ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]朝の服装チェックで不良を指導する風紀委員長が好きな相手とは…? 『花音DX』vol.13より、内田つち『いつか、ぼくらも』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-真面目・カタブツ  受け-生徒会長・委員長  特徴-高校生  攻め-不良  ●ア行-内田つち  受け-眼鏡  受け-ガリ勉  
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(2009/03/28)
不明

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 トルコより帰国し、あっというまにいつもの毎日に戻ってしまったブログ主です。
 本日より、当ブログもいつもどおりの一日一更新に復帰しまして、またBL本のレビューを中心に細々と運営させていただこうと思います~。
 イスタンブールでもらった風邪が悪化しまして、熱は出るわ、鼻水は垂れるわで散々な毎日を送っているのですが、今ではこの鼻水のぬめりだけがトルコを思い出すたったひとつのよすが…。←汚ねーな
 ウイルスたちと頑張って一緒に生きていこうと思います…。
 ザッツ・共存共栄(笑)。

 トルコでの出来事の数々につきましては、仕事が長引いて家に帰れずBL本のレビューが書けない日に少しずつアップしていこうと思ってます。
 当分更新のネタに困らないで済むという(笑)。
 たくさん写真も撮ってきたし、どーぞヒマネタとしてお見逃しいただければ幸いです。

 それでは、帰国一発目のBL本レビューは…。

 じつは、他の小説をと思っていたんですが、さっき帰宅途中に買った『花音DX』の最新号vol.13にあまりにも素晴らしい“優等生受け”マンガが載っていたので、急遽方針を変更しました。
 このブログでご紹介させていただくのは何度目でしょう、内田つち先生のBLマンガです!

 いや正直なところ、ブログ主はこのマンガを読んで興奮しない人なんて世の中にいるのかしらんという気分なんですが…(笑)。
 キャラのビジュアルといい、ストーリーといい、攻キャラ&受キャラの設定といい、すべてがパーフェクトです!
 買ってきたばかりの『花音DX』のビニールを破って、パラパラとページをめくっていたら、速攻手が止まってしまいました。
 「風紀」と書いた腕章をした眼鏡黒髪優等生が、朝の校門で不良を注意してるシーンが目に入って(笑)。

「なー漆原、こんなちっせー事、見逃してくれてもいーじゃん」

「バカを言うな、立派な校則違反だ。それを取り締まるのが風紀委員の…待て、今井!」

「…るせーな、触んじゃねーよ」

「お前今日もだな! ネクタイをしめてこいと何度言ったらわかるんだ!」


 これが冒頭場面です。
 あ、焦ってタイトルをご紹介するのも忘れてました。
 内田つち先生の最新作『いつか、ぼくらも』です。
 風紀委員を務める主人公(受)・漆原(うるしはばら)は、細かい校則違反も見逃さない、お堅い優等生クンです。
 ブレザータイプの制服をきっちり着こんで、髪の毛も綺麗な黒髪をきっちり分けてます。
 漆原には悩みの種がありました。
 校内でも孤立している一匹狼の不良・今井が、どんなに注意しても朝の登校時にネクタイを締めてこないのです。
 しょうがなく、漆原は今井が登校してくるたびに校門の服装検査で呼び止め、自分の手でネクタイを締めてやってから校内に入るのを許可していたのでした。

「毎日毎日結んでやってるのに、どうして覚えないんだ。こんな簡単な事、赤子でもできるぞ」(…と言いながら今井のネクタイを結んでやる漆原)

「ほっとけよ…誰も結べなんて頼んでねーし」

「頼まれなくても俺が困るんだ。こうも毎日乱れた服装をされると、風紀委員長としての俺の株が…」(結ぶの完了)

「もう終わったんだろ、どけよ」

「たまには礼のひとつでも言ったらどうだ! あと髪切ってシャツをズボンに入れろ!」

「……」(無言で去っていく今井)

 いやー、ここまでの展開だと、BLマンガでは100万回見たよくあるエピソードと思われるかもしれませんが…。
 ここからあっという間に神展開に入っていくのですよ!(喜)

「は… あ… はぁ は… はぁっ」

 場面は一転して、夜になります。
 さっきまで「規則」「規則」と繰り返していた風紀委員長の漆原が、自宅の部屋で“ある行為”に耽るさまが突然描かれるのです…!

