2008.12.22 (Mon)
[新刊レビュー]BL界に吹きすさぶ結婚ものBLの嵐… 平安朝のブサイクオタク貴族が間違えて男の家に“嫁入り”しちゃって!? 和泉桂『貴公子の求婚』
![]() | 貴公子の求婚 (SHYノベルス) (2008/12/22) 和泉 桂 商品詳細を見る |
いやー、家でだらだらするのって最高ですね(笑)。
今日はたまったBL本を一日中読んで過ごしてました。
その中で、もう読むのが楽しみでしょうがなかった一冊がこれです。
和泉桂先生の最新刊『貴公子の求婚』です!
昨年10月に本ブログでも予言(?)しましたとおり、BL界にはいつの間にか本格的な「結婚もの」ブームが到来しているようです。
先月から今月にかけて出たBL本なんか、「結婚」「新婚」「求婚」「花嫁」「新妻」の文字ばかり!
本作がそうですし、新創刊された『GUSTモエット』の特集が「制服で新婚」。
ルチル文庫では、黒崎あつし「お嫁さんになりたい」、雪代鞠絵「新妻きらきら日記」。
花丸文庫が、あすか「初心な花嫁のしつけ方」。
シャレード文庫の森本あき先生の最新刊「王子様にとらわれて」も結婚ものですし、ビーボーイノベルズでも桂生青依「うら若き花嫁の憂鬱」が今月発売で、来月は水瀬結月「身代わり花嫁の嘘と恋」、再来月はいとう由貴「執事の花嫁」、ひちわゆか「奥さまは18歳!」。
ショコラノベルスHでも、鳥科ひゆ「花嫁の指輪」、美郷ほのか「暴君のプロポーズ」。
B−PRINCE文庫からは、あすま理彩「男子高校生新婚物語」。
いやー、キリがないので止めますが、この1、2ヶ月だけでもたぶんあとこの倍はありますよ。
ブログ主は、じつは大変“男の子なのに結婚もの”が大好きでして、タイトルに「嫁」とかついてると無条件で買うことにしてます(笑)。
なので、上記のものを含めて全部買って読んでるんですが、昔はタイトルに「結婚」とか入ってても、ぬるい内容のものが多うございました。
全然結婚しないんですよ、これが。
なんか、普通のBLなのに、最後に「これからずっと一緒にいようね」みたいなぬるいプロポーズがあって終わり、みたいな(笑)。
おいおい、それが「結婚」かよという!
初期には、鈴木あみ先生の『東京あまとりあ』という、これはBL史上に残る結婚ものの名作BLがありましたが、本当に他は少なかったなぁ…。
でも、頑張ってそーゆー本を待っているうちに、いつしか“偽装結婚BL”がたくさん出るようになりました。
結婚するはずの妹が失踪。
兄が身代わり花嫁として形だけ嫁入りするはずが、初夜の晩、なぜか夫と一緒のベッドで寝ることになって!? みたいなアレですね(笑)。
屈指の名作が、遠野春日先生の『花嫁は貴族の愛に奪われる』です。
かつて本ブログでもご紹介した一冊ですが(記事はこちら)、何が素晴らしいって、BLで結婚ものというと、必ず最後は「男の姿に戻ったオマエでも俺は愛してる!」みたいなエンディングしかなかったのに、この作品では偽装結婚で嫁入りした主人公(受)が、最後まで女の格好をしたまま本当に花嫁として一生過ごす決意をするんです(笑)。
も、萌える…!!!!!!
これは本当に少ないです。
最後まで女のコのまま…という偽装結婚BLは。
絶対に男の子の姿に戻っちゃうんだもんなぁ、プンプン。
あ、もう一つ、最後まで女のままというのだと、魔鬼砂夜花先生の大傑作『イミテーション ウェディング』シリーズもありますね。
ブログ主の変態的な好みを吐露すれば(笑)、結婚ものBLの醍醐味は、自分が男であることを放棄し、女にならなければならないという異常事態を、主人公(受)が「ああ、ボクは男なのに…」とか言いながら受け入れさせられる時の、主人公の屈辱的な気持ちといいますか、まあそんなところにあると思ってます。
で、おわかりかと思いますが、こーゆーシチュエーションは、極めて“優等生受け”と相性がいいんですね!
