ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]ずっと双子の弟だけを頑張って世話してきた頑張り屋のお兄ちゃんが、突如現れた“第三の男”に… 藤川桐子『クレシェンド』『ツインズ ドルチェヴィータ』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-高校生  受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  攻め-クラスの人気者  ●ハ行-藤川桐子  
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ツインズドルチェヴィータ (ディアプラスコミックス)ツインズドルチェヴィータ (ディアプラスコミックス)
(2008/07)
藤川 桐子

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 すいません、すいません、発売から3ヶ月近く経っちゃってすいません。
 本当はもうとっくにご紹介してるはずだったんですー。
 でも忙しさにかまけてつい…。

 藤川桐子先生の2冊シリーズ『クレシェンド』と『ツインズ ドルチェヴィータ』をご紹介させていただきます~。
 シリーズ1冊目の『クレシェンド』なんか、06年の12月発売です。
 約2年前かぁ。
 もうそんな経つんですねぇ。
 じつは当時、『Dear+』本誌でこのマンガが連載(?)されていたのは知っていたんですが、ほとんどスルーしてました。
 なんか綺麗綺麗したマンガだなぁと思って。
 妙に淡々とした感じのお話だったし。
 ブログ主はもっと生々しいBLマンガが好きなので(笑)、雑誌掲載時もコミックス発売時もほぼスルーしておりました。
 でも、『クレシェンド』の続編に当たる『ツインズ ドルチェヴィータ』が『Dear+』誌上で始まったのを読むともなしに読んでいたら、なんか最初は淡々とした話だなぁと思っていたのが、メガネの主人公2人が生々しい感情を表出したりし始めて、つい引きこまれてしまいました。
 で、コミックス2冊とも買ってしまってここに至る、と。

 最終的な感想を申しますれば…。

 いえーい、藤川桐子先生最高ぅ~っ!

 という感じでございます(笑)。

 では、簡単にその魅力をご紹介させていただきます…。


 ちーけんが最初にこのマンガに興味を惹かれた理由は、簡単です。
 コミックスの表紙を見ていただければ一目瞭然。
 こんなに可愛い眼鏡少年が2人も並んでるわけですから(笑)。
 というわけで、これが主人公(受)の双子兄弟、兄・佳波薫流(かなみ・かおる=前列左)と弟・光流(ひかる・同右)の2人です。
 “優等生受け”を推奨する本ブログ的には、特に向かって右側の眼鏡っ子、お兄ちゃんの薫流がオススメ!
 いや、この佳波兄弟はどちらもそれなりに優等生チックなキャラクターではあるのですが、中でも薫流の優等生ぶりは際だっておりますですよ(ヨダレ)。
 まずはそのあたりから解説していきましょー!

 薫流のどこが優等生かというとですね…。
 すんごく弟の面倒をよく見るんです。
 2人とも、もう高校2年生なのに。
 コミックス『クレッシェンド』の冒頭、シリーズ第一話は、弟・光流と一緒のクラスになれなかったことに憤慨する薫流のプンプン場面から始まります。

「今年は高二だから修学旅行もあるし、心配だったんだ。オレがついてないと光流全然ダメだしさ」

 それにニッコリしながら答えるのが光流です。

「たしかに薫流がいると心強いけど、全然ダメはないんじゃない?」

 コミックスの表紙を見ていただければわかりますが、お兄ちゃんである薫流と弟・光流は顔ソックリです。
 でも、ちょっとだけ光流のほうが髪が長め。
 で、表情もいつもニコニコして優しげです。
 お兄ちゃんの薫流のほうは、「弟を守らなきゃ!」といつも頑張ってるので、ちょっと肩肘張ってる感じ。
 弟・光流以外には、愛想もないし、いつも警戒している感じです(笑)。
 つまるところ、兄・薫流はすんごく頑張ってるお兄ちゃんというわけなんですよー。

 だから、弟・光流が「いてくれたら嬉しいけど、一人でも大丈夫だよ」みたいなことをニッコリ笑顔で主張してきても、薫流は全然聞き入れません。

「何言ってんだよ! 全然ダメだってば!! なんか光流いっつもポヤンとしてんじゃん!!」

「ふふ。ひどいなあ」


 さあ、みなさんもだんだん2人の関係性がわかってきたんじゃないでしょーか!
 とっても優等生チックに、弟に対して庇護者として振る舞おうとする兄・薫流と、それを笑顔で受け入れつつ、「もう大丈夫だよ」とでも言わんばかりの弟・光流!

