ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[レビュー]今一番ノッてるマンガ家が描いたとてつもない“優等生受け”と、そのルーツを探る! 古街キッカ『鳩ヶ谷の憂鬱』&テニプリ同人誌『#01』


Category: レビュー 同人誌   Tags: 特徴-高校生  受け-真面目・カタブツ  受け-ガリ勉  受け-眼鏡  ●ハ行-古街キッカ  
三角関係カタログ (MARBLE COMICS カタログシリーズ VOL. 16)三角関係カタログ (MARBLE COMICS カタログシリーズ VOL. 16)
(2008/10/15)
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 やばい!
 これはやばい!!!
 今年下半期最大の“優等生受け”ヒット作かも!

 …というくらいのすんごいマンガが『三角関係カタログ』(東京漫画社)に載ってました!
 今、BL界でもっとも注目される1人、古街キッカ先生の最新作ですよー!

 ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ…。
 いやなにが凄いって、たった一コマしかエロはないんですけど、まずその衝撃的エロさ。
 それから、受けキャラ優等生のルックス、たたずまい、融通のきかない性格。
 短いページ数なのに、素晴らしいドラマが盛り込まれたストーリー。
 そして溢れるラブ…。

 何度もブログに書いてきましたが、ブログ主は三角関係って大嫌いなんですよ!
 なのに…。
 なーのーにー!
 萌えたー!!!!
 このマンガには萌えたーーー!!!!!
 いや、ストーリー自体はそんなに三角関係ってわけでもないんですが、こんかいのカタログシリーズには題名からしてまったく期待してなかったんですよ。
 でも買って正解だった…!
 この古街キッカ先生のマンガを読んだだけでも、1000円払った価値はありました!
 つーか、お釣りが来る!
 てか、この感動、プライスレス!!!!!!

 現在、平日の朝6時過ぎ。
 出勤を前に、記事を書いてしまうブログ主の感動をぜひあなたに!!!!!

 …って、うーん、いきなりトーンダウンしてアレなんですが、よく考えたら、優等生スキー以外にはこの打ち震えるような感動わかってもらえないのかなぁと寂しくなってきましたよ…。
 “優等生受け”云々を除いても、単純にマンガとして素晴らしいデキだと思うのですが…。
 いいんだ!
 ここは“優等生受け”推奨ブログなんだから!
 というわけで、それ以外の人は完全に置き去りにして、世界中に散らばった数少ない同志のみなさんとだけ楽しみをわかちあう記事を書こうと思います(笑)。

 マンガのタイトルは『鳩ヶ谷の憂鬱』。

 本作の主人公は、岩槻(いわつき)という名前の、自称「落ちこぼれ」の高校生です。
 物語は、最初から最後までこの岩槻くんが語り手として登場し、彼の視線からお話しが進んでいきます。
 ストーリーの冒頭も、この岩槻くんのこんなモノローグからいきなり始まります。

(鳩ヶ谷はクラスの優等生だ)

 同じコマの中に、その「クラスの優等生」だという鳩ヶ谷くんが机に向かって勉強している姿が描かれてますよ。
 ああ、この素晴らしい絵をお見せしたい!!!!
 でも俺にそれを許さない著作権法が憎いよ!!!!
 しょうがないので拙い文章でご紹介します…。
 えー、鳩ヶ谷くんは見た瞬間に真面目な優等生とわかる地味な外見をしてます。
 頭の良さそうな眼鏡かけてます。
 髪型は、特に手を入れてるわけでもなさそうな、黒髪&無造作で、ブレザーの制服をきっちり着こんでますよ。
 といって、カリスマ高校生的な、クラスの先頭に立ってみんなを引っ張るタイプの優等生ではなくて、成績はいいけど教室の隅で静かに単語カードをめくってそうな、大人しめの優等生という感じ。
 総括すると、ブログ主が大好きなタイプのお勉強大好きタイプの優等生というわけですよ。
 じゅるり。

 そして、岩槻くんのモノローグは続きます。

(落ちこぼれの俺は特別仲が良いわけでも悪いわけでもない)
(けど、俺は鳩ヶ谷のとんでもない秘密を知っている)


 おおおおおおおおおお!!!!
 やにわに話がきな臭くなってまいりました!!!!
 真面目な優等生のとんでもない秘密!!!!!?????

