ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]ガテン系×眼鏡リーマン! 荒くれ者ぞろいの工事現場で頑張るエリート現場監督な受けキャラが可愛いっ! あきばじろぉ『現場より愛をこめて』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-社会人  受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  受け-いじめられっ子  ●ア行-あきばじろぉ  
現場より愛をこめて (ミリオンコミックス Hertz Series 60) (ミリオンコミックス  Hertz Series 60)現場より愛をこめて (ミリオンコミックス Hertz Series 60) (ミリオンコミックス Hertz Series 60)
(2009/11/30)
あきば じろぉ

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 みなさん、こんばんは!
 なんか今週は仕事が結構ヒマでした。
 珍しいこともあるもんだ…。
 この週末もおかげでゆったりとした気持ちで過ごしてます。
 こんな時は溜まってるBL本を消化しつつ、やっぱりブログを更新したいので、こうしてPCに向かってます。
 なかなか更新する時間がありませんが、ワタクシ、このブログを大変愛しているのです(笑)。
 よーし、レビュー書いちゃうぞ!

 というわけで、もっと早くご紹介したかった一作。
 昨年末に発売されたあきばじろぉ先生のコミックス『現場より愛をこめて』をご紹介させていただきます。

 あきばじろぉ先生といえば、“優等生受け”BL界(あるのか?)においては神に等しい存在。

 もともと眼鏡キャラを多く描かれる作家さんですが、それだけでなくそんな眼鏡男子がいかにも冴えない勉強っ子だったり、地味キャラだったり、真面目だけが取り柄の優等生だったりして、ブログ主をはじめとする優等生スキーの心をくすぐって止まないんです…。
 とくに最近はその傾向が強まっているふうに一読者としては感じてまして、雑誌やアンソロジーであきばじろぉ先生のお名前を見かけるたびに、「さすがに今回は“優等生受け”じゃないだろ…」と思って中を見ると、やっぱりまた“優等生受け”を描いてくださってるというこの嬉しい悲鳴(笑)。
 そして今日ご紹介するこのコミックスでは、攻めキャラとの関係性においても理想の“優等生受けっ子”が登場してくれてます。

 表紙の2人が主人公たちです。
 左側の背が高いガテン系兄ちゃんが攻めキャラの原田隆弘(はらだ・たかひろ)。
 原田に頭を抱き込まれて嬉しそうにはにかんでるのが、主人公(受)の結城太郎(ゆうき・たろう)です。
 どーですか、まずビジュアルとして受けキャラの結城のこのたたずまい、完璧でしょー?(笑)
 なんかママに切ってもらった感さえ漂うお坊ちゃん刈りみたいな髪型に冴えない眼鏡、ネクタイはきっちり喉もとまで締めてますよ。
 でもスーツじゃないですよね、着てるのは。
 主人公(受)の結城は、大学を卒業して大手建設会社で働いて数年になる現場監督です。
 ブログ主は建設業界は詳しくありませんが、聞くところによると、ゼネコンの大卒エリート社員とかが若いうちに現場経験を積むためにやらされるのがこの「現場監督」という仕事らしいですね。
 大工やとび職、配管屋さんに塗装屋さんなど、下請けの業者のオジサンたちの上に立ち、作業のスケジュールや人繰りを調整するのが仕事らしいですが、現場のオジサンたちはもちろん海千山千。
 それに、そのオジサンたちの下で働く若い作業員たちもみんなヤンチャだったりして、エリート大卒の現場監督はなかなか大変というのはよく聞きます。

 で、同志のみなさまはもうピンと来てると思うんですが、このシチュエーション自体がとっても“優等生受け”なんですよね(笑)。
 むさいオッチャンやヤンチャな作業員たちに囲まれて右往左往する眼鏡の若きエリート…。
 ぐふふふ(笑)。
 そして本作の主人公(受)・結城太郎は、まさにそんな感じなのです。
 ちょっと違うのは、冷たいエリートとかじゃなくて、どちらかというとふんわり笑顔が似合っちゃう、ニコニコ系優等生クンというところでしょうか。
 すごーくいい子ちゃんっぽい雰囲気なんです。

