ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]最近珍しい真・優等生受け! 「僕なんか…」というネクラ優等生の恋の進展を楽しむ一作 『Guilty XX』17より、柘植まくみ『蒼空風景』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-眼鏡  受け-ガリ勉  特徴-高校生  受け-成績優秀  特徴-年下攻め  受け-ネクラ  ●タ行-柘植まくみ  
Guilty XX (ギルティ クロス) Vol.17 特集「先輩・後輩」Guilty XX (ギルティ クロス) Vol.17 特集「先輩・後輩」
(2009/09/01)
不明

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 今日3つめのレビューじゃーい!
 明日からはまた会社ですからね…。
 書けるときに書いておかないと!

 続きましては、先月末に発売されたBLアンソロジー『Guilty XX』vol.17・先輩後輩特集に収められていた短編マンガ、柘植まくみ先生の『蒼空風景』をご紹介させていただこうと思います!

 ブログ主は自分ではまったく絵とか描けないので画材とか全然わからないんですが、このマンガ家さんの絵はすごく描線が独特です。
 なんか筆ペンで描いた感じ?
 すいません、画材に詳しい方、こーゆーのを何ペンで描いたというべきなのか、教えてください(笑)。
 別の言い方をすると、ギャグっぽくない九州男児先生の絵とゆー感じの絵なんですが、イメージ伝わりますでしょうか。
 ブログ主はこの柘植まくみ先生という作家さんを今回初めて知ったのですが、そんなわけで一度読むと印象的な絵のタッチのおかげで記憶にすり込まれます。
 ヤフーとかで検索すると、これまで何作か小説の挿絵で活躍されているマンガ家さんのようですね。
 ちゃんとしたマンガの掲載は、この『Guilty XX』vol.17が初めてではないかと。
 間違えてたらスイマセン。
 いずれにせよ、まだ新進のマンガ家さんなのかしらと思うわけですが、だとすると本作『蒼空風景』は主人公(受)が完全無欠のネクラ眼鏡の優等生クンになってまして、なかなか新人離れしたストーリーだなぁと思う次第です。
 いえ、当ブログ的には大歓迎なんですが(笑)。

 主人公(受)の津久井は高校3年生。
 いかにも体育とか苦手そうな、勉強一筋の優等生といった感じの少年です。
 眼鏡によくわからない髪型の黒髪、そして教師からは難関大学の指定校推薦での受験を勧められるようなタイプですから、まあぶっちゃけ、ブログ主が大好きなタイプの優等生クンというわけですな!(笑)

 津久井は受験勉強のかたわら、写真部の上級生としても活動を続けています。
 ますますネクラ度がアップしてきましたね!
 高校時代に写真部だった方がいらっしゃったら申し訳ありませんが、BL界ではネクラな部活ということになってますので、どうぞそのへんご勘弁ください(笑)。

 ところが、物静かで教室ではいつも本を読んでいるようなタイプの津久井には、最近気になる後輩がいました。
 サッカー部を辞めて写真部に入ってきた後輩・桜田です。

 じつは、少し前のこと。
 満員の通勤電車の中で、津久井は人生初の痴漢に遭ってしまったのです。
 繰り返しますが、本作の主人公(受)の津久井クンは、別に美少年という設定ではありませんよ。
 いかにもガリ勉の優等生という感じのルックスですから念のため(笑)。

(うっわ…触られ…てる?)
(た…助けて、こわいよ…)


 自分の股間をまさぐってくる手に驚いてしまい、ブルブル震えるだけだった津久井ですが、この場面ですね、大変変態で申し訳ありませんが、真面目そうなガリ勉くんが顔を真っ赤にしながら耐えていて、当ブログ的にはとってもそそる絵になってます(笑)。
 さて、為す術もなく目をつぶっていた津久井でしたが、そこに飛び込んできたのが、後輩の桜田だったのでした。

「ちょーっとあんた、なにしてんの?」

 そう言って犯人の腕をヒネリあげた桜田の凛々しいことといったら!
 …といっても、じつはこの桜田クン、外見的にはどちらかというとチャラい感じの高校生でして、いかにも女子にモテそうです。
 でも、津久井の窮地を救ってくれた桜田の姿は、真面目っ子・津久井の心に鮮烈な印象を残していったんですな!

