ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[雑誌レビュー]似ている設定のマンガが別の雑誌で! 花音10月号よりかぶとまる蝶子『放課後SMクラブで』&麗人Bravo07年秋の号より鬼嶋兵伍『隷人抄』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-眼鏡  受け-生徒会長・委員長  特徴-高校生  受け-ガリ勉  特徴-幼馴染み  ●カ行-かぶとまる蝶子  ●ア行-鬼嶋兵伍  
花音 2007年 10月号 [雑誌]花音 2007年 10月号 [雑誌]
(2007/09/14)
不明

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 同時期に発売された2つの雑誌で、設定がよく似た“優等生受け”マンガがそれぞれ載ってまして、珍しい(?)ので、2つあわせてレビューしちゃいます~。

 さてその2作品とは、花音07年10月号掲載・かぶとまる蝶子先生の『放課後SMクラブで』と、麗人Bravo07年秋の号掲載・鬼嶋兵伍先生の『隷人抄』です。

 似ていると言うのは、どちらも受けが勉強一筋のメガネ優等生で、男らしい少年である攻めとは幼なじみの仲良し、受けの優等生くんが一緒に成長して格好良くなっちゃった攻めの少年のことを好きで好きでたまらないけれど、お高い優等生くんはそれを素直に表せず悶々としている――そんなあたりの設定が共通ということであります。

 もちろん細部は微妙に違うんですが、これだけ似た設定の“優等生受け”マンガが、ほぼ同時期に別々の雑誌に載ることは珍しいですよね!
 だって、もともと“優等生受け”マンガ自体少ないし…。
 でも、同じような設定から話が始まるのにもかかわらず、2つの作品はまったく違う結末を迎えます。

 テイストもこの2作品、まったく違います。
 かぶとまる蝶子先生の『放課後SMクラブで』は、ちょっと明るめのコメディタッチ、鬼嶋兵伍先生の『隷人抄』は、(タイトルからして重そうですが)超シリアスなストーリーです。

『放課後SMクラブで』の主人公(受)・御園生正二(みそのう・しょうじ) は、高校の生徒会長。
 ただの生徒会長ではありません。
 変人として有名です(笑)。
 何を考えたか、いきなり「SMクラブ」なる部活動(?)を立ち上げ、校内では「やっぱり生徒会長は変人…」とヒソヒソ話されています。
 現在、この「SMクラブ」は、御園生のほかは部員は1人しかいません。
 それが主人公(攻)の牧内選(まきうち・すぐる)。
 なぜ1人だけかといえば、御園生が「SMクラブ」を作ったときに、“部員は身長183センチ、体重66キロ限定”という条件を設定したから。
 はい、もう見え見えです。
 幼なじみの選のことを好きで好きでたまらないけれど、素直になれない生徒会長サマが御園生だけを部活(?)に入れるために作った条件なんですね(笑)。
 小さいころから、「すぐる、なんでオレのそばにいないんだよ」と我が儘を言い続けてきた御園生は、高校にはいってどんどん格好良くなる選を何とか自分の側に留めたいと思っているわけですが、この「SMクラブ」の件でも、選はちゃんと御園生の言うとおりに部に入ってくれ、放課後はいつもいっしょに部活動に励んでくれているんです。
 といっても、「SMクラブ」の“SM”は、じつは「牧内選」の名前のイニシャルを取っただけで、部活動の実態は学校の内外でボランティアに励むというものなのですが(笑)。
 でも、そんな選のことを、御園生は全然信じていません。
 小さい頃からの腐れ縁で俺といっしょにいてくれるだけだ…と思いこんでいます。
 でも、そんなことだけで「SMクラブ」なんて恥ずかしい名前の部活に入ってくれる幼なじみはいないと思うんですが(笑)。
 実際、作中の選も、御園生のことを好きだからこそ、我が儘を聞いてずっと一緒にいてあげているわけですよ!

