ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]アホでへたれな幼馴染みをバカにしまくってた眼鏡優等生が……最後は乙女っぷり丸出しでぐずぐずに!!! 雲之助『ラブリートーク』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-高校生  受け-真面目・カタブツ  受け-眼鏡  受け-生徒会長・委員長  受け-女王さま  受け-自信家    ●カ行-雲之助  
ラブリートーク (IDコミックス GATEAUコミックス)ラブリートーク (IDコミックス GATEAUコミックス)
(2010/08/12)
雲之助

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 事件ですよ…この本の発売は事件ですよ…。
 本年度の“優等生受け”BL第一位を狙える凄いマンガが、何の前触れもなく発売されてしまいました。
 新創刊された「ガトーコミックス」より今月発売されたばかりの一冊、雲之助先生のデビューコミックス『ラブリートーク』です。

 ブログ主は、こーゆーレーベルが出来るらしいというのはもちろん知っていて、「創刊ラインナップはどんな感じなのかな~」と思ったら、3人ともまったく知らないお名前の作家さんだったので、全然期待もしてませんでした。
 同人誌傑作選みたいなコミックスなのかな~? と思ったくらいで。

 ところが!!!!!!

 買ってみたら腰が抜けました(笑)。
 どこにいたの、こんな作家さん!!!
 いやー、生きててよかったです。
 ハッキリ言って、優等生スキーならば、以下のレビューなんか読まずに、このままamazonでポチッたり、書店に走っても絶対に後悔しない一冊ですが、ブログ主個人の心の記念碑として、ざっくりレビューを残しておこうと思います。

 まずは、上記amazonでの表紙画像をご覧ください…!
 ブログ主は店頭でまったく気づかなかったんですが、キスされそうになってる受け男子、ちゃんと眼鏡してるんですよね。
 ちょっと外れ気味になってるところに、攻め男子の唇が近づいて…という表紙なんですが、この2人が本作の主人公ですよ!

 その眼鏡!
 どう見ても頭よさそうな眼鏡!
 これが主人公(受)である和博(かずひろ)です。
 本作で作者・雲之助先生がすごいなと思うのは、この和博という優等生キャラの造型の素晴らしさに尽きるんですが、和博は見かけからして頭がよさそうな眼鏡優等生で、しっかり者な空気を漂わせています。
 というか、周囲の人間をきっと内心では見下してるんだろうなぁ~というぐらいの、エラそうな雰囲気の優等生です。

 ストーリーの前半で、和博はある意味で“嫌なヤツ”として描かれてます。
 そこまで言っちゃうと語弊がありますが、隣家に住む幼馴染みの同級生・はじめに、“いろんなこと”をするんです。
 その一つ一つに、優等生の嫌なところが全開なんですよ――その意味はおいおい明らかになっていくと思いますが。

 では、和博にいたぶられる(?)幼馴染み・はじめはどんなヤツかというと、一言でいえばアホでへたれな男子高校生です。
 見てくれはカッコイイ部類で女子にももてますが、生まれたときから一緒に育ってきた和博に、いつも引っ張ってもらって育ってきた感じのへたれです。
 だから、いつも横にいる大型犬のペットぐらいにしか、和博には思われてない感じですよ。
 放課後はいつも、はじめが和博の家に行っては、参考書とにらめっこで勉強する和博の横で、音楽を聴いたりマンガを読んだりしてゴロゴロしてます。

 そしてストーリーは、そんな優等生・和博が、はじめに向かってとんでもない告白をすることから始まるんです。
 そもそもそれを引き起こしたのは、はじめが和博にしたアホな“お願い”のせいではあるんですが…。
 放課後のいつものゴロゴロタイム、はじめがいきなり和博にこんなことを頼んできたのです。

「カズくん、キスの練習しない?」

 と。

 いつか彼女ができる日のために、キスの練習をしておきたい――まあ、この“お願い”だけでも十分驚きなんですが、先程書いたとおり、それに対する和博の返答こそ、本当にびっくりするものだったのでした。

「…ハァ? 無理だね。だって、俺、お前好きなんだもん」

「へ?」

 ほらね!
 眼鏡で凛としてて、アホな幼馴染みがゴロゴロしてる横で真面目に勉強してるような優等生の和博が、そのアホな幼馴染みのことを「好き」だというんですから、こりゃあ驚きでしょう(笑)。
 その驚きは、作中のはじめのこのセリフでよく表されてます。

(あのカズが?)
(あったま良くて委員長とかやっちゃう)
(外面だけいいようなカズが?)
(俺のこと好きだって?)

