ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[主張]“優等生受け”と“不良受け”――その隠された意外な関係


Category: 主張   Tags: 受け-不良  ●カ行-小林蒼  
 レビューばかり書いていると飽きてくるので、たまにはコラム的なものを…と思いましたが、ちょうどいい機会なので、以前から考えていた“優等生受け”論など書かせていただこうと思います。
 最近はこのブログを始めたせいで、BL本を読んでいても、いろいろ考えながら読むようになりました。
 そんな中で思いついた“優等生受け”論です。

 それは、BLの世界において、まったく違うと思われているもの、水と油と思われているものが、本当はいっしょのものなのではないかという思いつきです。
 何かといえば、“優等生受け”と“不良受け”のことです。
 この二つ、表面的にはまったく正反対に見えますが、本質的にはじつは同じものなのではないかと、ちーけんはつねづね思っておりました。

 

 ではまず、“優等生受け”とはそもそも何なのかについて、確認しておきましょう!

 本ブログにて何度も力説していますが、“優等生受け”の醍醐味というのは、学校のルールや成績なんていう基準の中で自分こそが一番と思っていた優等生クンが、そーゆーものが通用しない圧倒的な力に出会い、優等生である自分が本当は無力だったことを思い知らされ、絶望し、屈辱に震え、でもそんな圧倒的な男に惹かれる自分がどうにもならなくて苦しんじゃうという、そんなところにあるわけです。
 自分の無力さに絶望し、泣きながら“強者”に犯される優等生――なんと心が萌えるテーマでしょう(笑)。

 でも、これってヤンキーや不良のみなさん(?)が“受け”だと考えても同じじゃないのかというのに、ある日、ちーけんは気づいてしまったのです。

 力こそが正義なはずの不良の世界で、自分こそが一番と思っていた不良クンが、もっと強いヤクザだったり、めちゃくちゃ悪知恵が働く天才高校生だったりに出会って、自分が信奉してきた“力”が通用しない相手がいるということを思い知り、彼らに女のように扱われてしまうことで、屈辱に震えちゃうという。
 不良受けというのは、そーゆーものだと、ちーけんは思いますが、先ほどの優等生受けの場合と読み比べてみてください。
 構造的にはまったく同じということをおわかりいただけますでしょうか。
 
 そうなのです!
 ちーけんの勝手な理論によれば、“優等生受け”と“不良受け”は、本質的には、“主人公が信じていた世界をひっくり返されてしまうストーリー”という点で、まったく同じものだと思うのです!
 どちらを好きになるかというのは、あとは表面上の“記号”の問題――つまりは色白眼鏡くんが喘ぐほうがいいのか、金髪ヤンキーくんが恥ずかしい声を挙げるのがいいのかの違い、好みの違いに過ぎません。
 ゆえに、どっちも好きという人もおりましょう。
 じつはちーけんも、一部の“不良受け”BLについては、決して嫌いではなかったりします(笑)。

 こう書いてきて、心に浮かぶのが、小林蒼先生の名作不良受けBL『百花繚乱』シリーズです。 

百花繚乱百花繚乱
(2002/10)
小林 蒼

商品詳細を見る


 ジュネノベルズで02年に発売された短編集のノベルスですが、この中に『落花流水』という作品が収められています。
 これはもともとのシリーズである『百花繚乱』のサブキャラが主人公となっている作品で、暴走族のナンバー2である高校生・和輝(受)と、その近所の幼なじみのお兄ちゃんにして元・伝説の不良、でも今や和輝が通う高校の教師になっている攻め・大地が主人公のヤンキーBLです。

 この和輝は、とにかくケンカは強いが行動はめちゃくちゃというトップを補佐する、暴走族のナンバー2で、もちろん本人もケンカ上等、強い不良として近隣に名前が響いているような男ですが、昔から大地のことが好きで、今も秘密の恋人として、夜な夜な大地のためにカラダを開いている関係です。
 ちーけんはこの作品が出た当初からもう大好きでして、今から思えば、強くてケンカ上等な暴走族のナンバー2である和輝が、大地の前では女のようになってしまうという、その“世界のひっくり返り”――まさにそこにやらてしまったんですね。
 で、この和輝、暴走族を実質的に運営するしっかり者のナンバー2というだけあって、性格は真面目で優等生的なところもあるわけです。
 そんなヤンキーが自分よりもっと強いと認めた男・大地には骨抜きにされてしまう――本来ならありえないことですが、なんというか“不良受け”と“優等生受け”がひとつになったようで、とにかく読んでいてめちゃくちゃドキドキしました(笑)。
 とまれ、『落花流水』のような作品が成り立つことを考えても、“優等生受け”と“不良受け”というのは、本質的に同じじゃないかなぁと思ってしまうわけです。