 さあ!!!!
 そして!!!!
 早くもマンガ3ページ目にして、ブログ主の心を今年下半期最大に揺さぶってくれた魅惑の珠玉の驚異の仰天場面が登場するのですっっっ!!!!!!!

(一度、校舎裏でいいようにされてるのを見た)
(鳩ヶ谷はハデな先輩のおもちゃなのだ)


 岩槻のそんなモノローグとともに、岩槻が「見た」というその場面が描かれます。
 それは…。

「飲めよ、ヘンタイ」

 優等生の鳩ヶ谷が、そんな言葉で蔑まれながら意地悪そうな先輩に必死で口でご奉仕し、

「ごく」

 という生々しい嚥下音とともに、先輩が放った精液を大事そうに飲み込んでるシーンなのです。

 ハァァァアアアア…。
 エロい…。

 こうやって、情景を文字にしただけでもエロいですが、実際に古街キッカ先生の手で描かれたこの場面の絵は、もう超絶的な性的イヤらしさにあふれてます。
 だって、どう見ても勉強しか取り柄がなさそうな真面目タイプの優等生くんが、仁王立ちした先輩の前にひざまずいて必死でご奉仕したあげく、罵られながら口の中に発射されちゃって、それを頬を染めながら一生懸命飲み込もうとしてるんですから!
 このシーン、鳩ヶ谷くんの口の端からは、白い液体がツツーッと垂れてます。
 飲みきれなかった精液があふれてるという…。
 目をギュッとつぶった鳩ヶ谷くんがこぼしてしまったんですね…。
 この絵!
 いや、決して下品なイヤらしさはないのに、もう立ちのぼる優等生の色気というか、虐げられるガリ勉くんのラブリーさというか、もうエロスの神がこの一コマに降臨してます…。
 うん、もう一度言いますが、情景としては男の放った精液を口で受け止める優等生という、なんとも直接的で他に喩えようもないエロ場面なんですが、古街キッカ先生の絵だと、下品ではないのです。
 いや、これがBLというものでございましょう!
 どんなに救いのないエロ場面でも、下品にならず、それどころか読者の胸をかき乱してくれる何とも言えない香気を漂わせているという…。

 ああ、でもエロいよ!!!!!!(笑)

 もう、ブログ主は徹底的にこのコマにやられました!!!
 眼鏡の優等生が「ごく」で「ツツーッ」!!!!!!!
 すごい、すごい、古街キッカ先生、すごすぎるよ!!!!!!!!!(昇天)

 この場面の萌えを語ると100万年経っても終わらないので、強制終了してストーリーの紹介を続けましょう…。

 そうなのです。
 真面目でお勉強ができる眼鏡な優等生の鳩ヶ谷くんは、1人の先輩の手によって「おもちゃ」にされていたのでした。
 岩槻は、たまたまその一場面を見てしまったというわけなのです。
 でも、それを知っても、岩槻は事実を言いふらしたりしませんでした。
 その代わりに、鳩ヶ谷をたまに誘っては、先輩との仲を根掘り葉掘り聞くことを楽しみにしています。

(俺はたびたび鳩ヶ谷を呼び出し話を聞く)
(だって金なんかせびるより、よっぽど楽しいだろ)
(優等生のこれでもかって言うほどの駄目話!)
(ぞくぞくすんね)

 というか、ほとんど鳩ヶ谷の恋愛相談みたいになってるんですけどね。
 例えば、こんな会話。

「先輩とはちゅーできた?」

「出来るわけないだろ」

「してってゆえばいいのに」

「ゆってるよ」

「ゆってんのかよ!」


 それを聞いて、「うわ、ホモ!」と言いながら爆笑する岩槻。
 でも、岩槻もそんなことを言いながら、鳩ヶ谷を励ましたりしてるわけで、まあイイ奴なんですけど(笑)。

 さて、鳩ヶ谷がそんな風に一心に慕い、岩槻が興味本位で眺めてる「先輩」とはいったいどういうヤツなんでしょう。
 岩槻のモノローグからご紹介してみましょう。

(お…嵐山先輩)
(先輩や元バスケ部でこの夏引退するまでずっとレギュラーだった)
(体育祭や文化祭では先頭に立ってみんなを盛り上げるタイプ)
(おまけに顔もいいからめっちゃモテる)

