ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]BL界の新たな波を予感させる一作(?) 教え子の現役高校生に花嫁にされちゃう数学教師、なんと4連発であ~んなことをされちゃって(笑) 藍生有『花嫁は高校教師』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-真面目・カタブツ  受け-眼鏡  特徴-年下攻め  受け-教師  ●ア行-藍生有  
花嫁は高校教師 (プリズム文庫 ay- 5)花嫁は高校教師 (プリズム文庫 ay- 5)
(2008/08/23)
藍生 有

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 ブログ主がエロ大好きなのは、みなさんよくご存じかと思うのですが、そんなブログ主だからこそ気付いたと自画自賛しちゃうエッヘン自慢な視点から、藍生有先生の最新刊『花嫁は高校教師』をご紹介してみようと思います(笑)。

 昨年から今年にかけて、アラブものの一大旋風が起きたBL界ですが、今年の春ぐらいから、ものすごい勢いで花嫁ものが伸びてきましたね。
 いやもう女装少年とか、無理やり結婚とか、そーゆーネタが大好きなブログ主には願ったり叶ったりな状況なわけですが(笑)、本作もそんな路線を踏襲した一作。
 親同士、祖父同士の勝手な約束で、教え子の高校生に嫁ぐことになってしまった真面目な数学教師のお話です。

 花嫁ものBLは、無理やり結婚させられることになった受けキャラが、どうやってその状況に順応し、攻めキャラにメロメロにされていくかが読みどころなわけですが、その意味で、たいていの花嫁ものは、受けキャラが最初は「男同士で結婚なんて無理に決まってるだろ!」と絶叫してます。
 進んでお嫁にいくのは、少数派ですよね。
 魔鬼砂夜花先生の超名作『イミテーション・ウェディング』とか、星野リリィ先生の『花嫁くん』とかあたりぐらいかな?
 本作も、基本設定としては、主人公(受)の高校教師・岸本千春(きしもと・ちはる)が、ある日突然母親から「お嫁に行って」と言われて猛反発しています(当たり前だ)。
 しかも、嫁入り相手として指示されたのが、自分が高校で数学を教えている教え子の現役高校生・北条光哉(ほうじょう・みつや)でした。
 真面目でカタブツな高校教師としては、とても「はい、そうですか」と承服できる話ではないわけです。

 それにしても、いったいなぜ男同士で結婚なんていう話に――?

 じつは、両家の祖父&祖母がもともとは恋仲だったものの、戦前の厳しい時代でその恋は親族から認められず、心ならずも別れて親の決めた許嫁と結婚することになったのが発端でした。
 2人は、いつか自分たちの子孫を代わりに結婚させようと誓ったのだとか。
 主人公・千春からすればいい迷惑としか言いようがありませんが、祖父も祖母も本気も本気、大本気でこの話を進めているというわけです。

 ところが…。

 千春をお嫁にもらうことになった高校3年生・光哉のほうは、じつは大歓迎の話だったのでした。
 落ち着いた性格で成績もズバ抜けた、なんとなく“大物”という感じを漂わせた、高校生離れした男が光哉というキャラなのですが、じつはある出来事をきっかけに、教師である千春のことを密かに想っていたのです。
 そこに降って湧いた“結婚話”ですから、光哉としては大歓迎。
 何とかしてこの結婚をナシにしようと北条家に乗り込んできた千春を前に、光哉がそのずば抜けた頭を駆使して何とか言いくるめてしまおうとするところから、ストーリーは始まります。

 で、ここがとっても“優等生受け”な感じなんですな(笑)。

 千春は、とっても真面目で、外見も冷静そうな高校教師ですが、一面、教師という仕事にはとても熱心で、人から頼まれたり頼られたりするとイヤとは言えず、じつは相当な負けず嫌いでもあります。
 おかげで、中学、高校時代には、やりたくもないのに生徒会長をずっと務めるハメになった頑張り屋さんでもありました。
 で、光哉はといえば、先ほども書いたとおり、かなりオツムも優れたスーパー高校生。
 千春のそんな負けず嫌いな性格を本人すら気付かないところで操ってしまうかのように、光哉は弁舌を駆使して“嫁入り”を千春に承諾させていってしまうのです。
 そう、しょせん“優等生クン”な高校教師・千春は、理屈で押されると反抗できないんです(笑)。
 光哉に説得された千春は、最後には負けず嫌いな性格をも発揮して、祖父たちの夢をかなえるべく、「頑張って花嫁修業する!」と宣言してしまうのです。

