![]() | お前でなきゃダメみたい (GUSH COMICS) (2011/06/10) 白桃 ノリコ 商品詳細を見る |
この作家さんの作品は、優等生受けBLをテーマにするこのブログではもっともっとご紹介してないといけないはずなのに…うっ…。
この2~3年で、急速に優等生受けBL界の新たなる神作家として台頭されている白桃ノリコ先生のコミックスを今日はご紹介させていただきます!
最近のこの作家さんのコミックスは怖ろしいほどハズレがないのですが(数もたくさん出てます)、その中からブログ主が一番好きな作品が、6月に発売されたガッシュコミックス『お前でなきゃダメみたい』です。
残念ながら、この作品でまるまるコミックス一冊というわけではなく、24ページの短編なんですが、嬉しいことにコミックスの表題作になってます。
おかげで表紙のイラストが、この作品の主人公2人になってるよ!(きゃっきゃっ
さて、本作の主人公2人は、なんとも対照的な大学生です。
受けキャラの藤咲は、ボサボサ黒髪にダサ眼鏡をかけた見るからにオタク~という感じのガリ勉くん。
ところが、最初のページを開くと、キラキラしたイケメンちゃんがえっらそ~な口をきいてるところが大きく描かれてます。
これが、攻めキャラの諏訪です。
「連れて歩くなら美人の方がサマになるだろ。イケメンのオレにふさわしい!」
でも、諏訪は本当に男前なので、周りの友人たちも反論しません。
ととととところがっ!!!!!
じつはこの対照的な2人、藤咲と諏訪は同級生たちには秘密で、“お付き合い”をしてる仲なのでした。
うひょぉぉおおおおおおおおお!!!(歓喜
言うまでもなく、当ブログ的にはまずもってこの設定自体がもうヨダレ3万リットルです。
大学一のイケメンと、学校で誰とも口もきかず、黙々と勉強してるようなダサダサ眼鏡っ子が、昼間の学校で同級生が見ていない一瞬の隙に、
「藤咲、今日お前んち行くから(ボソッ)」
「ん 分かった…(ニコッ)」
みたいなことになってるんですから!
細かいんですけど、この「ん、分かった…」って諏訪に返事をしているところの藤咲が、超可愛いです(笑)。
といっても、分厚い眼鏡のレンズに隠されて、全然表情が見えないように描かれてるんですけど!
口だけが(^ワ^)の形になってて、ガリ勉くんが大好きな恋人に会えたときに一瞬見せる笑顔…みたいな感じで超萌えます!!!
ところが!!!!!
じつはこの2人、“お付き合い”してるとはいえ、はっきりと口に出してお互い「好きだ」とか言い合った仲ではないんです。
おおおおおお…。
そしてこのヤキモキ感こそが、本作を最上級の“優等生受けBL”に仕立て上げているところなんですな。
白桃ノリコ先生、もう意地悪すぎ!!!
きっかけは飲み会の後に泥酔した諏訪が目を覚ましたら、隣で裸のまますやすやと寝息を立てていたのが藤咲だったというわけなのでした。
(それからズルズルと)
(こーゆう関係が続いてる)
(だってコイツのフェラ、うめーんだもん…)
(次の彼女ができるまで)
(それまでのつなぎだ)
(付き合ってるわけじゃない)
(好きなわけじゃない)
ぬおおおお!
もちろん上の独白は、イケメンちゃんな諏訪の心の中の声です。
大学が終わったら、昼間に約束したように藤咲の家へ行き、思うぞんぶん藤咲を泣かせる諏訪ですが、心の中ではこんなことを考えているというわけです。
くそっ! くそっ! くそっ!
お前は…自分の…幸せが…見えて…ないッッッ!!!!!
そして、藤咲は昼間の「ニコッ」でもわかるように、あくまで諏訪に献身的です。
ベッドの中でも、さっきの諏訪の独白にもあったように、諏訪が満足するまでフェラもすれば、声を殺しながらぎゅっと抱きついて、諏訪をイカせるために必死で自分から腰を振っちゃったりもしてます(けなげ)。
ぬおおおおおおおお!(怒
ちなみに、最初のエッチ場面では藤咲はトレードマークのダサ眼鏡を着けたままで、しかもこれもだっさい感じのネルシャツを着たままでエッチしてくれてるので、オタクっ子男子受けスキーにはたまらないシーンになってますよ。
お互いに「好きだ」という告白もなく、こんな関係になってしまった諏訪×藤咲。
諏訪は、自分で強がって言っているように、「こんなダサイ、しかも男なんて、次の彼女ができるまでのつなぎだ」と思ってます。
でも…。
じつは、さっきの独白にはまだ続きがあるんです。
(藤咲を好きなわけじゃない)
(でも、藤咲はオレのこと)
(どう思ってんだろ…)
うおおおおお!
