ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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BLとまったく関係ない話ですよ~。衝撃的なCDと出会った…へたれクラオタ、ホッとするの巻


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 部下の仕事が上がってこないので、深夜の会社で手持ちぶさたなブログ主です。

 ……なんて言ってたら部下が仕事を持ってきたので、読んでるだけだとわかりませんが、この行と上の行との間には、なんと5分の時間が流れていますよ(笑)。 ←極めてどうでもいい

 というわけで、ヒマつぶしでBLとまったく関係ない日常雑事を、個人の日記として書きとどめおかせていただこうと思います~。
 すいません、さすがに手元にBL本がない状態で、レビューを会社で書くのは無理なので、こんな更新でご勘弁ください…。

 ブログ主は腐男子稼業(?)のほかに、じつは音楽鑑賞も好きでして、中でもとくにクラシックが大好きです――な~んていうと、腐男子なうえにさらにそれかよ…と、極めて暗い毒男人生を送っているんだねと気の毒がられそうなので、あんまり言いたくないんですが(笑)。
 もちろんふつーのポップスも聴きますし、カラオケに行けばラクに8時間は歌い続けられるだけのレパートリーもあるんですが、こうですね、なんつーか、魂を震わせるほどの感動を与えてくれるのはクラシックなんですな!
 というわけで、たまにディスクユニオンなどの中古CD屋に行っては、しこしことクラシックのCDを買いだめて時間のあるときにはうっとり鑑賞したりしてるわけです。

 クラシックが好きな人のことを、俗に「クラオタ」と言いまして、この道は腐男子道よりもさらに獣道とされている険しい道です(笑)。
 クラシック音楽が好きな人というのは、例えばあの有名なベートーベンの第5交響曲『運命』の1曲だけをとっても、カラヤン(←超有名な指揮者です)の72年の全集収録版はあーでこーで、フルトヴェングラーのバイロイト音楽祭ライブの録音版はあーでこーで、バーンスタインがニューヨークフィルと演奏したCDでは第3楽章の主題の奏で方がどーだこーだとか、とにかくこうですね、指揮者やオーケストラ、演奏時期などでの微妙な演奏の違いを楽しむ人々なんですよ。
 ブログ主は、BLに例えていえば、ようやく毎月ビーボーイを買い始めたかな? ぐらいのクラオタでありまして(笑)、とてもそんな域には達していません。
 でも、家には何年か前のボーナスで買ったちょっといいスピーカーとアンプ、CDプレーヤーを置き、クラシックを聴くのをとっても楽しみにしているんです~。

 さて、クラオタの人々というのは、いわゆる「名盤」というものを探すのに命を懸けるんですね。
 たとえば、『運命』ならばドイツの大指揮者・フルトヴェングラーが戦前に録音したライブ版が古今屈指、誰もが認める「名盤」ということになってます。
 つまり、これまでに何千種類と発売されている『運命』のCDのなかで、この1枚こそが最高の演奏といわれているんですね。
 もちろんブログ主もいつだったか、このCDを手に入れまして、聴きました。

 こうなると、クラオタとしては、こーゆー「名盤」をたくさん手元に揃えたくなるのが当たり前ですよね。
 なので、世の中には、本屋のクラシック音楽コーナーに行くとよくわかりますが、「名盤ガイド」みたいな本がたくさん売られているんですよ。
 この曲はこのCDを聴け! という、プロのお薦め盤がズラリと並べられた本です。
 クラオタ初心者は、こういう本を参考にしながら、自分のCDコレクションを充実させていくわけですが、この世界で有名な1冊に、『クラシックは死なない!―あなたの知らない新名盤』という本があります。
 これは地方でマニア向けクラシックCDショップを営んでいる松本大輔さんという方が書かれた本で、これまでのクラシックファンの間では知られていなかった指揮者やオーケストラによるこんな「名盤」があるんだよ! と教えてくれる本です。

 斬新な内容と、著者・松本さんの情熱的な筆致もあって、この本『クラシックは死なない!』は、この種の本としては異例のヒットとなりました。
 すぐに続編も発売されたほど。
 ブログ主ももちろん手に入れまして、中で紹介されている「名盤」を少しずつ買いそろえては、たまに家で鑑賞して悦に入ってます(笑)。

