ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]なんという掘り出し物! 斑目ヒロ『scarlet』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-キモオタ  受け-地味・ダサい  受け-真面目・カタブツ  特徴-社会人  特徴-大学生  受け-眼鏡  ●マ行-斑目ヒロ  
Scarlet (バーズコミックス リンクスコレクション)Scarlet (バーズコミックス リンクスコレクション)
(2007/08/24)
斑目 ヒロ

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 やっぱりBLは買って中身を読んでみないと、どんなストーリーかはわからない――そう痛感させられました!
 発売されたばかりの幻冬舎コミックス・リンクスコレクション『scarlet』(斑目ヒロ著)です。

 表題作は、大学生同士の恋愛を描いた学生もので、攻めのキャラ設定が、学生のかたわら人気モデルなんていうti-kenが嫌いな華やかな世界を描いたものだったので(笑)、正直、あまり期待せずに「とりあえず読んでみよう」ぐらいの気持ちで買ったのですが、もう読んでみてビックリ。
 フィルアップとして収録されている2作品が、もうドンピシャ!
 受けがネクラで眼鏡で、でも攻めには一途で超かわいいという、本ブログ的には超萌え萌え(死語)なキャラ設定なのでした。

 順にご紹介しましょう。

 ネクラで眼鏡受けな第一作目は、『ワンナイト スタンド』というタイトルです。
 デパート勤めで総務部に勤務する千場晴巳(ちば・はるみ)は、普段は眼鏡できっちり髪も分けている地味なサラリーマン。
 毎日、目立たないスーツ姿で淡々と仕事をする晴巳には、社内でも取り立てて注意を払う人もいません。真面目だけが取り柄の地味な青年――外見的にはそんなキャラの晴巳ですが、じつは夜になるとカジュアルな服に身を包み、眼鏡を外し、髪型も崩して、ゲイバーに通っていました。

 

 地味で冴えないサラリーマンの俺――千場晴巳には 人に言えない 秘密がある
 夜 ごくたまに息抜きに別人になりすまし ゲイバーに通うこと

 といっても、よくある“じつはイケメンで、夜になると超カワイコちゃんに変身”なんていうのではなく、昼間から比べるとちょっとだけ服も髪型も派手になったくらいの格好。
 ゲイクラブでも、晴巳のたたずまいは地味でひそやかなものです。

 晴巳には、毎朝会社のエレベーターでいっしょになる“憧れの人”がいました。それが藤倉時貴(ふじくら・とき)です。
 花形部署の外商部にいる時貴は、社内でも女性社員につねに囲まれるようなエリート社員です。
 晴巳は、自分には手の届かない人と諦めていたのでした。

 ところがある日、晴巳がゲイバーでひとり静かに酒を飲んでいると、友人に騙されて連れてこられた時貴の姿が目に入ります。
 時貴は、怒って店を出て行くところでした。
 その後ろ姿を追って思わず店を飛び出した晴巳は、時貴を捕まえて、こんなことを言ってしまったのです。

「俺と sexしてみない?」

 声が震えそうになるのを必死に押さえて、経験豊富な遊び人のようなフリで声をかけた晴巳の姿に、心を動かされてしまった時貴は、ホテルに行くことを了承するのです。
 
 部屋に入り、じつは経験などほとんどない晴巳は、時貴の気が変わらないうちに・・・と、慣れないフェラをやってみたりして必死に尽くします。
 ところが、時貴に「そんなんじゃたたない」とクスリと笑われて真っ青になる晴巳。
「あ、ご・・・ごめ・・・ん」と謝って、晴巳が“ああっ、やっぱり僕なんかじゃ相手にならないんだ!”と絶望するこの場面は、もう“優等生受け”的には死ぬほど萌えます。
「他に何かしてほしいことある・・・?」と、おずおずと聞く晴巳に、時貴は無言で晴巳を抱き込み、服を脱がして優しい愛撫を始めます。
 もうそうなったら感じるだけで何もできなくなる晴巳。
 ここも晴巳が可愛くて悶絶しますです(笑)。
 晴巳の性器に手をのばす時貴に、晴巳は「そんなところ触らないでいいよ」と言いますが、「しょうがないなぁ」と言って、晴巳を後ろから抱き込む時貴。

