ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

[新刊レビュー]恥ずかしい場面を見られた生徒会長サマが、それを理由に身体を弄ばれちゃう… 『ボーイズ キャピ!』09年9月号より、ななせかめ子『生徒会長の密かな欲望』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-生徒会長・委員長  受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  特徴-高校生  受け-成績優秀  ●ナ行-ななせかめ子  
ボーイズ キャピ ! 2009年 09月号 [雑誌]ボーイズ キャピ ! 2009年 09月号 [雑誌]
(2009/07/25)
不明

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 意図したわけではないのですが、BL小説のレビューが続いてしまったので、そろそろBLマンガのご紹介をば…。
 発売されたばかりの花音増刊『ボーイズ キャピ!』に掲載されていた“優等生受け”マンガをご紹介させていただくといたしましょう~。
 ななせかめ子先生の『生徒会長の密かな欲望』です!

 この作家さん、いつもは『Hertz』でお見かけしていた気がするんですが、花音系でも描かれてたんですね~。
 しかも、あまり“優等生受け”を描かれるイメージがなかったので、今回のマンガはビックリです!

 ストーリーは、“優等生受け”の一典型といえるものでして、自慰に耽る恥ずかしい場面を見られちゃった生徒会長が口止め料代わりにその身体を自由にされちゃって…というものです(笑)。

 これ、最初に誰が考えたんですかね~?
 その人はとてもエラいと思います!(笑)

 で、こーゆーストーリーの場合はですね、受けキャラの優等生をどういうキャラにするかというところと、身体を弄ばれちゃう生徒会長がどういう反応を見せるかというところに、それぞれの作家さんの力量が出てくるわけですが、本作の主人公(受)・高円寺は、いわゆるカリスマ生徒会長としてストーリーの冒頭に登場してきます。
 きっちりと制服を着こんだ格好で、凛としたオーラを振りまきながら校舎を歩いてくるところが描かれていて、そんな生徒会長・高円寺の姿を見て、周りの生徒たちはヒソヒソとこんなことを言い交わすんです。

「生徒会長の高円寺さんだ」

「あの人、また全国模試一位だったって」

「すごいよな~。才色兼備ってああいう人を言うんだよな~」

「それ女に使う形容だろ」


 では、どんな性格なんでしょうね?
 じつは優しい温情タイプの優等生とか?
 いやいやいやいや、本作の高円寺クンは、まったくその逆。
 自分にも他人にも厳しいタイプの優等生として描かれてます。
 高円寺の目の前に、1人の生徒が現れて、高円寺に話しかける場面で、それがよくわかります。

「待ってたんだぜ~、生徒会長」

「誰だ?」

「里見拓(さとみ・ひろし)。アンタと同じ二年生だ」

「何の用だ?」

「これを提出すんの忘れててさ」


 そう言って、この里見が出してきたのは、彼が所属するバスケ部の“予算申請書”でした。
 ところが高円寺は、それを一瞥すると、冷たい顔で言い渡します。

「予算申請は本日の昼休み終了までだ」

「忘れてたんだよ~。硬いこと言わずに受け取ってよ。予算ないとバスケ部が困っちゃうんだよ」

「ああ…あの弱小の幽霊部…。この機会に廃部になるのもいいんじゃないか?」


 ぐはっ、冷たっ!(笑)
 なんという氷の生徒会長サマなんでしょう~(ヨダレ)。
 ちなみに高円寺クンの外見は、眼鏡に黒髪という「いかにも」な優等生ルックです。
 とても付けいる隙なんかなさそうな優等生クンなわけですが…。

 ところが!!!!!

 里見もさる者、氷の生徒会長サマ相手に一歩も引き下がりません。
 馴れ馴れしく高円寺に抱きつくと、説得にかかるのです。
 
「そんなつれないこと言うなよ。な? 融通を利かせてくれよ」

 その瞬間です!!!

