ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]眼鏡を壊しちゃった生徒会長サマ…弱りっぷりを嘲笑っていた不良(攻)の心に突然変化が訪れて! 香々『ロマンチック・フルセット』より、『メガネのせい?』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-眼鏡  受け-生徒会長・委員長  受け-真面目・カタブツ  攻め-不良  特徴-高校生  ●カ行-香々  
ロマンチック・フルセット!! (ビーボーイコミックス)ロマンチック・フルセット!! (ビーボーイコミックス)
(2009/04/10)
香々

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 ご紹介しないといけない“優等生受け”が文字どおり山積みになっていて、パニックに陥りそうなブログ主です…!
 やばいー、あと10冊近くあるー。
 このまま遅れを引きずりそうで悔しいのですが、GWまで解消は無理そう…。
 うう、あと単純に買ったまま読めてないBL本も40冊くらい溜まってます…。
 ブログを初めて以来、最大の遅れ発生です!
 これもGWで全部解消しないとなぁ。
 ゆっくりBL本読みに専念できる豊かな時間がほしい…。
 あー、親戚死んだって嘘ついて会社休みたいなぁ(笑)。

 さて、前記事に続いて、またもや新人作家さんの初コミックスからマンガをご紹介しようと思います。
 香々先生の新刊『ロマンチック・フルセット!!』に掲載されている短編マンガ『メガネのせい?』です!
 ――って、またもや表題作のご紹介じゃなくてすいません(笑)。
 表題作『ロマンチック・フルセット!!』の内容をお知りになりたい方は、どうぞ他のブログさんへ飛んでみてください…。←すいません
 いいんだよ、ここは“優等生受け”にこだわったブログなんだからさ!!!
 それ以外のものを求められても困るんだよ、こっちは!!!! ←逆ギレ(笑)


 …というわけで、わざとらしいキレ芸などお見せしたところで、さっそく『メガネのせい?』をご紹介させていただくといたしましょう!

 本作はブログ主が大好きなモチーフがストーリーの中で使われてまして、読んだとき思わず胸がキュンとしてしまいました。
 いやー、人間何歳になってもトキメキを忘れることはないんですねー(笑)。

 それがどんなモチーフかは、後ほどゆっくりご紹介するとして、まずは主人公の紹介から。
 冒頭まず登場するのが攻めキャラの清家(せいけ)です。
 通っている高校で一番悪い生徒として教師からも恐れられているのが、この清家。
 ストーリーの冒頭でも、前をよく見ないでぶつかってきた別の不良が生意気な口をきくやいなや、「ドコッ!」という凄い音を立てて殴り飛ばしてますよ(笑)。
 でも、その場面を見た教師も他の生徒も、清家が怖いので見て見ぬふりをしています。

 …なんて書くと、すごいシリアスな不良攻めのようですが、マンガの基本テイストとしては、ちょっとライトなコメディタッチのマンガなのでご安心ください~(?)。
 なので、清家という悪キャラも、乱暴者だけどどっかギャグチックな感じの“不良”で描かれてます。
 見た目は、ワルというよりちょっとお洒落な高校生って感じですしね。
 今風の乱暴者という感じで想像してみてください~。

 で、教師も生徒も清家の乱暴を見ないふりをするなかで、唯一、清家に突っかかってくる同級生がいました。
 主人公(受)の生徒会長・姉川(あねかわ)です。
 だらしなく制服を着崩した清家とは対照的に、ワイシャツをきっちりズボンの中に入れて眼鏡をかけている姉川は、たった今もぶつかってきた相手を殴り飛ばした清家のことを見逃さず、冷たい視線を清家に向けて言い放ちます。

「なんだ、まだ退学してなかったのか」

 そうです。
 “お前みたいな不良がまだこの学校にいたのか”という挑発的なことを口にしてるんですね(笑)。
 姉川は、見た感じはすごく頭の切れそうな怜悧な感じ。
 ひ弱な優等生タイプではなく、理屈で相手を黙らせてしまいそうな、気の強そうな生徒会長に描かれてます。
 げっへっへ、プライド高そうなんですよ、これが(笑)。

 さて、言われた清家ももちろん黙っていません。
 そりゃあ、ガリ勉の優等生な生徒会長にこんなこと言われて放っておいたら、自分の沽券に関わりますからね!
 同級生を殴ったばかりの手をプラプラさせながら、血管をこめかみに浮かべて姉川に言い返します。

「あァ!? 何か聞こえたと思ったら、これはこれは生徒会長サマ」

「おかしいな、お前を追い出すように校長にも頼んでおいたんだがな」

「(さらに怒)いっつもいっつも何か恨みでもあんのか、姉川っ!」

「別に。単にバカが嫌いなだけだ」

「上等だっ! 今日こそ殺る!!!」


 そう言って姉川の襟首を掴む清家ですが、掴まれてる姉川は顔色ひとつ変えてません。
 というか、「バカが嫌い」と言い放ったさっきのセリフも、まるで清家と話しているとバカが伝染るとでもいうかのように、口の前にノートを当ててマスクみたいにしながら話してるんです。
 偉そうな生徒会長さまでしょー?(笑)
 清家が怒るのも無理ないわけですが、ここでアクシデントが発生します。
 清家と揉み合うなかで、他の生徒が姉川の眼鏡を引っかけて落としてしまい、「バキッ」という音を立てて眼鏡が壊れてしまったのです…!

