ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]ツリ目で三白眼な優等生、策士策に溺れて手籠めにされちゃう(笑) BLアンソロジー『S-lash2』VOL.1より、Dr.天『あいまい3P』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  受け-成績優秀  特徴-年下攻め  ●タ行-Dr.天  
S-lash2 VOL.1S-lash2 VOL.1
(2009/03/20)
アンソロジー

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 トルコ旅行より帰国して1週間。
 翌日からすぐ仕事に復帰したので、まだ旅行カバンの中身の整理すらやってません。
 家の中も、旅行前に散らかしていったままなので、ものすごい汚部屋に…。
 この記事をアップし終わったら、今日はこれから家の大掃除に取りかかります(笑)。

 さて、当ブログは売れ筋本とか一切関係なく“優等生受け”BLを偏愛&ご紹介する、時流から完全に孤立したブログなのですが(笑)、今回も腐向け書店以外では置いてるのをほとんど見かけない、新創刊されたBLアンソロジー『S-lash2』(スラッシュ スラッシュと読むそうです)から、大好きなマンガ家さんの読み切りBLを一作ご紹介いたしましょう~。
 Dr.天先生の最新作『あいまい3P』です!


 …と、その前にこの『S-lash2』というBLアンソロジー、聞いたことがないブランドだけどどこが出してるんじゃと思って、いま奥付を確認してみたら、文苑堂の発売なんですね。
 文苑堂は、かつてBL雑誌の『バジル』とかを出してた出版社ですが、最近見かけないなぁと思っていたところ、本アンソロジーにてBL最前線に復帰してきたご様子。
 でも、実際の編集作業は、「ウェッジホールディングス」という編集プロダクションがやっていることが奥付からわかります。
 で、この「ウェッジホールディングス」という編プロのHPをたどっていくと、すでに携帯専用のウェブマガジンとして、この『S-lash2』というBLアンソロジーはネット配信されているようなんですね。
 いま気づきましたが、この紙媒体版『S-lash2』の目次の隅っこにも、

「本書に収録されている作品には、携帯コミックサイトにて配信中のものが含まれています」

 といおう“お断り”が小さく書かれてました。
 ふむー。
 携帯配信が先にありきのアンソロジーなんですね。
 そのためかどうかわかりませんが、目次では他ではまったく見たことのない新人(?)マンガ家さんの名前をいくつも拝見することができます。
 どう考えても去年あたりが業界としてのピークで、あとは縮小していくだけの気がするBL業界ですが、以前の記事でも書きましたとおり、こうしてBL雑誌は印刷費や紙代がかかる紙媒体を見捨てて、どんどんウェブ配信に移行していくんでしょうねぇ。
 ブログ主はこの『S-lash2』というBLアンソロジーを、まだ池袋の『とらのあな』や『まんがの森』でしか見ていません。
 自宅や会社近くの一般書店では全然並んでないんですが、ウェブ配信が中心だけに、紙媒体版の配本はだいぶ抑えているんでしょうね。
 というわけで、当ブログでご紹介しても、実際にはなかなか入手が大変な一冊だとは思いますが、載っているマンガはブログ主好みの感じになってましたので、申し訳ありませんがご紹介させていただこうと思います。

 Dr.天先生といえば、BLの商業誌ではかなり早い段階から活躍されていたマンガ家さんの1人ですよね。
 90年代後半に出されていたハードやおい雑誌『純一』とかで、ほぼ毎号執筆されていた記憶があります。
 現在のBLマンガのコミックスといえば、花音コミックスやビーボーイコミックスのようなA5判が普通ですが、あのころはB5判のやや大きめの判型で出るのが結構普通の時代でした。
 Dr.天先生は、このB5判で何冊もコミックスが出てらっしゃいますから、いかに早い段階から商業誌BLで活躍されていたかがわかるというものです。

 で、あのころからずーっとBLが大好きなブログ主は、Dr.天先生が活躍されていた『純一』などのハード系BL雑誌が大好きだったもので(笑)、Dr.天先生が商業誌で描かれたマンガはほぼ全て読んできたつもりですが、あまりそのものズバリの“優等生受け”をこの作家さんが描かれていた印象はありません。
 ツンデレや小悪魔っぽい感じの受けキャラがお好きなのかな~という印象はあったのですが…。
 それが今回、かなり直球の“優等生受け”を描いてくださいました。
 今まで、この分野に踏み込まれていなかった作家さんが“優等生受け”を描いてくださると、どーゆーマンガになってるのかが興味津々なわけですが、そこは実力派、そつなくツボは押さえつつ、どことなくあっさりした“優等生受け”になっているのが面白いところかと。