実際、「僕なんか全然可愛くないのに花嫁なんて…」とか思いっきり自分のことを卑下しちゃうネクラ優等生が受けキャラになってる花嫁BLは多いですし、はたまた誇り高い貴族の美貌の跡継ぎなんかが借金のかわりに結婚させられちゃって、「や、やめろ! 僕を誰だと思ってるんだ! ああ…っ!」なんて目に遭っちゃうという(笑)、昨日までは自分がトップだった世界が逆転して、哀れ優等生くんが屈辱に枕を濡らしちゃうというパターンもこれまた多し。
名作としては、もう一点、弓月あや先生の『執事の花嫁』を挙げておくに留めますが、個人的には花嫁ものBLが盛り上がってきてくれているのは大変嬉しいところです(笑)。
これまでは、シャイノベルスとクロスノベルスくらいしか、花嫁ものBLに力を入れているところはなかったですからね…。
なんとかこれが一過性のブームで終わらず、BL界に定着してくれますよーに…(祈)。
で、前置きが長くなりましたが、和泉桂先生の最新刊『貴公子の求婚』です。
先ほど、結婚ものBLと優等生受けは相性がいいと書きましたが、本作はまさにその典型と言えましょう。
舞台は平安時代。
紫式部や清少納言が活躍した、宮廷文化がもっとも爛熟していたと思われるころを、和泉桂先生は物語の舞台に選んでいます。
ならば、主人公の受けキャラもさぞやきらびやかな貴族の御曹司で…と思ってしまうところですが、さにあらず。
思わず「ぶらぼー!」と叫びたくなるのですが、平安時代の“キモオタ優等生”を和泉先生は受けキャラに設定してくれてるんですね!!!
ああーん(笑)。
この本を本屋で買って、チラッと中身を確かめたときには、ブログ主はあまりに読むのが楽しみで、身もだえしてしまいました(笑)。
舞台が平安時代のBL自体、あまり数は多くないのに、しかも“キモオタ受け”!
これは“優等生受け”BLの進化ですよ(笑)。
いやー、いやがうえにも「いとおかし」の気持ちが高まってまいりました!
でも、平安時代のキモオタ優等生ってどんなのだよ、とみなさんはきっとお思いでしょう。
主人公(受)の小野朝家(おの・ともいえ)は、貧乏公家の当主です。
なぜ貧乏かといえば、当時の日本を支配していた藤原家ではなく、弱小貴族である小野家の一員だからというのが大きな理由なのですが、最大の理由は、朝家が金に糸目をつけない“書物オタク”であることなのでした。
「ふふふ…遂にこれが手にはいるとはな…!」
興奮のあまり、一人ごちる言葉も弾んだ音として唇から飛び出してしまう。
唐の高僧が記したという物語で、大和では朝家しか持っていないであろうという珍本中の珍本である。
この書物を手に入れるために、朝家は半年分の禄を支払ったのだ。
欲しがる者は多かったようだが、日頃の贔屓を感謝してか、店主があえて朝家に売ってくれた。
「生きててよかった…」
喜びに肩を震わせて笑った朝家は、書物に頬ずりする。
ひとしきり喜びを反芻したあと、そろそろ支度をしようと立ち上がった。
はい、まごうかたなき平安京のキモオタですね(笑)。
でも、おかげで家計は火の車。
仮にも貴族の端くれにもかかわらず、家は荒れ放題で廊下は腐って穴だらけ。
下人も残るはわずか数人、乳兄弟で長年仕えてくれている惟信(これのぶ)だけが、最後の家人(執事)として家のことを差配してくれています。
小野家といえば、名筆家として名高い小野道風ほか、学者を輩出した一族として、名家ではあるんですけどね(笑)。
さぞや、本作の主人公・朝家のオタクぶりというか浪費が酷いのでありましょう。
で、出入りの商人への支払いがままならないどころか、溜まった借金の支払が滞り、すぐにも全額払えと厳しい取り立てを受ける始末。
