ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]ちゃらんぽらんな店長と仕事で組むことになった優秀な本社の企画部員は可愛い優等生くんで… 『Hertz』vol.26&28より、ミナヅキアキラ『本日はイートインにて』&『今夜はテイクアウトにて』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-真面目・カタブツ  特徴-社会人  受け-眼鏡  ●マ行-ミナヅキアキラ  
HertZ VOL.28 (28) (ミリオンコミックス)HertZ VOL.28 (28) (ミリオンコミックス)
(2008/10/01)
不明

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 一刻も早くコミックスにしてくれ! と叫びたくなる傑作の登場です。
 『花音DX』と並んで、“優等生受け”なBLをたくさん載せてくれる素晴らしい雑誌『Hertz』のvol.26&28に掲載されたミナヅキアキラ先生のマンガをご紹介させていただきましょう!
 タイトルは、第一作目が『本日はイートインにて』、第二作目が『今夜はテイクアウトにて』となってます。

 じつは、vol.26に掲載された『本日はイートインにて』を読んだときは、「ちっ、つまんねーマンガだな!」と思ってました――すいませんすいませんすいません。
 まったく己の不明を恥じるばかり!
 いやー、なんか尻切れトンボな終わり方のように思えて…。
 主人公2人の気持ちが通じあったところで、なんか付け足しみたいなエロがちょちょっと入ってオシマイという。
 ブログ主は心の中で勝手に「駄作」の烙印を押してました。
 ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

 なので、vol.28に掲載された完結編(?)、『今夜はテイクアウトにて』を読んだら、一発で痺れてしまいました。
 もう理想の“優等生受け”すぎて。
 ええ、ええ、こーゆーマンガを待ってました。
 ミナヅキアキラ先生のこの連作マンガのどこがいったいブログ主の心をそんなにも震わせてくれたのか、たっぷりご紹介いたします!

 本作は、サラリーマンものです。
 主人公2人は、同じファストフードの大企業で働いてます。


 攻めキャラの岩切清司(いわきり・しんじ)は、売り上げが全国トップの店で店長を務めるやり手だけどどこか軽くてちゃらんぽらんな30歳。
 対して、受けキャラの松本景(まつもと・けい)は、本社の企画部門(これはだいたいエリートがいく部署ですね)に所属して、全国の店を視察しては新商品の企画を考えたりする26歳の真面目くん。

 こんな対照的な2人が出会うところから、ストーリーは始まるわけです。

 ふだんは店頭に出て積極的に現場を切り盛りするのが好きなやり手店長の岩切。
 だけどこの日は浮かぬ顔です。
 それもそのはず、本社から企画部門の人間が1週間、この店を視察に来るというのです。

「…なんか岩切さん、嫌そうですね」

「うん」

「店長がそんなことでどーすんですか…」

「だって企画部の連中なんて机上の空論ばっかだぜ? 現場も知らずにさぁ…。とやかく言うなっつの」


 そこへ現れたのが、まさに会話でやり玉に挙げられていた本社の企画部員・松本景でした。
 景が来たことに気づかずぼやきまくっている岩切の後ろに立つと、景はにっこり笑って岩切に話しかけます。

「お言葉ですが、僕は現場上がりですよ」

「ええ…?」

「とやかく言わせてくださいね。それが仕事ですから」(にっこり)


 本社の人間らしくきっちりとスーツを着こみ、首からは都心勤めのエリートっぽくIDカードなんかぶら下げちゃってる景ですが、やり手店長として社内でも知られる岩切に一歩も引かず、やんわり釘を刺してます。
 このあたりの、真面目そうですんごく融通もきかなさそうだけど、笑顔が可愛くて芯が強そうな景のたたずまいを、画面を複写してでも、ものすごくみなさんにお見せしたい…!
 著作権があるのでできませんが…(涙)。

 でも、景の「にっこり」にやられてしまったのはブログ主だけではありませんでした。
 主人公(攻)である店長・岩切こそが、どっっかーんとばかりにその笑顔に心を射抜かれてしまったのです。
 景が来るまでの愚痴なんかどこへやら、「ガタン!」と大きな音を立てて椅子から立ち上がった岩切は、怒濤の勢いで景に詰め寄ります(笑)。

「初めまして俺は店長の岩切清司30歳。今は誰のものでもありません、よろしく!!」

「は、はぁ、よろしくおねが…」

「ところで松本くんはおいくつ!?」

「に、にじゅうろ…」

「いいね、若いね! 名前は? 松本なに?」

「け、景…」(岩切の勢いに押されまくり)

