ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]口うるさいクラス委員長と一匹狼の不良(現ヤクザ)が歌舞伎町で再会…徹底的に辱められちゃう真面目な高校教師に萌えます 秀香穂里『聖域の限界』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-真面目・カタブツ  受け-生徒会長・委員長  特徴-社会人  攻め-不良  攻め-ヤクザ  受け-ガリ勉  受け-成績優秀  ●サ行-秀香穂里  
聖域の限界(竹書房ラヴァーズ文庫)聖域の限界(竹書房ラヴァーズ文庫)
(2009/07/25)
秀 香穂里、國沢智

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 ちくしょう、なんで俺の書くレビューはどれもこれも長いんだ…。
 というわけで、毎度書いてますが(笑)、今回こそは短くシュッとまとめてみようと思います!!!
 やるぞ!

 本日2冊目のご紹介は、秀香穂里先生の最新刊『聖域の限界』です~。
 本作は、設定はまごうかたなき“委員長受け”になってます。
 高校時代をお堅い委員長として過ごし、有名大学を出た今ではお嬢様女子校の教師になっている西澤誠司(にしざわ・せいじ)が主人公(受)です。

 いま、設定だけは“優等生受け”と書きましたのは、この主人公(受)・西澤が、仕事にやる気をなくした“無気力受け”っぽい受けキャラになってるからなんですね~。
 当ブログで何度か書いてますが、“優等生受け”と“無気力受け”は似ているようで違います。
 ほら、優等生はクール優等生にしてもダサダサ優等生にしても、どこか一生懸命なところがないとダメなわけですよ。
 友達が一人もいなくても成績だけは優秀とか、生活指導にすごく頑張ってるとか。
 そんな本当は可愛い性格の優等生クンたちが、「でもこんな僕のことを好きになってくれるヤツなんか一生現れないんだ…」とかネクラに思いこんじゃってるというのが“優等生受け”の醍醐味です。
 対して、“無気力受け”というのはですね、何をやらせても優秀でソツのないタイプの受けキャラという点では“優等生受け”にも似ているんですが、世の中がつまらなくてやる気がないというタイプの受けキャラが主人公なんですな。
 こーゆー受けキャラは、鼻っ柱を折られてもスルーだし、優等生スキーからしたら面白くないんですな!
 そして本作の受けキャラ・西澤は、ちょっとそんな雰囲気を漂わせている高校教師なんです。

 というわけで、ブログ主はぶっちゃけですね、読み始めた当初はなかなかストーリーに入り込めませんでした。
 またですね、主人公(受)・西澤がもちろんお堅い性格は性格なんですが、ブログ主の好きな融通の利かない真面目っ子優等生ともちょっと違う感じなんですよね。
 意外に世慣れてるというか、普通の人っぽいというか…。
 この辺は好みの別れるところですので、そーゆーストーリーだということで、心の隅に留めておいてくださいませ~。

 さてさて、そんな主人公(受)・西澤が、新宿・歌舞伎町の奥にあるホストクラブに乗り込むところから物語は始まります。
 西澤の務めるお嬢様女子校は、生徒のほとんどが“親が金持ち”という子ばかりで、大抵のことならば金でカタを付けてしまうような親ばかりなんですね、これが。
 夜遊びで補導されても、親が警察と話をつけ、何事もなかったようにしてしまうばかりか、教師の西澤の指導が甘かったのではないかなどと学校に文句を付けてくる始末なのです。
 だから、女子生徒たちも西澤の授業や生活指導などまともに聞いていません。
 それゆえ、西澤も教師としてのやる気をすっかり失い、無気力気味になってしまっているわけですが…。

 ところが、同僚教師から西澤はある情報を教えてもらうんです。
 それは、西澤が担任のクラスの女子生徒数人が、歌舞伎町のホストクラブに入り浸っているという話でした。
 さすがにそれを放置しておくことはできません。
 そこで、西澤は夏休みのある日、問題のホストクラブに単身乗り込んで行ったのでした――。

 というところが、本書の基本設定です。
 そして、訪ねていったホストクラブで、西澤は思いもよらぬ人物と再会します。
 それが、高校時代に同級生だった瀬尾竜哉(せお・たつや)でした。
 進学校だったにもかかわらず、勉強に励む西澤や他の生徒と違い、瀬尾は一匹狼のような存在でした。
 学校にまともに来ない日も多く、教師の指導も受け付けません。
 当然、有名大学を目指すクラスメイトたちからは嫌われていましたが、クラス委員長だった西澤だけが、しつこく瀬尾に注意を繰り返し、毎日やり合っていたのでした。
 そんな因縁の相手が、目指すホストクラブのオーナーとして目の前に現れたのです。