 実際、嵐山先輩はモテるのです。
 毎日、女のコを取っ替え引っ替えしながら放課後はカラオケだの何だのに繰り出しますし、校内でもいつも女のコたちといちゃいちゃしてるんですね!
 岩槻と鳩ヶ谷が下校するとき、よくそんな“彼女連れ”の嵐山先輩に出くわします。
 そんな時、鳩ヶ谷は「大丈夫」と言いながら、そっと眼鏡を外して涙を拭いたりするのです。
 それを見て岩槻は、心の中で呟きます。

(鳩ヶ谷は先輩を「優しい人」だと言う)
(…でもぜんっぜん大丈夫じゃねーじゃん)
(なんで好きで居続けんの?)
(そんな価値があの人のどこにあんの?)
(俺にはさっぱりわかんね――)


 「おもちゃ」として都合のいい存在として扱われ、女のコと遊ぶ先輩の姿を見て涙を流すだけの鳩ヶ谷に、岩槻はなんだか口ではうまく言えないけれど、「お前、それでいいのか!?」というジリジリした焦燥感を募らせていくんですね!
 でも、鳩ヶ谷は必ずこう言うのです。

「俺が先輩を好きなんだから、文句なんかないよ」

 そんなある日。
 岩槻のところに鳩ヶ谷が息せき切って報告にやってきました。

「先輩の好きなバンド見たいって言ったら、俺の分もチケット取ってくれた!」(えへへへ)

 真面目な優等生顔に、満面の笑みを浮かべて嬉しそうに話す鳩ヶ谷くん。

「おー、でも今日いきなりってずいぶん急だな」

「なんかオークションで落としたって」

「先輩ふとっぱらー」

「俺の分は俺持ちだよ」

「なんだ」

「一緒に出かけるの初めてなんだ。すっごいドキドキする」


 そういう鳩ヶ谷の顔は、もう期待で真っ赤っか。
 本当に嬉しそうで、優等生スキーにはとっても和む場面(笑)。

 で、ここでも古街キッカ先生は、鳩ヶ谷の優等生っぷりをアピールする小ネタを入れてくれてます…!
 鳩ヶ谷が岩槻にこんなことを心配そうに聞くんですよ!

「ライブってどうするの? 立って見るの? 何かするの?」

 ぐはー!
 真面目でガリ勉だから、ライブ行ったことないんですね!!!!
 何たる優等生!!!!
 ブログ主のツボ押しすぎです!!!!!!
 古街キッカ先生!!!!!!
 おかげで寿命が半年延びました!!!!!!

 ところがです!!!!!

 鳩ヶ谷が先輩との待ち合わせ場所まで行くと、これから2人でライブに行く前だというのに、嵐山先輩はまたも女連れでいたのでした。
 それを見て、とても哀しそうに、でも必死で落ち込んだ表情を見せないようにして頑張る鳩ヶ谷。
 それでも、女のコといちゃいちゃしてた嵐山から「行くぞ」と当然のように声をかけられると、その途端に鳩ヶ谷は嬉しそうな表情になって「はい」と答えてしまいます。
 は、鳩ヶ谷、けなげすぎるよ…。

 でも、ついにここで事件は起きたのでした。

「鳩ヶ谷は行きませんよ」

 なんと!
 “第三の男”岩槻が、嵐山先輩の前に立ちはだかったのです!
 ずーっと2人の“奇妙な関係”の傍観者としての立場を守っていた岩槻ですが、あまりといえばあまりの嵐山先輩の態度に、ぶち切れてしまったのです。
 なんでしょう、男気? 友情? 
 この場面、嵐山先輩の無体を告発する岩槻が、なぜこんな行動に出たのかは、マンガを読み終わったブログ主に未だによくわからないところなのですが、ともあれ岩槻は鳩ヶ谷を守ろうと突然こんな行動に出てしまったんですね。