 そしてこの瞬間、真面目な顔になった岩切は、さらにズイっと近寄ると、突然アホなことを言い出します。

「ケイちゃん…。明日から岩切景になって」

 いきなり結婚の申し込みかよ、という(笑)。
 もちろん「む、無理です…」とひくつく笑顔で断った景でしたが、岩切は気にもしません。

「あ! いいよ! 返事は急がなくて! アハハ!」

 そう言ってギュッと手を握ってくる始末。

(これからこの人と仕事すんのか…! なんでこの店、業績1位なんだ…)

 岩切のぶっ飛びぶりに途方にくれる真面目っ子・景なのでありました。

 さあ、ここまでが本作の基本設定ですよ。
 何よりも萌えるのは、景という受けキャラの人物設定です。
 まずルックスがいい!
 ちょっと長めでぼさぼさ(よく言うと無造作ヘア・笑)の黒髪に眼鏡をかけ、いつも仕事に一生懸命。
 ワイシャツにきっちりネクタイを締めて、エリ~ト~っていう格好をしてますよ。
 それから性格。
 融通がきかなくて、言動はつねに敬語が基本。
 なので、実力はすごいけどちゃらんぽらんな店長・岩切に四六時中振り回されちゃうという。
 仕事場ですれ違いざまに岩切にお尻を触られて、真っ赤になって怒ったりしてますよ(笑)。
 そして何より、いつもはちゃらんぽらんだけど、仕事モードに入ると見事に店を切り回し、別人のように格好良くなる岩切に、社会人として憧れを抱いちゃうんですね、景は。
 そんなところが、何とも可愛いわけですよ、優等生っぽくって(笑)。

(なんて店長だよ…)
(職務にアラでもあれば文句の一つも言ってやるのに)
(…デキるんだよな)
(フロアがよく回ってる)
(悔しいけどさすがとしか言えない)
(忙しくても余裕あるし)
(こういう店長のもとで働けたらいいなとは思う…)


 さあ、こうなってくると、2人の間にというか、景の心に恋が生まれるまで、あとは“最後の一押し”だけですよ(笑)。
 うふ。
 もうここからのセリフや展開は、全部ここでご紹介してしまいたいくらいの素晴らしさなんですが、いくらなんでもそれでは今後本当にコミックスが出たときに、みなさんが読む楽しみが減ってしまいますから、ちょびっとだけかいつまんでご紹介いたしましょう。

 本社に戻った景は、岩切の店を視察した成果を活かそうと、野心的な新商品プランを提出するんです。
 でも結果は不採用。
 あまりに斬新すぎて万人受けしないというのがその理由でした。
 悔しくて落ち込む景でしたが、そこでメゲたりしません。
 上司たちを見返してやろうと、さらなる改良を考えるために、夜遅く、すでに閉店している岩切の店を単身訪れるのです。

「あの、厨房っ、お借りしてもいいですか…」

 と言って。

 それだけで何があったかほとんど見抜いた岩切は、笑顔で景を店に入れてやります。
 そして一緒に新商品づくりを手伝ってあげるんですね!
 出来上がった改良品を試食して、岩切が真面目な顔で感想を言います。
 普段はちゃらんぽらんだけど、キメるところではカッコイイという大人のずるさですね(笑)。

「…最後にソースかけるのはケイちゃんが考えたの?」

「え、ええ。でもそれが問題で」

「なんで? 俺は問題ないと思うな。このソースにしたのは凄くいいアイデアじゃないかな。まあ、上のヤツらの好みはどうか知らないけど」

「あ…」

「ひいき目抜きによくまとまってると思う。俺はこれでやりたいな」


 本社の重役たちにまったく理解されなかったアイデアを改良してくれたばかりか、評価してくれた岩切の言葉に、思わず景は可愛い笑顔を全開にします。

「…あ、ありがとう…」

 でも、せっかく真面目な店長の顔で景を褒めてあげて、格好良くキメたのに、そこで堪らなくなっちゃったのが岩切でした(笑)。
 景の笑顔があんまりに可愛すぎたのです。
 吸い寄せられるように景に顔を寄せると、「ちゅっ」と音を立ててキスをする岩切。
 その瞬間、ハッと我に返った景は、驚きのあまり声も出ません。

