ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]メインカプより圧倒的にサブカプ2人に萌えてしまった…! とにかくこの俺の心の叫びを聞いてくれ! あさぎり夕『先生は止まらない』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-美人の優等生  受け-成績優秀  ●ア行-あさぎり夕  
先生は止まらない (B-PRINCE文庫 あ 3-1)先生は止まらない (B-PRINCE文庫 あ 3-1)
(2008/06/07)
あさぎり 夕

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 なぜこの小説が、“優等生受け”を推奨するこのブログで取り上げられるのか、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
 本作の主人公・歩夢(あゆむ)はエリート一家の落ちこぼれ。
 親からも兄弟からも「家風に合わない」と言って冷たく扱われ、トラウマを背負いながら物語の舞台となる私立陵北高校に入学した男の子なのです。
 とても、優等生な主人公には見えないわけですよ!

 じつは…。

 本作では、脇役として歩夢の兄・駿也(しゅんや)が登場します。
 これが…。
 とんでもない優等生クンなのです…!

 優等生な兄・駿也はいったいどういう流れでストーリーに登場するのか、まずご説明いたしましょう。

 本作は、純粋無垢だけど、優秀な親や兄弟にコンプレックスを抱える高校生・歩夢が、自分の通う高校の教師である鳴海と出会い、愛され、それを通じて成長していくお話しです。
 あさぎり夕先生らしい設定なのですが、攻めキャラである鳴海は、米国に留学して人間型ロボットの権威と呼ばれるほどの研究者になったにもかかわらず、なぜか帰国後は高校教師としてこの陵北高校にやってきた謎の男という設定になってます。
 一言でいえば、金も知力も異性への魅力もすべてを兼ね備えたスーパーマンが鳴海というキャラなんですが、そこはそれ、やっぱりあさぎり夕先生らしいことに、自分の欲望を達成するためには一切手段を選ばない変人としても鳴海は描かれています。
 その第一の“目標”として選ばれた(?)のが、歩夢です。
 たまたま、お互いのアパートの隣の部屋に住むことになった歩夢と鳴海ですが、鳴海はツンツンしてるけど純粋で心の優しい歩夢に一目惚れ。
 「妻になれ」と言って、有無を言わさず手籠めにして、身体をトロトロにしてしまうのです。

 歩夢としたらいい迷惑なわけですが、歩夢は何をやっても騒ぎを起こすハチャメチャな鳴海に反発しつつも、本当に自分のことを思ってくれている鳴海の愛にいつしか素直になっていく――というのが非常にざっくりしたあらすじ。
 この物語の後半で、兄・駿也は非常に重要なサブキャラとして登場してくるわけですよ。

 じつは、鳴海と駿也は、同じ高校の先輩後輩という間柄。
 で、高校時代から自分の望みをかなえるためならどんなことでもやっていた変人・鳴海は、ある目的で駿也を自分の思い通りに使ってやろうとして、優等生・駿也の致命傷となるような“写真”を当時、隠し撮りしていたのですね。
 それは、駿也が男とラブホテルに入っていく写真でした。
 で、高校当時の鳴海は、この写真を脅しの材料に使って、ある目的のために駿也に言うことを聞かせていたわけです。
 駿也からしたら、写真があるかぎり、鳴海には反抗できません。
 プライドの高い優等生だった駿也からしたら、それは相当の屈辱だったはずです。

 で、お互いに社会人となって、鳴海は米国留学へ。
 駿也は東大卒のエリート商社マンとして今に至ったわけですが、駿也はずーっとその写真をこの世から抹消したくてたまらなかったわけですね。
 というか、その写真があるかぎり、未来永劫、駿也は鳴海に反抗することができないわけですから。
 そこに飛び込んできたのが、弟・歩夢の通う高校に、米国帰りの鳴海が教師として赴任してきたという情報でした。
 これ幸いと、駿也はふだんは“落ちこぼれ”とバカにしきっている弟・歩夢にあることないことを吹き込み、鳴海の家から問題の“写真”を盗んでこさせようとするのです。

