ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]地味眼鏡委員長受け…夏水りつ『愛のチカラで恋をするのだ』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-生徒会長・委員長  受け-メガネ  受け-真面目・カタブツ  特徴-高校生  ●ナ行-夏水りつ  
愛のチカラで恋をするのだ (花音コミックス)愛のチカラで恋をするのだ (花音コミックス)
(2006/10/30)
夏水 りつ

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 今日も今日とてこんな時間(AM6時半)に帰宅です。
 時間外労働を月200時間ぐらいやっているので、もう死にそうですが、何とかかんとか更新です!

 今回紹介するのも、短編集の中に収められている一作。
 いま花音系で一番勢いのある作家と言ってもよい夏水りつ先生のマンガです。
『愛のチカラで恋をするのだ』(芳文社花音C)所収の『この胸のときめきを』。
 
ついにこのマンガを紹介できることができて、“優等生受け”大好き腐男子としては、もう嬉しくてたまりません!

 舞台はごく普通と思しき高校。
 しっかり者のクラス委員長として、女子からも密かに人気がある君島は、じつはクラスメイトの中原と“セクフレ”としてカラダだけの関係を結んでいます。
 制服を着崩し、たまにはズル休みもしてしまう中原は、君島とはまったく違うタイプの人気者。
 学校ではまったく接点のない2人は、放課後になると君島の家に2人で寄り、コトに及ぶのです。

「ごめん中原、母親の電話長くて」

「あーいや おフクロさん帰ってくるって?」

「いや遅くなるからって」

「じゃ ゆっくりできるな
」(『愛のチカラで恋をするのだ』141ページより)

 ページをめくっていた読者は、まずここでやられてしまいます。
 中原に意味深に「ゆっくりできるな」と声をかけられた委員長・君島クンは、ウブな内面を露呈してしまうかのように、顔をカーッと赤らめるのです。
 あああ、この場面の絵をお見せしたい!(でも見せられないので、ご自分で買って読んでください)

 クラスメイトと秘密のセクフレ――そんな言葉のイメージから大きく裏切られる中原のウブさの描写を見て、“嗚呼! 優等生受けって素晴らしい!”と身悶えしない人はいないでしょう。
“優等生”という言葉にはいろいろなイメージが籠められていますが、“ルールに反したことは決してできない潔癖さ”というのは、その大きな部分を占めていると思われます。
 セクフレ=愛のないセックスという、ある意味、人倫にもとる行為に身を投じる優等生。
 潔癖な彼にそこまでさせたのは何か、それは――そんな想像が、もう読者をたまらない萌えの坩堝に叩きこんでくれるわけですね!
 この場合も、もちろん君島は以前から密かに中原のことを想っていたわけなのでありました。

 先ほどのシーンの続き。
 顔を真っ赤にしたままの君島の乳首を制服の上から触って、中原はこんなセリフを口にします。

「…やらしーの もう硬くなってる」

「な、中原…」

 そして2人は…と、そんな感じでエロい描写に突き進んでいくわけですが、君島のルックスは、きっちり締めた制服のネクタイと、90年代前半に流行ったような野暮ったく見える太い黒縁の眼鏡、あまり手入れしてなさそうな髪型…そんなものに象徴されています。
 もう見た瞬間に「委員長!」と声をかけたくなる真面目ぶりです。
 そんな委員長クン・君島がイケメン中原に乳首をつままれて真っ赤になっている。
 読者として、これがどうにかならずにいられましょうか。

 ところが、このとき中原は心の中である穏やかならざる思いを抱えていました。
 それは、紹介した最初のシーン、母親からの電話に出るために君島が部屋を離れている間に、偶然、彼が書いたと思われる宛名のないラブレターを見つけてしまっていたからです。

「好きなやついたのかよ…」

 好奇心と気持ちよさからおカタイ委員長に手を出したはずの君島は、なぜか心にショックを受けてしまいます。
 その後は、Hの最中も事あるごとに中原に冷たく当たってしまいます。
 今までされなかった屈辱的な行為をされ(何でしょうね(笑))、つい訊ねてしまう委員長。

「な、中原…何か怒ってるのか?」

「気のせいだろ」

「でも…」

 中原に気持ちよくなってもらおうと、けなげに尽くす委員長。
 このシーンは、もう胸が苦しすぎて、涙腺をゆるまさずに読み切ることはできません。
 き、君島が可哀想!

 果たしてこのラブレターの正体は、そしてこんがらがった2人の気持ちはどこに行くのか――ラスト、ti-kenは初めて読んだ時には悶えすぎて、コミックスを持ったまま床を転がりまくり、積んであったCDの山を崩してしまいましたが、今でもこのコミックス1冊があれば、他のBL系コミックス12冊くらいを売ってしまってもいいくらいに、この短編にはハマッています。
 何だかよくわかりませんが、そのくらい優等生好きには大切な1冊です。

 黒髪に眼鏡の真面目な委員長を描かせたら、今の夏水先生は天下一ではないでしょうか。
このコミックス『愛のチカラで恋をするのだ』には、同じく他にも幼なじみの社長×黒髪眼鏡のカタブツ秘書なんていうマンガや、悪ぶってる金融屋×世間知らずのおぼっちゃまなど、“優等生受け”好きならば、ちょっと食指が動いてしまうマンガが満載です。
 そう、絵だけでなく、何と言いますか、「精神的優等生っ子」がかなりの確率で夏水先生のマンガには登場するのですね。本ブログとしても、夏水先生の作品は今後ずーっと要チェックです。

 ああ、それにしても、これだけ書いても『この胸のときめきを』の良さは伝わらないと思います。
 君島のあの委員長顔を、ぜひみなさんもその目で確かめてください!
  人は委員長に生まれるのではない。委員長になるのだ――そんな格言があるとかないとか聞きますが、作中、ポロリと君島が涙を流すシーンは、その美しさに声も出ないほどです。
 頑張って委員長を“演じて”きた優等生が、どうしても心の苦しさに耐えられずにその仮面を外し、だった1人の前でだけ涙を流す。
 このギャップ! この美しさ!
 夏水先生、この2人の続編をお願いします!
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