「――西澤、おまえ、高校の教師になってたのか?」

「俺のこと、覚えてた…、のか?」

「おまえ、眼鏡はどうした。コンタクトレンズにしたのか? 真面目な委員長があの名門女子校の教師になってるとはな。相変わらずスーツがダサイけど、しょうがないか。お堅い委員長だもんな」

 丁寧な口調から一転、煙草をくゆらす瀬尾のぞんざいな笑い交じりの声に、西澤は青ざめた。

 ばれていた。

「都内でも一、二を争うお嬢様学校だろ。政財界のお嬢様がホスト遊びしてるってのがばれたら、委員長も学校も相当ヤバイんじゃねえの?」

「…委員長って呼ぶのはよせ!」

 高校時代、誰もやりたがらないクラス委員長を無理やり押しつけられ、煩雑な作業に追われていた西澤をからかい、瀬尾は、「委員長、化学の教師が視聴覚室に資料を取りに来いってさ」とか、「委員長、次の授業までに図書室からこれとあれとそれの本を持ってこいって国語の教師が言ってた」とか、よく言いつけてきた。

 でも、どれも他愛ない出任せで、汗を拭き拭き、瀬尾の言うとおり視聴覚室に走っても、図書室で目当ての本を探し出しても、どの教師にも、「そんなこと、頼んでないけど」と怪訝な顔をされたものだ。

 当時の西澤は瀬尾の言葉を鵜呑みにし、思う存分振り回された。

 毎日、くだらない出任せやからかいを吹き込まれて怒ったものの、委員長という立場上、瀬尾を無視することもできず、いいように扱われていた。

 だから、いままた、彼の口から、「委員長」と聞かされると、あの頃の憤りがそっくりそのままぶり返すのだ。

「俺はもう、委員長じゃない。からかわないでくれ」

 真面目に言ったつもりなのに、なにが可笑しいのか、瀬尾は優雅に煙草の煙を吐き出しながら笑いを噛み殺している。

 ――七年経っても、やっぱり苦手な相手だ。

 いやー、いま引用させていただいた部分を読むと、素晴らしい“優等生受け”なストーリーではないかと思ってしまいますよね(笑)。
 お堅い委員長と、それをからかって遊んでいた一匹狼の不良が、10年の年月を経て再会して…という。
 でもですねー、これが先ほども書いたとおり微妙なんです。
 主人公(受)・西澤が、ブログ主のような本格的な(?)優等生スキーの目から見ると、優等生という点ではかなり普通の人というか、あんまり優等生臭が匂ってこないんです…!
 この点だけが本当に残念。
 もちろん、それなりにはお堅い「委員長」キャラではあるんですよ。
 でも、何かが足りない…。
 もっとこう、真面目で融通の利かない感じでとか、プライドだけが山のように高くてすぐ怒るとか、そんな感じだったら強力な“優等生受け”テイストが出ていたと思うんですが、なんかすごく普通の人。
 この後、西澤はですね、再会した瀬尾から「生徒がホストクラブに出入りしていたことをバラしてほしくないなら…」と、ある無理難題を押しつけられて往生するんですが、そーゆー場面の反応もなんか無気力でするっと受け入れちゃうというか、すごく安易に従っちゃうというか…。
 いえ、ゼイタクを言ってるだけなんです、ブログ主は(笑)。
 普通のBL読者の人が読めば、本作の主人公(受)・西澤は、十分に優等生キャラだと思うんですけれど、高校時代からの設定があまりに素晴らしいだけに、ついつい「もっと!」「もっと!」と求めてしまうんですな!!!
 うん、十分ではあるんです。
 この後、主人公(受)・西澤は、瀬尾に脅迫され、代わりに身体を提供させられるハメになるんです。
 そして、以後ラストシーン直前までですね、本作の基本ストーリーは、“真面目な高校教師がヤクザに脅されて身体を弄ばれちゃう”というのを軸に進んでいくわけですよ。
 この意味でも、本作が“優等生受け”として水準以上にあるのは確かではあるわけで、しかも個々のエッチ場面が充実していることといったら…(笑)。
 すいません、ゼイタクが過ぎました。
 本作の素晴らしい“優等生受け”場面の数々をご紹介させていただくといたしましょう。

 いま書いたとおり、西澤はですね、女子生徒たちがホストクラブで飲酒している防犯カメラの映像を瀬尾に見せられ、黙っていてほしかったら言うことを聞けと脅されるんです。
 さあ、瀬尾がどんなセリフで“委員長”を脅すのか、ちょっと引用させていただきましょう!