 でも、いいですね~、ホントは幼なじみのことを好きでたまらないのに素直になれない生徒会長サマ!
 自分が持っている生徒会長としての権力をフルに使ってでも、幼なじみのことを自分の側に置いておきたい――そんな優等生ならではの子供っぽい執着心が、ちーけんにはたまらなく可愛く見えてくるわけですよ!
 で、幼なじみがちゃんと一緒にいてくれているのに、全然安心できなくて、内心はもう不安でいっぱいになっているという。
 ストーリーの中でも描かれていますが、一見すると、御園生は選のことを下僕のように扱って変な部活に入れちゃったりさせる女王様なわけですが、水面下を見てみれば、ホントの力関係は、選のほうが断然勝っているわけですよね、この2人の関係って。
 御園生は、大好きな幼なじみに「もうお前といっしょにいるのは嫌だ」って言われるのが、怖くて怖くてたまらないからこそ、自分の権力を使ってつなぎとめようとするわけですから。
 読者視点から見れば、選が御園生のことを好きなのも、もう見え見えなんですけれど(笑)。 

麗人Bravo (ブラボー) ! 2007年 10月号 [雑誌]麗人Bravo (ブラボー) ! 2007年 10月号 [雑誌]
(2007/09/13)
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 さて、今回ご紹介するもう1作『隷人抄』の主人公は、不良高校でトップを張る周囲の信望厚い番長・圭輔(攻)×超進学校のメガネ優等生・太一(受)の2人です。
 2人は同じ小学校に通っていた幼なじみ。
 勉強だけが取り柄の優等生だった太一は、クラスのみんなと遊ぶときにも1人だけついてゆけず、転んでしまうような少年でした。
「そんな奴おいて先に行こうよ~」というクラスメイトたちに逆らい、そんなときいつも太一に手を差しのべ、「だめだ! コイツも一緒じゃなきゃ俺は行かねえ。立てるだろ? 太一! お前は俺が守ってやるから!」と言ってくれたのが、今では近辺でも名前を知られる番長に成長した圭輔だったのでした。

 高校は超進学校と不良校とに別れてしまいましたが、今も定期入れには圭輔と自分がいっしょに写った写真を忍ばせている太一は、ある日、街角で仲間を連れた圭輔とすれ違います。

(圭ちゃん!)

 そう心の中で叫んだ太一でしたが、圭輔は太一に気づくことなく通り過ぎてしまいます。

 さあ来ましたよ、第1の悲しいシーンが。
 幼い頃、自分のことを助けてくれたガキ大将を好きになってしまっている進学校の優等生。
 優等生から見れば、それは自分の少年時代の最大の思い出なのですが、ガキ大将から見れば、ほんの日常の一コマに過ぎなかったりするわけです。
 じつは本作では、圭輔と太一はそれほど薄い付き合いではなく、中学時代も一緒に遊んだ友だちだったりするのですが、やっぱり太一が圭輔を思っているほどには、圭輔は太一のことを思っていないんですよね。
 この場面では、メガネをかけたいかにも優等生というルックスの太一が、圭輔と会えた喜びで頬を赤らめた瞬間、気づかれることなく通り過ぎられてしまい落胆するところが描かれており、これはとても萌えるシーンです。
 このシーンで、太一は圭輔と自分との“想い”の落差を突きつけられるわけです。
 太一の圭輔への“想い”の深さはどれほどのものなのか――。
 この直前のシーンで、じつはこんな独白が太一の心の中でおこなわれていました。 

「圭ちゃん、別々の高校になってからあんまり会えてないけど…元気かな。ずっとトクベツに思っていたこと、結局言えずじまいだった。…でもいいんだ。言葉なんかなくたってきっと僕たちは誰よりもワカリあえてるはず――」

 こーんな想いを圭輔に抱いていたのに、目の前を通り過ぎられて、自分の独りよがりだったと思わされては、そりゃ太一はガックリ来ますよね。
 ピュアな優等生くんとあらば、なお然り。
 そして、この日の出来事を機に、太一は恐ろしい計画を実行するのです…。

 さて、2作品の基本設定をつらつら書いてきましたが、優等生な受けキャラ2人が攻めキャラにそれぞれ執着している様子がわかっていただけましたでしょうか。
 この後の展開は、明るくコメディタッチで進む『放課後はSMクラブで』と、重いシリアスで展開する『隷人抄』とで、天と地ほどの開きがあるのですが…。