「先輩は女の人と遊べばいいでしょう」

「何だお前」

「自分のこと好きな奴には何してもいいと思ってんですか。モテる人は違いますね」

「岩槻! 違う、先輩は悪くない!」

「関係ねぇな。お前なんなの?」


 さあ一触即発の事態で、いやが上にも高まる緊張。
 ねじれにねじれた3人の“奇妙な関係”は、いったいどんな結末を迎えるのか――。
 というところで、以下次号じゃないや、あとはご自分で『三角関係カタログ』を買って、素晴らしいラストシーンをご覧になってみてくださいませ(笑)。

 これねぇ、ここからの展開は、もう単純にマンガとして素晴らしいです。
 胸震わすドラマ!
 すべてが明かされていく伏線!
 感情を揺さぶる素晴らしい絵!
 今回の記事でご紹介したセリフも含めて、前半登場してきたセリフの一つ一つに意味があったことが、読み終わるとわかっていきます。
 そして、“奇妙な関係”にしか思えなかった嵐山×鳩ヶ谷の2人の謎も解けますし、その裏でどんな感情が動いていたかもすべてが明らかにされるんですね。
 そしてあの胸がすくクライマックスシーン!!!!!
 うふふふふ。
 みなさんはどういうラストを想像されてるんでしょうね(笑)。
 ちーけんは、もちろん鳩ヶ谷という優等生のあまりの可愛さに本作を好きになってしまったわけですが、最後まで読み終えた時、ストーリーのあまりの良さにもうっとりし、それで本作がさらに好きになってしまいました。
 何度でも読み返したい気分です。
 うっとり。

 さて、以下は蛇足になりますが、じつはブログ主は、本作を読んで、すぐさまある一冊の同人誌を思い出していました。
 同じ古街キッカ先生が、5年前の03年に出されていたテニプリの同人誌『#01』です。

 この本、いつかこのブログでご紹介しようと虎視眈々と狙ってたんですが、仕事の忙しさもあってとても同人誌のご紹介まで手が回らず、ずっとそのままになってました。

 なぜこの本をブログ主が思い出したかといえば…。
 今回の新作『鳩ヶ谷の憂鬱』の原型とも言うべき作品なんですね、この『#01』は!

 『テニスの王子様』に詳しくない方のために簡単にご説明しますと、『テニスの王子様』は週刊少年ジャンプで大好評連載され、一時代を画した傑作で…って、そこまで知らない人はさすがにいないですね(笑)。
 青学テニス部を舞台に、中学1年生の主人公・越前リョーマを中心としたすげー魅力的な少年キャラが大量に出てくるテニスマンガでして、中でも“優等生受け”大好き視点では、青学テニス部部長・手塚国光が、とっても重要なキャラクターになってます。
 はい、手塚部長のお顔はこちら(笑)。


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 テニスの天才プレイヤーにして真面目で成績優秀といういわば優等生を絵に描いたようなキャラクターがこの手塚国光という男なんですね!
 というわけで、テニプリ同人誌では“手塚受け”というジャンルがそれなりに栄えてまして、“優等生受け”大好き人間たちを満足させてくれていたんですが、この『#01』という同人誌は、古街キッカ先生が出されていたまさに“手塚受け”な一冊なんです。
 カップリングは、乾×手塚です。
 テニプリを知らない人には「乾って誰?」でありましょうが、まあ手塚と同級生のクセ者テニスプレイヤーだと思っててください(笑)。
 …っと、いやこの本は単純な乾×手塚でもないんです。
 大和×手塚が前提の乾×手塚です。
 で、手塚&乾がまだ青学1年生のころを描いたお話しになってます。
 知らない方には、おいおい、今度は大和って誰だよという話になるわけですが、乾&手塚たちのテニス部の先輩で、彼らの前の前の代の部長です。
 で、『#01』は、この3人が登場してお話しが進んでいくんですね。