「大丈夫。ハルミ思ってた以上にいいから――」「かわいいね、ハルミ」

「あ・・・」

「かわいくてかわいくて ホントいやらしい」


 時貴に「かわいい」を連発されて、ふにゃふにゃになってしまう晴巳。
 そのまま当然とはいえ(笑)、バックまで時貴にやられてしまうのでありました。
 このあたりの一連のHシーンは、質量ともに完璧です(笑)。
 顔を真っ赤にして、声も出ないくらいに感じる晴巳を描いたシーンの可愛いこと!
 本ブログ的には「ぬおー! あの眼鏡の地味っ子が、こんな感じてる!」という、激しい萌えを感じずにいられません。斑目ヒロさんのマンガ、初めて読んだんですが、このHシーンの絵のうまさ、総合的ないやらしさの盛り上げ方のうまさは、BL界でもかなり上位に来ると思うですね!
 
 晴巳を愛撫しながら、時貴がつぶやくシーンが、本作のラストへの重要な伏線になります。

「オレちょっとフェチ入ってるんだ・・・肌とか匂いとか? たまんなくなる・・・」

 夢のような一夜を終え、地味で冴えない会社員に戻った晴巳。
 翌朝の会社のエレベーターで、いつものように時貴と一緒に乗り込みます。
 外見や印象が別人すぎて、絶対に昨日の夜の「ハルミ」だとは時貴に気づかれないと思っていた晴巳に、すれ違いざま時貴が声をかけてきます。

「おはよ ハルミ」

 びっくりして振り返る晴巳。
 なんでハルミ=晴巳だと気づかれたんでしょうね。
 もちろんエレベーターでいっしょになって“匂い”で気づかれたんです!
 そして、ここでマンガが終わります。

 地味な優等生が、別人になりすまして憧れの人と一夜を・・・というモチーフは、BLでは少なくはありませんが、本作は、その中でも格別のできだと思います。
 ふだんの晴巳のルックスがいいんですわ~。
 ほんとーに地味です(笑)。
 で、ハルミとして時貴に愛されているときの感じ方がまた可愛いのです(笑)。

 さて、以上で一編が終了したわけですが、なんと嬉しいことに、同じコミックスの中に、本作の続編が2本も! 掲載されています。
 1本は後日談、もう1本は時貴視点での後日談となってます。

 最初の後日談のほうは、1作目のラストで「おはよ ハルミ」と声をかけられたあとからストーリーが始まっています。
 でも、そのときに地味な日常を崩す決心がなかった晴巳は、こう言って時貴からのアプローチを拒絶してしまったのです。

「あの・・・誰かと勘違いされてませんか?」

 続けて晴巳のこんなモノローグが入ります。

 あの時は焦りと長年身についている保身と恐れでパニックになってしまった――

 時貴からせっかく声をかけられたことをすげなくしてしまったことを、こうして後悔するところから話が展開していくわけです。
 この後日談、ページも長くて、2人のその後が超胸キュンに描かれています。
 また描かれているエピソードが、ドラマチックで泣けるのですよ~。
 優等生な日常を壊すのが怖い晴巳と、その殻を破ろうとしてあげる時貴。
 2人がどうやって愛を確かめるのか、これはもう必見です。
 この後日談の最後のシーンに描かれている晴巳の姿を、もうここに写真撮って貼り付けたい!
 なぜって、会社に出勤してきて、勇気を出して時貴に声をかけようとする晴巳の姿が描かれているんですが、もうアナタ、眼鏡にきっちり髪を分けて、ネクタイを締めた晴巳が、ちょっと頬を染めて、時貴の出社を待つその姿と言ったら!!!!
 可愛くてゲロ吐きそうです!!!!
 生まれてから一度でも「私、優等生受けって好きなんだよね~」と言ったことのある人なら、このシーンの斑目ヒロ先生の絵を見ないことには、死んでから道に迷って成仏できないと思います。
 とにかく速攻買って読んでください。

