ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]大好きだった先輩に幻滅…今では決別したその先輩が“弟の家庭教師”として再び自分の目の前に現れて…! 『GUSH』08年7月号より、倫敦巴里子『ほろにが君』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 特徴-高校生  受け-真面目・カタブツ  受け-生徒会長・委員長  ●ラ行-倫敦巴里子  
GUSH (ガッシュ) 2008年 07月号 [雑誌]GUSH (ガッシュ) 2008年 07月号 [雑誌]
(2008/06/07)
不明

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 優等生とは結果ではなくそこに至る過程の意思であるとブログ主はつねづね思っています。
 成績や素行がよろしくなくてもいいんです。
 優等生になろうという意思がある男の子でさえあれば(笑)。

 中でも甘酸っぱいのは、理想の先輩に憧れて心から慕い、彼のようになりたいと頑張っちゃう男の子でありましょう。
 てか、この設定自体がすでにBL(笑)。
 後輩が真面目でカタブツで融通がきかないタイプだったりしたら、なおさらオイシイ。
 しかも、最後の最後でその先輩がじつは額面通りの“優等生”じゃなかったと知っちゃったりして、憧れが敵視に変わり――なんていう展開はいかがでしょーか!
 萌えますよね~(笑)。
 もちろん、後輩のほうは過去の憧れを引きずって、その先輩のことを本心は好きだったりするんです。
 でも、先輩のほうは“正体”を現して、かつての“理想の先輩像”はどこへやら、チャラい態度で後輩に接してきちゃったり。
 そんな先輩に反発して、後輩はツンツンの態度を取っちゃったりするんですな!
 堕ちた理想像を受け入れられないカタブツ優等生。
 今月号の『GUSH』(08年7月号)に、倫敦巴里子先生のまさにそんなマンガが載っていました~。
 読み切り短編32ページ『ほろにが君』です!
 これは…。
 かなり萌えますゼ!

 まず扉ページに、主人公のこんな心の声が書かれています。

 容姿端麗で頭脳明晰、人望も厚くて要領もいい。
 悔しいけれど、あなたはあの頃の俺の全てでした。


 むは!
 なんという純粋さ!
 今は自分が生徒会長となって、必死にみんなの役に立とうと頑張っている真面目な高校3年生、日下部林太郎(くさかべ・りんたろう)には、去年まで憧れの先輩がいました。
 それが、先代の生徒会長だった金沢隼人(かなざわ・はやと)です。
 学校中の生徒から好かれて、時には教師の反対を押し切って数々の改革を成し遂げ、自分自身も有名国立大への進学を決めて卒業していった金沢は、今や伝説の生徒会長と呼ばれていました。
 1学年下で一緒に生徒会役員として働き、つぶさにその活躍を見ていた日下部は、翌年の生徒会長に自分がなることが決まってからも、「隼人先輩のような生徒会長になろう」と心に決め、一心に金沢を慕い、尊敬していたのでした。
 冒頭の心の声は、そんな日下部の心の声です。

 ところが。

 この心の声にも書かれているように、今では日下部は金沢と決別し、彼のことを忘れようと心に決めているのでした。
 2人の間にいったい何が――。
 その決定的な出来事が読者にはわからないまま、今では大学生となっている金沢が、日下部の家に弟・森之助の家庭教師として再び現れたところからストーリーは始まります。
 日下部が高校から帰宅すると、今では会いたくもない“隼人先輩”が、弟や母親とともに楽しそうに食卓を囲んでいるのを見つけてしまうのです。

「やあ! 久しぶり、日下部」

「………会長?」(なんでオレの家に…という顔)

 金沢から挨拶をされても、日下部は露骨に嫌な顔をするばかり。
 そんなことを気にするふうもなく、金沢のほうは、日下部の母親と楽しそうに会話を続けていますが…。

「弟をよろしくお願いします。ではオレは勉強がありますので」

 日下部は切り口上でそう告げると、一緒の場所にいることすら嫌だとばかりに自室へ引っ込んでしまうのでした。
 いやー、もう思いっきりツンツンしてるというか、金沢のことを“意識”してるのが丸わかりで、この場面、ストーリー上の緊迫度とは別に、優等生スキーにとっては、とっても可愛い場面になってますよ(笑)。
 どうしてカタブツで融通のきかない優等生って、こんなにも可愛い生き物なんでしょうね!

