ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]なぜか構ってくる優等生なクラス委員長に、ヤンキー主人公(攻)がブチ切れて…! 『ボーイズ キャピ!』09年秋号より、オオヒラヨウ『チューズ・ミー』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-生徒会長・委員長  受け-真面目・カタブツ  特徴-高校生  攻め-不良  受け-成績優秀  ●ア行-オオヒラヨウ  
ボーイズキャピ! 2009年 11月号 [雑誌]ボーイズキャピ! 2009年 11月号 [雑誌]
(2009/09/25)
不明

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 みなさん、おはようございます。
 昨日会社で先輩社員と年末年始のことを話していたら、どうもとんでもない出勤日程になりそうなブログ主です。
 もしかしたら、年末年始の休みがものすごい変則になって、クリスマスから30日まで休んだあと、大晦日から出勤になるかも…!
 そのまま10日ぐらい休みナシという。

 いやじゃー。
 助けてー。
 うう…。

 ブログ主が4月に微妙に会社で昇進してしまったことはすでにみなさんにご報告したとおりなのですが、そのおかげで、毎年ヒラ社員としてぐうたら過ごしていたはずの年末年始がとんでもないことになりそうなのです~。
 くぅっ…。
 給料は年間で3万円ぐらい上がるだけだし、中間管理職って本当に何もいいことないな!!!
 mixiで「会社で中間管理職な腐男子コミュ」って作ってみたら、どんくらいの人が入ってくれるんでしょう(笑)。
 悩みを語り合いたい!

 それではブログ主のそんなささくれた心を癒やしてくれた一作をご紹介させていただきましょう。
 発売されたばかりの『ボーイズ キャピ!』09年秋号に掲載されていた、オオヒラヨウ先生の際しなく『チューズ・ミー』です!


 オオヒラヨウ先生といえば、かつては“優等生受け”とか全く書きそうにない作家さんとしてブログ主には認識されていたのですが、昨年夏に出たコミックス『SとMの恋愛』が見事な“平凡受け”BLの名作だったことは、本ブログでもご紹介させていただいたとおりです(記事はこちら)。
 それ以来、雑誌の表紙にお名前が出ていたりすると、気をつけてチェックするようにしていたのですが、今回の最新作はまさに当ブログの守備範囲ドンピシャ!
 ヤンキー高校を舞台にした、遊び人不良ヤンキー×真面目な委員長というカップリングの、まごうかたなき“優等生受け”BLですよ。
 うーむ、オオヒラヨウ先生はこれから要チェックですねぇ…。

 それではその素晴らしいストーリーをご紹介させていただきましょう。

 読者の心を揺さぶってくれるマンガというのは、まあ最初の2ページを読んだだけでだいたいわかるものですが、本作がまさにそれ。
 夕暮れの教室で、体格のいいヤンキー高校生が、同級生と思しき真面目そうな生徒を床に押し倒し、その身体を蹂躙してるシーンからストーリーが始まってます。

「あ…っ」(ガタン! と机を蹴っちゃう音)

「おい、委員長、あんまり音たてんな。人が来るかもしんねーだろ」

「…っ」(涙ぐみつつ、手で口を押さえ必死に声を我慢)「んっ んっ くっ…んんっ!」

 もちろん、委員長は大きく足を開かされ、ヤンキー同級生のものを受け入れさせられてますよ。
 けなげにも必死でヤンキー同級生の命令に従おうと声を押さえる委員長の上に乗っかって、ヤンキー同級生は身勝手に腰を振っています。

 でも、どう見ても無理やりなのに、なんだか委員長はヤンキー同級生の無体を受け入れているように見えるんですね。
 この2人はいったいどういう関係なのか――。
 読者の疑問はいやがうえにも高まっていくわけですが…。