 で、そのまま千春は北条家に泊まっていくことになります。
 もちろん光哉はこのチャンスを逃したりしません(笑)。

「じゃあ、…失礼します」

「なんだよ、改まって」

 光哉は少し濡れた髪をかきあげて、はにかんだような顔をした。どうも様子がおかしい。

「ちょっと緊張してるんです。初夜ですから」

「は?」

 光哉が口にした言葉を聞き間違えたかといぶかっていると、光哉が布団に膝をついた。彼は千春の方に両手を置き、ゆっくりと力をかけてくる。
 視界がぐるりと回った。

 で、そのままキスされちゃう千春(笑)。

「やめっ…」

 続く言葉は、再び光哉の唇に呑み込まれた。逃げようとしても、顎に手がかかり更に口を大きく開けさせられる。

「ん、んんっ…!」

 頬の内側まで舐められた。歯の一本一本を探られ、含みきれない唾液が顎まで伝い落ちる。
 覆いかぶさってきた光哉は、更にキスを深くした。濡れた唇の表面を触れあわせてから、千春の上唇を吸い上げる。それを繰り返した後、半開きになった唇の隙間に大胆に舌を差し入れてくる。
 舌を音を立てて抜き差しされ、身体が溶けてしまいそうになった。

「あっ…んっ…」

 どうしよう、気持ちいい。
 高校生が、なんでこんなにいやらしいキスをするんだ。一体どこでこんな場数を踏んだのか、と憤る。真面目そうに見えるのに、光哉に裏切られた気分だ。

「先生…」

 好き放題に千春の唇を貪った光哉が、濡れた声で囁く。
 彼は居心地が悪くなるほど真っ直ぐこちらを見つめていた。頬をそっと撫でてくれる彼の顔を直視できず、天井に視線を向ける。

「…なあ、俺こういう冗談嫌いなんだけど」

 口元を拭いながら、乱れた息を必死で整えようとする。視界の隅で、光哉が露骨に眉をひそめていた。

「冗談? 何を言ってるんですか」

 心外そうな口ぶりで彼は続けた。

「夫婦になるんだから、これぐらい当然でしょう」

「は? 何言ってんだ?」

「先生は俺のお嫁さんになってくれましたよね。今夜は初夜ですよ」

 花嫁修業するとは宣言したものの、光哉と一緒の家に住んで、家事をやればいいのだろうくらいに思っていた千春がここでビックリします(笑)。
 そりゃ、性的なことも含まれるでしょ(笑)、と読者はウフフとなってしまうこの場面ですが、さあ、ここからもまた優等生クンな千春は、光哉に理論で攻められるとイヤと言えず、丸め込まれていってしまうのですな!

「ダメだ。お前とこんなことしたら、俺は教師失格だ」

 近づいてくる彼の顔を両手でブロックする。
 同性の教え子と関係を持つなんて、教師として許されることではない。そんな不道徳なことはお断りだ。

「だけど、先生は花嫁修業するって宣言したじゃないですか」

 光哉は不思議そうに首を傾げた。

「…それは…したけど」

「これもそのひとつですよ」

 それでも、必死に抵抗する千春に、光哉はさらに言いつのります(笑)。

「じゃあ、先生は花嫁修業から逃げるんですか」

 逃げる。その一言が、冷静でいようとした千春を刺激した。

「先生は約束したことを破る人なんだ」

 がっかりしたように言われ、ため息をつかれる。まるで千春が悪いかのように。
 そう思われるのは甚だ不本意だ。自分は約束を破るような卑怯者ではない。

「それとも、俺のこと嫌いですか?」

 ストレートな質問に、目を見開いた。

「そんなことはない、けど…」

「じゃあこれから、俺のこと好きになってくださいね」

 学校とは違う、大人の顔をした光哉に戸惑う。雄の本能をむき出しにした彼は、とても七歳年下とは思えなかった。
 約束は破りたくない。ここは覚悟を決めるべきだろうか。いや、これは教師としては踏み越えてはいけない一線だ。なんとか説得すべきだ。
 しかし、花嫁修業を約束したのは自分だ。もしこんな行為さえも修行の一環だとしたら…。
 脳内で一人会議を繰り広げていると、光哉が耳元に顔を寄せてきた。

「逃がしませんよ、先生。…約束は守ってください」

 むふふふ。
 いいですねー、「約束は守れ」という言葉に逆らえない真面目な優等生教師(笑)。
 こーゆー融通のきかないところが、“優等生受け”の醍醐味ですなぁ。
 で、このまま美味しくいただかれちゃう千春ですが、エッチの最中は、さっきまでの教師口調から一点、年下の光哉に攻められて可愛くなっちゃうのが、これまたブログ主のツボでして…。