 ネクラガリ勉優等生に訪れた恋のトキメキ…。

 でも、本作が優れているというか、読者をやきもきさせてくれるのは、ここで一気に話を進めないところです。
 津久井はこれまで勉強一筋できたおぼこい優等生クンだけあって、自分のこの気持ちが「恋」だとなかなか気づかないんですよ!
 写真部で一緒になればドキドキするし、近くに来るだけで意識しちゃうのにね。
 そんな津久井に、ある日、桜田が話しかけてこんなことを言ってきたのでした。

「先輩、あー、たまにでいいから一緒に帰りませんか? ついでっていうか同じ方向だし。あんな事あった後だから…まあ、見張り役ってことで」

 おおっ、一気に恋の進展が!?
 津久井を痴漢から救ってくれた桜田が、それだけではなくて二度とそんな目に遭わないように一緒に帰らないかと誘ってくれたんですな!
 このあたり、古典的な少女マンガチックなストーリー展開で、ブログ主は大大大好きです(笑)。
 誘われちゃった津久井なんか、でかい眼鏡をかけた顔をちょっと赤らめちゃったりしちゃってて。
 いや~ん、たまらん(笑)。

 さてさて、もちろん桜田からそんな申し出を受けた津久井は嬉しいわけですが、ここから大変萌え萌えしてしまう会話が繰り広げられます。
 このブログで繰り返し言ってますが、優等生はネクラでナンボなんですよ。
 成績優秀で勉強では誰にも負けない優等生が、じつは友達もいない自分にコンプレックスを持ってたりして、「こんな僕なんか、一生恋人もできないんだ…」なんてネクラな考えに浸りきってるという(笑)。
 そんなネクラ優等生の心のドアを突進してこじ開けてくれる攻めキャラが颯爽と登場し、白馬の騎士とお姫さまのごとく優等生をさらっていってしまうところこそが“優等生受け”BLの醍醐味なんですなぁ…。
 本作でも、ここからは津久井のそんな優等生らしいネクラっぷりと、そんなのをものともしない桜田のセリフがとっても萌える化学反応を起こしてくれるんです。

「あの時は助かったよ。桜田って俺と同じ方向だったんだな」

「あーまあ…。でもあの時から俺と先輩って話しするようになったと思いません? ……先輩、あれまでは俺の事、避けてたでしょ」


 ここで図星を指されて言葉に詰まる津久井の姿が描かれます。
 そうなんです、あの痴漢騒動があるまでは、津久井は後輩・桜田のことをじつは避けていたんですね。
 津久井の言い分というか心の声を聞いてみましょう…。

(桜田は…)
(勉強しか知らない俺とはちがって)
(元サッカー部でその気から女子にもてて…)
(そういう空気のやつに苦手意識がある俺は)
(桜田に話しかけることも今までしなかった)


 うわ、暗ぁ~(笑)。
 どーですか、このネクラっぷり!
 自分で自分のことを「勉強しか知らない俺」ですって!!!
 うはー、ブログ主としてはかなり理想の受けキャラちゃんなんですが(笑)。
 そして津久井は、心の中で呟くだけでなく、実際に桜田に対してもこんなことを言うんですね。

「お前…女子に人気あるし…話しかけづらいんだ。どうせ俺は勉強だけのつまらない奴だよ」

 たはははっ!
 なんという面倒くさい先輩でしょうねぇ(笑)。
 ブログ主が桜田だったとしたら、「うわ、うざい!」と思って、二度とこんな先輩と話しをしようと思わなくなると思いますが(笑)、ここから素晴らしい萌えセリフが桜田の口から飛び出すんです。

