ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]語シスコ『もっともそうな2人の沸点』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-成績優秀  特徴-高校生  ●カ行-語シスコ  
もっともそうな2人の沸点 [メロメロコミックス] (mellow mellow COMICS) (mellow mellow COMICS)もっともそうな2人の沸点 [メロメロコミックス] (mellow mellow COMICS) (mellow mellow COMICS)
(2007/08/30)
語 シスコ

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 優等生にもいろいろありますが、今回は“ちょっと『日常』に飽きちゃって『悪いこと』を友だちに仕掛けちゃう優等生”や“成績はいいけど世をすねている優等生”の登場です。
 この世に存在する“優等生受け”BLのすべてを網羅することを、今月今夜のこの月に誓った(古…)当ブログですから、ちょっとでも“優等生受け”の匂いがすれば、すぐにパックンチョです!

 ご紹介するのは、以前は『アップル花組』などのBL雑誌を出していたこともあった宙出版の新刊、語シスコ先生の『もっともそうな2人の沸点』です。
 96年から00年までの、単行本未収録作品を集めた短編集だそうで、書き下ろしを含めて6本が収められています。

 もう10年以上前だと思いますが、初めて語シスコ先生のBLマンガを読んだときは、びっくりしました。
 それまで、語シスコ先生が描かれるような“リアルな男の子”が登場するBLマンガが、少なくとも商業誌の世界では存在していなかったからです。
 髪の毛がドレッドヘアだったり、クラブに出入りしたり、着ている服が裏原系だったりという“今風のオサレな男の子”(笑)という記号が散りばめられているようなBLマンガは、語シスコ先生と、そのお友達の捨井タスコ先生が世に広めたと言っても過言ではないような気がします。
 

 別の言い方をすると、語シスコ先生のマンガに出てくる男の子たちは、こんな感じのリアリティにあふれているのです。
 東京の地下鉄でたまに見かけるような、ちょっとだけ傍若無人に電車の連結口のあたりでウンコ座りして友だち同士で騒いでいる高校生や、周囲の人が眉をひそめているのに気づいているのか気づいていないのか、夢中になってシャカシャカと音漏れするウォークマンを聴いている大学生。
 彼らが、そのまま二次元の世界に送り込まれて、マンガのキャラクターとして動いているような気がするのです。

 そんな気がする最大の理由は、セリフ回しがとにかくオサレなことに尽きましょう。

「受験だからって別れた奴等なんてザラにいんじゃん」

「そうかな…」

「エー?」

「…受験だからってスキって気持ちおさえられんのかな。そんなのってホントにスキじゃなかったんじゃねえのか」

「そーんな器用に立ち回れるかってェー。みんな自分のコトで手イッパイだろ フツー。だいーち 恋愛なんて大学入りゃイヤってほどデキんじゃーん、多分」

「……」

「それをナーニ? 好きこのんで今するっつーのは、アアー 現実逃避っぽいぜェー」

「お前って結構ドライだな」


 語シスコ先生のマンガの中から、どうということのない日常会話の部分を抜き出してみましたが、どうでしょう? 
 いかにも地下鉄に乗ったら隣にたむろっている高校生から聞こえてきそうな口調じゃありませんか? このリアリティが、語シスコ先生のマンガの大きな特徴だとti-kenは思うわけです。

 でも、語シスコ先生のマンガで、セリフの一言一句から、キャラの設定から、舞台設定から、あらゆるところに潜んでいるそういった“今風のオサレ”なセンスというのは、ぶっちゃけて言えば、マンガというカルチャーからはもっとも遠いところにあるものですから(笑)、初めて読んだときには、「なんでこの人は、マンガなんか描いているんだろう…」なんてことを思ってしまったことが記憶に残っています。
 そんなギャップが語シスコ先生のマンガの魅力になっているわけなのですけれど。

 で、今回の新刊に入っているマンガも、もちろんそんな“語シスコテイスト”なマンガばかりですが、今回は、6作のうち3作が“優等生受け”な設定になっています。
 ちょっと嬉しい誤算です(笑)。

 表題作の『もっともそうな2人の沸点』は、高校生同士の恋愛マンガです。
「ごくフツーの友だちで単なるクラスメートのはずだった」同級生・黒井(受)から、美木(攻)はある日、突然キスをされます。
 進学校で上位の成績を楽々キープする黒井と、成績は中の下の美木。
 こう書くと、眼鏡に色白の優等生クンと、劣等感を抱えたつまらない男、みたいなルックスを想像してしまいますが、そこは語シスコ先生のマンガ。
 黒井はちょっと髪も長めのオサレさん、美木は男らしい短髪で長身、ガタイもしっかりしたカッコイイ少年です。