 そして、いきなりの告白で、和博が自分のことを好きだなんて信じられないはじめに、和博はなんというか優等生の嫌なところ全開で、すんごく辛く当たってくるんです。
 まあ、「辛く」ってのは微妙に違うんですが…。
 はじめが「あわわわ…」としてるばかりなのは、みなさんもよくおわかりかと思いますが、しっかり者で横顔が綺麗な優等生の幼馴染みのことを、「好き」と言われたことで、なんだか急に意識しはじめちゃったはじめに対して、和博はとことんいつもどおりに振る舞って、顔色ひとつ変えず、焦りまくるはじめのことをバカにした感じであしらうんですよ(笑)。

 例えば、はじめが「なんで俺(のことを好き)なの?」と聞けば、返答はこんな感じ。

「知らん。いつの間にかそうなってた。そんなことより、寒いから灯油とってくる」

 表情も変えずに、こんなこと言われたら、「本当にこいつ、俺のこと好きなの…?」って、はじめならずともなりますよね(笑)。
 さらに、「ほ、本当に好きなのか!?」と迫るはじめには、こんな態度で返しますよ。

「お前、バカじゃねーの? おめーのことが心底好きで、キスしたくてやらしーことしたいってことだっつーの」

 これも、まるで女王様みたく上から目線ではじめに言ってます。
 もう、はじめは目を白黒させるばかりです。

 そして、極めつけはこれでしょう!
 
 「本当にカズくんは俺のこと好きなの? ほんと? うそ? ほんと?(ぐるぐるぐるぐる)」とパニックになってるはじめに抱きついて、泡を食う幼馴染みの狼狽ぶりを楽しんででもいるかのように、耳元に口を寄せて、次々とこんなセリフを囁いていくんですよ。

「はじめくんはぁ、ぼくが好きですか?」(悪そうな顔でニコッ)

「わっ」

「練習台じゃなくて、俺とキスしたいですか?」(抱きついて顔を寄せてくる)

(え、え、え…)

「はじめ。好きです。ずっとずっと好きでした。俺と付き合って…」(耳元で囁くような声で…)

 これ全部、見るからに頭良さそうな眼鏡優等生な和博が、とっても楽しそうに、はじめをからかうような感じでやってます。
 なんつーか、2時間ドラマの悪女(笑)。
 経験のない年下男子を誘惑するような悪い女ですよ。
 色恋に興味がなさそうな優等生が、幼馴染みをからかうようにとはいえ、「俺とキスしたいですか…(吐息)」なんて言って同級生の身体に抱きついちゃったりして、いやもうけしからんことこの上ない場面ですが、おわかりでしょうか。
 今の場面でずーっと、和博は自分のプライドが傷つかないように、わざと“嫌なヤツ”のフリをしているんですよね!
 もう一度上のセリフを読み返していただければわかりますが、和博はもしはじめに告白を断られても、「あはは! 冗談だよ!」とでも言って逃げられるように、自分の逃げ道を用意してるんです。
 これが優等生の優等生たるゆえん。
 でも、じりじりと距離を詰めながら、もしかしたら…とはじめの反応を伺ってもいたり。
 すべて計算づくというか、この場をコントロールしている自信というか、そーゆーものが言葉と態度の端々から見えてますよね。
 これこそ優等生の嫌なところ。
 頭のいい自分の計算通りに何もかも進むはずという思い込みというか。

 ところが!!!