 それでは『あいまい3P』のストーリーをご紹介していきましょう~。

 登場人物は3名のみ。
 主人公(受)の類(るい)と、一卵性の双子である左京(さきょう)と右京(うきょう)の2人です。

 冒頭場面は、主人公(受)の類が思いっっっきり嫌そうな顔をして、左京と右京を睨んでる場面から始まります。
 年下の幼馴染みである2人から、類はこんなことを言って迫られていたのです。

「さあ、類!! 今日こそ選んでもらおうか!!」
「俺たちの、どっちと付き合う!?」


 顔も声も体格もそっくりな左京と右京から、ステレオのように同時にこんなことを言われて、自分たちのどちらかと恋人になるように、類は決断を迫られていたのでした。
 類は、黒髪に眼鏡、学ランをきっちり着こんだ、見るからに優等生というガリ勉タイプの高校生です。
 同性である左京と右京から、「どっちと付き合うか決めて♪」と言われても、「はい、そうですか」などと答えられるわけもなく、類は眉を寄せたしかめっ面で、ご機嫌な双子の顔を睨み付けるのですが…。

「――右京も左京もどっちもないから(怒)」

「えー、いいじゃん、いい加減あきらめて選べよ~」(二重唱)


「お前等の親に『勉強見てくれ』と頼まれたから、今日だって嫌々来てるんだぞ! それを毎回々々くだらないことで時間を無駄にして! これ以上同じことを言うなら、もう勉強見るのやめさせてもらうからな!!」

 おおっ、優等生っぽい怒り方が可愛いですね(笑)。
 この類というキャラがですね、漆黒の学ランのカラーをきっちり締めて一寸の隙もない着方をしていて、すぐに怒るし、なんとも融通が利かない委員長タイプの男の子でして、ブログ主の心を震わせてくれるのです。

 ブログ主の勝手な思いこみではありますが、Dr.天先生のマンガの特徴というと、必ず登場人物に印象的な“三白眼”のキャラが出てくる点があると思ってます。
 で、本作でも、この類という受けキャラはかなりの三白眼、それも普通の三白眼ではなく、“逆三白眼”とでもいうのでしょうか、普通“三白眼”というと、黒眼の下のほうに白目が見えてるお目々の形(?)をそう呼ぶわけですが、類の目は、黒眼の上の部分に白目が出てるタイプの“三白眼”になっていて、とっても印象的なんですね。
 何が印象的かというと、一般的に、“三白眼”というと「凶相」として性格が悪いとか自分勝手とかそーゆーイメージで語られるわけですが、この冒頭の双子を怒るシーンでも、えんえん“逆三白眼”の顔で左京と右京を怒鳴り散らしてるんで、一見酷薄そうというか、性格悪そうに見えるわけです。
 いま蔵書の中から、Dr.天先生のコミックスをいくつか取り出して確認してみたら、うんうん、やっぱり初期の傑作『うちのマリちゃん』(光彩コミックス)でも、主人公・マリちゃん(超童顔な32歳教師・受け)の母親・真実さん(注・女性キャラ、懐かし~)が、超悪そうな顔の三白眼に設定されてました。
 で、何が言いたいかといいますと、Dr.天先生のマンガでは、この“三白眼”の一見性格が悪そうに見えるキャラというのは、じつはみ~んな“本当はいいヤツ”な場合が多いんですね(笑)。
 マリちゃんの母親・真実さんも、口は悪いし、ぶっきらぼうだし、息子のことをゲシゲシ蹴ったりしてますが、じつはすんごく“いい人”なんですね。
 そして、本作の受けキャラ・類も、口では左京と右京を激しく怒ったりしてますが、じつは小さい頃から自分のことを慕ってきてくれたこの年下の幼馴染み2人のことを、口では怒りつつ本当には拒絶できないという優しさが見え隠れしてるわけです。
 ま、そのあたりの“いい子ちゃんぶり”も、とっても優等生な感じを醸しだしてくれるわけですが(笑)。
 なので、いくら類が2人のことを怒っても、それが本気じゃないとわかってる左京と右京は素知らぬ顔でスルーしてしまい、ぐいぐい類に迫ってくるわけなんですね。

「えー、やだよー」
「そんなこと言うなよー」


 書き忘れてましたが、左京も右京もとっくに類の背丈を追い越して、体格は類より全然いいです。
 というか、とっても女の子に持てそうな感じ。
 身体のでかい美形ワンコ攻めみたいな感じになってますよ!
 で、この2人、本心では自分たちに冷たくしきれない類の心の中を見透かして、ちょっと悲しそうな顔をして、うるるっな感じで瞳をうるませて迫ったりもしてきます。
 策略家兄弟なんです(笑)。