 じつは、結城は小学校のころから大人しくて、イジメというほどではないにせよ、クラスの悪ガキたちに学校の行き帰りの荷物を持たされたりするような男の子でした。
 どう見ても運動とか得意じゃなさそうですしね(笑)。
 本ばっか読んでそうな地味な眼鏡っ子だったわけですよ。
 社会人になった今も、そんな雰囲気は変わっておらず、現場の荒くれ者たちに囲まれて、ニコニコしながらも右へ左へと走り回ってます。

 そして、そんな結城の小学生時代、じつは攻めキャラの原田と結城は同じ小学校に通う同級生だったのでした。
 しかも同じクラス。
 今では地元の土建屋で働き、リーダー格として現場をまとめる原田は、下の人間から慕われるタイプです。
 弱い者いじめを許さないような原田のそんな性格は小学校時代からのもので、クラスの悪ガキたちに泣かされている結城のことをいつもかばってやっていたのが、原田だったのでした。

 ところが!

 それだけだったら、原田にも結城にも“いい思い出”だったのでしょうが、じつは2人にとっては、当時のことは少し苦い記憶になってます。
 じつは、大きな眼鏡が可愛くて助けてやるとにこっと微笑んでくれる結城のことを、男同士にもかかわらず好きになっちゃった原田は、小学生男子らしいウブさでついつい冷たくしてしまい(好きな子ほど…ってやつですな!)、2人はその後お互いを避けるようになってしまったのです。
 ぎくしゃくしたまま中学入学と同時に結城が他県へ転校していき、2人は気まずいまま別れていたのでした。

 ストーリーの冒頭は、こんな2人が偶然、マンションの工事現場で、エリート現場監督と現場作業員のリーダーとして再会するところから始まりますよ。
 むふふ。
 これは問答無用でドキドキするでしょう~(笑)。
 小学校のころと変わらず眼鏡が似合う結城と再会した原田は、荒くれ作業員たちの中に咲く一輪の百合の花のような雰囲気の結城に、やっぱり胸をざわめかせてしまいます。
 だって、可愛いから(笑)。
 あきばじろぉ先生の絵が絶妙でもあるんですが、この主人公(受)・結城がですね、おでこ広くて頭よさそうで、4:6ぐらいできっちり分けられた黒髪と相まって、いやもう優等生臭がぷんぷんしているんですわ~。
 いかにも野暮なエリートサラリーマンというか垢抜けないというか事務員のおっちゃん風というか、そんな“地味っ子”オーラもバシバシに放出してまして、原田のみならず優等生スキーな読者にとってもたまらん雰囲気があるんです。
 小学校時代のことは忘れたように挨拶を交わした2人ですが、やっぱりふんわりと笑っていつもニコニコしている結城と一日現場で一緒にいただけで、その晩の原田は眼鏡っ子・結城にいろいろエロいことをやりまくっちゃう妄想をオカズに一発ぬいてしまったのでした(笑)。

 さあ、小学生のころは幼すぎて成就しなかった2人の初恋は、社会人になった今、はたして実るのか!?

 ブログ主には、主人公(受)・結城の可愛さがよ~く出てると思うある場面がありまして、それがこれです。
 再会してもやっぱりぎこちなくなってしまう原田との関係を思い悩む主人公(受)・結城が、そんな気持ちを素直に原田に告白するシーン。

「(小学生の頃に)嫌われてたんだと…思ってた。だから…今度は嫌われないように…って思って…」
「でも…どうすれば嫌わないでいてくれるんだろって…考えてもわかんなくて…」
「話しかけることもできなくなった…」