 さらに続けて載っている時貴視点での後日談は、2人が恋人になってからの話です。
 
 つい最近できた俺の恋人は いじらしくて 素直で かわいくて


 こんな時貴のモノローグで始まりますが、そこにかぶせて、柱の陰で目立たないように時貴の帰りを待つ、地味なスーツ姿の晴巳が描かれてます。
 もうですね、その絵がいじましい。
 その姿を見て、時貴がこう言います。

「ああ、もう抱きつぶしてやりてぇ」

 ぐはぁっ!
 
 ここですよ、ここ!
 大抵のこーゆーストーリーのマンガって、最後は地味な優等生が変身しちゃってそれでラブラブみたいな終わり方になるんですが、本作での晴巳は地味なままです。
 そんなルックスの晴巳が、時貴に愛されるようになってからが、また可愛いわけですよ!
 もうほんとに素晴らしくて声もありません。

 で、最初に書いたとおり、このコミックスには、ネクラで眼鏡な受けの出てくるマンガがもう一作載ってます。
 タイトルは、『俺の恋人』。
 攻めはモテモテ大学生のケイト。
 で、受けが、見たままアキバ系で、暗くて、友達いなくて、趣味は切手集めというキモオタくんのナオキなのです!

 こういう時 いっつも思う
 なんで俺 あいつと一緒にいんだろうって
 性格は暗くネガティブ しかも傷つきやすいし 落ち込むとどこまでも沈んでいく
 一体今までどーやって生きてきたんだ ってくらい なんにもできねーし


 ケイト曰く、「たまに部屋の暗いところに座っててビビる」というナオキですが(笑)、2人がつきあうきっかけは、女の子に囲まれているケイトの前に、いきなり出てきたナオキが、こう告白したことでした。

「すっ すっ 好きっ つきあって・・・」(ゴニョゴニョ)

 ちょうど女にウンザリしていたケイトは、軽い気持ちで「いいよ」と言ってしまい、いつの間にか同棲までしてしまっているのが今の状況。で、バイトで遅くなって家に帰ってきたケイトを待たずに先に寝ているナオキを見て、つい口から出たのが、上の「なんで俺 あいつと一緒にいんだろうって」というモノローグなわけです。

 さて、ここからあと、マンガはほとんどケイトのモノローグだけで進行していきます。
 ひとりで寝ているナオキの寝顔を見ながら、「なんでこいつと俺は付き合ってるんだ・・・」と自問自答を始めたケイトですが、自分の心の中でひとりで受け答えしているうちに、ナオキのことを本当に好きな自分にケイトが気づいていくのです。

 ここの心の中のやりとりが、本編中のいちばんの読みどころなので、これ以上は引用しませんが、ケイトはナオキとエッチしたときの可愛い様子を思い出したり、ケイトが女の子と遊んでいるのを見てひとりで暗くなるナオキの姿を思い出したり、でも本当にピュアで優しいナオキの心を思い出したりして、ぐんぐん自分の本当の気持ちを見つけていきます。
 
 もちろんケイトとナオキのエッチシーンもちゃんと描かれています!(笑)
 ネクラでアキバ系で暗いナオキが、ケイトに「かわいい」を連呼されて感じまくるシーンを、ぜひみなさんご堪能ください!
 本作の最後、「僕、こんなだからケイトのそばにいると迷惑だから・・・」と言うナオキの気持ちを軽くしてやろうと、ケイトがナオキを連れてブティックや美容室を回るエピソードが出てきます。
 でも、それでも格好良く生まれ変われないナオキ(笑)。
 どのぐらいネクラでアキバ系で眼鏡くんな受けか、わかっていただけると思います。

 本作も、ネクラ受け、優等生受けがお好きな方なら、絶対に読み逃せませんですよ!
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