ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]BL雑誌『メロメロ』休刊でもう読めなくなっちゃうの…? 女王さまな受けキャラがたった一人の男にだけ見せる“恥辱”の姿に毎回萌えてたのに… 『メロメロ』掲載、井ノ本リカ子先生のシリーズ連載


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-美人の優等生  ●ア行-井ノ本リカ子  
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(2007/03/29)
不明

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 先日、このブログでもお伝えしたとおり、宙出版が発行するBL雑誌『メロメロ』が紙媒体での発行を止め、ウェブ配信のみに完全転換することが、同誌の第10号で発表されました。
 ブログ主がこのニュースを痛恨の思いで聞いたのは、もちろんそれ自体が残念なこともありますが、じつは他の理由があったりします。

 これで、井ノ本リカ子先生の連載が読めなくなってしまうのですよ!!!

 痛恨だ~。
 まさに痛恨。
 じつは、井ノ本リカ子先生は『メロメロ』誌上にて、創刊号からほぼ毎号、8ページのショートストーリーを描き続けていらっしゃったんです。
 毎号、「ああ、このマンガのレビュー書きたい!」と思っていたのですが、1回当たりが8ページと短いこともあって、ついついご紹介しないまま今日に至ってしまいました。
 『メロメロ』休刊にあたり、これまでに掲載されたものをまとめてご紹介させていただこうと思います。

 この井ノ本リカ子先生がシリーズ連載されていたマンガは、1回1回がすべて読み切りになってます。
 つまり、どれも独立したお話で、前後のつながりとかはまったくありません。
 テーマは、男の子2人の「イケナイ遊び」だそうでして、毎回、主人公の男の子2人のすごくエロティックなというかエロいお話が綴られてきました。
 ブログ主は、これを読むのが毎号本当に楽しみで…。
 これからは何を楽しみに生きていけばいいというのでしょう。
 おおーん、おおーん(泣き声)。

 なぜこれほどブログ主が井ノ本リカ子先生のマンガに執着するかといえば、ストーリー構成やひとつひとつのセリフ、絵などの点で、他の凡百のマンガ家さんから頭抜けた力量をお持ちであり、結果的にマンガとして“凄い”作品を描かれているという点はもちろんですが、もっと卑近なところでいうと、とにかく受けキャラが好みに合いまくってしまうというところにあります(笑)。

 表面的には、というのも変な言い方ですが、井ノ本リカ子先生が描かれる受けキャラはさまざまなタイプがいまして、例えば『メロメロ』で連載していた本シリーズでも、毎回の主人公(受)はバイト先の先輩店員だったり、担任のことが大好きな高校生の教え子だったり、誘拐された少年だったり、フリーターと思しき美青年だったりと、特に“優等生受け”なBLという設定があるわけではありません。
 でも…。
 受けキャラたちを一皮めくり、さらにその奥を見ていくと、多くの場合、井ノ本リカ子先生が描かれる受けキャラたちには、ブログ主の目からはある一つの共通点が見えてくるんです。

 それは…。

 普段はツンと澄ました女王さまだったり、孤高の雰囲気を持ったオトナな感じの男の子だったりするんですが、たった一人の男のためだけには、その気高さをかなぐり捨てることも厭わず、どんな恥辱にも耐え、すべてを許す存在になってしまうんです。
 でも、ここがとっても重要なのですが、さらにそそることに、最後まで表面上は相手に甘い顔を見せないというか、「俺は嫌々やってるんだよ」というポーズを取り続けるんですね。
 もともとの女王さま気質そのままに。
 でも、本当は他の誰にも許さないような恥ずかしいことでも、その男のためならば受け入れちゃうんです。
 ……このギャップ!
 毎回毎回、井ノ本リカ子先生の8ページマンガを読むたびに、ブログ主は萌えすぎてオシッコを漏らす寸前まで興奮してしまったものですよ。←病院行け

 抽象的な話ばかりしていてもしょうがないので、実際の例でご説明していきましょう!

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(2009/01/29)
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 直近回である『メロメロ』第10号に掲載された『午後3時。』という一作。
 ストーリーは、主人公(受)が昨日のことを回想するシーンから始まります。
 舞台は高校の教室。
 授業を受けながら、いかにもツンとしたちょっと意地悪そうな雰囲気を持った受けキャラが、同級生と思しき男を相手に繰り広げた前日のセックスを濃密に思い出してるんです。
 その回想場面が描かれますが、主人公(受)はその綺麗な顔を歪めて同級生の愛撫を受け入れ、相手の前にひざまづくとそのペニスを一生懸命に頬張り、その潔癖そうな外見からは想像できないような激しいご奉仕を同級生にしています。
 そんな自分の恥ずかしいセックスを思い出しながら、主人公(受)は心の中でこんな悪態をつくんです。