 高円寺はサッと顔を赤らめると身体を震わせ、何かから逃げるようにその場から走り去ってしまうのです。
 冷静沈着な生徒会長サマにあるまじき慌てぶりで…。

「おっ、おいっ!」

 置いていかれた里見は呆然と高円寺の後ろ姿を見送りますが…。

 というわけで、ここで一気に読者の興味はずずずいとマンガの中に惹きつけられていくわけですが、なんと!
 里見の前から走り去った生徒会長・高円寺サマは、男子トイレに駆け込むと個室に入ってカギを閉め、一気にズボンを下ろすと、自分の恥ずかしい場所を握りしめて夢中で自慰に耽り始めるのです。

 わははは(笑)。
 なんという一気のエロ場面突入!
 この場面ですね、すごい大ゴマで描かれてまして、上半身は白いシャツにきっちりネクタイを締めたままの高円寺が、頬を染めて真っ赤になりながら自慰に没頭するようすがでっかく描かれてるんです。
 で、何よりも“優等生受け”的に重要なことにですね、この場面、高円寺クンは快感に溺れちゃいながらも、心の中でこんなことを呟いて淫らな自分を責めてるんですね(笑)。

(こんな…)
(校内でこんなことを…)
(僕と…)
(僕としたことがっ…!)


 これですよ、これっ!
 やっぱり優等生はこうじゃなきゃ~(笑)。
 快感に溺れつつ、そんな自分を恥じてるという。

 さて、じつはですね、優等生な高円寺クンがこんな風になってしまったのには原因がありました。
 1ヶ月前、生徒会の仕事で帰宅が遅くなったとき、暗くなった体育館裏の抜け道を通って帰ろうとしたら、木陰で男子生徒同士が“愛の営み”を繰り広げているのを見てしまったんですね。

(闇に浮かんだ白い肌)
(まさか男子校であんな破廉恥なことが堂々と…)


 さすが清廉潔白な生徒会長サマだけあって、こんな風にショックを受けちゃった高円寺なのですが、それ以来、何かきっかけがあるとすぐに身体が熱くなってしまい、その火照りを鎮めるために、こうしてトイレに駆け込んでは自慰に耽るようになってしまったということなのでした。
 いいね~、身体が火照っちゃう生徒会長サマ、いいですね~(笑)。
 そしてこの日は、里見に馴れ馴れしく抱きつかれたことをきっかけに、こうなってしまったというわけなのでした。

 ところが…っ!!!!!!!!

 自分の手で絶頂を極め、荒い息をついて快感の余韻にひたっていた高円寺は、上から声をかけられてビックリします。

「へ~、色っぽい顔してイクんだな~」

 トイレの個室の壁の上に登り、中をのぞくように顔を出していたのは、さっきまで一緒にいた里見その人だったのでした。
 突然走り去った生徒会長を不審に思い、後を追いかけてきていたというわけです。
 自慰に夢中で、高円寺はそんなことにも気づかず、恥ずかしい行為の一部始終を見られてしまっていたというわけですね。

(かあああっ)

 この場面ですね、高円寺は文字どおり真っ赤っかのかになってます(笑)。
 これがすげー可愛い!
 でも、もう全部見られちゃってるんで、取り繕いようもないわけですが、高円寺はいつもの威厳を以てその場を逃げ去ろうとするんですね。

「なっ、何をするんだ、通したまえ!」

 そんな高円寺をいとも簡単に捕まえると、里見は意地悪そうな顔をして言うんですよ。
 うーむ、なんという萌える場面(笑)。

「おーっと。俺さあ、女の子とはそれなりに付き合ってきたんだけど、男は眼中になかったんだ。でも、あんた見てたら興奮してきちゃった」

「なっ」

「手伝ってよ」

「ばっ、馬鹿なことを…」


 いやー、この場面が出色です。
 一ヶ月前に男同士のセックスを見てしまって以来、口には出さねど、そして自分で自分にそんなものに興味がないと言い聞かせつつ、身体だけは火照って火照ってしょうがんあかった生徒会長・高円寺サマが、ついに実際の男の手に落ちちゃうという場面なんですね、ここ。
 事ここに至っても、高円寺は「やめろっ」とか言って反抗しようとするんですが、でも実際には興味津々というか、身体はつい反応しちゃって…みたいな何とも色っぽい部分が、ななせかめ子先生の筆で大変よく描かれているんです。
 萌える、萌えるわ~(笑)。
 とくにセリフ回しがいいんですよね。

