ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]すいません、表題作は興味ナシ…! オマケで入ってるマンガが素晴らしき“優等生受け”! 葛井美鳥『アフターモーニング・ラブ』より、『お耳の気持ち』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  受け-美人の優等生  特徴-社会人  特徴-年下攻め  ●ハ行-葛井美鳥  
アフターモーニング・ラブ (花音コミックス) (花音コミックス)アフターモーニング・ラブ (花音コミックス) (花音コミックス)
(2008/11/29)
葛井 美鳥

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 久しぶりに葛井美鳥先生のマンガをご紹介いたしましょう~。
 BL草創期からつねに第一線の人気マンガ家で居続けている葛井美鳥先生。
 かつて本ブログでも、歴史に残る“優等生受け”な一作として葛井美鳥先生のアイスコミックス『大キライ!』を詳しくご紹介いたしましたが(記事はこちら)、その後はあまり“優等生受け”な感じのものを描いてくださらなかった印象があります。

 でも、ブログ主は昔から好きな作家さんなので、コミックスが出たらとりあえず全部買うんです。
 今回も、正直なところそんな惰性で買った一冊でした。
 葛井美鳥先生の最新刊『アフターモーニング・ラブ』です~。

 で、案の定というか、表題作はコミックスの帯にもあるとおり、「ノンケ弁護士×ウリ専」というカップリングの一作でして、まあぶっちゃけ“優等生攻め”な一作なんですよ。
 おおおお、なんとおぞましい言葉、“優等生攻め”!

 といいつつ、どんなテーマでも、葛井美鳥先生が描けばやっぱりマンガとして十二分に面白い作品に仕上がるので、今回も心ゆくまで楽しんでしまったブログ主なのですが、なんとお楽しみはその後に待ってました(笑)。

 表題作『アフターモーニング・ラブ』の後ろに、オマケのように入っていた短編マンガ『お耳の気持ち』。
 わずか18ページほどの短いマンガですが、これにブログ主の心は鷲掴みにされてしまったのでした…!
 だって、とっても素晴らしい“優等生受け”になってるんですもの!!!!

(ある朝、目が覚めると、耳が生えていた)

 ストーリーは、主人公(受)のサラリーマン・木崎のそんな一言から始まります。
 木崎は、仕事のできるクールビューティ。
 細い銀縁フレームの眼鏡に、髪型を整え、スーツをビシッと着こんだその姿は、まさにデキるサラリーマンという感じ。
 うかつなことを話しかけたら、冷たく軽蔑の眼差しを返されそうです。
 でも華奢で、どこか頼りなげな風情があるのが、またいいんですねー(笑)。

 いきなり耳が生えてしまった木崎ですが、そこは名うてのクールビューティ。
 慌てず騒がず、「まあ、仕事に差し支えるわけでもないから、いいか」と納得すると、そのまますたすたと会社に向かいます。
 それを見て声をかけてきたのが、後輩の高見でした。

「うわっ、どーしたんスか、木崎先輩! その…耳!?」

「知らん。朝起きたら生えていた」

「へーへーっ かわいいっスね♪」

「かわいい…?」

「かわいいっスよ、猫みたいで。あ、ちゃんと動くんですね」


 高見は、しゃべり方から想像がつくとおり、体育会系な感じの後輩です。
 髪を立たせて爽やかで、いかにも女のコにモテそうな感じ。
 なんというか、葛井先生が描く攻めキャラの一典型でもあります。

 で、早くもここで第一の萌えポイントが!

 高見は、「動くんですね」とか言いながら、手を伸ばして木崎の耳を触っちゃうんです。
 ――その瞬間!