(アイツのは長いんだと思う)
(オレの口なんかであんなにおっ立てやがって)
(ヘンな気分だ)


 回想の中で、自分の口の中に出されたものを受け止めた主人公(受)は、そのまま横にされると同級生のものを自分の後孔に受け入れるのです。
 そして、挿入されて我を忘れるほど感じてしまい、相手の男にぎゅーぎゅーと抱きつきながら最後を迎える自分の姿を思い出すのです。

(「出すのはお前の中がいいな」なんて)
(頭悪すぎて笑えやしない)
(あんな事ばっかしてたらバカになるな)
(確実に)


 心の中で呟くのは、相手の男に対する悪態ばかりです。
 でも、実際の主人公(受)は、先ほどの回想シーンどおり、まるで抱かれるのが嬉しいとでもいうように、同級生にしがみつき、涙を流しているわけですよ。

 そして、最後の場面。
 そんな回想に耽っていた主人公(受)に同級生が声をかけてきて、主人公(受)はパッと現実世界に意識を戻します。

「橋元っ、かーえろっ!」

 声をかけてきたのは、たった今主人公が回想に耽っていたエッチの相手。
 とってもバカっぽい感じというか、軽そうな高校生くんです。
 ツンとした感じで顔を向けた主人公(受)に、この攻めキャラくんがこんなことを言います。

「なー、授業中、俺のこと考えてたっしょ。ちょーエロい顔してた」(ニヤニヤ)

 言われた瞬間、主人公(受)は顔をさっと赤らめ、やっと一言言い返すんです。

「…バーカ」(赤面)

 これでエンドマーク。
 すごく短いマンガだとおわかりいただけたと思いますが、どうですか、この主人公(受)の外面と内心のギャップ!
 いや、心の中ですら、主人公(受)は攻めキャラくんのことを「頭悪すぎ」とか「アホだ」「バカだ」みたいに悪態をつきまくっていましたが、実際にはその「バカな男」に抱かれた彼は、とても幸せそうな顔で描かれてるわけですよ。
 つまり、この同級生の男にだけは、主人公(受)はすべてをさらけ出し、恥ずかしい目に遭わせることも許してます。
 何より大好きでたまらないんですね、本当はこの男のことが。
 でも、口では「…バーカ」なんて悪態をついちゃうし、心の中でさえ「頭悪すぎ」なんて悪口を言ってます。
 ああーん(笑)。
 なんという可愛い生き物でしょう、この主人公(受)の橋元くんは(笑)。
 気高くてツンツンしてて、好きな男のことを自分の心の中ですら悪態ついてるのに、本当は大好きでどんなご奉仕でもしてあげちゃうという。
 たまらんですばい!!!(笑)
 つーか、この他人には絶対に許さないことを、好きな男のためならばどんな恥ずかしいことでも我慢しちゃうというのは、すんごく優等生気質なわけですよ。
 なんでそんなことをするかといえば、これは不安な気持ちの裏返しに他なりません。
 「こんなツンツンした自分が受け入れてもらえるはずがない」という不安があるからこそ、いざ好きな相手に受け入れられたときには、すべてを許し、受け入れてしまうんです!!!
 か、可愛いぃぃい(笑)。
 本当にブログ主はこーゆー“優等生受け”BLが大好きなのですが、井ノ本リカ子先生の描かれるマンガはその根底にとってもそーゆー世界観が流れていると思うんです。
 ええ、勝手な思いこみですいません、…でも間違いない!!!(断定)

 で!

 これまでの『メロメロ』で合計8回、井ノ本リカ子先生はこの8ページマンガを描かれてきたのですが、どの回も本ブログ的にはまさにメロメロにさせられてしまうテイストになってます。
 とくにオススメ回だけかいつまんでご紹介しますが…。

 第1回に掲載された『リプレイ』というマンガも、まさにそんな感じ。
 主人公(受)がバイトするレストランに、高校時代の後輩が新入りとして入ってくるんです。
 数年ぶりの再会。
 バイト仲間の女の子に、「えー、2人って昔お互いにどんな感じだったんですかー?」みたいなことを聞かれて、主人公2人はこんなことを言い合います。

「いつも二人でつるんでて――。バカばっかしてたよー。昔から、無愛想でエラそうな先輩だったけど(笑)」

「こいつはたいがい昔っからうるさいチビだったな」

 ここでも受けキャラはツンツンしてとっても女王さまな感じです。

 ところが…!