 『#01』のストーリーを、すんごく単純化してご紹介すれば、まだ中学校に入りたてで身長も160センチぐらいしかない手塚が主人公のお話でして、ある日、乾は同じくテニス部の新入部員である手塚が、校舎裏で大和部長とセックスしている場面を目撃してしまうんです。
 それを見て、激しく手塚に欲情してしまった乾は、脅迫するようにして手塚を抱くのですが――。

 こう書いただけでも、『鳩ヶ谷の憂鬱』と『#01』の相関性がよくわかるのではないでしょーか!
 いやまあ、『鳩ヶ谷の憂鬱』での岩槻くんはあくまで傍観者としての道を外れず、決して鳩ヶ谷くんに手を出したりはしてなかったわけですが(笑)。
 でも、優等生な同級生が“憧れの先輩”と性的行為に耽っているところを見てしまい…というモチーフはまさに同一ですよね~。

 さて、岩槻くんは鳩ヶ谷を脅すかわりに先輩との関係を根掘り葉掘り聞いて楽しんでいただけでしたが、『#01』の乾は手塚を脅して凌辱することを選んでます。
 で、『#01』は、この後のセックス描写がもんのすごくエロいんです(笑)。
 乾×手塚の。
 ブログ主がずーっとこの本をご紹介したいと思っていた理由は、第一にこのエロさです(笑)。
 つねづね言うことが大げさだと定評あるブログ主ですが、掛け値なしにこの古街キッカ先生の同人誌『#01』は、数多ある手塚受け本の中で、いやテニプリ同人誌の中で、いやいや世界中に存在する人類が誕生して以来描かれたBLマンガの中で、“優等生受け”という意味ではエロさで余裕のTOP1だと、今でもブログ主は思ってます(笑)。
 とにかくエロい。
 眼鏡で真面目な手塚部長が、乾に犯され、自分でも快楽を貪りつつ涙にむせぶ姿は、地球上にこんなエロいマンガがあっていいものか…! と言うくらいにエロいです。
 マンガの中で、手塚はほとんど喋ってないんです。
 ずーっと乾にやられてるだけで(笑)。
 なのに、手塚が優等生な感じがビンビンにこちらには伝わってくるんですな~!
 で、そんな眼鏡で堅物そうな手塚部長が、乾にキスしたりご奉仕するシーンの絵がまたエロい。
 なんつーか…。
 手塚部長、自分からむしゃぶりついてってる感じ?(笑)
 でも、不思議に気品があって、優等生っぽさを失ってない手塚部長。
 乾の股間に顔を埋めて、かぱっと口を開けてる手塚部長の描写とかあるんですが、いやー、これはもう…(笑)。
 ブログ主はこの本を中古同人屋さんから通販で買いましたが、初めて家に届いて読んだ時は、本当にもうこのまま死んでもいいと思いました。
 エロすぎて(笑)。

 …って、エロエロ連呼してるとアホみたいですね(哀)。
 でも、この『#01』という同人誌は、優等生スキーならば、絶対に一冊は持っていたい本なんですよ。
 現在は入手困難になってますが、じつは去年の冬コミで、古街キッカ先生はテニプリ本の再録総集編を出されてます。
 本のタイトルは『TPOT再』。
 厚さ3センチ以上ありますよ。
 ページ数も330ページくらい。
 ものすごいボリュームです。
 で、この再録本の中に、なんと『#01』も収められてるんですね~!
 ただこの本、現在ヤフオクで安くても3000円くらいします。
 というか、もともとこの分厚さなので、ちーけんが新刊で買ったときもそのくらいしたんですけど。
 この記事を書いてる08年10月15日現在だと、3冊ヤフオクに出てますね。
 ささ、みなさんお早めに(笑)。