「あ、今ちょっと俺のこと好きになった?」

 岩切は嬉しそうな顔でそんな脳天気なことを言いつつ、そのまま景を抱きしめてしまうのでした。

 …って、言葉でご紹介するとなんてことのない流れかとお思いでしょうが、この場面、もう絵が素晴らしいんです! 絵が!
 真面目そうな景の顔に浮かぶ恥じらいと赤面。
 でも、何のかんの言って岩切に抵抗できず、そのまま寝っころがされると、景は「や、やめ…」とか言いながら、結局は岩切に下半身を裸にされちゃったりしてるんですね!
 エリートくんなので、最後まで「好きです…」とかは口にしませんが、景は岩切に身体を許しちゃうわけですよ。
 か、可愛いぃぃいいいい!!!!!

 ここが第一話のラストシーン。
 で、初読時にブログ主が「けっ、駄作!」と思った原因はじつはここにありました。
 結局この場面で、2人は思わせぶりなシーンこそあるものの、ちゃんと“最後の瞬間”が描かれないまま終わっちゃってるんです(笑)。
 ブログ主はこれが不満で…。
 なんでちゃんとエロを最後まで描いてくれないんですか! と(笑)。
 せっかく真面目くんが憧れの店長に気持ちを許したような感じになってきてるのに、なんでその先のラブいエロを描いてくれないんだと。
 そんな思いが、間違った作品評価へとブログ主を導いてしまったのですなぁ…。

 で、そんなブログ主の無知蒙昧を一挙に打ち破ってくれたのが、第二作『今夜はテイクアウトにて』なのでありました。
 こっちは本当にさらっとご紹介します。
 これは絶対にみなさんにその目で読んでドキドキしていただきたいので。

 簡単に言うと、この第二作目は、一作目のラストシーンから数日後の後日談になってます。
 岩切になんだかよくわからないままに抱かれちゃった景は、それ以来、そのことが頭から離れません。
 でも、その翌朝、「送っていこうか」という岩切の言葉を、“同性に抱かれてしまった…”ということへの混乱と後悔から強く拒絶して店を飛び出した景は、なんだか岩切に連絡しづらくて、そのままにしてしまっていたのです。

 一人であの夜の意味をぐるぐる考えてしまう景は、根が真面目な優等生クンだけに、素直に“男に抱かれた自分”を受け入れることができないんですね!
 でも、何度も“その瞬間”を夢にまで見てしまう景。
 そんな時、あらためて仕事で岩切の店を訪れなければならなくなった景は、どんな顔をして岩切に会えばいいのかわからず、苦悩します。

 ところが…。

 久しぶりに会った岩切は、完全に仕事モードで、景のことも全然気にしていないようなのでした。
 いつもみたいに「ケイちゃん」と呼ばれず、「松本くん」と呼ばれたことにショックを受けた景は、会社に帰っても落ち込むばかり。
 むふふ。
 優等生クンだけに、自分に色恋の自信がないので、ひとたびこうなるととことん落ち込んじゃうんですね。
 このあたりの、岩切に構って欲しいけど構って欲しくない微妙な乙女心を持て余す景は、あまりに存在自体が可愛くて、読んでるとこっちが悶え死にそうになります(笑)。

 さあ、いよいよ2人の恋も最終段階。

 落ち込んだまま会社を出て家に帰ろうとする景でしたが、ふと気づくと道端に岩切が立っているのに気づきます。

「待って、ケイちゃん! なんで逃げんの…」

「離してください」

「やだって」

「うるさい! あんたの考えてることなんかわからない! からかうつもりだったんなら、もうほっといてく…」

 その瞬間、景の唇は岩切に塞がれてしまいます。
 糸を引くような激しいキスを景に与えてくる岩切。
 ようやく顔を離した岩切は、全身で景を抱きしめると、こう言ってくれたのでした。

「からかって男と抱いたりなんかしない。好きだ」

「……」(涙がぽろり)

「疑う余地もないくらい、こうやって抱きしめておけばよかった。そうしたら不安にさせずに済んだのに。ケイちゃんにも寂しい思いさせたね」


 不安が去り、自分が一番岩切から欲しかった言葉を与えられて、ここで泣いちゃう景ちゃんは可愛すぎ。
 で、何度も書きますが、岩切に身動きもできないほどに抱きすくめられたまま、ぽろりと泣いちゃう景が、これまたとんでもなく可愛く描かれてるんですわ!!!!!
 ツンツン突っ張ってたエリートくんが、自分の回りの防御壁を取り払って、全身で岩切に甘えちゃってるような、そんな雰囲気。

 で!

