ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[コラム]なぜ人は“優等生受け”に萌えてしまうのでしょうか!


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 そもそも、“優等生”というものは何なのでしょう。
 簡単に言い切ってしまえば、それは「学校」という“場”の中でのみ存在できる「想像上の生き物」(笑)に他なりません。

 SF映画のような設定ですが、ある日、“学校”が丸ごとタイムスリップなり空間移転するなりしてしまって、その中にいた生徒たちが学校ごと無人島に放り出されたとしたら、つまりは『漂流教室』的な状況に置かれたとしたら、そこでは“優等生”というものは存在することができなくなってしまうでしょう。
 無人島では、肉体的もしくは頭脳的に優秀な生徒だけが生き残り、単に「行いがよい」「成績がいい」という理由で“優等生”と呼ばれていた“いい子ちゃん”たちは、なすすべなく序列ピラミッドの最下層に落ちていってしまうはずです。

 つまり“優等生”とは、本質的に、 「学校」という保護された“場”の中でのみ存在できる「生き物」でありまして、「行いがよい」「成績がいい」などといった“優等生”と呼ばれるための条件は、「学校」という人工的な“場”なくしては、満たされないわけです。

 言いかえると、“優等生”とは、一定のルールに守られた舞台の上で「演じられるもの」であり、それは精緻に、そして人工的に造りあげられた美なのです。
 学校という場の存在を前提にして、そこに関わる人間たちが「彼は優等生だ」と認め合うことによって、換言すると、そういう共同幻想を抱くことによって、初めて存在できるものなのですから。

 しかしそれゆえに、優等生というあくまでも“作られた”にすぎない「生き物」は、見る者すべてに危うさを抱かせます。
 先ほども書いたとおり、“無人島の優等生”というのは存在できません。
 それにもかかわらず、“優等生”たちは、学校で与えられた“優等生”というレッテルが外の世界(=無人島)でも通用すると思いこみ、意識的にせよ無意識的にせよ、それをひけらかしたり、それにすがることで他人より優位に立とうとします。
 本来の自分の無力さに目をつむって、“優等生”というレッテルにすがる“弱さ”が逆に強調されてくるわけです。

 さて、BLの世界で、“優等生受け”が強力な萌えを発する理由もそこにあります。
 そんな弱さを抱えつつ、表面上は強がる“優等生”の姿は、あまりに美しすぎると同時に、滑稽であり悲しくもあるのです。
 ところが、そんなふうに強がる少年が、本来の自分の無力さを突きつけられ、「自分より優れた人間がいる」という当たり前の事実に直面した時に感じるその絶望の深さ!
 そしてそんな相手に恋してしまったと“優等生”が自覚した時、その屈辱(笑)をどうやって乗り越え、好きだという気持ちを本当に受け入れるか――その過程がたまらない萌えを発するわけです。

 だから、財閥一族の御曹司で成績優秀、容姿は端麗、運動能力も抜群、何をやっても敵う者はないなんていう、よくBLの世界に登場するそんなスーパー高校生には、我々“優等生受け”好きはまったく萌えられないわけです。
 この違いがわかっていただけますでしょうか(笑)。

 “優等生”には、そんなスーパー高校生が抱かない心の鬱屈が必ずどこかにあるのです。
 最初に書いたとおり、“優等生”が本質的には「演じられるもの」「作られたもの」であるとすると、“優等生”と呼ばれる少年ひとりひとりの内面を見てみれば、必ずやそこに何か“無理”が生じているはずです。
 何かを犠牲にしなければ「彼は優等生だ」なんていう賛辞を手に入れることはできません。それは“優等生の仮面”を付けつづけるための必然です。
 優等生は毎日をふうふう言いながら過ごしているのです。
 誰にも気づいてもらえない中で。

 「なんかもう疲れちゃったよ、パトラッシュ…」

 でも、優等生がそっと呟いた瞬間、「お前はそのままでいいんだよ。俺の前では何も演じなくていいんだよ」――そう言って抱きしめてくれる“たったひとり”が彼の前に現れたら、“優等生”くんたちの心に押し寄せる歓喜の渦は、いかばかりに大きなものとなるでしょう。
 それは彼には世界の革命の始まりであり、コペルニクス的転回の開始を告げるために響きわたる大きな鐘の声なのです(笑)。

 最初、それは“優等生”には敵の来襲と映るでしょう。
「お前は普通のままでいい」なんて言われること自体、それまで“優等生”を演じてきた彼からすれば、屈辱以外の何者でもないのですから。
 でも、彼はそんな無礼な相手に心を惹かれるのを止めることができません。
 そりゃそうです。本当の自分を見つけてくれたたった一人の相手なんですから。
 頭より先に、心が惹かれてしまうわけです。
 その“屈辱”を乗り越えて、好きな相手に誇り高い“優等生”が身も心も投げ出す瞬間!
 なんてたまらない場面でしょう。

 それは“普通の”恋愛よりも、ずっと深い心の動きを伴うものでありましょう。
.“優等生受け”が「恋愛もの」において読者の心をガツンガツンと揺さぶりまくる理由は、まさにそこにあるような気がします。
 だからこそ、我々は“優等生受け”に萌える心を抑えることができないのです。
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