ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]素っ気ない態度の優等生が可愛く見えてきちゃった女ったらしの同級生に、優等生が真っ赤な顔であることを… 日高あすま『スノーブロッサム』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-高校生  受け-真面目・カタブツ  受け-ガリ勉  受け-成績優秀  攻め-不良  ●ハ行-日高あすま  
スノーブロッサム (バーズコミックス リンクスコレクション)スノーブロッサム (バーズコミックス リンクスコレクション)
(2010/08/24)
日高 あすま

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 みなさん、こんばんは~。
 次の土日はどちらも仕事で、つまりは今日から2週間、休みナシのブログ主です。
 泣きたい。
 ブログ更新が今にもまして滞るかもしれませんが、その時はお許しください…。

 そんなわけで心の慰めを求めて(笑)、熱心にBLを読みあさっていますが、この1週間ほどに出た新刊が、でれもこれも“優等生受け”ばっかりで嬉しい悲鳴です。
 おいおいご紹介していければと思っていますが、今日はリンクスコレクションから出た日高あすま先生の新刊『スノーブロッサム』をご紹介させていただこうと思います!

 本作は、全寮制の男子高ものという、最近では古色蒼然といった趣きすらある設定の一作(笑)。
 日高あすま先生の描かれる受けキャラは、どの作品でも昭和初期の言葉でいえば「高踏的」な雰囲気を漂わせてるなーとブログ主は思ってます。
 ちょっと世の中を斜めに構えて見てて、容易に他人と交わらない感じの。
 本作『スノーブロッサム』の主人公(受)・雪村(ゆきむら)も、同室で暮らす素行不良&問題児なルームメイト・桜井に心を許さず、毎日ロクに口すらきかずに2人は過ごしてます。
 でも、そんな日高あすま先生お得意の高踏的なキャラが、全寮制の男子高なんていう設定だと輝いてくるんですな!(笑)
 攻めキャラ・桜井の目を通して、主人公(受)・雪村は、こんな風に描かれてますよ。

(この学校にはおよそ不釣り合いな真面目なタイプで)
(すんげー、かわいくて)
(その上、すげーシャイで超キレイ好き)
(真面目ゆえの口うるささも皆無で)
(オレの行動にはむしろ悲しいくらい無関心)

 いまみなさんの頭の中に、どんな“雪村像”が描かれてるのか人それぞれだと思いますが、桜井の言葉通り、細くて色白できっちり分けた髪型が神経質そうな優等生が、主人公(受)・雪村です。
 夜は定時できっちり寝るし、洗濯も毎日こまめにやっていつも制服はピシッと着こなす。
 潔癖性でヒマさえあればお勉強。

 桜井は、いつもツンと澄ました優等生の顔を崩さない雪村のことが気になってしょうがありません。
 これまでさんざん女の子を食いまくってきた桜井ですが、同室のキレイな顔の優等生に心惹かれてしまったのです。
 雪村は夜も眠りが浅く、桜井が夜遊びをして帰ってきた物音で目を覚ましてしまいます。
 それを見て、桜井はちょっと下心つきでこんなことを申し出てみるのでした。

「これ少し飲んでみる? アルコール度数は高いけど、香りがいいし飲みやすい」

 もちろん、優等生の雪村が「うん」と言うとは桜井も思ってません。
 でも、いつも自分のことなんか気にもしてないような素っ気ない態度を見せる優等生・雪村とちょっとでも話したくて、こんなことを言ってるわけですね。

(どーせ受け取らないとは思った)
(けど、この人形みたいに整った顔が、酔うとどう乱れるのかと)

 ここまで読んで、ブログ主は心の中で叫びました。
 おいおい桜井、お前は俺か、と――(笑)。
 そりゃ見たいよね、優等生の乱れた顔は。

 いきなり話が飛びますが、本作の見どころはここ(↑)にあるとブログ主は思ってるんです。

 それは、ずーっと後で登場してくる、2人がくっついたあとのお話でよくわかります。
 話の順序が逆になりますが、どうかしばらくお付き合いください。

 紆余曲折を経て(後でご紹介します)心を許しあった桜井と雪村ですが、線が細くて乱暴に扱ったら壊れそうな優等生・雪村のことを、桜井は大事に大事にするんですね。
 そんな桜井の気持ちは嬉しいけれど、「僕のことが好きなのになんで何もしてくれないの…」と涙ぐむ雪村。
 さらにある日、桜井のベッドの下から、巨乳美女がたくさん載っているエロ本を見つけた雪村は、ショックを受けるのでした。

