ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]恋愛にウブなオタクっ子が…未知の経験で頭が真っ白になって…最後…うっ… 楢崎壮太『腐男子物語』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-高校生  受け-眼鏡  受け-オタク  ●ナ行-楢崎壮太  
腐男子物語 (ビーボーイコミックス)腐男子物語 (ビーボーイコミックス)
(2012/01/10)
楢崎 壮太

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 楢崎壮太先生のマンガは、じつはふだんほとんど読んでないんです。
 よくオススメはされるんですが。
 あれ…もしかしたら、コミックスを買ったこと自体、初めてかも…。
 ごそごそ。
 書庫にありませんでした(汗)。
 うおー、そうだったのか。
 というわけで、(雑誌掲載のマンガはもちろん読んでますが)人生初の楢崎壮太先生のコミックスを読んでみた感想です。


 なぜこのコミックスを買うに至ったかといえば、それはもちろん表題作『腐男子物語』に惹かれてです。
 当ブログをいつも読んでくださってる方には自明ですが、ブログ主は優等生くんとかオタクっ子とか、そーゆー男子が可愛がられるBLが好物なので(笑)。
 とくに、本作の表紙に描かれてるような、眼鏡にお育ちのよさそうなお坊ちゃん髪型(?)なキャラは大好物ですよペロペロ!

 オタクっ子とか優等生くんとかが受けキャラな場合、何が楽しいかって、「僕は性的なことなんて全然興味ないです!」とか言ってる眼鏡ちゃんが、本当は恋愛とか興味津々で、さらには「でも、僕のことなんて…」とか思っちゃってるくせに、無理やり殻から引きずり出されて可愛がられるのが最高に興奮するわけですが、本作はその点でもう最高に楽しませてくれる一作でした。

 序盤は、ちょっと「ハズレかな~」と思いながら読んだんです。

 学校の友達には秘密だけど、オタクと腐女子の巣窟「文芸部」に所属して、じつはBLを読むのが大好きな主人公(受)・小日向架音(こひなた・かのん)が突然、同級生のイケメンに「付き合ってくれ」と迫られるというのが最初の設定。
 イケメンは名前を正木潤那(まさき・じゅんな)という、吹奏楽部所属でアルトサックスをかっこよく吹きこなす高校生男子ですよ。
 「入学式で一目惚れして『運命の人みつけちゃった』とビビッときた」というのが正木の言い分(?)ですが、小日向は徹頭徹尾「いや、俺は腐男子だがゲイじゃないから!」と言って拒否しまくります。
 ここまでは想定内のストーリーだったんですが、小日向が正木に迫られていると、カバンに隠しておいたBL本がポロッと落っこちたりするんですよ。
 それを見つけた正木が、「小日向は口では拒否ってるけど、本当は俺のことを理解しようとしてこんな男同士の恋愛ストーリーを読んでくれてるんだ…」とか勘違いして、さらに猛アタックしてきたりします。
 このへんのちょっとご都合主義というかギャグっぽいストーリーが、最初はブログ主には「えー、そんなコメディっぽいノリで恋愛進んじゃうのー」という感じで抵抗があったのでした。

 また、攻めキャラ・正木くんの“小日向LOVE”な感じも、ちょっとよくわからないところがあって…。
 正木は無口でよく何を考えてるかわからないキャラです。
 思いこみが激しいのは間違いありません。
 入学式で見かけた小日向のことを、勝手に「運命の人だ」とか決めつけて告白してくるくらいですから。
 一途で、なんかぬぼーっとしてますが、とにかく「のんちゃん、好きだ」の一点押しで、小日向のどこが好きなのかよくわからないんですよ。

 ブログ主の立場としては、最初に書いたとおり、オタクっ子が可愛がられるのが好きなわけですが、何の理由もなくただ「可愛い」「好き」ばかりだと、どうも読んでて気持ちが入りません。
 なので、最初は「ハズレかな~」と思ったわけです。

 とくにそう思ったのは、最初に出てくる“性的接触シーン”(笑)ですよ。

 昼休みの屋上で、小日向は正木に何とかして告白を断ろうとするんです。

(…どうしよう)
(俺、今まで告白されたこともしたこともないし)
(こういう時どうやって断ればいいんだろう)


 ううう。
 オタクっ子が頭の中で「俺、今まで告白されたことないし…」とかぐるんぐるんしてるのは最高に可愛いなと思うわけですが、話をしてる最中に正木の顔が偶然近づいちゃった瞬間、小日向は、

(うわっ! 顔近い!)