萌える!
この関係性萌える!!!
イケメンがオタクっ子のことを好き勝手にしてるつもりなのに、じつは相手の気持ちがきになちゃうとかハゲ萌える!!!
しかも、オタクっ子・藤咲が献身的で、何をされても受け入れちゃうような子だから、さらに倍!
さて、ここから大きく物語は動きます。
諏訪がクラスメイトたちから、女の子と連れだってのスキー旅行を誘われるのです。
前から狙っていた大学一の美女が、「諏訪くんが行くなら私も行く」と言っていたと聞き、諏訪は「やっと次の彼女ができる!」とやる気をかきたてられます。
でも、諏訪の頭の中には、藤咲の顔がちらちらと浮かんでくるのでした。
その夜。
諏訪は携帯で藤咲に聞いてしまいます。
「もしもし…オレだけど」
「諏訪くん?」
「…明日から、女の子も一緒に旅行に行く」
「………」
「い…行ってきてもいい?」
おいおいおいおい。
お前、藤咲との付き合いは「次の彼女ができるまで」のつなぎじゃなかったの!?
なに、ちょっと藤咲の気持ちを試すみたいに電話なんかしちゃってるの!?
――などと、いろいろツッコミたいところ満載ですが、さあ、お互いの気持ちをまだ確かめ合ってない2人は、ここからいったいどうなってしまうのか!!!!!!!!!
ふう…。
ちょっとあんまりにも萌えストーリーすぎて、頭の血管切れそうです(笑)。
今の最後の場面、「女の子と旅行に行ってきてもいい?」とか聞かれてる藤咲の気持ちを考えると、可哀想で可哀想でうっうっ(号泣)。
しかも、聞いてる諏訪のダメさ加減というか、お前まだ子供だなぁという青臭さも可愛くて、攻め受けどっちもお腹いっぱいです!
ちなみに、ここでの藤咲の返事と、それを聞いた諏訪の態度は、ちょっと布団の上をごろんごろんしちゃうくらいの萌えが発生しますので、どうぞお気を付けて。
あ、こっからまだお話は二転三転するからね!
これ以上はもうネタバレになるので書けないのですが、ストーリーの最後まで、ガリ勉オタクっ子・藤咲は可愛くて、優等生スキーは瀕死の重傷です。
諏訪に抱き締められればぎゅって抱きつき返すし、キスなんかされればもう全身でそれに応えてます。
うん、たぶん性的な経験がないからウブいんだよね!
もういっぱいいっぱいになっちゃうんだよね!!! ぐはっ!!!
そして本作の最後のページには、2人が気持ちを確かめ合ったあとに初めて明かされる、藤咲が諏訪のことをどう思っていたのかという告白が出てきます。
こ、これ…丸写ししたい…でもダメ…ネタバレになっちゃう…うっ…。
ゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
………
ドッカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ブログ主の萌え大爆発)
うおおおお、萌えるよぉぉおおおおお!(ごろんごろん
卑屈でネクラで可愛いよぉぉぉおおおおおお!(アヘ顔
間違いなくオススメしますが、優等生スキーは絶対にこのコミックス買ったほうがいいです。(キリッ
ちなみにこのコミックスには他にも、でっかい身体のわんこ後輩×先輩ぶろうとする男らしい先輩とか、年上眼鏡美人と年下ショタっ子眼鏡の2人に迫られちゃう(性的な意味で)ダメ野郎とか、優等生スキーの心を騒がせるカプがいっぱい載ってますよ!
いま挙げた「年上眼鏡美人」は、BLEACHの石田雨竜にそっくりな眼鏡美人で萌えるよ!
そして後から2つめに載ってる「月の中で散歩」という作品は、これまた強烈な優等生受けです。
田舎から大学卒業を機に恋人(男子)を捨てて上京し、就職して大企業で頑張ってる、眼鏡堅物真面目っ子が主人公(受)。
ところが、毎日くたくたになって帰るアパートに、ある日、地元で捨ててきたはずの恋人が泊まりにきて!? というお話です。
この攻めキャラである元恋人が、田舎らしい大らかな男子というか、几帳面で神経質な眼鏡男子ちゃんである受けキャラと対照的な、いつもニコニコなわんこ系男子でして、ご想像どおり、そんな元恋人の大らかっぷりに、几帳面受けっ子ちゃんがブチ切れて「出てけー!」とかなったりするわけですが、いやもう最後は、神経質眼鏡っ子ちゃんが元恋人の大きな腕にぎゅーされて大人しくなっちゃうというか真っ赤になっちゃって、あらいやだごちそうさま! みたいな優等生スキーにはたまらない展開になってます。
こちらの作品でレビューを書こうかと思ったくらいのオススメな一作です。
とにかく、このコミックスは買って損しないから!