「痛かったら言ってくださいね」

 腰を押しつけられる。
 宙に浮いていた足を、光哉が掴んだ。体を二つ折りにされ、彼がのし掛かってくる。

「ううっ…」

 頭の先まで、一気に杭を打ち込まれたようだった。そのまま口から飛び出してきそうで、千春は口を手で覆った。
 強烈な熱さだった。焼けた鉄の棒を突っこまれたような衝撃に、全身の毛穴が開いた。

「ひっ…ん、あ、入って、る…」

 声も我慢できなかった。短い呼吸を繰り返しながら、光哉の肩にすがる。彼の肌もまた、汗ばんでいた。張り詰めた肌の弾力が、なぜか千春の熱を煽る。

「…すごい。全部入っちゃいました」

 光哉が蕩けんばかりの甘い声を出した。よほど気持ちがいいのか、じっとしていられないとばかりに小刻みに体を揺らしている。

 いやー、かなり甘甘なエッチ場面なわけですが、本作はその方面は質量ともに大充実してます。
 で、BLではあまり見ない直接的な描写が多いのも特徴です。

「あ、中が見えそう。すごいな、いやらしい…」

 くびれた部分だけを含ませた状態で、光哉がぐるりと腰を回した。

 (略)

「千春さんの中が絡みついて…。奥がぎゅっと締まって、気持ちいいです」

 とんでもない台詞を耳元に囁かれ、全身が沸騰しそうになった。

「俺が抜こうとすると、縁がめくれるんですね。…あ、中が見えた。…やらしすぎ…」

 BL小説のエロ描写というのは、ブログ主が思うに、本当に世界中の国の中でこの10年ほどの日本でだけ発達した特殊なもので、直接的な名詞や描写をできるだけ使わずに、愛する2人(笑)の高ぶっていく様子を読者の脳みそが沸騰するくらいの興奮度で描くという成果を生み出した、素晴らしい表現手法だと思うわけですが、これまではこんな、

「縁がめくれる」

 なんていう直接的な描写は、あまり目にすることがなかったようにブログ主は思います。
 藍生有先生の作品は今回初めて読んだのですが、その点、他にもいろいろこれまでのBLでは避けられてきたような直接的な単語や表現が本作では多出してまして、「おお、これはちょっと新しいかも」とブログ主は思いましたです。

 で、最初に書いたとおりの、“エロ大好きなブログ主だからこそ気付いた視点”(笑)に話が移っていきます。

 それは何かといえば、本作では何回かのエッチ場面のほとんどで、“中出し”がすごくしっかりと描かれているのですよ(笑)。
 えー、下品ですいませんが、上に書いたとおり、これまでのBLではあまりきちんと描かれてこなかった直接的な単語を使った性的場面が本作では結構出てきています。
 その中の極めつけがこの“中出し”場面のしっかりした(しかも何度も登場します)描写だとブログ主は思うわけなのです。

 もちろん、最近のBLでは、「あ、僕の中で出てる…」的な“中出し”場面が描かれることは、決して珍しくはありません。
 でも、そーゆー生々しい場面を、そんなに何度も出さないのが、これまでのBLの“たしなみ”だったわけじゃありませんか(笑)。

 そう考えると、本作での“中出し”場面の回数と、その印象的な描かれ方は、やっぱり従来のBLのエッチ場面と比べて、ちょっと異色な感じなんですな~。
 いや、といってもあくまで本作はBLの文法に乗っかった一作ですから、男性向けエロ小説のような露骨なことはありませんし、気にしなければ読み過ごしてしまうくらいの“変化”ではあるのですが、ブログ主の目には何だかとても印象的に、本作での“中出し”場面の頻出が映ったのであります。

 って、どうなんですかね、BLを扱ったブログでこんなに“中出し”“中出し”言ってるのは…。
 自分でも読み返しても、アホというか俺ってダメなやつだなぁという感を禁じ得ません(笑)。

 で、実際にどんな“中出し”描写がされているかは、実際に本書を購入されたみなさんに確かめていただくといたしましょう。
 いま数えると、本作では少なくとも“中出し”場面が4回あります(笑)。
 で、どれもエッチの最後、中出しされて感極まっちゃう千春が「ああんっ」というクライマックスシーンに“中出し”場面は使われてます。
 だから、ここでご紹介しちゃうと、すごくネタバレになっちゃうので、これから本書を買うみなさんの楽しみを削いじゃうかな~と。
 そんな配慮もあって、ここでは実際の場面はご紹介しませんが、一作の中で4回も“中出し”描写があるってのは、やっぱりこれまでのBLにないコダワリではないでしょうか(笑)。