(こんなの…どうかしてる…)
(同性のことを考えながら、こんな事…)

「ん ……ッ!」


 そうです。
 漆原が、夜の自宅で自慰に耽っているシーンがここで描かれてるんです。
 冒頭場面で、一般生徒を厳しく指導する漆原の印象が鮮烈だっただけに、この場面、ベッドによりかかり、ズボンの前をくつろげて顔を真っ赤にしながら性器弄りに没頭する漆原の姿は、読者の胸をずきゅーんと射抜いてしまいます。
 だって、最後に声を潜めながらも「ん ……ッ!」とか言いながらイッちゃうところなんか、あの優等生がこんな顔を…ってな感じで、凶悪に色っぽいのです(笑)。
 しかも心の中で、「こんなの…どうかしてる…」「同性のことを考えながら、こんな事…」なんて言って、自分が今やってる行為の背徳性を責めながら快感に溺れちゃってるわけです。
 優等生があっぱらぱーっと淫乱な遊びに耽っても、何にも楽しくないわけですよ。
 「ダメだ、こんなこと…」とか言いながら、でも快感に負けちゃって…という背徳感に打ち震えながら絶頂に達しちゃうのが、どうにもこうにも読者の胸を掻き乱してくれるんです。

 そこで重要なのが、そんなにも規則を重視する優等生なはずの男の子が、いったい何をきっかけに“悪い自慰”に耽ってしまうような堕落を味わってしまったのかということでしょう。
 つまり、「それ」のためなら罪を犯してしまってもいいと、彼に思わせたのは何なのかという。

 漆原が自慰行為にふけりながら、心の中で何を思いだしていたのか、ちょっと覗かせてもらいましょう。
 実際のページ上では、漆原は下にご紹介するセリフを心の中で呟きながら、「はぁ…」「あっ!」「は…」とか喘ぎつつ、ぎゅっと目をつぶって嫌らしい行為に没頭しています。
 どうぞみなさんも、お堅い優等生クンが洩らす可愛い喘ぎ声を頭に思い浮かべながら、下のセリフをご堪能くださいませ(笑)。

(本当はこんなだらしがなくて礼儀のなってない奴、大嫌いなんだ)
(それなのにどういうわけか、近づきたくて触れたくて…)
(その欲求は日増しに高まってゆき…)
(嫌悪感を覚えるこの行為で欲求を満たすようになった)
(同性のことを考えながら、こんな事…)


 はい!
 そうなんです、漆原は毎朝ネクタイを結んでやってる問題児・今井のことを想いながら自分の股間に手を伸ばしていたんですね!!!
 ぬおー、萌える(笑)。
 もう一度書きますが、自分のやってる行為の背徳性を十分理解しながら、それでも今井に触ってもらってる気分を味わいたくて毎晩自慰に耽ってしまう優等生という、この何とも読者の心を騒がせる二律背反な漆原の心情…!
 高潔な優等生の生々しい肉欲というのは、それだけで美しい一対の絵になっていますが、一線を越えてしまった理由が、無礼で大嫌いなはずの問題児な同級生への想い、しかも同性のクラスメイトでもある男への想いという点で、その背徳性はさらに高められています。
 そして、その背徳性が高まれば高まるほど、それに抵抗感を覚える漆原という優等生な男の子の潔癖さは逆に明るく照らし出されてくるわけです。
 だから、実際のページ上では、漆原は肉欲に耽る情景がしっかりと描かれているわけですが、それは読者の胸に漆原という優等生への嫌悪感を寸毫も引き起こさないわけです。
 かえって引き立てられるのは、そこまで追いつめられてしまった優等生の可哀想な一面ばかり。
 なんという憎いストーリー展開になっているのでしょう。
 内田つち先生、あなたは天才だよ…!!!(号泣)

