ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[新刊レビュー]これは大作家の予感…(優等生受け的な意味で) 当ブログ超注目の作家・森本Q先生の最新作は、アキバ系ダサダサ文系眼鏡クン受けのせつない系! 『ビーボーイフェニックス』vol.18より、森本Q『ムカシノオトコ』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-眼鏡  受け-地味・ダサい  特徴-大学生  ●マ行-森本Q  
b-Boy Phoenix 18b-Boy Phoenix 18
(2009/05)
不明

商品詳細を見る


 どんなキャラなのかということが作中でほとんど出てこないので、彼が本当にそういうキャラなのかはわからないのですが…。
 断言してしまいましょう!
 本作の主人公(受)・今井武志(いまい・たけし)は文系のダサイ眼鏡くんであると(笑)。

 …だって、服装はダンガリーシャツのようなネルシャツのような、何の飾り気もない、しかも流行遅れな大きめサイズで、それにジーパンを履き、「いかにもアキバ系」なリュックを背負って歩いてます。
 ちょっと長めのもっさりした黒髪に眼鏡をかけ、なんていうんでしょう、リュックの背負い方までとってもアキバ系なんです(笑)。
 リュックといっても格好いい背負い方はあるじゃないですか。
 ストリート系な感じで、ワンショルダーっぽく背負うとか。
 武志の背負い方は全っ然違います! ←重要(笑)
 律儀に両肩でリュックを背負い、肩にかかったベルトを、それぞれの手で掴みながら歩くんです。
 わかっていただけますでしょうか、どういう状態のこと言ってるか(笑)。
 現実社会でも、アキバとか「とら●あな」とか「まん●らけ」とかで、アキバ系リュックのこーゆー背負い方をしてる人をよく見ますが、まさにあんな感じ。
 武志のこの姿を1コマ見るだけで、「あ、この受けキャラは文化系眼鏡クンに違いない!」と読者にわからせる恐るべき力を持ってます。
 森本Q先生ってすごいなぁ。
 キャラが歩いてる1枚の絵だけで、読者にそこまで思わせちゃうんですから。
 あーゆーアキバ系なリュックの背負い方、ブログ主も今までもずっと現実世界で目にしてきたはずですが、それがアキバ系を表現する「記号」になるようなものだとは気づきませんでした。
 歩くときに背負っているリュックの肩ベルトを両手で掴みながら歩く――そんな姿がアキバ系キャラのひとつの特徴だと、森本Q先生はどこで見抜かれたんでしょう!

 で、そんなダサダサ眼鏡くんな受けキャラ・武志と、こちらは普通にチャラい感じの主人公(攻)・相良南(さがら・みなみ)が居酒屋で“再会”するところからストーリーが始まるのです。
 再会、とはどういうことか。
 じつはこの2人、高校時代に付き合っていたのです――たった1週間だけでしたが。
 南のほうから、やっぱり当時も文化系眼鏡くんでとっても真面目だった武志のことを振って短い付き合いは終わったのでした。
 もちろん会うのはそれ以来。
 大学生になった今、南が友達から「新しい彼氏を紹介するよ」と言われて行った居酒屋で、その“友達の恋人”として紹介されたのが、高校時代から変わらず眼鏡くんなままの武志だったというわけです。

 ストーリー前半で最大の謎になっているのが、高校時代のこの2人(南×武志)が、なぜ1週間であっという間に別れてしまったのかというところです。
 ところどころに回想シーンが挟み込まれるんですよ。
 高校時代、付き合い始めたばかりでキラキラ輝いてる2人の。
 そこでは、ウブで奥手というか、付き合うこと自体、南とが初めてという高校時代の武志のことを、こちらも今と変わらず遊び人の南が、

「大丈夫だよ、大事にする」

 なんて大きなハートマークとともに抱きしめちゃってるところが描かれていて、どう見ても初々しいながらうまくいってるようにしか見えない2人の高校時代が描かれてます。
 なのに、たった1週間で、南から別れを告げる形で、この2人は別れてしまったというんですから、その理由を詮索したくもなるというものです。

 久しぶりに再会した武志は、南の目から見て、ある意味で「別人」になってました。
 高校時代、“お付き合い”していたときには、奥手の眼鏡クンらしくとてもウブで純粋だった武志が、友人の恋人として自分の目の前でそいつとイチャイチャしているんですから。
 そして、友人がトイレに行ったすきに、武志は南にこんなことを言い出したのですから、なおさらです。

「久しぶりだな。…俺たち、やらないまま別れたよな。せっかく再会したことだし、やらねえ?」

 おお、なんというアバズレ(笑)。
 高校時代、ダサくて眼鏡クンでウブだった武志の姿はどこにもありません。
 もちろん、今でも格好だけは最初に書いたとおりの、アキバ系ダサダサくんなんですが、中身はすっかわい変わってしまっているようなのでした。

(あの純粋だった武志が…月日は人を変える…)

 ちょっとショックを受けた南は、2人と別れ帰路につきながら物思いに耽りますが、こんなことを頭の中で言い出します。

(あれ? 俺は何で武志と別れたんだっけ?)