 ちょっと昔話をしておくと(笑)、こーゆーですね、真面目そうな委員長がヤンキー同級生にいいように身体を弄ばれちゃって、しかも必死で声を我慢しながらすがりついて…というシチュエーションがお好きな方は、まったく同じ場面が、羽柴紀子先生のコミックス『DO ME!』収録の『ルナティック・フラワー』という短編で描かれてます。
 この羽柴紀子先生の作品はですね、“優等生受け”BLの歴史に残る超絶的な傑作ですので、我こそは優等生スキーと自負されている方なら、ぜひコミックスを手に入れてお読みになることをオススメしますですよ!
 でも、今回のオオヒラヨウ先生のマンガの冒頭場面を見た瞬間、ブログ主の脳裏に、この羽柴紀子先生の作品の同じく冒頭場面がフラッシュバックしてきたほど、両作品のこの場面は似ているんですよ。
 ならば、羽柴紀子先生の作品と同じく、今回のオオヒラヨウ先生のマンガも傑作に違いない――。
 そうブログ主が思ったのも無理からぬことでありましょう。
 そして、その予感は正しかったのでありました(笑)。

 さて、けなげな委員長クンの上で身勝手にも腰を振り続けていたヤンキー高校生は、名前を「安(やす)」といいます。
 これが苗字ですよん。
 “バカ高”として有名なこの高校でも遊び人としてしられている安は、昼休みともなれば、校舎の屋上に勝手に置いているソファセットにふんぞり返って煙草を吹かし、授業もロクに出やしません。
 とても高校生に見えないくらい大きな身体を無理やり制服に押し込めているような安は、そんな不良的高校生活を送り、仲間たちと適当に楽しんでいたのですが…。

 そんな安に、姿を見るたび、

「未成年者の喫煙は法律で禁止されています」

 とか、

「HRで文化祭の出し物が決まったので、プリントを持ってきました。ちゃんと参加して下さいね」

 とか、

「今週の授業のノートです。コピーだから返さなくていいですよ。分からない部分があったら、遠慮なく聞いてください」

 とか、いかにも優等生ヅラして声をかけてくる同級生がいました。
 それが、クラス委員長の掛井(かけい)です。

「委員長って真面目だよねー」
「何でうちの学校にいんのか不思議」
「偏差値70以上あるんだって?」


 クラスメイトからはこんなことを言われ、ぱりっとアイロンが利いた感じのワイシャツを律儀にズボンの中に入れて、いかにも優等生~みたいな外見をしている掛井ですが、四角四面の優等生というわけではなく、普通に友達も多くて、明るく話もしたりするタイプ。
 一言でいうと、「いいヤツ」です。
 だから、安を見かけるたびにいろいろ言ってくるのも、嫌みな感じではなくて、にこやかに「ダメだよ!」みたいな感じで言ってくるんですね。

 でも、そんな掛井のことが、安は目障りでしょうがなかったのでした。
 だって、まるでNHK教育テレビのミニドラマのように、掛井はこんなことを言ってきたりするんです。

「あ、あのっ、安君! 僕もみんなみたいに君を安って呼んでもいいですか?」

 こりゃー遊び人不良な安からしたら調子が狂いますよね(笑)。
 なんで自分ばっかり構ってくるんだという。
 だからある日、いつものように「ちゃんと学校に来たほうがいいですよ!」なんて耳に痛いことを本当に心配そうな顔をして言ってくる掛井に、ついに安はブチ切れてしまったのでした。

「てめー、うるさい! ほっとけ!!!」

 ところが…。

 その瞬間、掛井は“まさか、そんなことを言われるとは思わなかった…”みたいな悲しげな顔をして黙り込んでしまったのでした。

「すいません…」

 と一言だけ言って。

 さあ、ここでですね、第一の胸キュンポイントがやってきますよ(笑)。

 悲しそうな顔になってしまった委員長・掛井の様子を見て、なぜかヤンキー同級生・安は、ドキッとしてしまうのです。
 うざいと思っていたヤツを怒鳴りつけてやっただけのはずなのに、つまりはスッとすることをやっただけのはずなのに、なぜかヤンキー高校生・安は、掛井の悲しそうな顔に動揺してしまうんです。

