ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

[新刊レビュー]エロもラブも充実…一冊まるごとカタブツ高校教師受け! かゆまみむ『センセイの口説き方。』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-真面目・カタブツ  特徴-年下攻め  特徴-社会人  ●カ行-かゆまみむ  
センセイの口説き方。 (ニチブンコミックス)センセイの口説き方。 (ニチブンコミックス)
(2008/05/28)
かゆま みむ

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 PCの外付けHDD(ハードディスクドライブ)がイカれて泣きそうなブログ主ですが、壊れたディスクからデータを救い出すソフトを使って、何とか被害を最小限に食い止めようと現在奮闘中です。
 って、朝の4時だよ、今…。
 頑張ってるのはブログ主ではなく、データ復旧ソフトくんなのですが、とりあえずこの様子を見届けないと寝られないので、時間を有効活用してブログの更新に励もうと思います。
 グスン…。

 いよいよ月末恒例のBL本出版ラッシュに入ってきました。
 来ましたよ、素晴らしい最新刊が…。
 斑目ヒロ先生と並んで、“優等生受け”大好きな本ブログがもっとも重点をおいてチェックしているBLマンガ家・かゆまみむ先生の新刊コミックス『センセイの口説き方。』であります!

 これは『KAREN』に連載されていた合計8回分をまるまる一冊にしたものですが、『KAREN』を読んでいないブログ主には、まったく未知の“優等生受け”をコミックス一冊分読み込めるわけで、なんだか超お得な感じ。
 うひょー!(笑)

 さて、本作の素晴らしいところはいくつもあるのですが…。
 まず何よりも惹かれるのは、受けキャラの高校教師、新堂三咲(しんどう・みさき)の性格です。

 感情をあまり表に出さず、人ともあまり打ち解けず、面白みのない性格に見える三咲ですが、じつは真面目で一途で思いやりがあって、ちょっと融通が利かなくて…という、本ブログ的にいえば“可愛い”としか言いようのない性格をしています。
 いつも頑張ってるけど外からはわかりにくい三咲の性格は、なんちゅーか、もう「よしよし」と言って抱きしめてあげたくなるくらい生真面目で魅力的。
 本当にそんなことをしたら、ちょっと頬を赤らめて「やめてください…」と言われそうな、そんな高校教師が三咲です。

(教師を志したその日から がむしゃらにやってきた)
(教師になった今でも それはかわらない)

(だから恋愛も遊びもほとんど経験がないし)
(したいと思ったこともない)
(きっとこれからもそうなんだろう)
(同僚にいわせれば まじめすぎると笑われるけど)

(けどそれでいいんだ 俺は今満ち足りている)
(そう思っていたのに今は…)

 三咲が自分の性格を振り返って独白しているのが上のセリフです。
 立派な先生になりたくて頑張りつづけ、おかげで私生活を犠牲にしてきちゃった三咲のこれまでの人生が見えますよね。
 で、本ブログ的にはここが大事ですが、恋愛とか性的なことにとってもウブそう(笑)。
 そんな三咲が「そう思っていたのに今は…」なんて最後に言ってますが、さあ、これが本作のストーリーの始まりになりますよ。

 ある日、三咲は自分の学校の生徒が出入りしているという噂を聞き、高級ホストクラブを訪れます。
 対応したのは、ダントツのナンバーワンとして店に君臨するホスト・久川光成(ひさかわ・みつなり)です。
 店に入ってきた三咲を見た途端、きっちりと背広を着こんで真面目そうなのに、どこか目を惹く三咲のたたずまいを見て、久川は目を奪われます。

(な…なんだこの男、すげー美人…!)

 そんな驚きを押し隠し、にこやかに対応する久川ですが、三咲の用件を聞いて、顔を曇らせます。

「私、こういう者ですが…。こちらのお店でうちの生徒が働いていませんか?」

 なんと三咲の高校の生徒がこのホストクラブに出入りしているという噂があり、その真偽を確かめにきたというのです。
 事実だとしたら、店は18歳未満を働かせたということで営業停止を食らってしまいます。
 いずれにせよ、三咲をうやむやのうちに店から追い出すのが一番だと判断した久川は、女性客の嬌声があふれる店の一角で居心地悪そうに返事を待つ三咲に、意識をもうろうとさせるクスリを飲ませて外におっぽり出そうとするのでした。

「いまスタッフの名簿を持ってこさせますんで、それまでウーロン茶でもどうぞ。男性がホスクラなんて居心地わるいでしょ」

「ありがとう」

 渡されたウーロン茶を飲んだ途端、「くにゃり」と歪む三咲の視界…。
 警戒心を持たずに、出されたものを素直に飲んじゃうのが、超カワイすぎです…!
 さあ、ここからまず本作第一の胸キュンシーンに突入しますよ…。

 じつは攻めキャラ・久川は、ここまでのところで“ヒドイ男”として描かれているんです。
 金を貢ぐ女性客を懐が寂しくなった途端に捨て、“誰かを愛する”なんて気持ちをまったく持ったことがない冷酷な男として…。
 そこに飛び込んできたのが真面目な高校教師・三咲。
 でも、店に面倒事を持ち込む疫病神としか三咲のことを思わなかった久川は、その冷酷ぶりを発揮して、ドラッグで意識を朦朧とさせた三咲を店の外に放り出すような非道の男として描かれているわけですよ。
 それがですよ…!