 たいていのBLにおきましては、ここからは2つの道に分かれていきます。
 頑張り屋のお兄ちゃんを、じつはすっかり成長しちゃったしっかり者の弟が、美味しくいただいちゃう兄弟もの&年下攻めBLが第一の道。
 第二の道が、頑張り屋のお兄ちゃんに「そんなに頑張らないでいいんだ。弟のことばっかりじゃなくて、オレのことも見てくれ」という“第三の男”が現れて、苦難の末に兄を“弟離れ”させてお兄ちゃんを手に入れてめでたしめでたしとなるタイプのBL。

 果たして本作は…。

 デケデケデケデケ…(←ドラムロール)。

 第二の道です~!(笑)

 本作で、その“第三の男”として登場するのが、転校してきたばかりの同級生・久高蒼真(くだか・そうま)です。
 ちなみにコミックスの表紙で言うと、後列左が久高。
 担任から、

「久高は春休みに転校してきたばかりなんだ。これも何かの縁だと思って、お前面倒見てやれ」

 と言い渡された薫流は、“そんなことに時間取られたら光流の面倒を見る時間がなくなるじゃんか!”と言いたそうな顔に不満の色を一杯に浮かべつつ、根が優等生なので、しょうがなく久高の“世話係”を引き受けてしまうのでした。

 でも、もちろん全てに優先するのは、弟・光流のことです。

 久高を連れて校内を案内している最中も、光流が歩いているのを見つけた薫流は、ダダーッと駆け寄っていきます。

「光流、仲間はずれとかにされなかったか? 物投げられたりとかは? 黒板の文字ちゃんと見えたか? 何かあったらすぐオレに言えよ!」

「大丈夫だって、薫流は本当心配しすぎだよ」(ニッコリ)

 ところが…。

 毎日、光流の心配をする合間に、久高の世話をし続けた薫流は、あっという間に久高がクラスに馴染んでしまったことに驚きます。
 いや、馴染んだどころか、一ヶ月経った今では、久高はすっかりクラスの中心人物の1人です。
 誰とでも仲良くしてしまう久高に、ちょっと安心した薫流ですが、久高の態度の“あること”に気づいてしまったのでした。

 それは…。

 久高が自分に対してだけ、とても優しいこと。
 もちろん他の誰に対しても久高は気軽に接し、そのためにあっという間にクラスの人気者になってしまったわけですが、薫流に対してだけは、すごく特別に優しい気が薫流にはするのです。

(久高はオレを好きなのか? ――そりゃオレだって嫌いではないけど…)

 これまで生活のすべてを光流に捧げていた薫流。
 その心に初めて別の人間が入り込んできた瞬間でした。

 さあ、果たしてこの2人はどうなっちゃうの???

 ――というところで記事を終えておけば、短いレビューで済むのでしょうが、これでは“優等生受け”視点からの見所を全然ご紹介できないので、やっぱりもう少し紹介させていただこうと思います(笑)。

 こうして、久高と一緒にいると、少しドキドキしてしまう自分に気づいた薫流。

 そうです。
 しっかり者で頑張り屋のお兄ちゃんが、“オレは誰の助けもいらない!”とばかりに根を詰めて毎日ピリピリしながら弟の面倒を見ているところへ、風のように現れた“第三の男”があっという間にお兄ちゃんの心の中に入り込み、“いいから、お前はオレに抱きしめられてろ”とばかりに横からお兄ちゃんをかっさらっていくというお話しなんです、本作は!
 いいですよねー。
 すごくピリピリした雰囲気の優等生が、「お前はよく頑張った。少し休め」って抱きしめられてくんにゃりしちゃう場面。
 本作には、この後、そんな場面が百出します。
 た、たまりませんばい!(笑)

 ある日の昼休み。

 職員室に呼ばれた薫流と久高は、光流がいるはずのクラスの前を通りかかったときに、光流とクラスメイトたちの会話を聞いてしまいます。

「やー、だってお前の所、いつも双子のもう一人が来てんじゃん」
「昔からお前と話してみたいと思ってたけど、もう一人の方が近寄るなオーラ出しててさ」
「すげーブラコンだよな、あいつ。あいつのせいでお前、友達全然できなかったんじゃないの?」