 本作最大の“優等生受け”視点での山場はこの後にあります。

 気持ちが通じあった2人は、お互いにたまらなくなって、岩切の自宅に向かうわけですよ。
 でも、岩切の自宅に足を踏み入れたとたん、優等生クンな景は、これから男に抱かれてしまうだろう自分に戦き、またもや不安に襲われちゃうのです。

「シャワー使う? その左のドア」

 岩切にそんなことを聞かれた景は、もう心臓が激しく波打ちます。

(どうしよう…覚悟してきたつもりなのに)

 そして、岩切とこれからベッドの上で繰り広げることを想像した景は、それだけで激しく赤面し、しかも身体は「じゅん…」と何もされていないのに感じてしまい、そんな自分を激しく恥ずかしがるんです。

「やっ、やっぱり俺っ」

「!?」

「帰ります!」

 そう叫ぶと、きびすを返して玄関から走り出ようとする景。

(嫌だ、駄目だ、俺)
(こんなの…恥ずかしい…)

 心の中がパニックになって、とりあえずその場を逃げだそうとする景。
 うううううう。
 どうですか、このセックスが恥ずかしくなって、心の中で「こんなの…恥ずかしい…」と独りごちて逃げ出しちゃう可愛い生き物は!!!!!!!
 で、もちろん岩切に抱き留められちゃった景は、そのままベッドに運ばれちゃうのでありました。

「ケイちゃん、帰せないよ…」

 という甘い岩切のささやきとともに…。

 というところで、はい、ここからは岩切×景の超可愛くも幸せなラブラブタイムが大展開されていきます。
 奥さん、これを見逃す手はありませんよ!!!
 とにかく優等生スキーならば、これだけで家が3軒建つほどの幸せをもらえること請け合い。
 完全に岩切に心も許しちゃって素直になった景の可愛さといったら…。
 ぐあーーーー!!!!!

 とにかくブログ主は、急に恥ずかしくなって逃げだそうとする真面目っ子・景の姿に心臓を射抜かれました。
 即死。
 で、そのあとの岩切に可愛がられまくって「あんあん」喘いでる景の姿を見て、即刻生き返りました。
 早っ(笑)。

 このマンガは、絶対に読んでほしいです。
 つーか、そのためにも大洋図書は一刻も早くコミックスにしてください。

 それから、本作の読みどころというか、よかった点をもう一つ。

 ほら、だいたいこういうちゃらんぽらんだけど格好いい攻めキャラが登場するマンガって、そんな攻めキャラが受けキャラにチョッカイをかけてくるんだけど、その真意が見えない的な展開が多いじゃないですか。
 で、受けキャラが「彼は何を考えてるの…!?」なんて苦悩しちゃうという。

 その点、本作では岩切は徹頭徹尾、「ケイちゃん、可愛い~!」と言って、ラブラブ光線を全開にしてますし、作中、ふんだんに岩切の心の声がセリフとして描かれてるので、読者は岩切が景のことを本当に好きなのかとかいうつまらないところでドキドキしたり悩んだりしないで済むようになってるんですね。
 これがイイ!
 安心して、2人の接近ぶりとか、岩切の表面的な態度にドキッとしちゃう景のようすとかを堪能することができるんですよ(笑)。
 こーゆーマンガは意外にありません。
 だいたいがこーゆー攻めキャラのときは、その本当の気持ちが見えなくて…というストーリーに持って行くマンガ家さんが多いですからね。
 その平凡な一線を越えて、その先の主人公2人の関係性を描くことに専念してくださったミナヅキアキラ先生の見識の高さには感服です。
 願わくば、コミックス化の暁には、さらにラブラブな2人の後日談を短くてもいいから、ぜひ書き下ろしでコミックスに収録してください~。

 ミナヅキアキラ先生の絵は、一種独特の絵柄でして、一度見たら忘れられないですね。
 まるで版画のようなタッチで、ブログ主は大好きです。
 同人活動とかされてるんでしょうか。
 また“優等生受け”を描いてくださるかはわかりませんが、今後は大注目の作家さんのお一人だと自信を持って断言しておきますですよ!

HertZ VOL.26 (26) (ミリオンコミックス)HertZ VOL.26 (26) (ミリオンコミックス)
(2008/06/02)
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