 じつは本作のストーリーの前半は、こんな日下部のカタブツ的可愛さを堪能する場面の連続になってます。
 今では自分が現役の生徒会長として立派に務めを果たそうと頑張っている日下部ですが、何をやっても「去年の金沢先輩は…」とみんなに言われてしまうんですね。
 どうやっても振り払うことのできない“隼人先輩”の存在を、否が応でも日下部は四六時中意識させられてるわけですよ。
 なんたる萌える設定でしょう(笑)。

 また、家に帰ったら帰ったで、そこでは金沢と弟・森之助が楽しそうに勉強をしている姿を見せられてしまいます。

「はい、あーん♪」

「あーん♪」


 勉強の合間にそんなことを言い合ってアイスを食べさせあってる金沢と森之助。
 そんな楽しそうな金沢の姿を見るにつけ、カタブツ日下部はとげとげしい物言いをしてしまいます。

「こっちは金払ってるんですから、仕事してくださいよ。バイトさん」

「息抜きも大切だよ。当分は脳にいいんだぞ?」

「つーか、弟とべたべたしないでもらえます?」


 そう言って、森之助を金沢から引っぺがす日下部。
 いやー、どう見ても、“去年まで大好きだった先輩”と自分の弟が楽しそうなのを見て嫉妬しているようにしか見えないんですが、本人はあくまで「ちゃんと弟を勉強させるため」とか理由をつけて金沢に文句を言ってるんですね。
 萌えるー(笑)。

 でも!

 読者にはなぜ日下部がここまで金沢のことを嫌うのかが、まだわかりません。
 ところどころ、回想の形でその“原因”となった出来事が描かれてはいるんですけどね。
 断片的な描写の連続で、なかなか何があったのかが読者にわからないようになってるんです。
 ここがヤキモキするんですなー!
 で、今の“アイス”の場面でも、弟とじゃれ合ってるところを引っぺがされた金沢がこんなことを口にして、日下部を動揺させる場面が描かれています。

「なんだよ、お前とだって、このくらいのスキンシップはあったじゃないか」

 その途端、カッと顔を紅潮させ、自室に引っ込んでしまう日下部。
 いやー!
 いったい何があったのー!
 思わず読みながらじたばたしてしまいますですよ(笑)。

 いつもなら、そこまで全部ネタバレしてしまう本ブログですが、本作ではやっぱりこれからみなさんが読むときに思う存分楽しんでいただきたいと思うので、今回のネタバレはここまでです。
 いやー、チョー書きたいんですけどね!(笑)

 今、あらためてその“原因”となった決定的場面を読み返してみると、超超超超萌えて死にそうです!
 いや、やばいよ、これは(笑)。
 日下部が“純粋な後輩”で、金沢がまだ“憧れの先輩”だったその時、いったい何があったというのか!!
 あ、あと1ミリだったのにね、金沢!(謎)

 というわけで、思わせぶりなことばっかり書いておいて、結末は絶対に今回は書きません(笑)。
 でも、カタブツでツンツンな日下部が、もちろん最後はハッピーエンドで、でもカタブツなままで頬を染めて金沢先輩に抱きしめられちゃうところは、これぞ“優等生受け”の醍醐味! ってくらい胸がキュンキュンいたします。
 じつは、この2人がくっつく際には、単なる脇キャラかと思われた弟・森之助が物凄く重要な役回りを演じるのですが、そんなところも見所の一つ。
 こまっしゃくれて可愛い森之助は、とってもキャラが立っていてかいぐりかいぐりしたくなる良キャラです(笑)。

 それにしても、倫敦巴里子先生のマンガの手練れなことよ。
 32ページを一気に読ませる構成といい、中盤まで2人が決別した原因を思わせぶりに小出しにして読者を引っ張るその力量、そして始終ツンツンしている日下部が、過去を乗り越えて“今の金沢先輩”を受け入れて可愛くなっちゃうその読者の胸がすっとする大転換、どこをとっても「いいマンガを読んだなぁ~」という感想しか出てきません。
 また、日下部が適当に垢抜けないところもいいんですなー。
 倫敦巴里子先生のキャラというと、みんなちょっと下ぶくれなような印象がありますが、それが日下部というツンツンキャラがいつもぷぅっと頬を膨らませているようにも見えて、とってもラブリー(笑)。
 もうですね、ほんのちょっとだけ書きますが、そもそも日下部が金沢のことを怒った原因も、突き詰めれば、真面目でカタブツな日下部が金沢のことを好きすぎて、しかもそれが金沢に“恋愛”として受け入れられそうになった瞬間、ある“裏切り”でそれが“なかったこと”にされたことが原因なんです。
 カタブツくんが世間の目やら倫理やら全てを投げ捨てて、男の先輩に身を預けようとした瞬間、先輩から「やっぱやめとく」と言われたら、根が真面目だけに、そりゃあもう怒ってしまうわけですよ。
 まあ、可愛い怒りなんですけどね、我々優等生スキーの目から見たら(笑)。

 というわけで、本作は(本ブログ的には)萌え要素が満載です。
 今月号の『GUSH』は、本作しか“優等生受け”は載っていませんが、わたしゃこのためだけに買っていただいてもいいと思いますね!
 まあ、しばらく待てばコミックスになるとは思いますので、それを待つもいいとは思いますが~!
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