 すでに鳴海にカラダは陥落させられていた歩夢は、ここで駿也から嘘八百を吹き込まれ、すっかり鳴海に対して不信感を持ちます。
 これでストーリーが組んずほぐれつするわけですが、結局最後には、駿也はなんと弟である歩夢を人質にとり、「例の写真を全部渡せ。そうしなければ、歩夢を他の男に陵辱させる」なんて脅迫を鳴海に対して行うんですよ~。
 なんという悪役!
 でも、相手が悪すぎました(笑)。
 駿也は優等生ではありますが、とても超変人・鳴海に対抗できるタマではなかったのです。
 呆気なく歩夢を奪い返された駿也は、またもや屈辱的な一敗地にまみれ、鳴海にあらゆる意味で“痛い目”に遭わされることになったのでした。
 そして、歩夢と鳴海はめでたしめでたし――。

 ふふふ。
 というわけで、以上の本編自体もなかなか面白く読んだブログ主ですが、何と言っても駿也ですよ!

 そこをご説明する前に、まず駿也が「この世から消したい」と思い続けていた“写真”がどんなものなのかをご紹介いたしましょう。

 先ほど、駿也が男とラブホテルに入る写真だと書きましたが、じつは他にも駿也が同じ男とキスしたりしてる写真も中には含まれています。
 では、その相手の男とは誰なのか。
 それが、鳴海や駿也と同じ高校に通っていた同級生・陽輔(ようすけ)です。
 陽輔は、当時から鳴海と親しく、変人・鳴海と今も付き合いのある唯一の存在と言ってもよい男。
 鳴海の親友と言ってもいいかもしれません。
 変人の鳴海と付き合えるだけあって、陽輔もだいぶ変わった男ではありますが、何よりも特徴的なのは、筋肉バカというか、100%体育会系のさっぱりした性格でありましょう。
 直情径行、猪突猛進、そんな言葉がぴったりくるのが陽輔というキャラクターです。

 じつは高校時代、この陽輔と優等生・駿也は恋人として付き合っていたのです。
 問題の“写真”は、陽輔と駿也のキスやラブホ通いを隠し撮りしたものだったのでした。

 で!

 ストーリーのところどころに出てくる、この陽輔と駿也の“優等生受け”な描写が、すいません、ブログ主にとっては本編のメインカップルよりも、もんのすごく萌えさせてくれるのですよ~!

 あのですね、単にサブカップルに萌えちゃてるんだ~ぐらいの軽い気持ちと思わないでください…!
 そんな生半可な萌えではないのです(笑)。
 わたしゃ、この陽輔と駿也が出てくる箇所だけ、もう100回は読み返しましたよ!
 てか、生まれて初めてこの2人で同人誌を作ろうと思いましたよ!
 とにかくそれぐらいブログ主のハートはこの2人に関する描写に撃ち抜かれてしまったのです…!

 でも…。

 はっきり言って、この2人に関する文章は、ほっとんどありません(笑)。
 いや、ちょいちょいは出てくるんですけどね。
 そんなに多くはありません。

 では、そんな少ない描写のどこにブログ主は萌え萌えしてしまったのか!