 ではまず『放課後はSMクラブで』からご紹介しましょう。
「SMクラブ」の変人生徒会長サマは、ある出来事をきっかけに、ほんとのSMプレイを選からしかけられることになってしまいます。
 裸で縛られ自由を奪われた御園生は、選に丁寧な愛撫をほどこされ真っ赤になって感じまくってしまいます。
 このシーン、メガネを外してしまっているのが残念なのですが(笑)、それまで女王様に描かれてきた御園生が一転して選の好きなようにされてしまい、“優等生受け”視点ではかなり萌えさせてくれます。
「なぜ俺にこんなことをするんだ!」という御園生に、選は自分の気持ちを素直に教えてあげるのですが…。

「好きだ…正二…」

「ウソだ! お前が俺に付き合うのは、幼なじみで仕方ないからだろう」

「はあ? ありえないって 何だそれ。好きなんだからしょうがないだろ」

「わかったぞ! 俺をその気にさせて復讐する気だな。陰謀だ!」


 さすが頭でっかち優等生の生徒会長です。
 全然、幼なじみの愛の告白を信じてません。
 むふふふ。
 こーゆー理屈ばっかり言う優等生っ子には、もう身体で言うこと聞かせちゃうのがいいんですよ(笑)。
 萌えますね~!

「はっ あっ…あっああっ。罠だ…俺を気持ちよくしてどうする気だ…。そんなに嫌いなのか、俺のこと…」

「それだけ好きなんだよ! 小さいころからずっと… だからお前の言うことならどんな事でも聞けたんだ」

「あんっ」

 結局、このHシーンで、御園生は最後まで「好き」と言わないまま“フィニッシュ”します(笑)。
 でも、マンガのラストシーンで、御園生があることをやろうとした選に向かってぽろっとある一言を言っちゃうんです!
 ここがイイんですよ~。
 顔を真っ赤にした生徒会長な女王様が、意地を張って意地を張って、その最後にぽろっと気持ちを漏らしちゃうシーンなんです。
 しかもそれが「SMクラブ」というお題と見事に関連しているので、きっちりマンガ全体のオチにもなっているという。
 かぶとまる先生の熟練の技ですなぁ~。
 最後、可愛くなっちゃう生徒会長を見たい人は、急いで花音10月号を買うといいと思いますよ!

 ではシリアスな『隷人抄』はどうなるのか。
 圭輔の心の中での、自分の存在の軽さを思い知らされた太一は、なんと策を弄して圭輔を拉致してしまうのです!
 いやー、びっくり。
 超進学校のメガネ優等生くんが、そんなことをやってしまうとは、圭輔への執着の強さがよくわかります。
 進学校の仲間の手を借りて、圭輔を人目につかない倉庫に拉致した太一は、そこでなんと陵辱のかぎりを圭輔に尽くすのです。
 そうです。
 陵辱です。
 太一たち一味は、バイブやローションを使って、なんと圭輔の後ろを犯し、その光景を写真に撮ったりして、陵辱の限りをつくすのです。
 町一帯で、頼りがいのある「男の中の男」の高校生として名前を響かせている圭輔が、素っ裸にされて犯されてしまう――こう書くとBLというよりゲイマンガっぽいですが、実際の絵的にも、圭輔がツンツンの短髪で筋肉隆々のカッコイイ少年だけあって、だいぶ男臭い絵面になっていますよ。
 って、お前最初に優等生くんが受けで、圭輔が攻めだって書いてただろ! とツッコまれそうな展開になってきてしまいましたが、いやここが本作のすごいところです。
 圭輔に執着する優等生・太一。
 その思いが高じて、圭輔を拉致した太一は、(モノを使ってだけですが)彼を陵辱してしまうわけですからね。
 この瞬間は、たしかに優等生・太一×不良・圭輔というカップリングになってしまってるわけですよ。

 でもなんで太一はこんなことに及んだんでしょうね。
 そのあたりの心情の機微は、ぜひ『麗人Bravo』を買って読んでいただきたいんですが、この後、太一は陵辱されている圭輔の姿を、メールで呼びつけた圭輔の不良仲間に“公開”してしまうのです。
「来ないでくれえ!」と叫ぶ圭輔の願いもむなしく、 自分を兄貴分として頼ってきてくれた仲間の前で、圭輔は女のようにバイブで犯されてしまう姿をさらしてしまいます。