 それを聞いてショックを受けた薫流は、とっさにその場を逃げ出します。
 久高を連れて、学校の屋上に出た薫流は、久高に言うともなしに言葉を出します。

「オレはずっと光流を守らなきゃって思ってたけど、光流には迷惑だったのかも…」

 そう言って落ち込む薫流でしたが、そんな薫流を後ろから抱きしめるようにして慰めてくれたのが久高でした。

「迷惑なわけないじゃん」

「久高?」


「だって佳波の弟、お前に会ったらすげー嬉しそうじゃん。オレまだお前らのこと一ヶ月しか見てないけど、お前らが仲いいのはわかるよ。わからないヤツには言わせとけ。オレは佳波が弟想いなのをちゃんとわかってるし」

「…うん」


 久高の優しい言葉が心に染みこみ、落ち着きを取り戻した薫流でしたが…。
 その瞬間、変な声を挙げて後ろを振り返ってしまいます。

「んなっ…!?」

 一瞬、後ろの久高から髪の毛にキスされた気がしたのです。
 ビックリして振り向いた薫流に、久高は「何?」という顔をして、ニッコリ見返してきます。

(気のせいじゃなければ髪にキスされてた)
(久高、オレのことそういう意味で好きなのか?――なんて聞けるわけない――)


 この出来事で、さらに久高のことを意識してしまった薫流。
 そしてこの後!
 (本ブログ的に)決定的な場面がやってくるのですぅうう~!

 放課後。
 薫流は、ある場面を目撃して、ショックを受けます。
 弟・光流と久高が、楽しそうに話しながら歩いている場面でした。

 やばい…。
 現在ブログ主はヨダレが止まりません…(笑)。
 じゅるー。
 じゅるるるー。

 それを見て、薫流の心にはさまざまな思いが去来します。

(光流のほうが優しいし頭もいいし)
(久高は光流を狙ってまずオレに近づいたのかもしれない)
(――今までなら光流に近づいた奴に怒るところなのに)
(久高のことばっか考えてるじゃん、オレ…)
(わけわかんね…)


 そして、家に帰った薫流に、さらに衝撃的な事件が…。

「光流」

「何?」

「光流…今日…久高と会った?」

 昼間、薫流は間違いなくその目で2人が楽しそうに歩いてる場面を見ていたわけですが…。
 光流から返ってきたのは、信じられない返事でした。

「ううん。会ってないよ。どうかしたの?」(ニッコリ)

 なぜ弟は嘘をつくのか。

(ウソだ、光流――)
(お前は今日、あんなに楽しそうに話してたくせに――)


 そして翌日。
 またしても薫流は、弟・光流と久高が一緒にいる場面を見てしまうのです。
 その瞬間、わけのわからない感情に支配されて、薫流は2人に詰め寄ってしまいます。

「どうしてあんな嘘をついた」

「え…?」

「昨日光流が久高と会ってたことぐらい知ってる。どうして会ってないなんて嘘ついたんだ」

「それは…」

 答えを口ごもる光流。
 それを見た瞬間、光流は激情に支配されて思いがけない行動に出てしまったのでした。

 パン!!

 あれほど慈しみ大事にしてきた弟・薫流に手を挙げてしまったのです。
 自分のしたことが信じられなくて、その場を逃げ出す薫流の頬には、涙が流れていました。
 慌てて薫流を追いかける久高。
 学校の屋上に逃げ込んだ薫流をようやく捕まえた久高ですが――。

 というところで、ええ、あとはこの2人がどうやってまとまるかは、ご自分でコミックスをご購入のうえ、直に確かめてくださいませ~(笑)。

 今の場面、薫流が思わず光流の頬を叩いてしまうところは、いやもう優等生スキーには堪えられない場面になってますよね!
 萌え要素はいくらでもあります…。

 頑張って頑張って頑張りすぎて、膨らんだ風船がパンと破裂するように、一気に感情を爆発させてしまった優等生の可哀想な場面というのが一つ。
 弟・光流の面倒を見るという自分の存在理由、アイデンティティを、他ならぬ自分の手で崩してしまい、「もうオレなんかいてもしょうがない…!」とばかりに逃げ出しちゃう優等生のあふれ出る情けなさというのもまた一つ。
 で、自我が崩壊して抜け殻のようになる薫流が、ついに“第三の男”久高の手に抱きしめられちゃうという、読者のもやもやを解決してくれる爽快感もまた一つ。

 まとめれば、頑張りすぎた優等生が自分の存在理由を失い、わやくちゃになっちゃったところを優しく抱き留められちゃうという胸キュン場面ということですね!!