 さあ!

 ブログ主が大好きな“優等生受け”モチーフがやってきましたよ…!
 ガリ勉くんの眼鏡が壊れて目の前のものさえ見えなくなってしまい、新しい眼鏡を作るために手探りで眼鏡屋さんに向かう、の図です(笑)。
 もちろん、それに付きそう同級生がいて、そこからお話しが展開していくのが王道ですよね。
 本作では大変萌え萌えすることに、学校一の不良にして宿敵である清家が姉川についていくのですが…!

「あははははははは!(涙) おいおい、会長が授業サボっていいのか? あははははははは(笑)」

 早退して家に戻ることにしたものの、よく前が見えなくて学校の靴箱で靴を履くのすら苦労する姉川の困りぶりを見て、清家が涙を流しながら大笑いしつつ言い放ったのがこのセリフです(笑)。
 たいがい清家も酷いヤツですが(笑)、宿敵・姉川が困りまくっているのを見て、清家は心の底から嬉しくて大笑いしてます。

「うるさい! お前こそそこで何してる!」

 笑われた姉川は悔しそうに顔を歪めますが。清家を怒鳴りつけようとした瞬間、下駄箱の扉に「ガンッ!」と物凄い音とともに頭をぶつけてしまい、その弾みでカバンの中身を床にバラまいてしまい、さらに清家に嘲笑されます。
 まずこの場面、ブログ主の心が萌え萌えするのが、さっきまで清家に胸ぐらを掴まれても顔色ひとつ変えてなかった生徒会長・姉川が、眼鏡を壊してしまったことで日常生活すら不自由になり、読者の目から見ても「困ってるな~」というのがわかるぐらいにちょっと弱ってるところを清家から嘲笑われてしまって、そこで初めて顔色を変えて清家に対する怒りを見せつつ、反撃もままならないので屈辱に耐えちゃうところです。
 えー、いつもいつも同じことを言って恐縮ですが、自信満々の優等生の何がいいって、自分がじつは無力だとわかったときに屈辱に打ち震える姿がいいわけですよ!
 その一番よい例が、学校の成績だけが自慢の優等生が学校の外ではそんなものが通用しないのを知って泣いちゃったりするようなストーリーなわけですが、この“眼鏡を壊しちゃった優等生”というのもすごくその典型的なモチーフなんですよね。
 他は完璧なのに、たった一つ、眼鏡というアイテムをなくしてしまっただけで無力になってしまう優等生クンの不安な心。
 あああああーっ、想像すると萌えて死にそうです…!!!(笑)
 で、そんな自分を笑われることも我慢ならないわけですよ…!
 しかも本作では、「バカは嫌いだ」とまで言って軽蔑していた学校一の不良・清家から大笑いされているんです。
 姉川の心中やいかに…!
 そしてまた、姉川を笑い飛ばす清家のセリフも、“優等生受け”的には萌えさせてくれるのです。

(ひィーー(笑) マジかよーー(笑))
(信じらんねェ! この超ダセェのが姉川!?)
(いい気味だぜ!!)
(まるっきりのび太じゃねーかよ)
(こりゃたまらん(笑))


 ずいぶん酷い言いようですが(笑)、あれだけ馬鹿にされていた姉川の窮地がよほど愉快なんでしょう。
 気持ちはわかります(笑)。
 でも、これってある意味、恋の始まり的な匂いがするわけですよ!
 「完璧なあの子の意外な面を見ちゃった」という(笑)。
 そして姉川の可愛い反応がまた、そんな匂いを倍加させてくれるんです。

「どーすんだよ(笑) そんなんで帰れんのか?」

 涙を拭きつつ、馬鹿にするように姉川に聞いてきた清家のこの言葉に、姉川は悔しそうに頬を染めて、怒りをむき出しにして答えます。

「ほっとけよ! 関係ないだろ!」

 ああ、さっきまでの怜悧な生徒会長はどこへ!!
 しかも目の焦点が合ってないので、妙に弱々しいのです。
 うう、こんな姿見たら、清家ならずともホレちゃうよ…。

 結局、「面白いから」という理由で、姉川の下校に付きそうというか、清家は勝手に後をついていくことにします。

「おい、どこまでついてくる気だよ?」

「うっせ黙れ、俺の勝手だ」


 そんな応酬をバスの中で繰り返しながら、じつは清家は心の中でこんなことを考えてました。

(こんな楽しいこと見逃せるかっての!)
(しっかし雰囲気違うよなぁ)
(余裕ないっつーか、無防備っつーか)
(今ならまるっきり俺の言いなり!?)
(ああ、なんだこの快感…!)←ブルッと震える清家


 さあ、ここで神展開…!!!!!!!!!
 こんな邪悪なことを考えて、揺れるバスの中で姉川の横に立っていた清家でしたが、その瞬間!
 バスがぐらっと揺れて、慌てた姉川が清家の制服の袖のところを「ぎゅっ」と掴んできたのです…!
 ああ、いつもは完璧な生徒会長が眼鏡なくて、同級生の袖に「ぎゅっ」だって!!!!
 うぎゃー!!!!
 俺の脳神経が萌えで焼き切れてしまうううぅぅううぅううううう!!!!!!!!!