「サヨナラ、先生」(どさっ)

「んん……」(意識がないまま路上をふらふら歩く三咲)

「顔はすっごく好みだったんだけどね。出会いが悪かったなぁ。先生…ごめんね?」


 ところが、三咲を路上にほっぽり出した久川は、ふらふら歩く三咲がガラの悪そうな男たちに捕まり、その瞬間、朦朧とした意識の中で無意識に久川に助けを求めたのでしょうか、三咲が焦点の合わない眼で自分のほうを振り返ったのを見て、突然、何かに追い立てられたように、走り出すんです…!

「待て!」

「おい、てめぇ、なにすんだよ!」
「そいつは俺らが先に…」


 その瞬間、三咲を守るように抱きしめ、キッと男たちを睨み付ける久川…。
 抱きしめられた三咲は、苦しそうにハァハァと息を吐きながら、安心したように久川に身を預けます。
 あの冷酷非道なホスト・久川が、何かに急きたてられるようにやってしまったこの救出劇――も、萌える!!!

 これが“ドラマ”ってやつですよね!
 この場面、なぜ久川がそんなことをしてしまったのか、実際に場面をお読みいただくともっとよくわかると思います。
 助けを求めた三咲が無意識に久川を振り返ったその顔…!
 何とも不安そうな、でも朦朧とする意識の中で久川のことを見つけてちょっと安心したような三咲の顔が、かゆまみむ先生の素晴らしい絵で、なんとも魅力的に描かれているのですよ。
 なんか完全に信じ切っちゃってるような、こんな顔されたら、どんな冷酷非道な男だってお姫さまを足すかに向かっちゃうよ! というそんな可愛い表情で、この場面の三咲は描かれてるんです~。
 たーまーらーんー(笑)。

 で、三咲を助け出した久川は、激情の赴くままに、自宅に三咲を連れ帰り、クスリで火照っているだろうカラダを優しく陵辱してあげるのですよ…!

「…は…あっ な…に…っ?」

「このままじゃツラいだろ?」(と言ってぢゅるぢゅるにキスする久川)

「やっ あっ! せ、生徒は…っ!?」


 むはー!
 この期に及んで、例の生徒の行方を心配する三咲…!
 この場面、もうズボンもシャツも脱がされた三咲センセイは、久川の手で身体中を愛され、恥ずかしいところをピクピクさせてる状態。
 なーのーにー!
 必死で生徒のことを久川に聞いてくるのですよ…。
 なんたる真面目教師!

「いいかげん、教える気なんかないこと気づけよ」(と言って今度は三咲の顔を舐める久川)

「! …そん…なっ…やめっ…あ…」(全身トロトロ)

「ふふ…。仮にもNo.1ホストが抱いてやってんだ、もっと楽しめよ」

「あっ…ん……くぅぅっ…」


 いつしか全裸に剥かれちゃって、久川の熱い怒張を後孔に受け入れさせられる三咲は、もう正体をなくして可愛く泣かされちゃってます。
 ところがその瞬間、三咲の携帯電話に学年主任から電話が来るんです…!

「あっ…主任…っ 例のホストクラブは…今…あっ…! かくに…ん…中で…ひっ! いえっ な…なんで…も…だ…だいじょ…あ…ま…待って…ん…はうっ…!」

 ぬああああ!!!!
 エロス!(笑)
 優等生な高校教師が、泣かされるぐらいに感じさせられてるのに、必死で学年主任からの電話に出てしゃべるこの姿!
 やばいー。
 しかも!
 最後の理性を捨てない三咲の姿を見て、久川は何とも言えない焦燥感に駆られるんです。
 そのままとことんまで三咲を感じさせ、意識を失わせてしまう久川。
 三咲はピクピクと震えながら、絶頂を迎えさせられます。
 このあたりのエロさは、さすがかゆまみむ先生ですよ…!

 さあ、そして迎えた翌朝。
 正気を取り戻した三咲は、自分の痴態を思い返して大赤面、逃げるように久川の家を出て行くのですが…。
 冷酷ホストと真面目教師のカラダから始まった恋は、はたしてどんな結末を迎えるのでしょうか!