 あながち外れていないと思うのですけど、いかがでしょうか。

 また、この理論を押し詰めていきますと、“優等生受け”が好きな人が、(ちーけんもそうですが)王子さま受けや貴族のお坊ちゃん受け、孤高の美人さん受けにやはり惹かれるものを感じる一方、よれよれオヤジ受けやいつも元気なハツラツ少年受けなどにはどうも手が伸びないという理由も説明できるかと思います。
 前者は、やはり“信じていた世界が崩れひっくり返される”という要素が強く含まれていますが、初めから人生を捨てて脱力生活を送っているようなよれよれオヤジや、悩みがなくて明るくてクラスみんなから可愛がられてるハツラツ少年が受けだったりすると、そこには“世界がひっくり返される”という逆転の要素がほとんどないからです。
 もちろん、これはどっちがいいという問題ではありません。
 よれよれオヤジ受けやハツラツ少年受けには、またべつのそそられるところがあるわけですから。
 でも、“優等生受け”スキーの目から見れば、魅力的には映らないかもしれないということであります。 

 以上のことからは、こんな教訓も浮かび上がってきます。

「BLは表面的なキャラクターや設定だけで、好き嫌いや異同を論じることはできない」

 つまり、表面的には、優等生受けと不良受けのどちらも好きなんてのは、ありえないことのように思いがちですが、じつはそれは両立しうること、逆に、不良受けと犯罪者受け、逃亡者受けなんてのは、一見すると“悪人受け”ということで似たもの同士に見えますが、その内部構造を考えてみれば、決してそうも言い切れないこと、そんな教訓です。
 ええ、わかってますとも。
 そんな教訓を知ったからった何の得もないということは…。

 いずれにせよ、優等生クンでも不良少年でも、昨日まで彼らが信じていた世界と秩序が圧倒的な力を持つ男のために突き崩される――それは端的には、彼らが相手の男によって、男であることを強制的に捨てさせられ女のようにおとしめられるというストーリーで表現されるわけですが、そんな“世界のひっくり返り”を味わって絶望に泣く“受け”の姿は、ちーけんには萌えて萌えてどうしようもありません!

 でも、今回ちーけんが書いたことがもし正しいとすると、今まで“優等生受け”一筋だった人でも、目の前に“不良受け”という未開拓の海がざぶんざぶんと広がっているということになります。
 一度、そーゆー方は食わず嫌いを直す意味でも、“不良受け”にチャレンジされてはいかがでしょうか。
 先ほどご紹介した『百花繚乱』などは、さしずめ絶好の一冊と思います。

関連記事


Comments

 
すごい真剣に読んじゃいましたよ!
「主人公が信じていた世界をひっくり返されてしまうストーリー」とはムムム。
そうか・・・それが優等生受けの真髄だったのか・・・。
最近のマイブーム受けは、年上でエリートでツンツンで美人さんな俺様誘い受けで(注文多いな・・・笑)、攻めは漏れなく年下ワンコがいいんですが、たまに下克上的に受けを苛めたおすシチュに萌え萌えです♪

あ!その時の受けの心境って「主人公が信じていた世界をひっくり返されてしまう」ですよねー。
絶対に服従だと思っていたワンコに噛まれたご主人・・・フフフ。
同じですか~?どうでしょうか~?
 
 
>絶対に服従だと思っていたワンコに噛まれたご主人・・・フフフ。

同じです(笑)!(><)
僕もやっぱり好きです、そのシチュエーション(笑)
井ノ本リカ子先生のマンガって、読まれたことありますですか? 
かなりの割合で、超美人の俺様誘い受けが、ワンコ攻めに「いいよ、おいで」とか最初は言ってたのに、途中から夢中になっちゃったワンコが下克上的に美人さまをいじめ倒しちゃうというストーリーが入ってますよ~!