 さてさて、ブログ主がここで『#01』をご紹介したのは、もちろんその超絶的なエロい内容もそうですが、同じモチーフを扱った新作『鳩ヶ谷の憂鬱』と読み比べると、天才マンガ家さんが5年の歳月を経て、同じ題材をどう描くかということの変遷が見て取れてとても興味深いからです。
 両方とも、驚くほどテーマは同じなんですよ。
 岩槻くんは、鳩ヶ谷が先輩を盲愛するのを見て、「俺にはわからない」と呟いてましたが、『#01』の乾も、部長とセックスする手塚を見て、欲情に駆られたあげく、手塚本人に迫るんです。

「部長が好きなの? それとも男が好き…なの?」

 と。
 岩槻も乾も、先輩に憧れる同級生を見て、何かわけのわからない焦燥感に駆られ、片やその恋を助けるほうに回り、片やその相手を凌辱してしまうという違いはありますが、どちらのマンガも、自分ではなく先輩のほうばかりを見ている同級生に、主人公が自分でもわからないジリジリ感から何かしてしまうというお話しになってるんですね。
 これ以上書くと、どちらの作品に対しても大きなネタバレになってしまうので自重しますが、『#01』のほうは、同じ題材を扱いつつも、ラストシーンは、まあ大抵のマンガ家がこうするだろうなぁというオチになってます。
 対して、『鳩ヶ谷の憂鬱』のほうは、ラストに至るまでの展開を含めて、意外性に満ちあふれてます。
 もちろん、いざ作品を読んでみればスルッと読めてしまうわけですが、マンガで一番難しいのは、誰もが納得できるオチを「面白く」つけるというところではありませんでしょーか。
 読んだ人が怒るような奇矯なオチを作るのなんか、簡単なんですよ、ホントは。
 みんなが納得して、うっとりした気分になって、でも非凡であるというラストを作るのが、本当は一番難しい。
 さらにいえば、メジャーなマンガ雑誌に載るような万人受けしないといけないマンガほど、もちろん商業主義的な要請も含めて、そういったオチが必要になるわけで、それこそがマンガ家の腕というか才能だとブログ主は思うんですよね。
 その意味で行くと、古街キッカ先生の『#01』のオチというか、ストーリーの決着の付け方は、いかにも洒落た終わり方ではありますが、まあ作家的にはラクチンな感じなんですね。
 対して、『鳩ヶ谷の憂鬱』の終わり方は、見た目は簡単そうでも実際こうするのは大変だという終わり方で、商業主義的にも成功してると思いますし、しかも深い。
 同じ題材を同じマンガ家さんが描いても、こんなに違うものになるのかぁという気がブログ主にはするのです。
 で、ブログ主は『#01』を初めて読んだときに、その終わり方にちょっと胸がせつなくてもやもやした気持ちがずっと残ってたんですが、同じ古街キッカ先生が同じ題材を扱って描いてくださった今回の新作『鳩ヶ谷の憂鬱』を読んで、何だか胸のつかえがとれたような気になりました(笑)。
 スッキリした!
 何年か越しで、問題を解決してもらったような気分なんです(笑)。

 いやでもまた同じことに戻りますけど、『#01』は本っ当にエロいです。
 で、さらに言えば、『TPOT再』に収められた他の古街キッカ先生のテニプリマンガも、どれもかなりエロかったりするんです(笑)。
 とくに、真田×幸村のメイド女装マンガとかは、いやこれはもうアナタ…。
 てか、じつはブログ主が古街キッカ先生の存在を知ったのは、テニプリ同人誌の傑作を出版社が集めて出してるアンソロジーがよくありますが、そこにまた別の真田×幸村のすんごく“優等生受け”な感じの緊縛凌辱マンガが載ってて…って、昔話をすると長くなるので止めておきましょう~(笑)。
 あ、でも、この古街キッカ先生の真田×幸村の緊縛凌辱マンガだけ読みたい人は、オークスから出てるテニプリ同人誌アンソロジー『グランドスラム ナイトゲーム編7』に載ってます。
 ブックオフとかで探してみてください(笑)。