もう明日の朝に食べる米がないというところまで、朝家は追いつめられてしまいます。
この状況にキレた惟信に、朝家は詰め寄られるのです。
「このまま冬になりましたら薪さえも事欠くことになるでしょう。その場合は…」
うずたかく積まれた書物に、惟信が爛々と光る目をやったので、朝家ははっとする。
「ならぬ! それだけはやめてくれ、惟信! 価値のわからぬ輩に書物を売るなど…」
「何をおっしゃるのです、朝家様。その書物は売りません」
きりっと表情を引き締め、惟信は断言する。
「ああ、それならよい」
やけに物わかりのよい返答に、朝家が安堵したのも束の間だった。
「あれは燃やします」
「何だと!」
無情な一言に、朝家は書物のもとに駆け寄ってそれをかき抱いた。
「この痴れ者が! 燃やすならば、簀の子でも几帳でもあるだろう。何なら高欄でもよいぞ。ええい、いっそこの屋敷ごと燃やしてしまえ!」
なかば自棄になって、朝家は喚いた。
このうえなく書物を愛する朝家にしてみれば、書を燃やすなど、先人への冒涜にほかならない。
「朝家様、いい加減現実をご覧になってくださいませ。(中略)かくなるうえは、そろそろお覚悟なさい」
惟信が表情を消し、厳しい目で主を見据えた。
「覚悟、とは?」
「ご結婚でございます」
こうして、朝家はまったく意に沿わぬことながら、京の郊外・嵯峨野に隠棲するという裕福な“前大納言の二の姫”を口説くべく、一夜、牛車に揺られて出向くことになったのでした――。
うふふふふ。
以上が本作の基本設定ですが、まず本ブログ的には、言うまでもないことですが、恋に何の興味もなさそうなキモオタ貴族・朝家が主人公というところに、最大限の賛辞を捧げましょう(笑)。
絶対に女性に興味なさそうですもんね、朝家。
で!!!!
さらに素晴らしいことに、この朝家クン、なんとルックスもよくないんです(笑)。
わー、パチパチ♪
文中、繰り返し表現されるのが「よくて十人並み」という言葉。
他にも、「痩せぎすでみすぼらしい、褒めるところの見あたらぬ貧相な男」「一般的に見れば外見は今ひとつ」とか散々な書かれようです(笑)。
極めつけは、佐々成美先生のイラストですよ。
いや、本作の陰の主役は、この佐々先生描くところの朝家の貧相さというか全然BLの受けキャラっぽくない可愛くなさにあるのかも知れないとブログ主は思っているほど。
まず、本の表紙をめくったところにあるカラー口絵に描かれている、装束を脱がされ裸に剥かれちゃった朝家の(顔も体も)貧相なことと言ったら!!!!!
これねー、本当に可愛くないんです(笑)。
ああ〜、こんな貧乏くさい男、現実にもいるよなぁ…と思わされてしまう、抜群のイメージ喚起力を備えたこの佐々先生のイラスト、なんかアバラは浮いてそうだし、烏帽子もよれよれ、文中に「低い鼻」という朝家のルックスの描写があるのですが、それを忠実に描いていて華のない朝家の容貌がきっちり再現されていて、もう本ブログ的にはそそられてそそられてたまらないものになってます。
だって…。
こんな貧相なキモオタくんがメタメタにこの後可愛がられちゃうんですからね!!!!(超興奮)
ストーリーに話を戻しましょう。
さあ、そんな運命も知らずに牛車に揺られて嵯峨野の姫の家に出向いた朝家は、早速手はずどおりに姫がいるはずの寝室へ赴きますが…。
なんとそこにいたのは、美しくも逞しい身体をした絶世の美男子だったのでした。
「お…男…!?」
えー、ぶっちゃけ家を間違えたのですね(笑)。