「そうかな? 可愛いけどな」

 しかもこのセリフ、女の子ならみんながオトされてしまいそうな笑顔で発せられてますよ。
 「俺なんか勉強だけだから…」という眼鏡優等生に、「可愛いけど」ですって(笑)。
 言われた津久井は…。
 もちろん真っ赤になって俯いちゃってますよ。
 かーわーいーいー(笑)。

 こうして一緒に下校するようになった津久井と桜田。
 2人は電車の中でいろいろ話をして、だんだん距離を縮めていきます。
 凄いのは、ここまで来ても、自分の気持ちを「恋」だと自覚しない津久井クンの優等生っぷりでしょうか。
 桜田と一緒にいるととても楽しいのは自分でもわかってるのに、それ以上先まで考えが及ばないんですね。
 もちろん桜田のほうは…。
 こんなネクラ野郎を「可愛い」なんて言っちゃうくらいですからね、津久井のことを好きなわけですが、津久井本人はそんな桜田の気持ちにも1ミリも気づいてません。
 さあ、なんともまどろっこしい2人というか津久井クンですが、こんなモテモテ下級生×ネクラ優等生の恋の行方やいかに!!!

 うふ。

 じつはこの後、全然自分の気持ちに気づいてくれない津久井にシビレを切らし、桜田は強行k手段に出るんですよ。
 放課後の屋上で、いきなり津久井にキスするんです。

「お…男同士で!」

「先輩、キスしたことないんでしょ」

「う、うるさい!」


 真っ赤になった津久井はこんな風に怒りますが、本当に本作はこーゆー細かいところまで、理想の“優等生受け”なセリフが並んでますよねぇ。
 いかにも定番ではありますが、「男同士なのに!」と怒る優等生と、「初めてなんだ?」と喜ぶ攻めキャラというこのやりとりは、いやもうブログ主の心を沸き立たせてくれまくりますよ。

 ところがこのキスが2人の関係をややこしくするんですね~。

「おっ、お前、俺のファーストキスを!」

「ふふっ、やっぱり」

「笑うな! とにかく人のことからかうのはやめろよ!」

「別にからかってなんか…」

「男の俺にキスすること自体、からかってるだろう!」


 ああ、またもや萌えるセリフの競演が…(笑)。

 そして!

 この後!

 ついにシビレを完全に切らした桜田が、津久井が思いもよらぬ行動に出てくるんですね!!

 一つだけいうと、優等生らしい潔癖さにあふれる津久井クンは、桜田にあることをされて泣いちゃってますよ。

「なんでこんなことするんだよ! やっぱりからかってんだろ!」

 何度も何度も言いますが、これらの津久井のセリフの根底には、すべてにおいて「こんな勉強しか取り柄のない僕が桜田に好きになってもらえるはずがない」という勝手な諦めというかネクラ思考があるわけですよ。
 本作は各場面のセリフから、そんな津久井のネクラな精神を読み取るところに楽しみがあるといえましょう(笑)。

 そして…。

 ここからストーリーは一気に波乱の中へ。
 普通のBLマンガだと、この辺りでもうエンディング近くという感じだと思いますが、本作はここからじつはまだ結構続くんですね。
 桜田がなぜ津久井の痴漢場面を救うことができたのかとか、桜田の撮った津久井の写真をめぐってさまざまなことが明らかになったり、津久井が無事大学に合格し、残りの日々が少なくなっていくなかで、どしどし事態が進行していくんです。
 最後、どのような恋の結末を迎えるかは、ぜひご自分で読んでいただきたいと思いますが、最近では本当に珍しい超基本型の“優等生受け”BLに仕上がっているのがお分かりいただけたと思います。
 またですね、柘植まくみ先生の作風、画風が“優等生受け”にとっても合ってるんですな!

 本アンソロジー『Guilty XX』には、もう一作、先輩の生徒会長が受けキャラの“優等生受け”マンガが載ってました。
 こちらも早めにご紹介できればな~と思ってます!

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