「あ……っ あ…」

 色っぽい喘ぎ声をあげながら、身体をびくっと震わせて、木崎は高見に抱きつくように倒れ込んできたのでした。
 そうです。
 なんと可愛いお耳はとっても感じやすい場所でもあったのです(笑)。
 クールビューティなデキるサラリーマンのはずの木崎が、いきなり見せちゃうこの醜態。
 顔を真っ赤にした木崎は、高見を突き飛ばしてしまうのでした。

 そして仕事開始。

 マンガの世界なので、いきなり木崎に耳が生えたことに、会社の誰も疑問を持たず、お話しは進んでいきます(笑)。

 で、ちょっと回り道になりますが、このマンガには、成立にちょっとした経緯があります。

 今ご紹介している『お耳の気持ち』というマンガ自体は、もともと『花音』の08年8月号に掲載されました。
 でも、じつはその前月号に、本編の予告編のような感じで、葛井先生のエッセイマンガが掲載されていたんですね。

「私としては仕事のできるクールビューティ(28)に、突然耳が生えるといいと思います」

 葛井先生がそんな“萌え”を語っているこのエッセイは、さらにこんな風に続いています。

「ポーカーフェイスだけど、耳だけちょっと脅えてたり、耳のせいで心の動きが筒抜けになってしまうのです」

 そんな風に、けも耳サラリーマンの魅力を語る葛井先生。
 むふふふ。
 たしかにそんなけも耳サラリーマンがいたら、萌えますよね。
 仕事ができて感情を滅多にあらわさないクールビューティなのに、耳が生えちゃったおかげで、本当は怒ったり怖がったり喜んだりしてる心の動きが、すべて他人にわかっちゃうという(笑)。

 このエッセイマンガを読むと、読者は「うわー、そんな設定のマンガ読んでみたい!」と必ず思うわけですが、翌月の『花音』08年8月号で、この設定を使用して、本当に作品化してくれたのが、今回ご紹介する『お耳の気持ち』の本編というわけです。

 で、この本編の中で、木崎にいきなり生えた耳は、ふだんはクールビューティで感情をなかなか表に出さない木崎というカタブツくんの心の動きをとてもわかりやすく読者に見せてくれる仕組みになってまして、この日もいろんな場面で活躍してくれるんです。

 最大の見せ場はこの場面。

 後輩の高見が、同じ部の可愛い女子社員と楽しそうに会話しているのを、何の興味もなさそうな顔で木崎は見ないふりをしているのですが、お耳はしっかりそっちを向いて、ピーンと立って様子をうかがおうとしてるんです(笑)。
 そうです。
 木崎は、本当はこの後輩の高見が好きなのです。
 でも、これまではクールビューティの仮面の下にそんな感情は隠して絶対に人にわからないようにしてきたのでした。
 それが、けも耳が生えてしまったことで、他の人に丸わかりになってしまったのです。

 その晩。

 けも耳をつけたまま、木崎が家に帰ると、そこには後輩の高見が来ていました。

「先輩」

「! 高見…?」

「先輩、今日ずっと俺のこと見てたでしょう」

「み…っ 見てない」

「いーえ、見てました。ずっと確信が持てなかったけど、今日はわかりました」

「……!」

「目をそらしていても、耳がずーっと俺の動きを追ってました。俺のことが好きですよね?」

「し…知らないっ」

 耳のおかげで全部バレちゃってるのに、ここまできてもシラを切ろうとする木崎。
 そんなカタブツ先輩を、高見は有無を言わさず抱きしめて、耳元に唇を寄せて愛を囁くのでした。

「俺は先輩が好きです」(ちゅっ)

「あっ」

「好きです」

 耳にキスされ、そのままぎゅーっと抱きしめられた木崎は、やっと素直になって高見に身体を預けます。
 で!
 この場面の木崎がいやもう死ぬほど可愛いんですよ!!!!

 真面目そうでカタブツそうで潔癖そうなクールビューティが、後輩に抱きしめられた瞬間、くにゃっとなっちゃって、顔を真っ赤にして身体を預けちゃうという。
 も、萌える…!!!!

 しかも、これ以上の萌え場面がこの後出てくるんですよ…!!!