男の正体は、当代きっての切れ者として名をとどろかせながら、政治の世界に嫌気が差して郊外に隠棲していた若き貴公子・藤原将久でした。
いきなり訪れた珍客に興味をそそられた将久は、そのままおいしく(?)朝家をいただいてしまうことに決めたのです。
「そなたがどこの誰かは知らぬが、この私のもとに夜ばいをかけてきたというのなら、丁重に扱わなくては」
「け、結構だ! これは何かの間違いです」
「ふふ…ならばおとなしゅうしておれ」
男は艶めいた声で囁き、朝家の頬を撫でる。
怒りに震える朝家のおとがいを掴み、綻んだ唇の狭間から、男がそっと舌を忍ばせてくる。
ぬるりとした感触が気持ち悪いはずなのに、抗いきれなかったのは、男の次の行動のせいだった。
「――っ!」
布越しとはいえ、局所に触れられたのだ。
驚きに相手の舌を噛みそうになるが、逆にそこを妖しく弄ばれ、容易くいなされてしまう。
「ん…む…ッ」
経験のない朝家でさえも、相手が巧みなわざを持つことはよくわかった。
(中略)
「ひゃっ」
「その色気のない声もよい」
どこまで本気なのか、男はひどく嬉しげだった。
「よさぬか!」
きつい抵抗の言葉を吐いた途端に、またもくちづけで言葉を封じられる。
「…んくっ…はっ…」
どうすることもできずに接吻に翻弄されているうちに、今度は指貫を取られてしまった。朝家は、単(ひとえ)だけの惨めな姿で震えるほかない。
「そう脅えずともよい。よくして差し上げよう」
「こ、この…っ…や、…っ」
男に性器を改めて撫でられ、我ながら変な声が漏れた。
軽く指でさすられただけで、ぞくぞくと身体の芯からえもいわれる感覚が立ち上がってくる。
「おや、感じやすいな」
「やめて…くだされ…」
「その言いよう、何とも色気のない」
むふふふふ!!!!!
どーですか、朝家の初心っぷりを描く和泉先生の筆が冴えわたってます!!!!
しかも、ここからさらにヒートアップ!
何か、入ってくる――!
「よせ…っ!」
押しつけられた漲り(みなぎり)が、己の体内にずぶずぶと埋め込まれる。
「入れ…るな…!」
嘘だ。こんなの、知らない。読んだことがない。嘘に決まってる!
「嫌じゃっ…やめぬか、…うそだ…」
なのに、男は朝家の拒絶すら無視し、更に中へと入り込もうとするのだ。
「…や、…やだ…、はいって…」
苦痛に涙が溢れ、視界が揺らぐ。
「おや、なかなか上手だな。意外にするりと飲み込む」
「ひっ…」
「ほどよい締め付けが何とも具合のよい」
侮蔑とも賛辞とも取れる言葉が男の唇から漏れるが、朝家としてはそれどころではなかった。
「嘘だ…こんなの…」
「嘘ではない。何が信じられるのだ?」
「…読んだ、こと…ない…」
そしてついには朝家は人目も憚らず泣き出しちゃいますよ!
「やめよ…っ…」
こんなのは、おかしい。自分の身体じゃない。
もう嫌だ。嫌だ。嫌だ…。
言葉にならず、身も世もなく泣き出した朝家をあやしながら、相手は「そう泣くな」と耳元で囁く。
「変だ…こんなの、いや…じゃ…」
涙声になった朝家の頬を、男は優しく撫でた。
あたたかくぬめったものが涙を探り当て、そっと拭ってくれる。
舌で舐めてくれているのだ。
「そう可愛く泣かれると虐めたくなる」
「も…虐めてる…くせに…」
「これはまだ、可愛がっているのだ」
(中略)
「あ、あっ…よせ、いや…いやだ…っ!」
自分でも何を言っているのかわからぬまま、朝家は高みに引き揚げられる。
同時に激しく穿たれ、己の中で熱いものが体内で広がるのがわかった。
「やっ…やだっ、ああっ…!」
ううう…。
初心なオタクくんの“初めて”を描いたシーンとして、これは出色のデキでありましょう。
も、萌えすぎて死ぬかと…!!!