「瀬尾、なにするんだ、瀬尾、や、…やめろ…っ!」

 殴られるのかと思ったが、違った。
 瀬尾の手がいきなりベルトを引き抜き、スラックスの上からきつく揉み込んでくる。

 大きな手にぎっちりくるみ込まれて驚きのあまり猛然と抗ったが、瀬尾の指遣いは巧みだ。
 西澤が抗えば痛いほどに指を食い込ませ、脱力する頃合いを見計らって淫猥に蠢く。

「あぅっ…くっ…っ…! 離せ、なにして…っ」

「お嬢様学校の教師でも、マスターベーションぐらいするんだろ?」

「なっ…!?」

「俺に見せろよ、真面目な教師のおまえの乱れよがる顔を見せろ」

「馬鹿なことを言うな!」

 すいませんすいません、優等生っぽさが足りないとか言ってすいませんでした、もう十分な“優等生受け”です、すいませんすいません…(平伏)。
 というわけで、瀬尾は真面目な“委員長”にこんな恥ずかしいセリフを投げつけ、痴態を見せろと迫るんですね。
 以後ですね、ずーっと150ページくらいは、“委員長”を脅迫してエロいことをしまくる瀬尾と、嫌なはずなのに悶えまくっちゃう瀬尾とのお話しが続きます。
 ぶらぼー(笑)。
 いまご紹介した部分も、「真面目な教師の乱れよがる顔を見せろ」とかきら星のごとき“優等生受け”セリフが散りばめられていましたが、本作はずっと最後までこの調子でして、不良×委員長というテイストがまったくブレません。
 ここはとても素晴らしいところだと思います。

「へぇ…、おまえのってこんな形してたんだ。あんまり、女と寝てないだろ」

「だから、なんだって言うんだ…!」

 (略)

「あ…あ――あ…う…」

 びくっと脈打つごとに白濁があふれ、それを指ですくってくちびるに押し込んでくる瀬尾が囁いてくる。

「自分の味がどんなものか、わかったか? …久しぶりにおもしろいぜ、委員長。おまえを脅している間は退屈しないですみそうだ」

「…く…っ」

 うむー。
 すいません、“優等生受け”臭が足りないとか言っておいてなんですが、やっぱりこのへんの2人のやりとりなんかは、ブログ主のような優等生スキーにはたまらないものがありますね(笑)。
 いいですよね、お勉強が得意でプライドの高い優等生に、「でもお前、童貞だろ?」と辱める感じ。
 しかも「委員長」呼びという(笑)。

 ストーリーが進むと、高校時代に“委員長”こと主人公(受)・西澤が、どんなことを考えて毎日を過ごしてたかが振り返られる場面があります。

 一般クラスの生徒たちが修学旅行に出かけているあいだ、西澤たち特進クラスは、都心から離れた避暑地のホテルに泊まり、全教科の特別教科プログラムをこなしていた。

 朝の八時から夜の十一時までぶっ通しで勉強することに、誰も不平を言わなかった。

 どの生徒も、クラスメイトをひとりでも出し抜いて名門大学へ入学することしか考えてなかったからだ。

 いま思えば、ある種の洗脳を受けた期間だったように思う。

 肉体的にも精神的にもさまざまなことに揺れる思春期を勉強だけに費やし、大学にさえ合格できれば、将来は約束されたものだと必死に信じ込んでいた。

 一般クラスの生徒たちが文化祭や体育祭で楽しげに過ごすのを馬鹿にしたような目つきで眺めながら、内心では、――大学に入れば俺の価値だ、と見下していた。

 頭が良ければ、なんでも叶うのだと思っていた。
 恋にまったく興味がないとまでは思わなかったが、やっぱり二の次で、まずは学歴ありき、という考えだった。

 ふむふむ。
 なかなかの優等生っぷりですな(笑)。
 で、こんな“成績最優先”だった委員長が、高校教師になった今、元同級生のヤクザからこんな目に遭わされちゃうわけです。

 おぞましい快感に身震いしたのもつかの間、指よりもっと大きく濡れたものが尻の狭間にあてがわれた。

 ぬるっ、ぬるっ、と尻の割れ目に触れる肉棒の大きさと淫らな熱にいまにも気を失いそうだったが、そんな簡単な終わり方を許すはずもない瀬尾が、快感を植え付けたばかりの乳首を弄り回してきて、西澤を喘がせる。