 というところで、これが第1話終了までのお話し。
 最初に書いたとおり、全8回の連載でしたから、こんな魅力的な2人のラブストーリーがあと7話も読めるわけですよ!
 もう本コミックスがどれだけ素晴らしい一冊か、これ以上の他言は要しないと思いますが、この後の展開をちょっとだけまとめておきましょう。

 最初の独白で三咲が呟いていたとおり、平穏な生活が望みだったはずの三咲の人生は、久川の出現によって波乱の中に投げ込まれてしまったわけです。

(あの男のことが忘れられないこの気持ちはなんだ…?)

 男に抱かれ、涙を流して喜んだあの夜のことを一刻も早く忘れたい三咲ですが、どうしても頭からその光景が消えることはないのでした。
 そして、それは久川も同じだったのです。
 真面目なだけのつまらない高校教師。
 そんな三咲のことがどうにも忘れられず、久川はすっぱりとホストを辞め、“事務員”として三咲の務める高校に強引に転職してきたのでした。
 生徒たちがいる昼間の学校で、あの夜のことを思い出させようとするかのように、久川に抱かれてしまう三咲。
 でも、世間体や自分のこれまでの平穏な人生を捨てられない三咲は、素直に久川に抱きつけず、激変した毎日に恐れおののくのです。
 そして、久川は久川で、なぜ今までの女たちのように素直に自分に三咲がなびいてこないのかが理解できず、気持ちをすれ違わせた2人は、お互いを傷つけあってしまうのでした――。

 と、こう書くと察していただけるかもしれませんが、本作では三咲も久川も、どちらも人間として一種未熟な部分を残したままで、人生初めての大恋愛に突入してしまってるわけですね。
 お互いに、相手のことが好きというか気になって気になってしょうがないのに、最後のところで自分のプライドを捨てられず、気持ちはすれ違ったままです。
 で、そんな2人がだんだんと「相手を手に入れるにはどうしたら…」と言うのを考え、「自分の気持ちに素直になる」という当然の結論にたどりついて、真っ赤になりながら初めて心からの告白を相手にしたりするんですが、とくに恋愛というものの経験がなく、何をやってもウブな三咲のやることには、読者はすべて胸をキュンキュンさせられちゃうんですよ。

 でもここが、かゆまみむ先生が読者に仕掛けた罠だとブログ主は思うのですよー!

 単にけなげな優等生の可愛いところを描いたBLマンガはたくさんあると思うわけですが、本作ではそれが一歩進んで、さらに胸を絞られる名場面の数々になってるんです。

 例えば、こんなシーン。

 カタブツでプライドも高い優等生な高校教師・三咲が、やっと「久川にも自分のことを好きになってほしい…」という気持ちをちゃんと自覚して、久川に愛を告白するシーンがあるのですが、三咲がもう真っ赤になってプルプルしながら、意固地な久川に「好き…」というこのシーンで、なんと久川はある理由で愛の告白を拒絶するのです!
 その瞬間、一世一代の必死の告白が水泡に帰し、愕然としちゃう三咲。
 必死に頑張ったのに、その告白をスルーされて呆然とする三咲は、もう本ブログ的には可愛くて可愛くて読んでるこちらがプルプル震えてしまうわけですが、これが本作のもう一つの醍醐味。

 頑張ってるのに否定されちゃう優等生――本作ではこれがたーくさん見られるんですなー(笑)。

 そのたびに傷ついて泣きそうになってる優等生教師・三咲の姿は、いやもう何度見ても胸が…。
 他にも、この種類のシーンが今回は山盛りです。
 これがもうことごとく萌える…!
 それだけに、最後の気持ちが通じあったあとのエッチシーンは、たまらないくらいにハッピーでしかもエロ度も最高なんですけどね(笑)。

 じつは最後の最後まで、三咲は久川のことを「久川くん」と呼ぶんです。
 三咲のほうが年上なので。
 これは気持ちが通じあったあとのエッチシーンでもそのまま!
 「久川くん、早く入れて…」とか、感じまくって「ひ、ひさかわくん…!」とか、ずーっとその調子なのです(笑)。
 最後のこの場面では、三咲は元ナンバーワンホストの久川にとんでもなくエロいことをいろいろされちゃってますが、そこでもカタブツ教師らしく恋人のことをクン付けで呼ぶ三咲の様子は、そのハードなエロさと対照的なストイックさで、とってもいやらしいのですよ。
 なんたる“優等生受け”!
 いやー、本当に本作は隅から隅まで充実していますよ…。

 とにかくエロもラブもすべてが最高なかゆまみむ先生の最新刊は、掛け値なしに本ブログのオススメな一冊。
 HDDトラブルで気落ちしたブログ主の心も、いまレビュー書くために読み返してたら、ちょっと浮上してきましたよ(笑)。
 最後に一言。
 いま同人誌では、『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉×キョン本を続けて出されているかゆまみむ先生ですが、今回の三咲のビジュアルは、鬢(びん)の毛が長めな黒髪のヘアスタイルといい、なんだかすごくキョンっぽい気がします。
 気のせいかなぁ(笑)。
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