 ところが…。

 この本の中で、著者の松本大輔さんが出会った衝撃的な一枚として、マクシミリアーノ・コブラというブラジル系フランス人指揮者による『第九』のCDが紹介されているんですね。
 『第九』というのは、年末になると日本各地で演奏会が催される、あのベートーベン作曲の超有名な交響曲のことですよ。
 何が衝撃的だったかというと、とてつもなく「遅い」演奏だというんです。
 これまで何万枚とクラシックのCDを聴いてきて松本さんが腰を抜かすほど驚いたというのですから、その遅さが想像できますが、普通の指揮者による『第九』の演奏の倍以上遅い演奏だというんですよ。

 ちょっと話が逸れますが、今の音楽CDって、クラシックでもポップスでも、だいたい1枚に70分強の音楽が録音されているのが普通ですよね?
 これって、ソニーとフィリップスがCDというものを発明したときに、ベートーベンの『第九』が1枚に収まるような規格にしようということで、この長さに決めたそうです。
 つまり、普通の指揮者が『第九』を演奏すると、だいたい1曲終えるのに70分ぐらいなんですね。

 そ・れ・が!

 このマクシミリアーノ・コブラという指揮者による演奏は、140分もかかるというわけですよ(笑)。
 お、お、遅っ!!!!!

 みなさん、『第九』は一度は聴いたことありますよね(笑)。
 第4楽章で、ドレミ音符でいうと、

♪シーシードーレー レードーシーラー ソーソーラーシー シーララー

 という有名なメロディが出てきますよね(わかりにくくてすいません)。

 これが、コブラの演奏だと、

♪シーーーーシーーーードーーーーレーーーー
♪レーーーードーーーーシーーーーラーーーー
♪ソーーーーソーーーーラーーーーシーーーー
♪シーーーーーーーーーララーーーーーーーー

 という感じになります(笑)。
 あの歓喜の歌を歌い上げる感動の場面が、これじゃ間延びしてマヌケでしょうがありません。
 著者の松本さんが、「衝撃的なCDに出会った」と本の中で紹介された理由もわかるというものですよ(笑)。

 本を読んでこのCDの存在を知ったブログ主も、とてもとてもこの“珍CD”を自分の耳で聴いてみたくなったのは当然といえましょう!
 そこで中古CD屋さんで探したんですが、こんな珍CD、そんなに出回ってないのか、このコブラの『第九』を見つけることができなかったんです。

 ところが、根気よく探していたら、『第九』ではないんですが、コブラ指揮の別の曲のCDが見つかったんです。
 こちらも超有名な、ベートーヴェンの第5交響曲『運命』のCDでした。
 松本さんの本によると、このコブラという指揮者は、『第九』だけでなく、演奏する曲すべてが超絶的に遅いそうなんです。
 なので、この指揮者の演奏を試しに聴いてみる1枚としては、これでもまったく問題なし。
 ブログ主はこのCDを購入し、楽しみに家に持ち帰ったのでありました。

 その夜。
 ブログ主はドキドキしながら、CDプレーヤーの電源を入れ、コブラ指揮『運命』のCDを再生してみました。
 そうしたら…。

 聞こえてきたのは、たしかに笑っちゃうぐらいに遅い『運命』の冒頭部分でした。

 『運命』の冒頭部分は知らない人がいないでしょう。
 あの超有名なフレーズ、♪ジャジャジャジャーン! というヤツですよ(笑)。
 俗に、運命が人生の扉を叩く音を表したといわれているあのフレーズですね!
 これが、コブラのCDだと、本当に遅いんです。

♪ジャー ジャー ジャー ジャァァァアアアアアーーーーン

 みたいな(笑)。
 もちろん続くメロディもすべて遅い。
 ブログ主はゲラゲラ笑いながら聴いてみたんですが、すぐに「おかしいな?」と気付いたんです。

 それは…。

 音がおかしいんです。
 生のオーケストラが演奏してるはずなのに、なんだか妙に電気的な音なんです。
 例えていうと、エレクトーンで『運命』を演奏してる感じ?
 もしくはシンセサイザー?
 場所によってはオルガンのようにも聞こえます。
 とにかく、ヴァイオリンとかトランペットとかティンパニとか、たくさんの楽器が集まって構成された生のオーケストラの音に聞こえないんですよ。