「男同士ってココ使うんだっけ?」

「いやっ…」

「すげ~、なに、会長? もしかして男と犯りまくってるの? 指入れたらどんどん勃ってくる」

「ば…かなこと言う…なっ。性行為なんてまだ…」

「え? もしかして童貞で処女なの?」(にやにや)

「あっ あっ…」

「じゃあ俺が処女をもらっちゃうってことで~」

「いっ…ああっ」


 うーむ。
 素晴らしい箇所がいくつもあるんですが…。
 優等生らしく、「セックス」じゃなくて「性行為」なんて言ってるところも萌えますが(笑)、この最後の場面で、“ずぶずぶっ”と言葉どおりに里見に処女を奪われちゃった高円寺は、ぽろぽろ涙を流しながら、さっきまでの生徒会長の威厳はどこへやら、全身で里見にしがみついて「あっ あんっ」とか悶えちゃってるんです。
 こ、この絵が可愛すぎる…!!!!!
 『ボーイズ キャピ!』の298ページがその場面ですから、みなさまどうぞよろしく~(笑)。
 ぜひご自分の目で確かめられんことを…。

 こうして、里見と身体だけの関係を持つことになってしまった高円寺。
 ちなみに、攻めキャラの里見は、ちょっとチャラい感じのイケメンくんです。
 この後、ブログ主が好きなシーンがもう一つ出てきますよ。

 バスケ部の活動が終わったところに、“我慢”できなくなっちゃった高円寺が訪れ、

「…して…ほしい…」

 と懇願する場面があるんです。
 いえ、好きなシーンはここじゃなくてですね(笑)、そうして一戦を交えたあとで、里見がバッとバスケのユニフォームを脱ぎ捨てて帰宅のため制服に着替えるシーンがあるんですよ。
 ここで、里見の逞しい身体をいきなり目にした高円寺は、一人で真っ赤になって俯いちゃうんです。

(こうして見ると精悍で、まるで若い獣だ)
(僕はあの腕に…)
(あ…)


 ここ!
 この恥じらい方がイイ!!!
 わかっていただけますでしょーか、ブログ主のこの萌えポイント(笑)。
 そして、こうして必死でバスケに励む里見の姿を見て、高円寺はだんだんと頭ごなしに予算申請を拒絶したことを後悔するようになっていくんです。
 身体だけでなく、里見の人柄にも惹かれていくようになるんですね。
 こうして気持ちも近づいていった2人ですが、ある日いきなり、高円寺は里見から「もう止めよう」と言われてショックを受け…というのが、この後のストーリーになってまして、悲しくてぽろぽろ泣いちゃう高円寺が可愛くて、ブログ主は大変萌えさせていただきました。
 ストーリーのラスト、どういう決着がつけられるのかは、ぜひ『ボーイズ キャピ!』をご自分で入手して確かめてくださいませ~。

 いや、もちろんBLマンガですから、最後はハッピーエンドになってるわけですが、一番最後のコマでハッピーな2人が描かれてまして、この場面の高円寺がまたとてつもなく可愛いんです(笑)。
 ええっ、これがあの生徒会長サマ!? という。
 愛を知った優等生は、やっぱりこんな風にぐずぐずに甘やかされてなんぼですな!

 というわけで、最近売り出し中のななせかめ子先生初(?)の“優等生受け”マンガについてご紹介させていただきました。
 またこーゆーの描いてくださらないかなぁ…。

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