 翌日。

 気持ちを確かめ合った2人が一晩を過ごし、目を覚ますと、エッチをしたせいなのか、なんと木崎のけも耳は消え、かわりに新しいけも耳が高見の頭に生えてしまったのでした。
 出勤すると、若くて人気者の高見に耳が生えたということで、女性社員が群がってきます。

「きゃー♪ 高見くん、かわいいーっ!」
「わんこみたい!」
「かーわーいーいー♪」
「やーん」
「耳が垂れた~かわいい~♪」


 それを見てムッとしたのが木崎です。
 女性社員に囲まれる高見を見て、たまらなくなった木崎はその場を逃げ出してしまうのでした。

(腹が立つ…)
(高見はもともと女性に人気があった)
(耳のせいでもっと魅力的になって)
(私から見たってかっこよくて)

 さあ、そしてここで素晴らしくネクラな“優等生受け”の一言が!

(そんな高見が私のことなんか本気で相手にするはずがない…!)

 きたーっ!!!!(笑)
 自分に自信がないネクラな受けキャラ!!!!
 さあ、ここからはクールビューティ木崎の自己卑下発言が怒濤の攻撃をかましてきます(笑)。

(なのに私ときたら、あんな言葉を真に受けて)
(あんなこととか、そんなこととか、こんなことまで――)


 ええ、もちろん「あんなこと」「そんなこと」「こんなこと」というのは、木崎が裸に剥かれちゃって、可愛い声を挙げさせられちゃうアレのことですよ(笑)。
 とにかく、女性に囲まれる高見を見て、木崎はあっという間に自信を失い、負のスパイラル真っ逆さまになるんですね。
 たまらんわー、こういう受けキャラ(笑)。
 もう一度言いますが、こーゆーネクラで自己否定なモノローグを、きっちりスーツを着こんで髪をぴっちり分けた超カタブツな真面目サラリーマンが顔を真っ赤にして呟いてるわけですからね。
 なんという優等生受け!

 さーて、後輩・高見はどうやってもう一度木崎のご機嫌を取り戻すのか、というのが本作のオチになってるわけですが、本作ではその後の仲直り(?)エッチと思しき場面が、ほんのちょっとだけ描かれています。

 で、この場面の絵が、もう死ぬほど萌える…!

 裸に剥かれちゃった木崎が、高見に後ろから抱きしめられて、すっかり性感帯になっちゃってる耳を攻められちゃってるシーンなんですが…。

「ダメです、そこは…っ ダメ…っ」

「先輩可愛いっス…」(と言いつつ木崎の耳をぺろぺろ)

「ああ…っ」

「先っぽと根元、どっちがキモチいいっスか!?」

「ダメ…っ」

 もう木崎はメロメロにさせられちゃって、思いっきり高見にすがりついてます(笑)。
 ううう…。

 かつて『大キライ!』をご紹介したときにも痛感しましたが、葛井先生が描くクールビューティというか、ツンツンした美人優等生は本当に魅力にあふれてます。
 とくにエッチのときとか(笑)。
 なんでしょう、このマンガ家さんの描く色白キャラは、普通のモノクロページの中でも、本当に抜けるような白い肌を持っているように感じちゃうんですよね。
 不思議だよなぁ。
 で、その真っ白な肌が、好きな男に抱きしめられて紅潮しちゃうさまが、カラーページでもないのに、読者の頭の中で見事に想像させられちゃうのです。
 マンガ力としか言いようがないんですが…。
 また後輩・高見がいかにも体育会系な言葉遣いで、クールビューティ木崎と正反対の世界で育ったっぽい感じなのも、スパイスが利いてます。
 そんな男に、メロメロになっちゃう眼鏡の真面目くんという。

 正直なところ、ブログ主はこの『お耳の気持ち』を読むためだけに、今回のコミックスを買っても、全然後悔しないと思います。
 そんぐらい萌えます(笑)。
 最初に書いたとおり、表題作の『アフターモーニング・ラブ』自体、まったく優等生受けではありませんが、マンガとしてはとても面白いですし。

 いやー、お堅い木崎先輩が可愛くなっちゃう場面を一人でも多くの人に楽しんでいただきたいです。
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