 本作における優等生・和博というキャラの性格設定に素晴らしさに、雲之助先生の素晴らしさが光り輝いていると最初に書きましたが、以上の和博の嫌な優等生っぽさ満載の行動は、すべてここから始まる後半クライマックス場面への伏線でしかなかったのでした。
 
 そうです。
 和博の計算にない事態が起きてしまうんです。
 はじめは、大切なものを扱うかのように、眼鏡でエラそうな幼馴染みのことを抱きしめると、和博にしっかりとした言葉で告げてきたんです。
 さっきまでのへたれっぷりもどこへやらという真摯な顔で、「好きだ」「キスしたいです」と。

 この瞬間!!!!!!!!!

 いやもう雲之助先生描かれるこの場面の絵をすべてお見せしたいんですが、幼馴染みも自分と同じ気持ちでいてくれると知った和博は、さっきまでの悪女っぷり、優等生っぷりもどこへやら、まったく違う顔を見せてくれるんです。
 …真っ赤になって、ちょっと涙ぐんだ歓喜の表情を!

 はわわわわわ。
 このコマの和博の顔がまず可愛すぎて、ブログ主は即死ねるんですが、想像もしてなかった「俺も好き」という答えをもらって、優等生が緻密に組み立てた計算は崩れて、和博の素の顔がはじめの目の前にさらけ出されたというわけなのでした。
 喜びにふるふる震えながら、「バカ…好きな奴に告白してオッケーでキスしたいって言われたら当たり前だろ」と、真っ赤になった自分の顔を正当化する和博。
 もちろん、綺麗で眼鏡な幼馴染みのそんな見たことのない表情を見せられたはじめは、一気に気持ちに火が付いて、和博を抱きしめて押し倒して唇を有無を言わさず奪っちゃうのでありました…エロっ!!!(笑)

 というわけで、ここからはもう優等生スキーに超サービス場面が連続して出てきますよっ!
 すごく…エロいです…(笑)。

 さっきまで、悪女よろしく幼馴染みのことを誘惑していた和博が、今では野獣と化したへたれの幼馴染みの勢いになすすべもなくなっちゃって、

「ふ…」

 とか、

「あんっ」

 とか喘ぐだけの生き物になっちゃってます。
 何度も言うけど…エロっ!(笑)

 眼鏡でエラそうな優等生が、へたれな幼馴染みに、

「和博」

 って呼び捨てにされて、でも逆らえずに、「ん…」とか言いながら、上目遣いでキスをせがんじゃったりして、えっ、さっきまでのあのエラそうなアナタはいったいどこへ…とブログ主はぶるぶる打ち震えてます(笑)。
 そして、

「カズくん、やじゃない? へいき?」

 とか聞かれながら、やさしく服を脱がされて身体中をさわられまくったあげく、

「嫌じゃない…はぁ…ずっと想像してた」

 なんて恥ずかしい告白をさせられちゃうところといったら…!!!!!!!
 この間、はじめはずっと、

「かわいい…カズくん、かわいい…」

 と呟きながらコトに及んでます。
 くぁわいいいいいいいいいいぃぃぃいいいいいい!!!!!!!(脳の血管切れる勢い

 いやー、前半は嫌な優等生っぷり全開の和博が、後半は一転、恋する乙女みたいになっちゃって、へたれな大型犬にいいようにされちゃうお話だということをご理解いただけましたでしょうか。
 怜悧で眼鏡で横顔が綺麗な優等生が、アホな幼馴染みのことをいいようにあしらってたかと思いきや、まさかという「OK」の返事をもらったとたん、計算ずくの行動ができなくなっちゃって、真っ赤になったあげく、ふるふる震えちゃうという…。
 ああ…。
 マジ生きててよかった…。
 こんな優等生受けマンガ読めるんだもん、生きててよかった…。
 本当にブログ主はそんな思いでいっぱいです(感涙)。

 さて、いまご紹介したのは、シリーズの第一話なんですよ。
 本作には続編があるんです。
 だから、第一話はストーリーを丸ごと紹介してしまいました。
 第二話がまた凄いんです…。
 なので、ここまでストーリー紹介を読んでしまった方でも、安心して本書をお買い求めいただいて大丈夫です。
 てか、読んで!