「…類は、俺たちのことそんなに嫌い?」(うるっ)

 類も、危うく雰囲気に呑まれて2人を許しそうになってしまいますが(笑)、すんでのところで踏みとどまって、心を鬼にして立ち向かいますよ。

(キッと目を吊り上げて)「己の貞操がかかっている今、今回ばかりは流されもせんし、妥協もせんし、譲歩もせん! なんでもその手で手にはいると思うなよ!」

 でも、双子にはそんな類の怒りは全然通用しないのでした(笑)。

「――で、俺にする?」
「それとも俺にする?」
「どっち?」

「人の話を聞けーーーーーーっ!!!」


 こうして、ストーリーの前半は、双子に迫られる類と、類に怒られても全然ひるまない双子という図式が描かれるわけですが、ここで類がいかにも頭でっかちな優等生らしい考えを思いつくんですね。

「ちっ ちょっと待てっ! お前たちのどちらかを選ぶってことは、ひとりがあぶれるってことだぞ! お前たちはそれでいいのか!?」

 なるほどー(笑)。
 こう言って、自分のことはどっちもあきらめてくれということを類は言いたいんですね。
 たしかに論理的です。
 さすがお勉強のできる優等生、という思いつきだったのですが…。

 でも、そんな脆弱な論理は、この一枚も二枚も上手な双子には通用しないのでした(笑)。

「確かにそれは問題なんだよね」
「うん、俺もそれはどうしようかって悩んでた」

「そうだろう! だったら!」(超必死な類)

「でも、よく考えたら」
「上手くいく方法が」
「ひとつだけあるんだよね」

「…え?」


 なんと、双子が出した答えは、2人同時に類のことを所有すればいいというものだったのでした(笑)。
 どちらか片方だけのものにすると不公平なら、2人で一緒に類のことを愛しちゃえばいいという。

「ちょっっ! うあっ!」

 そして、左京と右京はその場で類を押し倒すと、2人がかりで手足を押さえつけて、大好きでたまらない幼馴染みのことを可愛がり始めちゃうのでした(笑)。

「お前等っ~~、本気でっ、ひゃっ!」

「――うん、ごめん本気なんだ」
「せめて気持ちよくするから、許してね?」

「わっ、まっっ、ひゃっっ! っあ、あっ、いっっ! っや、もっ」

「類、可愛いなぁ…」
「こっちも準備させてね?」

「ふぁ、あっ! うあ、あっ、あ! お、まえ等っ、もう、いい…加減に、いっ、ふ、ひア、あっ!!」

「――大好きだよ、類」


 えー、セリフしかご紹介しませんでしたが、哀れ優等生の類クンは、年下の幼馴染み2人に裸に剥かれて、体中の感じるところをいじられたあげく、受け入れ準備を丹念にほどこされちゃってます(笑)。
 策士策に溺れるというか、自分ではうまく双子を説得できたつもりが、その言葉尻を捕らえられてこんな状態に持ち込まれちゃって、学校の勉強はできるけどじつはおぼこい類というキャラの可愛さがとってもこの場面であふれてますよね…!

 で、先ほど書きました類の“逆三白眼”が、とってもこのエッチ場面で効果を発揮してくれます。
 一見性格が悪そうというか、酷薄そうに見える類が、2人に可愛がられて頬を染めちゃって、「あっ!」とか声を挙げちゃうと、そのルックスとのあまりのギャップにえらいエロいわけです、これが(笑)。
 こんなことになっても、あくまで2人に対して「こらっ」とか言っちゃって年上らしく振る舞おうとする類の三白眼が、だんだん目元が紅潮してくるにつれて、すんげー可愛いものに見えてきます。
 うーん、マジック(笑)。

 本作は20ページの短編なので、だいたい今のエッチ場面がクライマックスになってまして、ストーリーは案外あっさりと終わります。
 もうちょっと続きを読みたい感じといったらいいでしょうか。
 Dr.天先生のマンガというと、案外こうした何気ない短編に続編が描かれて長期化したりするので、本作も『S-lash2』の次号でそんなことになってくれないか、要チェックですね~。
 ぜひみなさんも、類の可愛いツリ目&三白眼を、その目でご覧になってみてくださいませ。
 …って、なかなか本屋でこのアンソロを見つけるのは至難の業だとは思いますが。
 ちなみにこのアンソロジーには、他にも藤川桐子先生の最新作とか(ツンデレ受け)載ってますし、新人作家さんと思しき作家さんたちのマンガも結構面白く読めます。
 十分にお値段分のもとは取れるBLアンソロだと思いますよん~。

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