 ってびっくりして、思わず目をつぶっちゃうんです。
 はぁはぁ、繰り返しますが、オタクっ子が他人と近いことに慣れなくて、目をつぶっちゃうとか最高に可愛いよねげへげへ(ヨダレ)。

 ところが!!!

 思わずギュッと目をつぶった小日向を見て、正木はいきなり何の断りもなしに、小日向の唇にキスをするんですよ!!!

「ちゅっ」

 と!

(え!? …………キスされたーーーー!!!)

 小日向もびっくり、もちろん読者もびっくりです(笑)。
 とにかくこの正木という攻めキャラは、何を考えているかわからなすぎる!
 こんなので恋愛が進んでしまっていいのか!
 ブログ主はそう思って、なんか最初は「ハズレかな~」とかこの作品について失礼なことを思っていたのでありました。

 ええ…。
 過去形ですよ。
 そんな風に思っていた時代が私にもありました…テヘペロ!!!

 とんでもありませんでしたぁぁぁああああ!!!!!(スライディング土下座

 本作を読んで、楢崎壮太先生のマンガについて思ったことがあります。
 ぶっちゃけ、ストーリーの要所要所で起きるエピソードとしては、「えっ いきなりそれ!?」とか「おまえ…なんでそんなことするの!?」とか「いやいやいやいや、強引つーかいくらなんでも都合よすぎる展開でしょ!」とか、正直にいえば思ってしまうような“ベタ”な展開が出てくるんですよね。
 でも!
 楢崎先生の筆力というか、世界構築力というか、その力の働きによって、そんな“ベタ”とも言いたくなるような事件が物語の中で起きても、それをめぐるキャラクターたちの感情の揺れとか、そういう“ベタ”な事件を受け止めたキャラクターたちが起こす次の行動とかが、まったく“ベタ”でも“ご都合主義”でもなく、そこからスポーンと読者の想像を超えたものが出てくるのです。
 えっ! ここでこいつがこう来るのかぁぁああああ! みたいな。
 これはとても得難いというか不思議な感覚でした。
 ふつう、マンガの中のエピソードというのは、事件→結果という一連の動きがひとつになってストーリーを前進させていく“推進装置”だと思うのですが、楢崎先生のお話では、「いやいや、それはないでしょ!」という事が起きたあとに、その処理や解釈をめぐってキャラクターたちが言ったりやったり行動したりすることのひとつひとつが、「えええええ、ここで読者の胸の中からこの感情を引き出させるの!?」という驚きがあります。
 なんなんでしょう、この感覚。
 でも、ブログ主の周りの人たちが、「楢崎壮太先生命!」とまで熱烈に作品を支持する理由がわかった気がしました。

 いまご説明したような、「いやいや、それはいくらなんでもベタでしょう」という事件から、「うおおお、やめてぇえ、俺の心からそんな感情を引き出すのやめてぇぇええ!」と読者を悶えさせる例は、本作でも枚挙に暇がないのですが、ほんのちょっとだけご紹介させていただきます。

 例えば、物語の中盤で出てくるこの場面。
 校舎裏で壁にもたれて昼寝しちゃってる小日向を、正木が見つけちゃうという場面です。
 ここで、正木はいきなり寝てる小日向のズボンの中に手を突っこんで、パンツの上から股間をにぎにぎしちゃうんですが、最初この場面を読んだ時には、ブログ主は「いくらなんでも寝てる間にちんこ揉むって…ベタすぎだろ!」と突っこんでしまったものでした。

 この場面、もちろん小日向はびっくりした上に、なんとか正木にやめさせようといろいろ抵抗します。

 ところが!

 「ぎゃー!」とか「!!!!!!!!」(言葉にならない怒り)とか、小日向の抵抗はギャグっぽい感じさえあるんですが、やっとのことで正木の手をちんこから離させた瞬間、“あること”が2人の間に起こるのです。
 いや、“あること”という言い方は適当じゃないな…。
 なんか正木が豹変するというか、空気が変わるというか…。
 そして、小日向が「えっ…」と戸惑った瞬間、正木はまたもや、

「ちゅ」

 という音を立てて、小日向の唇を盗んでいくのですが、この瞬間の小日向の顔!
 顔!
 顔ぉぉおおおおおお!

