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[レビュー]かゆまみむ先生のスパコミ新刊2冊を読んだ感想を速攻でまとめました かゆまみむ『今宵、王宮で。』『虎×兎』


Category: レビュー 同人誌   Tags: 受け-真面目・カタブツ  ●カ行-かゆまみむ  
 今日の戦利品をパラ読み…とか言っておきながら、帰宅して読むのをとても楽しみにしていたかゆまみむ先生の新刊2冊をじっくり読んでしまいました。一冊は『マギ』のシンジャ(シンドバッド×ジャーファル)本、もう一冊はタイバニの虎×兎本です。
 まずはシンジャ本の感想から…。

 まったく原作を知らない人間がその本を読んだ時に、激しく原作を読みたい欲を起こさせたり、同カプの他の同人誌を読みたくさせるのが、素晴らしい二次創作本の条件だと、つねづね思ってきた私ですが、今回のかゆまみむ先生のシンジャ本は、まさにそういう一冊でした。

 ちーけんは、「マギ」についてはコミックスの一巻を買ってみたばかりという状態の人間で、ちなみにその1巻にはシンドバッドもジャーファルも出てきていないので、公式の2人については、まったく知識がありません。
 でも、かゆまみむ先生のご本を読んだら、このカプについて、さらに焦点をはっきりさせると受けキャラであるジャーファルについて激しく知りたい知りたい知りたくてたまらないという欲望を掻きたてられました。

 そして、今回のスパコミでの参加サークル数からも推測できるとおり、「マギ」の二次創作は、まだまだこれから盛り上がるジャンルだと思いますが、そのような状況でシンジャにハマッた人にとっては、かゆまみむ先生の本作は、一種の福音のように感じられる一冊だろうなぁとも思いました。
 オールキャラっぽい穏やかなカプ本もいいけれど、思いっきり2人がいちゃこらしてる、別の言い方をすれば粘性的な関係の2人が描かれた濃密な二次本を読みたいという読者にとって、ジャンルがまだ小さな状況だと、なかなかそんな本に出会えなかったりすることがありますが、今回のご本は読み手のそういう欲望を完全に充たしてくれます。
 ジャンルというのは、そうした両輪の本が揃ってこそ勢いがつくとちーけんなどはいつも考えているところ、その意味でもとても素晴らしい一冊だと強く感じたのでした。

 本作を読むと、読者は、かゆまみむ先生が描きたかったのはこういうジャーファルなんだなというのがストンと腑に落ちます。
 果たして、そうやって読者が心に描いた「かゆまみむ先生のジャーファル像」が本当にそれで正しいかどうかはわかりませんが、そのような像が読者の心の中に結ばれるという点で――それはある意味で読者が自分の望むジャーファル像を、本作のストーリーを培養基にして読者それぞれが心の中で作りあげる作業でもあるわけですが――、それだけでも本作がマンガとして優れていることがわかります。

 ちーけんの場合でいえば、それはこんな「像」です。

 自分が仕え、しかも飲んだくれて大事な予定をすっぽかしそうになるような手がかかりまくりの王・シンドバッドの世話を焼きまくる、優秀な政務官・ジャーファル(2人はアラビアンナイトの舞台になっているようなアラビアっぽい雰囲気の世界の住人です)。
 ジャーファルは、自分のほうが“上司”であるシンドバッドよりも一枚上手でいるつもりでいます。
 でも、ある出来事をきっかけにして、ジャーファルはじつはそんな自分の思いこみ、思い上がりは虚妄であり、シンドバッドのほうが一枚も二枚も上手だったことを思い知らされるのです。
 じつは自分がシンドバッドの手の平の上で踊らされていたにすぎないことを知ったときの、ジャーファルの恥辱に満ちた顔のエロいことといったら…!
 そして、ここが大変重要なところですが、シンドバッドによるこの暴露の行為は、性愛を通じておこなわれます。
 自分が操っていたと思っていたシンドバッドに、それが単なる思いこみだったことを思い知らされても、口では絶対にそれを認めず、必死で抵抗するジャーファルを、シンドバッドはその肉体から強制的に快楽を引き出すことで、ジャーファルが隠そうとする本当の気持ちをさらけ出させるのです。
「お前は本当はこうしてほしかったんだろう?」とでも言うように。
 それは、「お前は本当は俺より弱いんだ」「無力なんだ」ということを、ジャーファルに思い知らせる作業でもありますが、気持ちを裏切り、シンドバッドが言うとおりの反応をあからさまに見せる自分の肉体の痴態を眼前に突きつけられた時、ジャーファルがどんなにか甘い絶望を味わわされているかと思うと、ちーけんなんかはおしっこがジョーと止まらなくなるくらいに萌えハゲてしまいます。
 言うまでもなく、ジャーファルはその時、一種解放されたかのような喜びを極限まで感じてもいるわけで、この歓喜と絶望という相反する二つの感情に悶え苦しむジャーファルの姿を、かゆまみむ先生の筆は見事に描ききっています。