 まず、2人の高校時代の付き合い方について。

 駿也は高校時代から優等生の誉れ高く、高いプライドを持った高校生だったんですね。
 でも、そんな優等生でも、受験勉強の合間に、性欲を発散させたいと思うことがあったんでしょう。
 当時から体育バカで名高く、高校生離れした体格をしていた陽輔をその相手に選んだのです。
 といっても、陽輔は「セックスフレンドになって」と言って聞くような男ではありません。
 先ほども書いたとおり、直情径行で純粋な体育会系。
 そーゆーことをするのは、ちゃんと好きな相手でないと…というタイプ。
 そこで、駿也は純情なふりをして陽輔に近づき、頬を染めて「好きです」と告白し、まんまと(偽)恋人の座に納まったというわけでした。
 本当は、陽輔のことなんか好きでもなんともなく、逞しいカラダだけ自分の性欲処理のために使ってやろうという魂胆で。
 で、見事東大に合格して上京する際には、もちろん駿也は陽輔のことは綺麗さっぱり切り捨てて旅立っていったわけです。
 「いい思い出をありがとう…」とか適当なことを言って(笑)。
 いやー、弟を人質にして脅迫することといい、この高校時代のエピソードといい、本当に駿也は悪いヤツですが、何というか、机上の空論で物事を動かす優等生の浅はかさというか、そういうのがチラチラ見え隠れているところが最高ですね(笑)。

 で! ですよ。

 歩夢を人質にとるという卑怯な作戦に出たものの、見事(?)鳴海に痛めつけられ(肉体的にではなく精神的に)、またもや一敗地にまみれた優等生・駿也は、挫折を知らなかったエリートにありがちなことに、これで人生おしまいだとばかりに落ち込んでしまうんです。
 そんな駿也の状態を歩夢から聞かされた鳴海は、こんな感想を漏らします。

「駿也の落ち込みの理由は、それだけじゃないんじゃない? あいつ、きみに嫉妬してるんだよ」

「嫉妬ぉ…?」

「エリートとして道を踏み外しちゃいけないって、頑張ってたんだろうけど、毎晩お尻が寂しくてしょうがなかったんじゃないかな。自分はそうやって必死に我慢してるのに、弟であるきみは僕と気持ちいいことをしてる。それが悔しかったんだよ、きっと」

「あ、あのね…兄さんはホモじゃないよ」

「真性じゃないけど、もうじゅうぶんそちらのケはあるだろう。高校三年間も陽輔に突っこまれてたんだよ。あのガタイでもってガンガンやられてたのに、いまさら女なんか抱いて、満足できるわけないじゃない」

「…って、そ、そーゆーもん?」

 いくらバックで快感を得ることを覚えようとも、恋愛感情もない相手を忘れられないなんてことがあるのだろうか。あの兄にかぎって。

「陽輔のは馬並みだからね。私の最高値よりもさらに二割増し。その上、形も、いろいろメリハリがありすぎとゆーか。自前で真珠を入れてるようなものだから」

「――…ッ!」

 一瞬、あらぬものを想像してしまって、歩夢は息を呑んだ。
 鳴海だって紳士然とした外見を裏切って、ずいぶんと逞しい一物をお持ちなのだ。歩夢の入り口には大きすぎるほどなのに、その二割増しとなると。

(そ、そんなもの、兄さんのアソコに入るの~?)

 他人様の閨のことを詮索するなど、はしたないにもほどがあるが、あまりに身近な相手すぎて、勝手に姿が浮かんでしまった。駿也と陽輔の体格を比較して、それはさぞや大変だろうと、歩夢は首筋まで真っ赤に染める。

「いったん入ってしまうと、たまらないらしいよ。笠の部分が前立腺をゴリゴリ擦るから」

「あ…、いや、そーゆーのは食事中にはちょっと…」

 むはー!
 わかってもらえないかなぁ!
 この萌える関係性!
 表向き、自分が全能のエリートであるような顔をして、東大卒で商社マンとして活躍する優等生クンが、じつは高校時代の相手を忘れられなくて、しかもその相手というのは、高校時代に自分のいいようにカラダだけを利用していた相手なのに、あれから10年以上経った今になって、懐かしくてあの頃に戻りたくて苦しんでるという…!
 いや、以上のことは全て鳴海の“推測”であって、本文中もそれが事実だとは一言も書いてないんですが、プライドの高い優等生・駿也が本当にそんな煩悶に身を焦がしているとしたら…!
 うぎゃー!
 萌えるー!
 死ぬー!
 悶え死ぬー!
 なんという“優等生受け”!
 頼むから、この陽輔と駿也が再会して、プライドの高いお姫さまな駿也が陽輔にゴリゴリと泣かされまくるところを見せてほしい!!!
 あさぎり夕先生、お願いいたしますぅぅううううう!!!!!!