 何も言わずにキスをされた美木は、「これはゲームだ。『なぜ?』と聞かないオレを黒井は試しているんだ」と解釈して、黒井の好きなようにさせ続けます。
 日を追って、激しさを増していく黒井からのキス。
 でも、黒井は何も言わず、美木も何も聞かず――そんな状態が続きます。

 「なぜ?」
 それは考えなかった。
 黒井とキスするのはイヤじゃなかったし、
 騒ぐと負けたような気分を味わうのは
 多分オレの方だろう


 ところがある日、美木は黒井の家でDVDを見ようと誘われて、家までついて行きます。
 当然のように始まるキス。
 でも、その日はそこで終わりませんでした。
 挿入まではしなかったものの、美木は黒井とお互いの性器をいじりあい、激しいペッティングまでしてしまったのです。

 黒井はいったい何を考えているのか。
 そしてその翌週。
 またもや黒井の家に遊びに行った美木は、2人きりになったとたん、今度は自分が我慢できなくなって、黒井に襲いかかってしまいます。
 突然、大柄な美木に押さえ込まれ、しかもアナルに指を這わされてパニックになる黒井!

「いてっ やだっ ヤメロバカ!」

 涙ぐむ黒井を見て、美木は正気に戻ります。

「…ごめん」

「オッ…オレを女に扱いやがって!」(バシッ)


 あれだけ自分から誘っておいて、「オレを女に扱いやがって!」もないもんだとti-kenなどは思いますが(笑)、正直なところ、ここはすごく“優等生受け”好きの目からは胸キュンシーンになっています。

 というのは、それまで自分が優位に立ったつもりで、美木をあしらっていた優等生・黒井が、初めて本気の美木に男としての圧倒的な力を見せつけられ、泣いちゃうシーンだからです。
 うーむ、自分で書いててなんだなぁと思いますが、屈辱に泣く優等生!
 最高です!

 絶対にひっくり返らないと信じていた“世界”に裏切られ、自分が信じていた秩序が崩れさる瞬間を無理矢理味あわされた優等生。
 絶望! 屈辱!
 はぁあああ。

 ところが、黒井に殴られた美木は、黒井に向かってこう言います。

「黒井…オレはおりるぜ。お前のゲームにつきあうのがしんどくなった」

 突然「ゲーム」と言われ、自分が仕掛けた行為が、美木に単なるゲームだと思われていたと気づく黒井。
 またこの場面でも、黒井がちょっと涙ぐむんです~。
 黒井が可愛くて可哀想でたまらなすぎますよ!

「……オレがそんなんでお前とあんなことすると思うのかよ。来いよ…。入れていいから」

 美木につぶやく黒井。もちろん入れるってのは、アレですよ。突然そんなことを言われ、躊躇する美木に、さらに黒井は言葉を続けます。

「いいんだ。きっとオレ達はいつかそうなるんじゃないかって思ってたから」

 さあ、美木は黒井のこの言葉にどう反応するのか。
 詳細は、実際にコミックスを買って読んでいただくとして、一つだけ言えることは、素直になってエッチに感じまくる黒井は可愛すぎるということですよ!
 またこの場面の語シスコ先生の絵がいいのです!

 ふだんこのブログを読んでいてくださる方ならおわかりと思いますが、ちーけんは眼鏡でネクラで体育が苦手そうな優等生受けが大好きです。
 でも、語シスコ先生が描く、黒井のようなタイプの優等生も大好きです。
 ぜひ、みなさんもご一読ください。

 さて、初めに書いたとおり、こんかいのコミックスには、他にも優等生受けがいくつか載っています。
 残りは駆け足でご紹介しましょう。

『ラブモンスターとソウルサバイバー』は、受験直前の高校3年生たちが主人公。ある日、主人公(攻)・井上は、綺麗な顔で成績も優秀なクラスメイトの森(受)が、男とラブホテルに入っていくのを目にします。
 男と援助交際していると平然と告白する森に、どうしようもなく惹かれていく井上。
「お前を救いたいんだ」と、井上は森に告白し、2人は付き合い始めますが、受験を前にした不安定な精神状態が、2人の間に波風を立たせて…。
 すごくシリアスで、本当の友達とは何なのか、人を好きになる、人を愛するとは、どれほど大変で、でも美しいことなのか、そんなことを考えてしまうストーリーです。
 一度は別れた2人が、受験を終えて再会し、気持ちの整理がつかないまま言葉で傷つけあい、でも泣きたいほど本心では好きあっているシーンが、これもうたまらなくピュアで、胸が締め付けられます。
 もちろんエッチは超エロいです(笑)。

 他にも幼なじみの恋人とのエッチに悩む優等生クンや、校内で“売春”に励む綺麗な優等生クンが登場するマンガがてんこ盛りの本コミックス。
 たまには、ちょっと違った優等生受けに出会ってみませんか?
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