平安言葉(?)で「もう、いやじゃ…」とか言いながら感じちゃう朝家LOVE!!!(笑)
で、これをきっかけに、朝家は嵯峨野の将久の家に通うことになるのでした。
なぜって、家で待ってる惟信の手前、「二の姫に気に入られて通い続けている」というポーズを取らないといけないからですよ(笑)。
ところが、一度きりだと思っていた“恥ずかしいこと”を、朝家は将久に何度もやられちゃうんですね。
で、将久は将久で、何度も朝家と身体を重ねるうちに、世間知らずで純粋でとても人情深い朝家の内面的な魅力に気づき、“珍味”を食べただけのつもりが、だんだんとハマっていく自分に気づくんです。
だから、将久はエッチの最中、朝家に向かってこんな言葉を連発します。
「どこもかしこも、可愛いお人だ。こんなに頬を真っ赤に染め、私に懸命に応えてくださる。ここも顔に負けず劣らず唐紅に熟れたぞ」
「可愛い方だ」
「あなたをいどう扱えばいいのか、先ほどから決めかねている。――わが姫」
「本当にそなたは奥ゆかしい。いつまでも怯えて、どんな姫君よりも可憐な心をお持ちだ」
そして、こんな風に「姫」とか「可愛い」とか言われるたびに、自分の器量がどんなものか知っている朝家は、心の中でこう呟きます。
(自分が見目麗しい女人ならともかく、朝家は可憐な美少年でも何でもないのに)
(将久は己に触れて何か楽しいのだろうか。面白いと思ってくれるのだろうか?)
(怖いのに期待してしまう)
(男同士なのに、おかしいのに)
(触れられるとそこからドロドロになる気がした)
(跡形もなく熔けてしまって、あまつさえ、もっとしてほしいと訴えそうになる)
(恋など、自分がするとは思ってもみなかった)
(恋というのは、絵巻物に出てくるような麗しい美男美女が繰り広げるもの)
(自分のような凡庸で貧乏で、何の取り柄もない男が、その当事者になることなど、絶対にありえないと思っていた)
……いやもう多言は要しますまい。
どーですか!!!
このネクラなオタクくん貴族の受けキャラ!!!!
朝家は将久のことを恋しくて恋しくてどうしようもなくなってしまうのです。
でも、鏡を見れば、そこにいるのは可愛くもなんともなく、書物を読むことしか能のない貧相な自分…。
この後、次から次へと宮廷を舞台にした事件が起きていくのですが、その中で朝家と将久は気持ちを重ね合いつつ、でもとんでもないトラブルが起きて、絶望した朝家が「●●する!」と言い出したりして、物語は波乱の中をハッピーエンドに向かって突き進んでいきます。
この間、ずーっと将久は朝家のことを「可愛い」「可愛い」言い続け、朝家はそれに対して「自分なんか…」とぐじぐじぐじぐじ悩み続けてます。
いやー、一冊まるごとネクラ優等生の恋を堪能できるわけですよ。
大収穫!
本ブログを訪れてくださるような、優等生スキーのみなさまには、即刻購入されることをオススメしますです(笑)。
で、末筆ですが、本作『貴公子の求婚』は、じつは和泉桂先生の平安BLシリーズの2冊目なんですね。
第一作『姫君の輿入れ』が、すでに昨年発売されてまして、なんとこちらも結婚ものBLになってますよ!
もちろん両作品は、同じ世界、同じ登場人物になってるので、続けて読めば楽しみも二倍です。
で!
本作の後書きを読んでいたら、なんとシリーズ3作目があるとの告知が!!!!!!
タイトルは、『内親王(ひめみこ)の降嫁』!!!!!!!!!
おおおおおおおおおお!!!!!
内親王ものBL来た!!!!!
いやー、少なくとも商業誌では、平安ものBLで内親王(天皇の娘)の女装結婚を扱ったものは、これまで一冊もなかったと思います。
これは楽しみ!
てか、勝手に女装結婚ものと決めつけてますが(笑)、いやこのタイトルならそう思って間違いないでしょう!
らんらららん〜♪
いつ出るのかなぁ。
生きてるのが楽しみになってきたなぁ!!!!
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