なっ!
受けキャラの藤咲は、ボサボサ黒髪にダサ眼鏡をかけた見るからにオタク~という感じのガリ勉くん。
ところが、最初のページを開くと、キラキラしたイケメンちゃんがえっらそ~な口をきいてるところが大きく描かれてます。
これが、攻めキャラの諏訪です。
「連れて歩くなら美人の方がサマになるだろ。イケメンのオレにふさわしい!」
でも、諏訪は本当に男前なので、周りの友人たちも反論しません。
ととととところがっ!!!!!
じつはこの対照的な2人、藤咲と諏訪は同級生たちには秘密で、“お付き合い”をしてる仲なのでした。
うひょぉぉおおおおおおおおお!!!(歓喜
言うまでもなく、当ブログ的にはまずもってこの設定自体がもうヨダレ3万リットルです。
大学一のイケメンと、学校で誰とも口もきかず、黙々と勉強してるようなダサダサ眼鏡っ子が、昼間の学校で同級生が見ていない一瞬の隙に、
「藤咲、今日お前んち行くから(ボソッ)」
「ん 分かった…(ニコッ)」
みたいなことになってるんですから!
細かいんですけど、この「ん、分かった…」って諏訪に返事をしているところの藤咲が、超可愛いです(笑)。
といっても、分厚い眼鏡のレンズに隠されて、全然表情が見えないように描かれてるんですけど!
口だけが(^ワ^)の形になってて、ガリ勉くんが大好きな恋人に会えたときに一瞬見せる笑顔…みたいな感じで超萌えます!!!
ところが!!!!!
じつはこの2人、“お付き合い”してるとはいえ、はっきりと口に出してお互い「好きだ」とか言い合った仲ではないんです。
おおおおおお…。
そしてこのヤキモキ感こそが、本作を最上級の“優等生受けBL”に仕立て上げているところなんですな。
白桃ノリコ先生、もう意地悪すぎ!!!
きっかけは飲み会の後に泥酔した諏訪が目を覚ましたら、隣で裸のまますやすやと寝息を立てていたのが藤咲だったというわけなのでした。
(それからズルズルと)
(こーゆう関係が続いてる)
(だってコイツのフェラ、うめーんだもん…)
(次の彼女ができるまで)
(それまでのつなぎだ)
(付き合ってるわけじゃない)
(好きなわけじゃない)
ぬおおおお!
もちろん上の独白は、イケメンちゃんな諏訪の心の中の声です。
大学が終わったら、昼間に約束したように藤咲の家へ行き、思うぞんぶん藤咲を泣かせる諏訪ですが、心の中ではこんなことを考えているというわけです。
くそっ! くそっ! くそっ!
お前は…自分の…幸せが…見えて…ないッッッ!!!!!
そして、藤咲は昼間の「ニコッ」でもわかるように、あくまで諏訪に献身的です。
ベッドの中でも、さっきの諏訪の独白にもあったように、諏訪が満足するまでフェラもすれば、声を殺しながらぎゅっと抱きついて、諏訪をイカせるために必死で自分から腰を振っちゃったりもしてます(けなげ)。
ぬおおおおおおおお!(怒
ちなみに、最初のエッチ場面では藤咲はトレードマークのダサ眼鏡を着けたままで、しかもこれもだっさい感じのネルシャツを着たままでエッチしてくれてるので、オタクっ子男子受けスキーにはたまらないシーンになってますよ。
お互いに「好きだ」という告白もなく、こんな関係になってしまった諏訪×藤咲。
諏訪は、自分で強がって言っているように、「こんなダサイ、しかも男なんて、次の彼女ができるまでのつなぎだ」と思ってます。
でも…。
じつは、さっきの独白にはまだ続きがあるんです。
(藤咲を好きなわけじゃない)
(でも、藤咲はオレのこと)
(どう思ってんだろ…)
うおおおおお!
萌える!
この関係性萌える!!!
イケメンがオタクっ子のことを好き勝手にしてるつもりなのに、じつは相手の気持ちがきになちゃうとかハゲ萌える!!!
