ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]80年代後半の『りぼん』のような…嶋田尚未『直情ラバーズ』より『素顔はヒミツ』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-高校生  受け-地味・ダサい  受け-眼鏡  攻め-クラスの人気者  ●サ行-嶋田尚未  
直情ラバーズ (オークラコミックス) (オークラコミックス)直情ラバーズ (オークラコミックス) (オークラコミックス)
(2007/09/12)
嶋田 尚未

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 2週間ぶりに仕事が休みになって死んだように眠っていたちーけんです。
 そんなすさんだ心境で、こーゆーほんわかマンガを読むと、心が癒やされます(笑)。
 嶋田尚未さんのアクアコミックスの新刊『直情ラバーズ』所収の短編『素顔はヒミツ』です。 
 すいません、本ブログは“優等生受け”しか紹介しないので、表題作はほっといて、本コミックスの最後にちょこっと載っているだけの『素顔はヒミツ』のほうだけレビューを書きます…。
 ヤフーとかから、『直情ラバーズ』のレビューを読もうとして検索で飛んできた人はスイマセン…。

 さて、そのご紹介しようとしている『素顔はヒミツ』ですが、カップリングとしては、「スポーツ万能で背も高い、クラス1カッコイイと評判の人気者」な攻め×眼鏡で物静かでおっとりしていてお人好しでクラスメイトから掃除当番とか押しつけられちゃう優等生、という感じです。
 ところがどっこい、じつはこのクラスの人気者の久我(くが)と、見栄えのしない優等生の織原(おりはら)は、みんなにヒミツでおつきあいしている仲なのでした。
 しかも告白したのは、久我から。
 2ヶ月前、いきなり男から、しかもクラスで評判のカッコイイ少年から告白されてビックリした織原でしたが、「俺のこと嫌い?」とニコッと笑いながら言われて、その笑顔につられて付き合うことにしてしまったのでした。

 でも、いまだにそんな人気者と自分が“お付き合い”していると信じられない織原。
 今日も今日とて、押しつけられた掃除当番でゴミを捨てに行った織原の耳に、クラスの女子たちの話し声が聞こえてきてしまいました。

「なにアンタも久我くん狙ってんの~?」

「でも久我くんてさ、いつも織原とつるんでるでしょー」

「織原ってあのダサダサくん?」

「そうそう」

「やっだ 釣り合わな~い」

「あのだっさいメガネも今時ないしね」

「せめてコンタクトにすればいーのに」

「でも久我くんのひきたて役にはちょうどいいんじゃない?」

 いやー、なんでBLに出てくる女子ってみんなこんなに意地が悪いんでしょうね(笑)
 ちーけんがBLを読んでいて不思議なのが、これを読んでいる腐女子のみなさんは、いつも嫌な気持ちにならないかということなのですが、ここでは関係ないのでとばしましょう。

 2人だけで下校する道筋、人目を盗んでキスをしてきたりする久我の愛情は信じている織原ですが、こんな女子たちの生の声を聞いて、さすがはダサダサ優等生、ネガティブな気持ちで押しつぶされそうになります。

「久我くんと釣り合わないなんてことは 僕がいちばんわかってるんだ」
「久我くんはなんで僕なんかがよかったのかなぁ…」


 イイ!
 この自分に自信がなくて自己否定のどん底に落ちていく優等生!
“優等生受け”好きにはたまらない設定ですよ~(笑)。
 でもちなみに織原くんがどんな絵で描かれているかというと、ちーけんの目には十分可愛く描かれているように見えます。
 いわゆる“こぼれ落ちそうな”大きな目、すぐ赤面するところなどなど、じゅうぶんマンガ的な意味では美少年に描かれていると思うんですが、本ストーリーにおいては、読者は「これはダサダサなルックスなんだ」というお約束のもとに読み込まないといけません。
 名作『キャンディキャンディ』の主人公・キャンディが「そばかすなんて気にしないわ~」という有名な歌詞とともに金持ちの娘からいじめられる“ダサイ子”だったように、『スチュワーデス物語』で堀ちえみが「ドジでのろまな亀」というキャラ設定でありつつ、お前どう見ても美少女設定だろというツッコミを視聴者から入れられていたように、本作の織原くんも、そんなルックスと思ってください(笑)。
 でも、だからこそ「どうせ僕なんか…」と地獄のズンドコ(by富司純子)に落ちていく優等生の姿に、読者は「大丈夫! お前はもっと自信もっていいんだ!」とついつい感情を移入してしまうのかもしれませんね。