 じつは、いま紹介した部分の直後に、こんな文章もあるんです。

「まあ、駿也と陽輔は、いずれ機会を見つけてくっつけてやるとして」

「それ、よけいなお世話なんじゃない?」

「そう?」

「だって、2人ともまっとうな道を生きようとしてるのに」

「でも、少なくとも、陽輔のほうは未練タラタラだよ。まあ、確かにあのころの駿也は、性格はともかくルックスは最高だったからね」

 なんと!
 捨てられた陽輔のほうは、さすが筋肉バカだけあって(笑)、高校当時の美貌の優等生だった駿也の思い出を捨てられずに、未練たらたらで今日に至ってるというんですよ、奥さん!!
 うぎゃー、萌えるー!

 こうなってくると、高校時代のことも、駿也は「カラダだけ」とか言って陽輔のことを手玉に取っていたということになってますが、じつはそれなりに陽輔のことを好きだったんじゃないかとか、そもそも歩夢を人質にとって鳴海を脅すなんていう大それたことをやらかしたのも、優等生のくせにカラダが寂しくてイライラしちゃったからじゃないのかとか(笑)、いろいろ妄想が羽ばたいてしまいます!
 あーうー。
 ああ…。
 本気の本気でこの2人のお話しが読みたい…。
 どうしたら、あさぎり夕先生はそれを書いてくださるのでしょうか…。
 じつは来月、本作の続編が同じB-PRINCE文庫から出るそうです。
 そこで、この陽輔と駿也のことも少しは進展があるのでしょうか…!
 ドキドキ…。
 ああ、もう気になって眠れません!
 ぬあああーー!!

 いやー、大変独りよがりな記事ですいませんでした(笑)。
 誰か、この萌えを共有してくれる方はいらっしゃいませんでしょうか。
 同志、同志が欲しい…!
 もしこの2人の続編が描かれないのだとしたら、本作でこんなに思わせぶりに登場させないでほしかった…。
 うう。
 ああ、今ちょうど朝日が地平線から上がろうとしています。
 日の出に向かって、心から続編のあることを願いつつ、本記事の筆を置くといたしましょう…。
 
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Comments

 
初めまして、10年間のエロ比率変化の記事に惹かれて来ました。やー楽しかったです。あんまり楽しくて他の記事も読破中です。
そう、この本。懐かしいパレット文庫版を持ってました。サブカプが萌えるったら萌えるんですよ、そうそうそう、と鼻息荒く記事に目を通してリブレから新装版が出てることを初めて知りました。大丈夫、その後の二人は続巻で拝めますよウフッフー。
 
 
なつこさん、こんにちは(^^)

素晴らしい情報をありがとうございます!!!!!
そうですか、続巻であの2人のその後も読めるんですか!!!!!
今月、B-PRINCE文庫で続巻がまたまた新装版で出るんですよ~。
めちゃくちゃ楽しみになってきましたw
うおーー、燃えるーーー!!!
しかも、同じサブカプ萌えの方がいらっしゃるとは、うれしいかぎりです。
この新装版シリーズ、パレット文庫版からは相当書き直してほとんど新作だと、あさぎり先生があとがきで書かれてました。
主人公の一人称とか、攻めキャラの設定とかぜ~んぶ代えちゃったそうです。
パレット文庫版まで読もうか迷ってたんですが、なつこさんのコメントを見て、読みたくてたまらなくなってきましたw
サブカプについても、全然違うこと書いてあったりするのかなーとw

今後ともよかったらぜひ当ブログにおいでくださるとうれしいです。
よろしくお願いいたします!
 

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