 どーですか、このヤンキー×優等生の、当事者たちですらまだ気づいていない恋の始まりの甘酸っぱさ!(笑)

 結局、うるさいぐらいに自分のことを注意したり、気に懸けたりしてくれていた委員長のことが、いつしか安は気になってしょうがなくなってたんですね。
 でも、自分でもその気持ちの正体がわからなくて、ついイライラしては、「うるせー!」なんて怒鳴ってしまったと。

 でも!!!!!!!!!!

 ここで大事件が起きますよ。

 ほら、安はヤンキーくんなので、真面目な委員長のことが気になっちゃう自分のことが不甲斐なくてしょうがないんですね。
 なので、いつもの自分の流儀通りの行動に出ちゃうんです。
 口うるさい委員長を人目のない教室に連れ込むと、こんなことを囁くんですね。

「…委員長、そんなに俺の面倒が見たいんなら、こっちの面倒見てくれよ」

 出たー! 不良が「こっちの面倒見てくれよ」ですって!!!
 もちろん、「こっち」ってのはアッチのことですよ(笑)。
 安は悪そうな顔をしながら、ベルトを外し、ズボンを下ろすと、

「こっち?」

 なんて、不思議そうな顔で疑問符を顔に浮かべている委員長に、実力行使に出るんです。

「こっちってことだよ」

 と言いながら、委員長を床に押し倒して。

 いやー、ここも優等生スキーとしては萌えますねぇ。
 自分が同性からエロいことを迫られてるなんて思いもしない委員長と、そんな委員長に「こっちの面倒見てくれよ」なんて強要しちゃうヤンキー。
 すいません、ブログ主はこーゆーシチュエーションが大大大好きなんですぅ(笑)。

 さて、強引にキスをされた掛井は、ようやく自分が何を求められているか気づくんですが、サッと顔色を変えた掛井を見て、安は心の中でこんなことを呟いてるんです。

(おら、逃げろよ)
(そしてもう俺に構うな)

 うう…。
 なかなか切ない場面ですねぇ…(涙)。
 自分をうざいくらい構ってくる優等生が目障りで、でも無性に気になって…。
 そんな相手を振り切ろうと、脅して追い払おうとしているのがこの場面なわけです。
 安の内心を思うと、ちょっとブログ主なんかホロリと来ちゃいます。

 ところが!

 なんと、掛井はまったく抵抗しなかったのでした。
 ぎゅっと目をつぶると、自分の上に馬乗りになっている安に身を任せるようにそっと寄り添ってきたのです。

(……!)
(何で拒否らねーんだよ!)
(くそ…っ)


 嫌いなはずの委員長に抱きつかれ、頭が真っ白になった安は、結局そのまま掛井のことを抱いてしまったのでした。
 そして、そのまま自分の気の向いたときには呼び出す“便利な相手”として好きなように扱ったのでした。

 そんな2人のエッチ場面が、冒頭にご紹介した「音たてんなよ」な場面だったというわけです。
 好きなように腰を振って、委員長の体内に射精した安は、いつも掛井独りを教室に残し、

「委員長も早く帰れよ」

 なんて酷いセリフを投げ捨てて、自分だけ先に帰って行きます。
 そして掛井は、安の姿が見えなくなると、独りで体内の安の残滓を処理してます。
 こちらもまた切なそうな顔で…。

 さあ、ここまで読んで、ホントは委員長のことが好きなのにそれを認められないヤンキー・安の気持ちはわかったという方は多いと思います。
 わからないのは…。
 黙って抱かれてる委員長・掛井の気持ちですよね。
 ところがある日、掛井がトラックにはねられ、入院してしまうんですよ。
 血相を変えて病院にかけつけた安。
 さあ、もつれまくった2人の関係は、どうなってしまうのか――。