 さあ、すっかり久我くんと付き合うことに自信を失ってしまった織原くん。
 思いあまって、女子たちが言っていたとおりに自分の外見を変えようと思い立って、久我くんにこんなことを聞いてみます。

「あの…ね 僕、メガネやめた方がいい…かな?」

 ところが喜んでくれると思った久我はむっつりと「なんで?」と言うのみ…。

「やっぱりコンタクトの方が見栄えがいいってゆーか」

 ここで久我がいきなり怒り出します。

「そんなことするなよ! 織原!」

「えっ」

「メガネのままでいいって言ってんの!」

「…でも」

「お前はそのままで十分かわいいんだからさ」

 な、なんとベタな展開!
 でも嶋田先生は実力のある作家さんなので、こーゆーベタなストーリーをきっちり読ませてくれるのです。
 実際、ちーけんは読んでいて、ここのシーンでハートをズキュンとやられてしまいましたですよ(笑)。

 ところが物語はここから急展開!

 やっぱり久我くんに釣り合う恋人になりたいと、勝手にメガネからコンタクトに変えて登校した織原に、クラスみんなが驚きます。

「誰? あの子?」
「えー、織原?」
「うっそ、かわいい!」

 うふふふ。
 さあ、このあたり、80年代後半の『りぼん』または『少女コミック』の匂いがしますですよ(笑)。
 さえないあの子がメガネをはずしたら超美少女に! という。
 ところが、美少年に変身した織原を見て、久我が激怒するのです!

「なんだよ、それ」

 そう言うや、織原の手を引いて教室から強引に連れ出す久我の表情は怒り一色。
 もちろん織原は褒められると思っていたので、久我の急変に訳がわかりません。
 屋上に連れてこられた織原は、そこで久我から衝撃の一言を言われます。

「織原はあのままでよかったんだよ! ダサくてサエないままのほうがよかったんだ!」

 ガーン!(笑)
 ダサい優等生が、慣れないことをやって頑張って可愛くなったら、好きな人からこんなこと言われたら、下手したら自殺ものですよ!
 もうこの瞬間の織原くんの気持ちを考えると、可哀想で可哀想で、もうちーけんは読んでいてハァハァ興奮してしまいました――変態ですいません…。
 
 さあ、久我の真意はいったい…というところで、あとはぜひご自分でコミックスを買って読んでみていただきたいんですが、この後に出てくる久我のセリフがですね、もうこれがまた80年代後半の『りぼん』なんですよね~(笑)。
 ダサイ優等生がメガネを外したら美少年だった、というのと同じくらい、「おいおい、そりゃありえねーだろ」という(笑)。
 クサくてあまりにありえなくて、でもどこか「こんなセリフ言われたい」という乙女の夢を実現しているセリフが、この後の場面で久我の口から飛び出してくるわけです。
 さっきも書きましたけど、マンガというのはいかにベタなストーリーをそうでなく読ませるか、というところにマンガ家の力量が出ますが、本作は十分その点成功しています。
 さあ、どんなセリフなんでしょーね。
 だいたい予想がつくとは思いますけれど(笑)。

 本当に、ちーけんの感想としては、80年代後半の『りぼん』や『少コミ』に載っていたようなピュアな少女マンガを読ませてもらったような気がしました。
 なので、当然ながら本作にはエロはありません(笑)。
 あのころ『ときめきトゥナイト』とか『星の瞳のシルエット』が好きだった方、ぜひあのころの楽しかった少女マンガを思い出す意味でも、本作を読んでみてくださいませ! 

 あ、表題作の『直情ラバーズ』は、生徒会長攻め×元気で可愛い剣道部主将受けで、こちらもなかなか面白いです。
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