 さて、最後に蛇足の蛇足。
 古街キッカ先生の今回の新作『鳩ヶ谷の憂鬱』は、関東在住の方はお気づきかと思いますが、登場人物の名前がみんな埼玉県の地名になってます。
 鳩ヶ谷。
 岩槻。
 嵐山。
 でも、キャラの名前が埼玉の地名に由来するとすると、最後の嵐山先輩の名前は、「あらしやま」ではなく「らんざん」と読むことになるんですが、これどっちなんでしょう(笑)。
 京都にある嵐山は「あらしやま」ですが、埼玉の嵐山は「らんざん」なんです。
 ううむうむ。

 で、この古街キッカ先生の“埼玉県の地名からキャラの名前を取ったよシリーズ”は、これが初めてではありません。
 同じ東京漫画社の別のアンソロジーシリーズであります『CuCue』vol.1(今年5月発売)で、古街キッカ先生は『結婚行進曲はいらない』というマンガを描かれており、こちらの作品も、いま一番ノッてる作家さんにしか描けないオーラ満載の、ヒネリとサプライズが一杯に詰まったBLマンガでしたが、ここの登場人物も、浦和、大宮、春日部と、みんな埼玉県の地名から取られてたんですね(笑)。
 なので、ブログ主は2つのマンガに何か関連があるのかなぁと思ってよく見てみましたが、お話し上はまっっったく何のつながりもないようです。
 でも、『結婚行進曲はいらない』も相当素晴らしいマンガなので、ぜひ読んでいただきたいですけれど。

 あー、なんかたっぷり語った気がします(笑)。

 …もう時間がないので、読み直さずにそのままアップしちゃいます。
 誤字脱字間違いありましたら、ぜひコメント欄へお願いいたします~!


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Comments

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ちーけんさん、お久しぶりです^^
大好きな古街さんの記事を書かれたので久しぶりにコメントしました。
いますぐ「三角関係カタログ」買うつもりです。
いつも素晴らしい情報ありがとうございます。
古街さんの「さくらにあいたら」が特に好きで何回も読み返してます。
あと、二次同人は買わないけど古街さんの「TPOT再」は買ってしまいました。再録ということで読み応えがあり、買って損はなかったです!
幸村が超可愛くて、エロかったです。あと、新刊のが特にエロイ。笑
商業のイメージで読んだ人はすごく驚くと思います…。(私もその一人)
でもエロだけじゃなくて話がしっかりしてるから大洋図書も東京漫画社もスカウトしたんでしょうね。この二社ってホント目の付けどころがいいですね。
東京~は腰乃さんの「隣の」やら大洋~ではヨネダコウさんの「どうしても触れたくない」とか最高でしたし。
これからもいい新人のスカウトをいっぱいしてほしいです。
 
 
aiさん、こんにちは~!
おお、「TPOT再」持ってらっしゃるんですか!!
めっちゃくちゃ読み応えありますよねぇ…!
僕も、この本を読むまでは幸村の魅力に気づいていませんでした(笑
でも、古街キッカ先生の本以外だと、あんまり真田×幸村って見かけない気がします。
残念…。
aiさんの言うとおり、エロいけどお話しがしっかりしてるから、何度読んでも読み飽きません。
『Hertz』の最新号で、古街キッカ先生の新連載が始まったのはご存じですか?
これもすっっっっっごく面白いです。
古街キッカ先生がギャグの才能にもあふれてることがよーくわかりました(笑)。
オタクっ子受けなんで、そのうちここのブログでも紹介したいなぁと思ってますが…。
たしかに大洋図書と東京漫画社は、目の付け所が素晴らしいですよね。
よくぞ取り上げてくれた! という作家さんが多いです。
あ、同じ感じでいうと、茜新社もすんごくいい目のつけどころしてますよ!
隔月刊誌の『opera』とか、やっぱりいい新人さんをたくさん読ませてくれます。
 
 
古街キッカ先生情報ありがとうございます!
いいですよね・・・この方。じーん。
大洋図書の新しいコミックスは、表紙からして
「ううう、やられた」でしたね。
普段からこういう表紙にしたくて
でも地味だからあきらめていたのです。
いいなあ、キッカ先生。
 

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