 圭輔の前から去っていく仲間たち――それこそが太一の狙いだったわけですね。
 暗っ!
 はてしなく暗っ!
 こうして太一は、“自分だけの圭輔”を手に入れるわけです。
 2人きりになって、圭輔に寄り添い、その上にまたがる太一。

「ひどいね…君はただ皆を守りたかっただけなのに、それを…ワカろうともしないで。ほんとうの事を理解してあげられるのは、もう…僕だけになっちゃった。 かわいそうな圭ちゃん…」 

 そして太一は心の中でつぶやきます。

(君にはもう僕しかいないんだよ)

 もう一度言いますが…。
 暗っ!

 いやー、優等生が思い詰めると怖いですね!
 下手に頭がまわるだけに…。
 でも、先ほどの『放課後SMクラブで』の変人生徒会長・御園生と同じで、優等生らしく頭で考えることしかできない脆弱さが漂っているのが、なんだかたまらないんですよね(笑)。

 さあ、最後の場面で、やっと優等生受けの場面がでてきます(笑)。
 ようやく自分だけのものにした圭輔にまたがり、太一は自ら圭輔の性器を後ろに受け入れるのです。

 表面的には、2人がセックスに至って、気持ちが通じ合ったかに見えるこの場面ですが、もちろんずっとストーリーを追ってくればわかるとおり、ここでのセックスは、結局は太一の一方的な“気持ちの押しつけ”にしか見えません。
 でも、圭輔は嫌がらずに太一をまたがらせて自分を腰を振っているんですよ。
 これってどうなんでしょう。
 太一の思いは、ほとんどストーカー並の執着でしたが、あまりに勢いが強すぎて、圭輔の心に届いてしまったということなんでしょうか。
 でも、このセックス場面、圭輔は太一に一言も発しないんです。
 何も言わずに太一の求めるままに腰を振ってます。
 とすると、太一を哀れんで身体だけ自由にさせてやってるのか。
 はたまた、仲間に見捨てられ、単に自暴自棄になっているだけなのか。

 ぐぬああああああ!
 
 正直、ちーけんにはその判断がつきませんでした!(涙)
 どなたか『隷人抄』を読んで、あのラストシーンの意味をちーけんに教えてください!!!
 太一の思いが純粋なのは、もう読んでればわかるんですよ。
 その気持ちが最後、圭輔に届いたのか、届いてないのか、それが知りたぁぁあああい!!!
 それには、途中のシーンのひとつひとつをどうとらえるかでも全然違ってくると思います。
 みなさんも太一と圭輔の関係が最後どうなるか、見たくないですか!
 即刻、『麗人Bravo』を買って読んでみてください!

 というわけで、同じような設定から始まった2つの作品の結末がこんなに違うというのをご紹介したわけですが、どちらにも共通しているのが、“優等生くんの悲しさ”です。

 キーワードは「頭でっかち」。
 御園生も太一も、とにかく理詰めなんですよ。
 選がいつもいっしょにいてくれて、「SMクラブ」なんて恥ずかしい名前のクラブにも言うがままに入ってくれたという事実、いつも圭輔が自分のことを助けてくれて、中学時代も親しい友だちとして過ごしてこれたという事実、もうそんな事実だけで御園生も太一も満足というか、相手の気持ちの深さをわかるはずなのに、そんな“感情”というあやふやな尺度では納得できないんです。
 何か絶対的な“証拠”がないと、信じられないんですね。相手の気持ちを。
 ここが優等生の悲しいところでもあり、また“優等生受け”のドキドキするところでもあるんですが…。

 とくに『隷人抄』は、コミックス化するときとかに、続編を描いていただきたいものですね。
 そのときは、相変わらず自信の持てない優等生太一が、圭輔に思いっきり好き好き言われるマンガ希望!
 って、結局、この2人の気持ちが通じ合ったかどうか、あのラストシーンを読んだちーけんには、わかってないんですけどね…(涙)。
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