(やっぱり桜井は、こういう女の人が好きなんだろうな…)
(僕はただでさえ貧弱だし、まるで進展できてない)
(僕も雑誌の女の子みたいに、綺麗だったらよかったな)

 そして、自分の愛用の枕を、大好きな桜井に見立てて、ベッドに誘う練習をしたりするんです(ゴゴゴゴゴ… ←注・地鳴り

 ………。
 ………。

 うおおおおおおおおお、どっっっかぁぁぁあああああああああんん!!!!!!!!!!(大噴火
 これはもうブログ主的にはヤバすぎるくらいの可愛さ!
 はうああああ。
 以前からこのブログを読んでいただいてる方はご存じかと思いますが、ブログ主は毎日一生懸命頑張ってる優等生が、たった一人の前でだけは可愛くなっちゃうというのが、最高に好きなのれす(笑)。
 華奢なカラダで、いい点数を取ろう、成績トップになろうと、必死で張り詰めた日々を送ってる優等生が、そんな男性性を自分の意志で捨て、一人の男にだけは「可愛いと思ってほしい」なんて屈伏しちゃうその心根がもう大好物で大好物でどうしようもないんです。
 わかるよね、みんなっ!

 とくに最初、桜井が暗い気持ちになっちゃうほどツンツンしてた雪村がこんな風になっちゃうんですから、これだけでご飯おかわり3杯というか、いやいや、口からあふれるヨダレだけでお茶碗3杯余裕ですよ(笑)。

 さて、ここからさらに凄い場面が出てきます。
 枕相手に恥ずかしい練習をしてるところを、当の桜井に見つかっちゃった雪村は、意を決して自分の気持ちを告げるんです。

「僕はもうずっと…顔を見るたび夜が来るたび、触りたいし触りたくて…」

 そして…。
 続けて告白される優等生・雪村のセリフがもう神台詞!
 華奢で色白の優等生が、こんなこと言うんですよ。
 うおー。

「あ、朝から…、こんな…はしたないこと言って…嫌いになった?」

 日高あすま先生の言葉のチョイスが絶妙すぎて、もう全身がわなわな震えてきます。
 “はしたない”ですって…!!!(きゃっ)
 どうしたらこのブログ主の胸のときめきをお伝えできるのかしら…。
 このコンボは最強ですよ…。

 この場面を読んで、ブログ主の脳裏に浮かんだシーンがあります。
 遠野春日先生の書かれた優等生受けBL小説の歴史的傑作『恋する僕たちの距離』です。
 本作の雪村と同じような、クラスでも孤立する美人の委員長が、秘めた恋心を告白して、ずっと敵対していた副委員長と何度も何度も愛を交わした翌朝、委員長はこんなことをつぶやくんですよ。

「僕があんまり…その、こういうことが好きだから、呆れる?」

 このシーンをブログ主が初めて読んだとき、本当に心臓がバクバク言ってこのまま死ぬかと思うくらいキュン萌えしたのはつい昨日のことのようですが、日高あすま先生の本作における優等生・雪村の上のセリフも、これに引けを取らない破壊力がありますよね。
 優等生が、淫らになってしまう(なる、ではなくなってしまう)自分を恥じてつぶやく、「嫌いにならないでね」というセリフの持つ破壊力は、N2爆雷1万個分(←エヴァネタ)に相当するものとブログ主は推察しますが、本作のよみどころはまさにここにあるかと。

 そうなると、先程の桜井のつぶやきがもう一度、我々読者の眼前に大きくそびえ立つことは、これはもう一つの歴史的必然です。

(この人形みたいに整った顔が、酔うとどう乱れるのかと)