 そうなのです。
 武志自身が、“別れた理由”を忘れてしまっているんです。
 さらに深まる謎。
 いったい高校時代の2人の間に何があったのか――。

 翌日、学校に行こうとアパートを出た南は驚きます。
 武志が部屋の前に立っていたのです。

「一晩中考えたけど、やっぱり…俺…お前とやりたい!」

 そして明らかになる驚愕の事実の数々。
 なんと、高校時代、初エッチをすることになた2人でしたが、武志が「初めて」と言った途端に、南は武志を捨てたというのです。
 武志は、そのときのトラウマで、それ以来誰ともエッチをできなくなってしまったと訴えてきたのでした。

「お前がやってくれないと俺…先に進めないよ…!」

 そう言われては協力せざるをえません。
 南は、武志を連れて近くのラブホテルに入っていきますが…。

 さあ、みなさん、ここまでストーリー紹介を読んでどうですか!
 何度も言いますが、すげー外見がアキバ系な、明らかに文系眼鏡クンな武志が、「俺とエッチしてほしい!」なんて頼んできちゃうというここまでの設定が、本ブログ的にはまずベリーグッドなわけですが、ここからは加速度がついて(本ブログ的な意味で)萌えが高まっていきますよ。

 ホテルに入った武志と南。
 口では「俺とやって!」とかアバズレなことを言いながら、いざ部屋に入った武志はビクビクしてるんです。
 高校時代、初エッチの前に南に振られてしまって以来、誰ともできなくなってしまった武志にとっては、もちろんこれが本当の初体験になるわけで、めちゃくちゃ緊張してるわけですよ。
 その光景は、ダサいネルシャツを着たアキバ系眼鏡くんが顔を真っ赤にして、「ラブホテルにいる自分」を恥ずかしがっちゃっていて、とってもとっても眼福です(笑)。

「ま、いいや。脱げよ」

 さあ、ここからがものすごいシーンの連続です。
 義務を果たせばいいんだろ、とでも言うように、武志に“裸になれ”と命令する南に、アキバ系眼鏡くんな武志が、まさに勇気を振り絞って…! という感じでこんなことを言うんです。

「……。ぬがしてくれよ…。高校の時…恋人だった時みたいに…優しく扱ってくれ」

 どがーん!
 え? え? 武志は自分のトラウマを消すためにエッチしてもらうんじゃないの? 武志は南に優しくしてほしいの? ……このようなさまざまな疑問が読者の頭の中を駆けめぐりますよ(笑)。
 もちろん、言われた南も「否」とは言いません。
 そっと武志を抱きしめてやると、優しいキスをその唇に落とします。

「…また武志って呼んでいい?」

「……。うん」


 ぬあー。
 アキバ系ダサダサ眼鏡くんが可愛がられて、しかも最大限甘えて応えちゃってるよ~。
 この場面、とにかく実物を読んでいただきたいですが、オタク受けBLが好きな人には、本当にたまらない場面になってますよ!
 ネルシャツのダサダサくんが顔を真っ赤にして抱きしめられたあげく、全身ですがりついてます。
 そして、武志は昔のように名前で呼ばれたことに返礼するかのように、南に抱きつきながら、その名前を自分でも呼んでみちゃうんです。

「みなみ…」

 なにこの甘い恋人同士(笑)。
 お互いに下の名前で呼び合いながら、ダサダサ眼鏡くんが完全に骨抜きになって可愛がられちゃってます。
 そして…。

 というところで、えー、この先を知りたい方は、どーぞ、まだ書店にたくさん並んでますから、『ビーボーイフェニックス』童貞特集号を手に入れてくださいませ(笑)。

 ここからあとは残すところ3~4ページほどなんですが、ストーリー上はここから次々と驚くべき事実が明らかになっていき、そのたびに読者の胸が幸福になるようにできてます。
 初エッチの前に、「初物」を嫌った南に武志が振られたという話がさっき出てきましたが、じつはそれも本当の“別れた理由”ではないんです。
 なぜ、純粋でウブでとても大好きだった武志のことを、高校時代の南は振ってしまったのか。
 そして、再会してのエッチを持ちかけてきた武志の真意は…。
 すべてがすーっと美しく解決していきます。

 森本Q先生のマンガは、『ビーボーイフェニックス』の前号に掲載された『教室の三月』のあまりの凄さにビックリしてしまい、このブログでもレビューを書かせていただきましたが、いや今号のこの作品も今年読んだなかで間違いなくベスト10に入ります。
 もちろんマンガとして素晴らしいんですが、前回はいじめられっ子優等生受け、今回はダサダサアキバ系眼鏡くん受けというこのチョイスが最高です。
 もしかして、こーゆー系統のBLがお好きな作家さんなんでしょうか。
 以前は『ビーボーイGOLD』にも作品が載っているようですが、ブログ主は未入手なんです。
 よ、読みたひ…!!!
 もし読んだ方いらっしゃいましたら、内容教えてくださいぃぃいい(号泣)。
 ああ~、次回はいつ森本Q先生のマンガを読めるのかしら。
 そして、コミックスはいつ出るのですか? リブレさま~!

関連記事


Comments

管理人のみ閲覧できます 
このコメントは管理人のみ閲覧できます
 

Leave a Comment



11 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

10

12


 
FC2カウンタ
 
プロフィール

ちーけん

Author:ちーけん
FC2ブログへようこそ!

 
最新つぶやき5件

Twitter < > Reload

 
最近のコメント
データ取得中...
 
 
 
 
Lc.ツリーカテゴリー
 
Lc.ツリータグリスト
 


Archive   RSS   Login

債務整理太陽光発電
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。