 第二話、さわりだけご紹介しておくと、デキちゃった2人のその後のお話です。
 付き合うようになったら、はじめはこれまではタダの幼馴染みの優等生だとしか思ってなかった和博のことが可愛く見えてしょうがなくなっちゃったという設定での続編でして、これだけでどんだけ甘いかわかるでしょう?(笑)

(カズくんが可愛い…)
(付き合い始めてから、別段変わったこともないのだけど)
(やけにかわいい、と、思う…)

 だから、体育の授業中も、隣に座った和博に、思わず言っちゃいますよ。

「カズくん…、ぎゅーしたい」

 とか!(甘っ

 で、重要なのはですね、本当に読者の目から見ても、和博がなんか可愛くなっちゃってるんです!(きゃっ
 はじめに優しく微笑んじゃったり、「ぎゅーしたい」とか言われたら、頬を染めながら体育倉庫に一緒に向かっちゃったり…!!!!
 極めつけは、あのエラそうな優等生の和博が、はじめにこんなことを言うんです。

「ふあ…ん…あっ…は、はじめ」

「ん?」

「す、好きって言え…あんっ」

「好きだよ」

「もっ…と」

 ぎゃあああああああー!!!!!!
 途中の喘ぎ声はいったい何!!!!!!
 ハァハァ…。
 やばい。
 本当に脳の血管切れて死ぬかと思った。
 優等生が可愛いとやばすぎるよね。
 体育倉庫に消えた2人のその後は、ええ、もうご想像にお任せしますが、コミックス買わないと、絶対不幸になりますよ、そこのアナタ…。

 さて、本コミックスには、上記の表題作のシリーズの他に数作が収められてまして、基本的にはどれも優等生受なテイストになってます。
 とくに、『恋のエントランス』という作品は、高校の同級生ものBLで、萌え死にます。
 受け男子が、とっても内向的でというか、クラスで誰とも馴染もうとしない孤高系のネクラ男子で、ところがどっこい、主人公(攻)にだけ、なぜか心を開いて笑顔を見せてくれるんです。
 ところが、主人公(攻)が他のクラスメイトにも人気がありどんどん新しい友達ができていくのを見た受け男子は、「もう俺に構うな!」と言って、主人公(攻)から離れていこうとします。
 ここの卑屈っぷりが神…。
 「俺なんか、やっぱり一人でいたほうがいいんだ…」って超内向的になって、主人公(攻)から離れていこうとするという。
 このネクラ男子受けも絶対に「買い」の一作です。
 他の作品もどれもいい!

 じつはこのレビュー、のべでいうと10時間ぐらい書き上げるのにかかりました。
 何度イチから消して書き直したことか!
 好きすぎてうまく書けないんです!
 今のバージョンでも、とても雲之助先生のマンガの良さが伝わるとは思いませんが、せめてその一助にはなりますように…。
 早く2冊目のコミックス、出てくれないかな…。

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Comments

読みました! 
うーん、私には合わなかったみたひ><。

絵柄が花ゆめ系?というか
なんか目の光の描き方が個性的すぎて(黒目と白目にかかる)
せっかくはあはあしてくれても集中できなかった・・デス。

女王様受けは好きなんですけどねー!
優等生受けDNA(?)が欠落してるちよこにはこの作品のすばらしさが感受できなかって残念どす。



あ、でもこのレーベルから秀良子さんのコミックスが出てるのを知ったのは収穫でした!^^「イケメン君とさえない君」なんてタイトルもイイ。
ご紹介ありがとうございました。
 
 
ちーけんさんのレビューに誘われて購入しました!
表題作が かわいくてなみだ目になりました。めんこい!
紹介ありがとうございます~♪
 

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