 優等生が酒なんかいくら勧められても飲まないだろう――そう思って桜井が寝酒を雪村に勧めた、さっきの場面を思い出してください。
 ところが、この場面、なんと雪村は飲むんです。

「じゃあ、少しだけ。もらうね」

「えっ…ユキ?」

「ん…なんか…甘いね……はあっ…結構おいしーね」(ふにゃっと笑う)

 あわわわわわ。
 飲んだ! 飲んだ! クララがじゃないや雪村が飲んだ!
 そして、読者は目にするのでした。
 ブランデーを一気飲みして、ふだんの性格のタガが外れた雪村が、桜井に甘えるように抱きついて、耳元でこんなセリフを囁くのを…。

「優しくしてね…」

 耐えろ、これは酔っぱらいの戯言だ、真に受けるな――そう必死に自分に言い聞かせる桜井。
 ところが、雪村は二の矢を放ってきます。

「ウソ。ごめん、今のはウソだよ」

「あ、やっぱり?」(ホッ)

「――乱暴にしてもいいよ」(ぎゅっ)

 そのまま2人は…。
 もちろん、ここからのH場面は納得のデキですよ(笑)。
 これはコミックスを読んでいただくときのお楽しみということで、詳しく書きませんが、翌朝、桜井が言ったセリフだけご紹介しておきましょう。
 目を覚ました雪村は、昨晩の乱れた自分のことをまったく覚えていなかったのです。
 あれほど熱く愛を交わしたのに、いつもどおりの冷たい態度に戻ってしまった雪村に、桜井が言います。

「雪村君、上から下まで超感じやすくて、指先も口ン中も性感帯で、どこ触ってもイキそうになるし、全身エロすぎ」

「…ウソ、何言って…」

「そんで耳元でもっとして…とかねだったりするから、こっちはもうそんだけで…」

「やめろっ!!」

 えらいモメてますが(笑)、この2人がどうやって本当の気持ちを確かめ合い、
 
「あ、朝から…、こんな…はしたないこと言って…嫌いになった?」

 なんてセリフを真っ赤になってベッドの上で言っちゃうほどに接近するのかは、ぜひコミックスをお買いになって、ご自分の目で確かめてくださいませ!

 なぜ酒の上でのことを雪村が覚えてないのか、そしてそもそもなぜ雪村が桜井にすすめられて酒なんか飲んでしまったのか、その謎解きが進むにつれ、読者は雪村という優等生のあまりに可愛い心の中に悶絶して、その下にパン生地を置いておけばちょうどいい耳たぶくらいのやわらかさに生地が変化するぐらいになるでしょう…(意味不明)。
 ちなみに、最後のコマはこんな甘い会話です。

「もう、遅刻しちゃう――」

「んじゃ、キスだけ」

「うん……えっ、あっ…そこ…?」

 ぐああああああ。
 遅刻を気にする優等生になんといううらやましいことを…!!!!
 やばい、最初から最後まで本当にたまらない一作です。

 ちなみにこのコミックス、他に3作ほどが収録されていますが、最初書いたとおり、どの作品も受けキャラがどことなく雪村くん的というか、高踏的な気高いキャラがあふれてます。
 とくに、『赤に近い色の糸』という作品は、ややダークなストーリーになってますが、眼鏡で優等生な義兄を監禁して縛り上げて身体を好きなようにしてしまう弟くんのお話だったりして、いやもうエロいのなんの。
 線の細い泣きぼくろ付き眼鏡の黒髪お兄ちゃんが、義弟から縛られて、

「あーっ、オレがいない間にイッちゃったの? オレが許可するまでイッちゃダメって言ったのに」

 なんてことを言われて、ビクビクッなんて身体を震わしてますよ(笑)。

 本当はこの作品、リンクスで雑誌掲載されたときにレビューしたかったんですが、当時は仕事が忙しくて果たせませんでした。
 ようやく宿願が果たせた思いでいっぱいです。

 あ、ちなみに上の文中でご紹介した遠野春日先生の『恋する僕たちの距離』も、当ブログでレビューを書かせていただいてますので、ご興味のある方はもしよかったら…。

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