 ブログ主は、これが本作だけのたまたまのことなのか、それとも藍生有先生の作家としてのコダワリなのかが知りたくて、先ほどamazonにて、藍生先生の他の作品も購入してみてしまいました。
 むふふふ。
 読むのが楽しみだ(笑)。

 それにしても、なぜブログ主がそんなにも“中出し”“中出し”言うのかといいますと、ちょっとそこに気になるものを感じるからなのであります!

 もし本作の“中出し”場面へのコダワリが、作者・藍生有先生の作家としてのコダワリだとしたら、それは今までのBLにはないタイプの作家さんの出現だなぁと思うわけですが、もしそうだとすれば、それはなんだかBL界に新たな波が押し寄せている予兆のような気がブログ主にはするのですな。

 ほら、この数年のBLでのエロ描写の進化は、マンガでも小説でもすごく激しいわけですが、それでも男性向けの露骨なエロ描写と比べると、やはり直接的な描写や単語はなるべく使わないようにするみたいな、暗黙の約束というか、“たしなみ”がBL界にはあったわけじゃないですか。

 その点について、ブログ主はずーっと不思議に思ってたんですよ。

 そんな“たしなみ”はBL界においてこれからもずーっと続いていくものなのか、それとも、現在の“男性向けほどには露骨でない”BLの性的描写というのは、あくまで今だけの一時的、過渡的なものなのか、と。
 言い換えると、今後数年で、BLのエロ描写は男性向けエロのような露骨なものへと進化していこうとしているのか、それとも現状のまま止まろうとしているのか、はたまたまったく違う“女性向けエロ”というものの確立に向けて動き出そうとしているのか、それを見極めたい…! とブログ主はずっと思っていたのでありました。

 ほら、とくにこの1年ほどの動きですが、女性向け同人誌で、BLじゃなくて、ふつうに男女ものだったり(ex.恋愛シミュレーションゲームの男キャラ×女のコ主人公)、はたまた男性キャラ(受)が女性化して描かれたりしてるのが、すごく増えてきたじゃないですか。
 ブログ主は、今回の夏コミ新刊では、ガンダム00のティエリア受けをかなり力を入れて購入したのですが(笑)、探してみると10冊に1冊くらいの割合で、女体化ティエリア受けな本があったりするわけです。
 で、攻めキャラは普通にロックオンだったりアレルヤだったりしてるわけで、こうなると本当は男×男なBL同人誌のはずなのに、ティエリアが女体化してるんで、表面上は男×女な本になっているという、すごく複雑なことになってます(笑)。
 これがブログ主には不思議でしてねぇ…。
 いったいBLとは何なのか? という話なわけですよ(笑)。
 すごく大きな問いですが。
 男×女でもアリなの? という(笑)。
 BLはどこに行こうとしているの? という。

 一方では、性描写の進化が著しく、男性向けと見まごうものが出てきているなかで、男×女なBL(?)同人誌も登場して。
 いやー、わからん。
 で、えらい回り道になりましたが、本作『花嫁は高校教師』での“中出し”4連発というこれまでにない表現を見て、ブログ主は、もしかしたら、これはそんなBL界の新たな波の予兆なのかしらと、頭をグルグルさせて考えてしまったのであります(笑)。

 しょーもない話をえんえんしてスイマセンでした…。
 でも、気になるんだよなぁ。

 さて、“中出し”“中出し”と頭がオカシイ人のように連呼してきた本記事ですが、本作は全体としてみても、気軽に読める年下攻め&優等生受けBLとしてかなり楽しめます。
 ブログ主は大好きです、こういう明るくてラブ中心でスッと読ませてくれるBL小説。
 重くて難しい話なんて、書くのは簡単ですからね。
 こーゆー「イッツ・ボーイズラブ!」的なものを書くのこそ、難しいのですよ。
 その意味で当ブログは、本作をかなりオススメいたしますです。
 “中出し”連発でもわかるように、かなりエッチ方面も濃いですしね(笑)。
 この作家さん、まだ完全な学園ものを書かれたことがないようですが、どんなのを書くんだろう。
 読んでみたいなぁ。

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Comments

 
うわー、なんか面白そう!!
読みたくなります♪
 

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