じつはいまかなりそーゆーシチュエーションにハマってまして、というのは、テニプリの同人誌で、まさにそーゆーカップリングがあり、着々と同人誌を集め中なのですw
乱菊さん、テニプリはほとんどブログで記事を拝見しないので、あまりお好きじゃないのかなぁと思うんですが(^^;、観月というキャラがいまして、これが美人で策士な俺さま受けでして、観月は不二とゆーキャラのことを嫌いなんです。
で、弟思いな不二にいやがらせしてやろうと思って、不二の弟をみずから誘い、自分と同じ学校に入学させて、しかも自分のことを好きにさせて、弟が彼氏きどりになったところですっぱり捨てて、不二にダメージを与えようとするんですが、自分で操っているつもりだった不二弟(超ワンコ)に逆襲されて好きにされちゃったうえに、「観月さん、好きなんです!」と超真剣に告白されたら、ドキッとしちゃって、そのまま「はい…」と受け入れちゃうという、そんな同人誌です(笑)。
いやー、あの本は当たりだった~(><)

それにしても、こんな地の果てのブログの駄文をそんな真剣に読んでいただいて、ほんとにありがとうございます。
とても励みになりました。

あ、乱菊さんオススメの「花屋の二階で」の1巻と2巻、先日、本屋で見つけて買ってきました!
この数日、とにかく仕事が忙しくてまだ読めてないんですが…。
今日これから寝る前に読めるかなぁ。
 
 
BOYS JAMがすでに気になって仕方ない乱菊です、コンバンハ(^O^)
井ノ本先生何冊か持ってます!
初めてはどこかの雑誌でして、コレ汁度高いなーとしみじみ思った記憶が(笑)
コミックスの方は相方さんと同時発売だった、「襲え」「犯せ」の帯のアレです~。
私の中で井ノ本さんは、ストーリーよりもキャラよりもエロが突出している印象なので、そんなキャラ設定がされていたとは・・・全く気付きませんでした~。
もう一度読み直してみよう・・・。

テニスは嫌いってわけではないんですよう。
何たってジャンプ20数年読み続けていたくらいですから!
ケーブルでアニメの方も見直している最中です。
なので観月と不二と不二弟の公式エピソード部分は覚えてますよ♪
その同人誌・・・あらすじ聞いているだけでも興味津々ですね。
ちなみにタイトルと作家名は~?
テニスはジャンル自体が巨大すぎて、私のような新参者ではどこから手をつけていいのやらという感じなので、ついつい遠巻きに見ている状態なんです。(それは鋼やSEEDもですけど)
でもねこ田さん・こだかさん・天王寺さんの本はちょろっと持ってたりして。エヘ☆
そう・・・乾海がスキ(ノ><)ノ
まあねこ田さんの海堂は原型ないですけどね(笑)
いやいやそんなに海堂めそめそしないから!って思いつつ、カワイイのでやめられません。
まあ二次では銀魂・銀さんがマイブームでしょうかね~。

花屋!
入手されましたかー!
や、もう晴天シリーズはかなり好きでして。
なので冷静な感想ではないんですよねえ、毎回。
エロ少ないんですけど、だから逆にイチャイチャシーンはギャー!ってなってます(笑)
ぜひまったりとした気分で読んでいただけたらと。

もー長々とすみません!
帰りの電車が退屈過ぎて、書きすぎました(-.-;)
私のところもけっこう僻地ですよ(笑)
またこっそり長々語りにきます☆
 
 
>井ノ本先生何冊か持ってます!
>初めてはどこかの雑誌でして、コレ汁度高いなーとしみじみ思った記憶が(笑)
>コミックスの方は相方さんと同時発売だった、「襲え」「犯せ」の帯のアレです~。

あ、アレですね~(笑)。
「汁度」ってすごい言葉ですねw
たしかに井ノ本先生のマンガは、汁度激高というか、BL界最高の汁度のような気がしますw
男性向けの成人マンガでも人気のある方ですから、そのへんが関係しているのかも??
でも、井ノ本先生のマンガは、ヤッてるだけじゃなくて、すごく繊細なストーリーが入ってるんですよ~。
せつなくてキュンキュンします。
ぜひ読み返してみだくださいまし!
ご参考になればと、本棚ですぐ目についた『BODY TALK』をパラパラ見てみましたが、やっぱり美人誘い受けのワンコ攻めでしたw

ジャンプ20年読んでるんですか!
僕のまわりの男子でも、いまどきそんなやつはいません!w
裕太×観月の同人誌は、[THE SECRET GARDEN]という題名で、山中ヒコさんと、かもちさん(?)の合同誌です。
この夏コミの新刊で、ちょうどいまヤフオクで出品されているようですw
もともとは山中ヒコさんのマンガを目当てで買ったんですが、そうしたらかもちさんのマンガにやられてしまった次第です。