「ごまかしてもわかってるぞ。イッて痙攣してる中をほぐされるのが一番気持ちがいいんだろ?」

 こんなにも屈辱的な言葉を、それも思い切り甘くかけられながら恥ずかしい姿をさらすジャーファル…!!!
 たびたびこのブログでも書いてきましたが、“肉体によって暴かれる真の自分”というこのモチーフを描かせたら、かゆまみむ先生の右に出る者はいないと、ちーけんはつねづね思ってきたところ、本作ではそれが大爆発した観があります。
 こんなふうにちーけんが脳内で妄想したジャーファル像が、本当にかゆまみむ先生が描かれたかったジャーファルかどうかは、先にも書いたとおりわかりませんし、そしてそれが合っているかどうかは重要ではありません。
 まったく原作を知らずに読んだちーけんが、これだけ2人について想像を掻きたてられ、その先を知りたいと思わせられたことこそが大事なのであって、本作の読者には、そのそれぞれの妄想がきっと広がっていることと思います。

 そして、もう一冊のタイバニ本。

 こちらで、ちーけんが特筆しておきたいなぁと思ったのは、これまであまりBLで描かれたことがないモチーフが描かれていることです。

 それは、“嘔吐プレイ”です(笑)。

 BLの歴史というのは、必ず男子2人の恋愛を描かなければいけないという枠がある中で、いかにそのバリエーションを多彩にしていくか、そのバリエーションを新たに開拓していく天才作家さまたちが綴っていく歴史だと、ちーけんはいつも考えてますが、その意味で、バーナビーが口の中に指を突っこまれ無理やり嘔吐させられるのと同時に、虎徹の手で身体をまさぐられ純粋に性的な絶頂に追い込まれる姿を描いた本作は、BLの歴史に新たな1ページを開いてくれたものだといっても過言ではありません。
 性的な快感を味わわされながら、吐瀉物を吐き出す(といっても絵的にはもちろん綺麗(?)です・笑)誇り高いバーナビーの姿は、エロティックそのものといった風情で、見ているだけでゾクゾクします。
 そして、バーナビーの口の中に指をつっこんでる“おじさん”こと虎徹が、別にサディストでも何でもなく、実用上の必要に迫られて作業としてやっているだけという(そのへんのストーリーは実際に本作をお読みくださいまし!)、この場での2人の関係性が、ちーけんとしてはさらに興奮する部分です(笑)。
 両者の合意に基づく、もしくはSからの一方的な欲望の発散としてのSM的行為としてこの“嘔吐プレイ”が描かれているのでは ない ことこそが、エロいわけですよ。
 虎徹は、バーナビーを吐かせることに、何の昏(くら)い欲望も持っていないのに、バーナビーはそんな虎徹の手で辱めを受けながら、みっともない姿を晒させられるという。
 はー、こりゃたまらんですばい(笑)。

 以上、大変長くなりましたが、かゆまみむ先生のスパコミ新刊2冊を読んでの感想でした。
 上の拙文でちょっとでもそそられた方は、何とか手を尽くしてどちらもお読みいただくことを心からオススメします。
 記事中でも書いたとおり、もちろん原作を知っていればさらに楽しめますが、原作を知らないでも、まったく問題ないどころか、どんどん2人についての想像が頭の中で広がっていく、最高の二次創作本だと、ちーけんは思います。

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Comments

神本2冊getでちゅ 
みむセンセのとツイッターから跳んできました~

幸運にもスパコミで、神本2冊ともゲットできたので、心してあじわいたいと思います。

『マギ』のシンジャはやはり原作知らず、というかゆきやの場合2次萌えが主流だったりします。画像検索して、アラブ~な雰囲気だけしかわかってない。

タイバニは、ここのところ、スんごくツイッターで盛り上がってますが、オネムな時間の放映で1話しか…でもバニーにはまってしまいそう?
もともとピグ部屋うさぎだらけのうさコスピグなんですよね^^

ほぼ作家さま買い、ですが、ますます楽しみになってきました~♪

8/28のオンリーがあるようで、密かにインテ行きたい熱がメラメラしてます。

 
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