 絶望に落ち込む優等生が優しくされる――これが何より美味しいわけです…!
 か、可哀想というか可愛いというか(笑)。

 そして、あんなに光流のことが大事だったのに、いつしかその身は久高に恋い焦がれ、自分ではもうどうしようもなくなってしまったという。
 優等生といえば、理性的で、自分の感情なんかどうやってでも押さえ込んじゃうというイメージなわけですが、薫流はそれが崩されてしまったわけです。
 久高という男の出現によって。
 そういう関係性が萌えますよねぇ…。
 じゅるー。
 じゅるるるー(笑)。

 久高に抱き留められた薫流は、このあとかなり可愛くなります。
 ええ、これを見ない手はありませんぜ。
 しかも、なぜ薫流がこれほど光流に執着するようになったかという謎も、ここで初めて明かされるのです。
 うーむ、ドキドキ。
 それを知ると、前にもまして、うーん、薫流はいいお兄ちゃんだなぁという思いが読者の胸に押し寄せて、そんないいお兄ちゃんがこんな風に可愛くなっちゃって…(ドキドキ)という喜びもさらに増していくという、萌えのスパイラル上昇が待ち受けてくれています(笑)。
 ああーん(笑)。

 さて、コミックスの表紙には薫流と光流と久高の他に、後列右に立ってるちょっとヤンチャそうな少年がいますよね。
 これが、『クレシェンド』の第二話で光流の“相手”として登場してくる、幼馴染みの瀬島綾人(せじま・あやと)です。
 ちなみに年下。
 幼いころに引っ越してしまった綾人が、数年ぶりに2人の通う高校に戻ってきたところから、『クレッシェンド』の第二話は始まります。
 戻ってきた綾人は、子供のころは天使のようだったのに、なんだかやさぐれてるんです(笑)。
 そこに、今も天使のようにニッコリ優しい光流が絡んで…というのが以下のお話し。
 薫流と久高の第一話は、いかにも学園ものというお話しでしたが、こちらの第二カップルのほうは、綾人の荒んだ生活や、そうなった原因話などが絡んで、結構ヘビーな感じもあります。

 で、本ブログ的に、特筆しておきたいのは、薫流がずーっと大事に大事にしてきてあげた弟・光流のほうが、ニッコリ笑顔の下でじつはけっこうしっかりしてそうというのは最初にも書いたわけですが、やっぱりというか何というか、光流のほうが、兄・薫流にくらべて結構エロいんです(笑)。
 光流の天使のような笑顔と優しさはこれは間違いなく本物なんですが、綾人といろいろあってくっついた後は、先にくっついた兄・薫流&久高のカップルより、全然先にいっちゃうんですよ~(笑)。

 で、優等生なお兄ちゃん・薫流は、そんな“先にオトナになっちゃった”弟・光流を見てドギマギしどおし。
 コミックス第二巻に当たる続編『ツインズ ドルチェヴィータ』では、そんな堅物お兄ちゃん・薫流が、ついに久高と結ばれるまでが堪能できるようになってます。
 ええ、もう薫流が久高に抱きしめられたりキスされたりするたびに、ウブなもんで身体を硬くしちゃうのが可愛いことこの上なし!
 いっぽう、弟・光流は、綾人とラブラブで結構エロいことしまくって(笑)。
 それに気づいた薫流はドキドキしちゃってという。
 薫流、優等生で可愛すぎるよ!(笑)

 本シリーズはこれで完全に完結だそうですから、さあ、まだ読んだことないという優等生スキーのみなさんは、即購入されるべきだと思います。

 で、作者の藤川桐子先生、どんな同人誌出してらっしゃるんだろーと思い、ヤフオクとかで探してみたら、ううむうむ、やっぱりテニプリの手塚受けとか出されてるんですねぇ!
 欲しいんですけど(笑)。
 ハァハァしちゃいますなー!

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