 ――というわけで、もうブログ主の心は、いや全世界60億万読者の心は、行き所をなくしてしまった漆原の恋心が可哀想で、矢も楯もたまらずページをめくらされてしまうわけですが、なんと本作はたった8ページの短編なんですね、たったの!!!
 やい、花音DX編集部!
 勝手なことばっかりしやがると許さねーぞ!!!!
 この内田つち先生のマンガがたった8ページとは、どーゆーこったい!
 …なんて荒んだ気持ちにもなってしまうわけですが、これがまた不思議なことに、たった8ページなのに、内田つち先生が描かれるマンガは、まったくその短さを感じさせません。
 濃密なストーリーを読者に提示してくれます。

 さあ、漆原の気持ちはどうなっちゃうの? というところで、またもや場面は変わって、翌日の登校風景――。
 今日もネクタイをしてこなかった今井を捕まえると、漆原はさもしょうがないという顔をして、今井を横に連れ出すとネクタイを結んでやるわけです。
 ところが今日はいつもと勝手が違いました。
 顔が赤くならないように気をつけながらネクタイを結んでやる漆原に、今井のほうから話しかけてきたのです――珍しく。
 その内容は、漆原が思いもよらなかったことで――というところで、ええ大変悲しいことですが、短いマンガですのでストーリー紹介はここまでです。
 文句があるならベルサイユに…じゃなくて、こんな短いページ数にしやがった花音DX編集部までお願いします(笑)。

 この後はですね、漆原の可愛さが満開になります。
 で、この可愛さがですね、今井あっての可愛さなんですよ。
 なんつーか、思いもよらなかったことを今井に言われたりされたりして、優等生の仮面をはぎとられちゃう漆原というか。
 うーむ、わかりました。
 ほんの一例だけご紹介しましょう(笑)。

「何だおまえ、耳真っ赤だぞ」(といって触る今井)

「あっ」


 優等生が首筋を触られて、思わず声が出ちゃったという感じなんです、この場面。
 で、照れ隠しに、

「い…いきなり何て所を触るんだ!」

 と怒る漆原。
 内田つち先生の絵は、画面の隅から隅までご自分の筆で書きこんでる感じの独特の絵柄でいらっしゃるんですが、この場面、今井の大きな手に顔を包まれるように耳筋を触られて思わず身をすくめちゃう漆原は、凶悪に可愛いです。
 このままフィギュアにしてくれないかなとブログ主は思いました(笑)。

 それにしても本作を読んでブログ主は確信しました。
 絶対にこの作家さんは“優等生受け”大好きな同志だと…!!
 すいませんすいませんすいません、勝手に同志とか言って!!!
 でも、肉欲に溺れる場面を描くことで、漆原の高潔さが際だってくるこの神懸かり的なストーリ展開といい、このマンガ家さんは伊達や酔狂で“優等生受け”を描かれてるのではないとブログ主は勝手に思っちゃうのですよ…!
 不良×優等生なストーリーを書けば、誰が描いても“優等生受け”になるなんて思ったら大間違いです。
 仏つくって魂入れず、ではありませんが、そこには燃えるような“優等生受け”を愛する心が必要なのです…!
 内田つち先生は、デビュー作がそもそも完全な“優等生受け”なストーリーでいらっしゃって(レビュー記事はこちら)、でも一作だけでは、編集部に無理やり描かせられただけかもしれず、はっきり見分けられなかったところ、やはりブログ主の目に間違いはありませんでした(笑)。
 この先生は“優等生受け”が大好きな作家さんで間違いありません…!
 いやー、『花音DX』編集部は本当にすごい作家さんを見つけてきてくれました。
 前の記事でも書いたんですが、内田つち先生は同人活動とかされてないんでしょうか。
 俺、いまこの作家さんの同人誌がヤフオクに出てたら、一冊4千円でも買っちゃうかも…(笑)。
 情報持ってる方いたら、土下座してお願いします。
 同人情報を教えてくださいましぃぃいいいい~~~~~。

 内田つち先生を、斑目ヒロ先生に次ぐ、本ブログが勝手に認定する“優等生受け”人間国宝として崇め奉りつつ、レビュー記事を終えさせていただきたいと思います。
 神!
 ははーっ(平伏)。
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