 というところで、恒例で申し訳ありませんが、あとはご自分で本作をお読みいただければと思います(笑)。
 ちょっとだけ書いておくと、退院してきた委員長・掛井は、入院前と人が変わったように、安を無視するんですね。
 いや、無視というと正確ではありませんが、あれほど口うるさかった委員長が、まったく安のことを気に留めなくなってしまうんです。
 それを見て、ショックを受ける安。
 いったい掛井の豹変には理由があるのか? それがわからないところで、安も読者もやきもきさせられクライマックスへと雪崩れ込んでいきますが、あれほど身勝手にレイプまがいのことをしていたくせに、いざ掛井から構われなくなると、途端に焦りまくるヤンキー・安の姿に、ちょっとブログ主なんかはキュンとしてしまいました(笑)。
 …それは別に安が可哀想だからではなく、つまりは安が自分の気持ちに気付いたということですから。
 このブログをいつも読んでくださってる方には周知かと思いますが、とにかくブログ主は真面目っ子優等生が可愛がられるBLマンガが大好きなので、こーゆー展開は理想なんですよ(笑)。
 こうなってしまえば、もうこっちのものですよ。
 最後、気持ちが通じあった2人のエッチ場面は、真面目な委員長が思いっきり安に甘えちゃったりして、ええ、とてもブログ主好みのエロになってましたよ(笑)。
 これまでのことを謝りながら、そっと掛井の身体を抱く安に、委員長が言うんです。

「もう…いいですよ…」

 おいおい、ここまできてもまだ敬語かよ、という(笑)。
 なんかこのへんの言葉遣いは、『ヘタリア』のオーストリアことローデリヒに似てます。
 うん(笑)。

 そして、実際に本作をお読みいただければわかると思いますが、本作では、最後に「ああ、そーゆーことだったのか!」というオチが用意されてます。
 それは、先ほど書いた、黙って抱かれてる委員長・掛井の心の中についての“謎解き”の答えになっているんですが、これがですね、なんというか素晴らしく“優等生受け”なんですな!
 これは書いてしまうと、みなさんが読むときの興を削いでしまうので、ヒントも書かないようにしますが、ええっ、委員長もそんなに安のことが…という心温まるラストシーンになってます。
 うーん、すいません、よくわからないと思いますが…(苦笑)。
 なんで「偏差値70以上」の委員長が、“バカ高”に来たのか、そのあたりの理由も明らかにされちゃったり。

 オオヒラヨウ先生の創りだされるキャラクターたちは、一見あっさりしているんですが、ストーリーが展開していくにつれ、だんだんとその心の底が見えてきて、「あっ、こんなに深かったんだ」と読者が気づかされる仕掛けになってます。
 それは、昨年の『SとMの恋愛』でもそうでした。
 そして、何とも言えず可愛いんですね(笑)。
 この作家さんの描く、人間の“けなげさ”のパターンの多さは特筆もの。
 それは本作でも(前作でも)遺憾なく発揮されてます。
 だって、優等生・掛井は当然としても、ヤンキー・安でさえ、マンガを最後まで読み終えた時には、とってもけなげなイイ子ちゃんに見えてくるんですから(笑)。
 一見、さっくりした絵柄と併せて、お手軽なマンガに見えてしまうんですが、読み進めてみるとじつは繊細で細やかなキャラクターたちの心の中がしっとりと読者に伝わっている――オオヒラヨウ先生のマンガはそんな感動に充ち満ちていますよ。

 今号の『ボーイズ キャピ!』は、ほぼ全作品が完全な読み切りになってまして、今まで『花音キャピ!』を買ったことがない人でも安心して購入できます。
 オオヒラヨウ先生の他にも、おりおりお、白桃ノリコ、柚摩サトルなどの先生方の作品は、優等生スキーのみなさまには親和性が高いはず。
 また、DUO BRAND先生の作品は、とっっっても“優等生受け”でしかもエロいです。
 みなさま、ぜひご一読をば!

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