 ブログ主はすぐにCDケースの裏のクレジットや、中に入っているブックレットを見返してみました。
 あれ? これってコンピューター演奏だったっけ?? と思って(笑)。
 もちろんそんなはずはありません。
 だって、コブラという指揮者、もちろん人間が指揮しているオーケストラが演奏して、それを録音したCDなはずなんですから。
 もちろんCDケースにもブックレットにも、「指揮・コブラ」というクレジットとともに、「演奏・ヨーロッパ・フィルハーモニア・ブダペスト」というオーケストラの名前も印刷されてました。
 でも…。
 この音はなんかおかしい。
 コンピューターやシンセサイザーによる再現演奏に聞こえるんですよ。
 そう思って聴くと、音の切れ目とかも妙に整然としてるし、乱れが全然ありません。
 でも、CDには間違いなく指揮者や演奏者の名前が書いてあるし…。
 ブログ主は自分の耳がおかしくなったのかと思いましたよ!

 そのまま疑問を持ちつつ、第一楽章を聴き終わり、第二楽章に突入したんですが、ここでもうブログ主は我慢できなくなったのでした。
 やっぱり、どう聴いてもこの音はおかしいと。

 そこで、ネットでコブラの名前で検索してみたんです。

 そうしたら、とんでもないことがわかったのでした。
 なんと、このコブラはですね、松本さんの本の中で紹介された『第九』を始めとして何枚かCDを出した後に、どうもあまりの変態的演奏をオーケストラが嫌がったか、もしくはオーケストラを雇うお金がなくなったかしたらしく、堂々とCDには「ヨーロッパ・フィルハーモニア・ブダペスト演奏」と嘘を書きつつ、じつはコンピューターによるシンセサイザー演奏を収録していたらしいんですな!(笑)

 さ、詐欺だよ、完全に!!!

 こんなこと聞いたことがありません。
 普通に市販されているCDで、「生のオーケストラの演奏」だと偽りつつ、じつはシンセサイザーに演奏させていたなんて(笑)。
 想像すらできませんよ、こんなヒドイCDを作って売るやつがいるなんて。
 あまりに遅い演奏自体にも驚きましたが、こっちのほうが腰を抜かすほど驚きました(笑)。

 いやー、でもホッとしましたよ。
 自分の耳がちゃんと正しい音を聞き分ける能力があるということがわかって。
 クラシックのCDでまさかそんな“偽装もの”があるとは思わないので、変な音だなぁと思っても、うーん、こーゆーオーケストラも世の中にはあるのかなぁとか思ってしまいそうだったんです。
 典型的な詐欺の被害に遭うタイプですよね(笑)。
 権威のあるものを疑うことができないという。
 でも、ホントに思いつかないですからね、シンセサイザーに演奏させたものをクラシックCDとして売るやつがいるなんて!

 この詐欺CDのことは、クラオタの皆さまの間ではやはり話題になっていたそうで、ネットで検索するといくつか怒ってる人のページにヒットします。
 中には、どこぞの外国にあるらしいこのCDの販売元にメールで問いただした方もいて、最初は「最新の録音技術を駆使したからそういう風に聞こえるだけだ」とか、盗人たけだけしい返信が来ていたそうですよ(笑)。

 ちなみに、このコブラという指揮者、こんなことをやってしまうだけあって、大変変わった人物のようです。
 先ほども書いたとおり、この人はどんな曲を演奏しても超絶的に遅く演奏するんですが、ブルックナーの交響曲を、これはちゃんと生のオーケストラを使って、お客の前で演奏したときには、聴衆の誰一人がこれまで聴いたことのない超絶的な遅い演奏に、曲が終わってもポカーンとしてしまったらしく、まっっっったく拍手が起きなかったそうです(笑)。
 普通の指揮者なら落胆するところですが、コブラはこんなコメントを残したそうです。

「とても素晴らしい経験だった。これこそ私の求めていたものだ!」

 いやー、ただの変人でしょう、この人(笑)。
 ってか、マンガでもこんな指揮者出てきませんよね。

 一応、彼の名誉のために書いておくと、彼の変態的に遅いテンポの演奏は、彼の趣味でやっているわけではなくて、きちんとした音楽理論に基づいているそうです。
 それは、ベートーヴェンの時代には、一拍は今の一拍と同じ長さではなく、2倍の長さだったという学説があるそうなんですね。
 彼は、その理論に忠実に従った音楽を奏でているだけというわけです。

 以上、BLとまっったく関係なくて申し訳ありませんが、世の中には思いもつかない凄いことがあるというお話しでした。


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