僕もテニプリの同人誌は、そんなに持ってるわけではないですが、ねこ田さん、こだかさん、天王寺さんの本は大好きですよw
ちょっと趣味がかぶっていてびっくりしましたw
たしかにねこ田さんの乾海は、まっっっっっったく原作と違う海堂キャラになってますよね。
葛井美鳥さんの描かれる乾海も、ねこ田さんと同じ、めそめそ海堂ですが、僕は原作を読む前に同人誌からテニプリに入ったので、海堂ってキャラはあーゆーキャラだと最初は思ってましたよ!
あとで原作読んだら全然違うんで驚いたんですがw
乱菊さんもご自分のブログでレビューを書かれてましたが、ねこ田先生は「酷くしないで」を描いてくださったことで、ちーけん的には、心の人間国宝になってますw
もー優等生受けの傑作中の傑作中の傑作中の大傑作で!
乱菊さんのあの記事は、読ませていただいてすごく得るものがありました。
自分でレビュー書くときの参考にさせていただきますm(_ _)m

あ、天王寺さんの仁王×柳生も大好きなんです。って、長くなるのでやめときますw

銀魂は、これも同人誌だけは何冊か買ったんですが、原作がマンガなのかアニメなのかゲームなのかすら知りません(^^;

「花屋の二階で」、昨日読みました~。
めちゃくちゃ優等生受けマンガですねw
あれが優等生受けな内容だなんて、まったく気づいていなかったので、教えていただいて得した気分ですw
あれを読んで、以前、乱菊さんが「普通の人のお話しがいい」と仰っていた意味が、よくわかりました。
外見的にはどこにでもあるなんと言うことのない日常の中で、普通の人たちが心の中では嵐を抱えて必死に生きているという、そんな心理描写がバツグンですよねぇ。
でも、じつは読んでみたら、「花屋」の主役の2人より、真弓カップルのほうに萌えるものを感じてしまいましたw
気の強そうなまゆたんが、勇太にころっといっちゃう心理が、元記事で書きました「逆転する世界」な感じで、ちーけん的には好きな感じです。
なので、彼らが主役の本も買ってみようと思ってますw
明信クンは、優等生過ぎて、なんだか母性すら感じるキャラですねw
で、龍に対しても、彼を受け入れることを、水の流れるような自然さで、自分の心の中で納得していたように思いました。
あれが、もう少し龍にたいして反発したりして、屈折した気持ちを抱えてくれたりしたら最高だったんですが、贅沢いってすいません!(笑)

すいません、こちらのほうこそエライ長く書いてしまいましたよ~。
まっったくとりとめなくてすいません。
帰りの電車でってことは、もしかしたら上のコメントは携帯から投稿されたんですか?
だとしたら尊敬しますw
またお暇なときでいいので、ぜひ長々語りにいらっしゃってください!
 
 
追記です。

乱菊さんにインスパイヤされてw、ワンコ攻め×美人受けな新刊レビューを書いてしまいました。
よろしければ、ご参考に!w
 
乱菊 
晴天シリーズ・勇太×真弓に関しては、勇太の方にとっても「逆転する世界」感が強いです。
これは本当にひっくり返ってます。
まあそれは養い親である秀に出会ったことももちろん大きいですが、とにかくそのままだったら勇太は多分野垂れ死にに近い最期を送っていたはずなので・・・と、あまり書いても読んでないとわかんないよ!ですねスミマセン(=゚ω゚)ノ
明ちゃんに関しては、家族たちに対して龍兄が好きだと表明することが最大の反発だと思います(笑)
それくらいの真面目っ子なのれすよねえ。
・・・私も晴天話はとりとめなくなりそうなので、この辺りで~。

昨日の投稿は携帯からでした☆
読み返してみると、確かに長い!フハハ
よく打ったなあと思いましたよう。
 

Leave a Comment



09 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

08

10


 
FC2カウンタ
 
プロフィール

ちーけん

Author:ちーけん
FC2ブログへようこそ!

 
最新つぶやき5件

Twitter < > Reload

 
最近のコメント
データ取得中...
 
 
 
 
Lc.ツリーカテゴリー
 
Lc.ツリータグリスト
 


Archive   RSS   Login

債務整理太陽光発電
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。