 このブログですでに百万回ぐらい書いてきましたが、優等生ってのはその言葉の響きと裏腹にじつは卑屈だったりするところに美しさ、輝きがあるんです。
 成績優秀なのに、人気者なのに、みんなからオトナと思われてるのに、とてもいい子ちゃんで優しいのに――、それなのにじつは自分の性格に自信がなかったり、容姿にコンプレックスがあったり、友達が少ないのを悩んでたりしてこそ、優等生という存在に受けキャラとしての妙味が出てくるわけですな!(笑)
 その意味で、本作の主人公(受)・結城は、ブログ主好みの受けキャラです。
 さすが、あきばじろぉ先生!
 一生ついていきます!!!
 上のセリフでわかるように、いつもニコニコしていて、現場の荒くれ者たちからも好かれていて、何とかかんとか現場を切り盛りしているような若手エリート現場監督が、じつはたった一人の男の前では「嫌われてるんだと思ってた…」なんて言っちゃう。
 この卑屈さ、意外な自信のなさが、本作の何よりも美味しいところなんですなー!
 結城、可愛い!
 じつは上の場面、こんな卑屈で暗い告白をされた原田が、社会人になった今回は絶対失敗しないぞと結城に愛の告白をして、ちゃんと愛されてると知った結城がホッとしたように頬を染めて、

「うれしい…」

 なんて涙ぐむ感動の場面がすぐ後についてきます。
 つまり、ここで愛が成就するとともに、優等生・結城のコンプレックスが昇華される場面でもあるんですね。
 “こんな僕でもちゃんと好きって言ってもらえた…”という。
 救いを与えられた優等生がホッとしたように男に甘えるこの場面のなんともときめくことよ。
 本作は、大洋図書発行のBL誌『HertZ』で連載されたものがまとめられたものなんですが、失礼を承知で書きますれば、BL界でも“ニューウェーブ系”最先端の雑誌として好調な『HertZ』に、あきばじろぉ先生はそぐわないのではとお思いの向きもじつはあるのではないかと思います。
 だって、BL最初期から活躍されてるベテランの作家さんですし、いわゆる明るくて軽い“ボーイズラブ”の作家として活躍されてこられた先生ですから、“ニューウェーブ系”BLの代表誌である『HertZ』には合わないのではないかと。
 ぶっちゃけ、ブログ主も最初のころはそう思っていました。

 が!

 本作を読んでいただければわかるとおり、そして他の雑誌で描かれたあきばじろぉ先生の作品を読んでいただければわかるとおり、やはりこの作家さんはマンガ家としての力量が尋常ではないんですよね。
 誰でも受け入れやすい設定のキャラなのに、必ず備わっているオリジナリティ。
 一コマとて無駄なコマのない構成力と、その結果生まれるわかりやすいストーリー。
 なのに、そこで描かれるキャラクターたちの感情の動きは、非常に複雑です。
 よく、いい文章を書くをコツは、優しい言葉をつなげていくことだと言いますが、あきばじろぉ先生のマンガはまさにそんな感じですよね。
 平易なセリフとストーリーをつなげているだけに見えるのに、出来上がったものはとても高次元の人間の感情を描ききっています。
 やっぱり『HertZ』に載るのにふさわしい作家さんですよねぇ。
 やたら小難しい設定とセリフ回しを多用して、読者を無理やり自分のフィールドに引きこもうとするマンガ家さんにはぜひあきばじろぉ先生のような作家さんを見習っていただきたいものです(笑)。
 マンガってのは、世界の設定を説明するものじゃなくて、その中で動き回るキャラクターたちの生き様を描くものですよね。

 さてさて、本コミックスは一冊まるまるこの原田×結城のシリーズが収録されています。
 原田の後輩のヤンチャ少年・聖也が途中で2人の恋のお邪魔虫として登場してきますが、最後にはこの聖也クンも別の登場人物と幸せになってくれまして(聖也クンが受け)、こっちのカプのお話も入ってたり。
 原田と気持ちが通じあってからの、優等生・結城の甘えっぷりというか、「嫌われないように…」みたいな感じで、そろそろと原田の側に近寄っては抱きしめられちゃう結城の可愛い様子は必見です(笑)。

 とってもオススメですので、優等生スキーの同志のみなさまにおかれましては、ぜひ入手して読んでみていただきたいと思います!

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