はネパールの国内線に乗ってカトマンズに戻ります(恐い)。
 カトマンズから車でまた移動していきますよ……。
 どうぞ、次回もお読みいただければ嬉しいかぎりです!


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