「男に犯されるのは初めてだろ。やさしくしてほしいなら、おとなしくしてな」

「く…ぅ…っ!」

 (略)

 ひと突きされるごとに粘膜がずくずくと熱く疼き、性器も扱かれるせいで、しだいに、戦くような快感がむき出しになっていく。

「い、や…だ、抜け、…抜いて、くれ…!」

「嫌じゃねえだろ? 乳首を真っ赤に腫れ上がらせて…、ココもさっきよりガチガチじゃねえか。認めろよ、おまえは、男の俺に犯されて感じてんだよ」

 (略)

「あっぅ…っあ…も…ぉっ…もぉ、許し…っ…」

「許すってなんだよ? 犯すって俺は言っただろ? もう忘れたのか、委員長? …おまえの尻の中、ねっとりしてて最高にいいぜ。これなら仕込み甲斐がありそうだ。最後は中に出してやる。この意味、わかるか? …委員長の中に射精してやるよ」

「っ…っぁ…っあぁ…!」

 やばい(笑)。
 セックスの最中の“委員長”呼びの威力がこれほどとは思いもしませんでした!
 し・か・も…。

「委員長の中に射精してやるよ」

 って!
 なんという美しい文字面でしょう(笑)。
 うーむ、スクリーンセーバーにして電光掲示板のように家のPCのディスプレイの上を流したいような気分にさせる文字です。
 いやまあ、ブログ主のそんな個人的な好き嫌いは置いておいて…(笑)。

 こうして瀬尾に無理やり身体を開かれちゃう元“委員長”サマなわけですが、先ほども書いたとおり、ここからは怒濤のエロ攻撃です。
 抵抗する西澤を瀬尾が好きなように弄んじゃうという。
 電車の中で痴漢プレイしたり、夜の公園で駅弁立ちファックしたり…(笑)。
 こう書くと、一方的な痛いセックスシーンにように思われるかもしれませんが、あにはからんや、じつはですね、エッチの回数を重ねるに従って、瀬尾が言うことにある特徴が出てくるわけですよ。
 中出ししては、

「俺の味を忘れないようにしてやる」

 とか、はたまたですね、風呂場で西澤をファックしたままでカミソリを取り出すと、ペニスを入れたままの状態で西澤の陰毛をすべて剃り始めて、

「俺だけの身体にしてやる」
「これじゃもう、俺以外の奴とはできねえよな…」


 なんて…(笑)。
 う、う、う、う、甘いぃぃいいいいいい!!!!!!
 いやー、なにこの独占欲という(笑)。
 というわけで、暴れん坊・瀬尾が、高校時代の口うるさい委員長相手に、いったいどんな思いを持っているのかは、ぜひ本書を買ってご自分の目で確かめてみていただきたいところです。
 やっぱりいいですよね、不良×委員長って(笑)。

 完全にネタバレになっちゃうので涙を呑んでここでは一部文字を伏せて書かせていただきますが、2人の気持ちが通じあったあとのエッチ場面では、

「もっとだ、西澤…、もっと×××××××××××。毎日こうしておまえを抱いて…おまえの△△△△△、□□してやる」

 なんてことを瀬尾は口走ってますよ(笑)。
 特にですね、「□□」のところにすごい言葉が…。
 いまBL界で流行ってるモチーフのひとつ、受けキャラを「□□」させちゃうという瀬尾の願望が述べられている部分ですが、ブログ主はもうここを読んで胸がきゅんきゅんしちゃいましたよ(笑)。

 というわけで、最初のほうで書きましたとおり、ぜいたくをいえば、もう一段も二段も西澤がカタブツ優等生だったりしたら歴史に残る最高傑作になったと思う本作ですが、本レビューをお読みいただければわかるとおり、“優等生受け”という点では十分な傑作の域に達しておられます。
 いや、優等生を責める攻めキャラの攻めっぷりという点が頭抜けてよく描かれてるんですね!
 最後まで「委員長」と呼びながらハードに攻めちゃう瀬尾の鬼畜っぷり…。
 これは他の“優等生受け”BL作品にもぜひ見習っていただきたいところです。
 そして最後にはですね、教師として無気力だった西澤が、大きな成長を遂げたりもしてます。
 ちょっとだけそこに瀬尾が絡んだりもしてるんですが…。
 絶対に損しない一冊、秀香穂里先生の最新刊『聖域の限界』を当ブログはかなり力を入れてオススメいたします~。

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