しかも、オタクっ子・藤咲が献身的で、何をされても受け入れちゃうような子だから、さらに倍!
さて、ここから大きく物語は動きます。
諏訪がクラスメイトたちから、女の子と連れだってのスキー旅行を誘われるのです。
前から狙っていた大学一の美女が、「諏訪くんが行くなら私も行く」と言っていたと聞き、諏訪は「やっと次の彼女ができる!」とやる気をかきたてられます。
でも、諏訪の頭の中には、藤咲の顔がちらちらと浮かんでくるのでした。
その夜。
諏訪は携帯で藤咲に聞いてしまいます。
「もしもし…オレだけど」
「諏訪くん?」
「…明日から、女の子も一緒に旅行に行く」
「………」
「い…行ってきてもいい?」
おいおいおいおい。
お前、藤咲との付き合いは「次の彼女ができるまで」のつなぎじゃなかったの!?
なに、ちょっと藤咲の気持ちを試すみたいに電話なんかしちゃってるの!?
――などと、いろいろツッコミたいところ満載ですが、さあ、お互いの気持ちをまだ確かめ合ってない2人は、ここからいったいどうなってしまうのか!!!!!!!!!
ふう…。
ちょっとあんまりにも萌えストーリーすぎて、頭の血管切れそうです(笑)。
今の最後の場面、「女の子と旅行に行ってきてもいい?」とか聞かれてる藤咲の気持ちを考えると、可哀想で可哀想でうっうっ(号泣)。
しかも、聞いてる諏訪のダメさ加減というか、お前まだ子供だなぁという青臭さも可愛くて、攻め受けどっちもお腹いっぱいです!
ちなみに、ここでの藤咲の返事と、それを聞いた諏訪の態度は、ちょっと布団の上をごろんごろんしちゃうくらいの萌えが発生しますので、どうぞお気を付けて。
あ、こっからまだお話は二転三転するからね!
これ以上はもうネタバレになるので書けないのですが、ストーリーの最後まで、ガリ勉オタクっ子・藤咲は可愛くて、優等生スキーは瀕死の重傷です。
諏訪に抱き締められればぎゅって抱きつき返すし、キスなんかされればもう全身でそれに応えてます。
うん、たぶん性的な経験がないからウブいんだよね!
もういっぱいいっぱいになっちゃうんだよね!!! ぐはっ!!!
そして本作の最後のページには、2人が気持ちを確かめ合ったあとに初めて明かされる、藤咲が諏訪のことをどう思っていたのかという告白が出てきます。
こ、これ…丸写ししたい…でもダメ…ネタバレになっちゃう…うっ…。
ゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
………
ドッカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ブログ主の萌え大爆発)
うおおおお、萌えるよぉぉおおおおお!(ごろんごろん
卑屈でネクラで可愛いよぉぉぉおおおおおお!(アヘ顔
間違いなくオススメしますが、優等生スキーは絶対にこのコミックス買ったほうがいいです。(キリッ
ちなみにこのコミックスには他にも、でっかい身体のわんこ後輩×先輩ぶろうとする男らしい先輩とか、年上眼鏡美人と年下ショタっ子眼鏡の2人に迫られちゃう(性的な意味で)ダメ野郎とか、優等生スキーの心を騒がせるカプがいっぱい載ってますよ!
いま挙げた「年上眼鏡美人」は、BLEACHの石田雨竜にそっくりな眼鏡美人で萌えるよ!
そして後から2つめに載ってる「月の中で散歩」という作品は、これまた強烈な優等生受けです。
田舎から大学卒業を機に恋人(男子)を捨てて上京し、就職して大企業で頑張ってる、眼鏡堅物真面目っ子が主人公(受)。
ところが、毎日くたくたになって帰るアパートに、ある日、地元で捨ててきたはずの恋人が泊まりにきて!? というお話です。
この攻めキャラである元恋人が、田舎らしい大らかな男子というか、几帳面で神経質な眼鏡男子ちゃんである受けキャラと対照的な、いつもニコニコなわんこ系男子でして、ご想像どおり、そんな元恋人の大らかっぷりに、几帳面受けっ子ちゃんがブチ切れて「出てけー!」とかなったりするわけですが、いやもう最後は、神経質眼鏡っ子ちゃんが元恋人の大きな腕にぎゅーされて大人しくなっちゃうというか真っ赤になっちゃって、あらいやだごちそうさま! みたいな優等生スキーにはたまらない展開になってます。
こちらの作品でレビューを書こうかと思ったくらいのオススメな一作です。
とにかく、このコミックスは買って損しないから!
なっ!
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