 じつはこの2人、高校時代には“お互いに慰め合ってた仲”なんです。
 回想シーンで、体操着を着て必死に抱き合う高校生時代の2人がここで描かれます。
 なんかすごく必死でお互いを求め合っているような、青春真っ只中の2人が。

 そしてバイトからの帰り道。
 先輩(受)がポツリと言うんですよ。

「…もうあの遊びはやらないのか?」

 って。
 ドキーン!(萌)
 おお、そう来るか、みたいな(笑)。
 「無愛想でエラそうな先輩」が、昔じつは好きだったけど身体だけの関係しか結べないまま卒業しちゃって何年も会ってなかった後輩と再会して、こんな“誘い”みたいなことを口にするわけです。
 すごく恥ずかしいだろうというか、女王さまが自ら膝を折るようで悔しいだろうというか、この場面の「無愛想でエラそうな先輩」の外からは見えない気持ちを想像すると、ブログ主などはすごく興奮してしまいます(笑)。
 やっぱり、さっきのカップルと同じで、好きな男にだけはすべてを許しちゃう受けキャラという図式がここでも強烈に成立してるんですね。
 この匂い立つ色香!
 で、やっぱり誘われてる後輩のほうは、少しパーそうというか、軽そうというか、とても女王さまで無愛想な先輩とは釣り合わない感じなわけですよ。
 なのに、女王さまのほうから、こんな誘いをかけちゃうという。
 この瞬間の女王さまの気持ちを想像すると、本当にブログ主は御飯何杯でもいけそうです(笑)。
 なんでこんな短い8ページというマンガの中で、これほど豊かな感情表現を描ききることができるのでしょう。
 本当に井ノ本リカ子先生は天才だとしか思えません…。

 ああ、もう全部の回をご紹介したいけど、そういうわけにもいかないのでもうちょっとだけ…。

 第3回では、真夏のうだるような暑さの中で、ぐったりした時間をすごす先輩後輩の姿が描かれてます。
 アイスを買って戻ってきた後輩に、やっぱり女王さまっぽい雰囲気を持った先輩は、相手をするのも面倒くさそうな態度で接してます。

「せんぱーい、アイス買ってきたよー」

「あー…」

「けっこーいろんな味があってさ、迷っちゃうねコレー」

「………(熱)」

「ねっね、赤いのと黄色いのどっちがいい?」


 先輩のほうはもうどっちでもいいから早く寄越せみたいな顔で後輩を眺めつつ、心の中でこんなことを呟いてます。

(暑い…そしてコイツはうざい…)

 いーですか。
 また出てきました、女王さまが心の中で突く悪態。
 実際、絵で見てもこの場面、先輩はすんごく後輩のことをうざそーな目つきで見ています(笑)。

 なのに…。

 なぜか、「チューのおまけつき♪」なんてさらにウザいことを言われながらアイスを渡された先輩は、そのまま後輩に抱きつくと、汗だくになりながら抱かれてしまうんです。
 この場面転換の鮮やかさ!
 うーん、こんな風に文字でご説明してもまったく伝わらないと思いますが、直前まで「うざい」とか言っていた後輩に、先輩が急に抱きついちゃって身体を預けちゃうさまが、見事なまでの鮮やかさで描かれてるんですよ~。
 そしてそのまま2人のエッチ場面が描かれるわけですが、相変わらず「あつい…ちくしょう」とか呟きながら抱かれる先輩は、エッチが激しさを増すにつれ、だんだん前後不覚になるまで感じてしまうんです。

「…も、ダメ…、だ」

 そう訴える先輩に、後輩は口調だけは丁寧ですが、やさしくこう叱ります。

「ダメだよ、まだ。イかないで」

 さらに苦しさを訴える先輩。

「…っも、もうっ…、い…く…っ」

 これに、子供をあやすような口調で後輩が言うんです。

「もうすこし…」
「だめ、まだ」


 そして、後輩は自分も達しそうになってようやく“許し”を与えてあげます。

「…いいよ、イって…。イこ? いっしょにね」

 むはははは!
 さっきまでの女王さまぶりはどこへやら、もうすっかり先輩は後輩に泣きながらしがみついてるだけですよ!
 うひゃー、萌えるー!
 てか、先輩が後輩のことをすげー好きっぽくて、ブログ主はもう顔がニヤニヤして止まりません(笑)。
 すごいよー。
 井ノ本リカ子先生、すごすぎるよー。

 ああ、こんなに凄いマンガが、次回からは紙で読めないとは、なんという酷い仕打ちでしょう。
 あうー、でもネットでマンガを読むのなんかイヤだよー。
 ううう、ブログ主はどうすればいいの…。

 現在まで合計8回掲載されたということは、8ページ×8回=64ページの原稿が溜まっているということですよね。
 うーん、これじゃまだまだコミックス一冊にならない…。
 早くこれが一冊にまとまって、『メロメロ』をこれまで読んでなかった人が気軽に読める形になることを、ブログ主は願ってやみません。
 みなさんもそう思いますよね!!
 それにしても井ノ本リカ子先生は、“優等生受け”BL界の至宝だと思うブログ主でありました。
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