 そして!

 掴まれた清家の心も、やにわにドキドキしてしまうのですよ…!

(なんだ!?)
(なんか姉川の奴、カワイくねーか?)
(つーか、カワイイってなんだ、俺? 姉川だぞ!?)
(でもマジで――)


 結局、そのままバスを一緒に下りて、清家は姉川を自宅まで送ってやってしまうのでした。
 別れ際、照れ隠しのように姉川へ憎まれ口を叩く清家。

「お前がここまで手がかかるとは。おかげでイジメ損なった」

「…本当にヒマだな、お前」

「テメーなんか車に轢かれりゃよかったんだ!(怒) じゃあな!」

「…清家」

「あ?」

「今日は助かった」

「はっ!? 今なんつった!?」

「俺…お前のこと粗暴なだけだと…その多少誤解があったかも…。すまん」


 出たよ!
 “優しくされて素直に感謝しちゃう生徒会長”という萌えモチーフが…!
 そして、顔を赤らめながら自分に感謝してくる生徒会長・姉川のようすを見て、ついに清家は自分の気持ちを自覚してしまうのでした。

(そんなこといちいち言うことじゃねーだろ)
(本当、生真面目つーか)
(ああ、くそっ)
(まただ――なんだコレ)
(なんか俺、マジやばい)
(止まんね…)


 そのまま目のよく見えない姉川を簡単に抱きしめると、キスをしかける清家。

「ん」

 さあ、姉川はこのキスを受け入れるのか!
 超ドキドキのエンディングまで残る6ページは、どうぞご自分の目でコミックスを見てください…!
 というところで、すいません、ストーリーの紹介はここまでです(笑)。
 ちなみに最後の「ん」は、もちろん姉川が洩らしちゃった喘ぎ声ですからね~(笑)。
 生徒会長が「ん」なんて声出してくれると、ブログ主は萌えて萌えてこれだけで白飯3杯は軽くいけます…。

 しかしねぇ…。
 弱ってる生徒会長を見て、意外に可愛い一面に気づいちゃって、あっという間に自分の恋心に気づいちゃう不良クンって、なんて萌えるカップリングなんでしょうね。
 “優等生受け”の萌えポイントの一つとして、誰からも好きになってもらえない優等生クンの“じつは可愛いところ”を攻めキャラがどうやって気づくかというものがあるんですが、本作はそこのところの描かれ方がずば抜けて秀逸でした。
 直前までいがみ合ってた2人、つまりそれはお互いに意識し合ってたということなわけですが、そんな相手が不安定なバスの中で「ぎゅっ」と自分の服に掴まってきた瞬間、パッと恋心に目覚めてしまう不良クン…。
 よく、禅のエライお坊さんが、「琵琶湖の湖面をわたるカラスの鳴き声を聞いて悟りを得た」とか「誰かが竹林に投げ込んだ瓦が立てた音を聞いて悟った」とか「闇夜にスダレを巻き上げた瞬間、悟った」とか、そーゆー話を聞くわけですが、たぶん清家が恋心に目覚めたあの瞬間も、そーゆー無心の状態たんでしょう…! ←絶対違う
 清家は、あの「ぎゅっ」で悟ったんです、姉川の可愛さを(笑)。
 つまり何を言いたいかと申しますと、あの瞬間の清家の心の動きというのは、「いわく不可思議」――もう言葉では言い表せない閃きというか、まさに悟りなんですね!
 ブログ主がBLマンガに一番求めるのは、こーゆー不可思議な恋の目覚め、とても言葉では言い表せないけれど誰にも訪れるその不思議な瞬間を、美しくそして誰もが納得できるように描いていただきたいということでして、本作ではあの「ぎゅっ」というシーンを読むと、読者は全然論理的にはつながってなくても、清家が姉川に恋に落ちたことを読者は納得させられてしまうんですよ。
 BLマンガに理屈はいらんのです! ←極論
 この「いわく不可思議」な瞬間を読者に納得させられるかどうかがマンガ家としての力量だと思うわけでして、本作についていえば、イエーイ、オールOK!
 なぜここで高島忠夫なのかという疑問は措いておいて(笑)、てか若い人にはこの部分何言ってるかまったくわからないと思いますが(すいません)、本作はそういう意味において、とてもよいBLマンガに仕上がっていると思います…もちろん“優等生受け”的な意味でも。

 残念ながら、本作以外の掲載作は、あまり“優等生受け”ではなく、その点は残念ですが、どれもライトでポップな仕上がりになってまして、楽しく読めることは請け合いです。
 ビーボーイコミックスから出たばかりの本作、ぜひお手に取ってみてくださいませ~。

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