(カーーーーーー…)

 という音を立てて、真っ赤になった小日向の顔ぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!!
 可愛い!
 可愛いよぉぉおおおお!
 いや、いま言うべきは小日向の顔が可愛いこと自体ではなく、ちんこを勝手にいじってるところから、この小日向の真っ赤に染まった可愛い顔まで持ってくる楢崎先生の腕!!!

 このわずか数ページの間に、正木と小日向にいったいどんなやりとりがあって、最後に超絶可愛いオタクっ子の恥ずかしがり顔が出てくるのかは、ぜひご自分の目で確かめていただきたい!

 いやほんとはその間も、正木に大事なところをにぎにぎされて、

(うそだろう…や…やめ…)

 とか、そのうちに少し硬くなっちゃって(どこがだ)、

「あ! は…離せ!」(びくん!)

 とかしてる小日向の顔も超絶可愛いんですよ。
 ううう…。
 こんな経験をしたことがないオタクっ子が、焦りながらもびくんびくんしちゃって、顔を真っ赤にしてるのが…うっ…。
 楢崎先生がこういう場面で描かれる、小日向の口の形が超可愛い。
 なんか困ったような、でも「負けないぞ」って言ってるような、オタっ子の口の形が可愛いいぃぃいい!

 そして…。

 ストーリーの最終盤、またもや校舎の裏庭で壁際に追いつめられて、小日向が正木にチューされるシーンが出てくるんですが…。
 ああああああああーーーー(←放心したブログ主の声)。

(し…舌…生き物みたい…)
(た…ただのキスと全然違う…)
(だ…唾液の音、たてるな~~…くちゅ…)
(ひっ…む…胸もむな)
(やめ…やめ…っ)


 ぴぎゃああぁぁああぁあああああぁあああ!!!!!
 オタクっ子が必死で守ってた卵の殻を破られて、性的になぶられてるよぉぉおおおおおお!!!!!
 ううううううう…。
 正木に好きなように唇を可愛がられちゃって、頭が真っ白になっちゃった小日向。
 この場面、楢崎先生の作画は神ですよ、神。
 パニックになった小日向に気付いて、ぬるっと唇を離した正木が、

「どうしたの?」

 と小日向に聞いた瞬間の、眼鏡オタクっ子の顔!
 そして、表情だけじゃなくて、未知の経験に感情が崩壊しちゃった小日向が、ここから大変なことになっちゃうのれす! れす! れすぅぅうう!!!

 コミックスでいうと80ページからのこの場面は、オタクっ子受けBLが好きな人は、1万円出してでも拝んだほうがいいと思います。
 じつはこの場面も、正木のアホな勘違いからこんな事態になってしまってるんですが、「いやいや、こんな勘違い、ありえないでしょ!」という場面から、読者の胸をぎゅーぎゅーに引き絞るラスト場面を引き出す楢崎先生の妙技!
 冴えわたりすぎ!
 正木の腕の中で、感情が崩壊しちゃったオタクっ子がどんな可愛いことになっちゃうか、これ見なかったら、死んでも死にきれないというレベルの一作です。

 ぴぎゃぁぁああああああああああああああああ!(もう一回叫んどく)

(どうしよう…は…はずかしくて…離れられない…)

 このセリフだけ紹介しておきますね。
 うおおおおおお、悶える!!!!!

 この2人のお話、もっと続編いけると思うんですが、もうオシマイなんですかね(しおしお
 読みたいよぉぉおおおおおお。
 もっと続きを読みたいよぉぉおおおおおおおお(血の叫び
 パタリ。

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Comments

ああっ続きがっ 
楽しく拝読させて戴きましたっ。うわ~…本当に「可愛いのんちゃん」全開で…。
なんでこんなに素直に可愛いのでしょう。困ってしまいます…いや困っても嬉しいからいいのですが(微笑)
はい、続きが読みたくてたまりません。最後まで「セオリー」にこだわっている正木くんもいじらしくて…良いです。
 

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