ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]昨年末にご紹介した名作“優等生受け”が単行本化… さらに別の“優等生受け”も入って超お得! 北別府ニカ『別れる2人の愛の劇場。』より、『東口ネオンサイン』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-高校生  受け-真面目・カタブツ  ●カ行-北別府ニカ  
別れる2人の愛の劇場。 (MARBLE COMICS)別れる2人の愛の劇場。 (MARBLE COMICS)
(2008/05)
北別府 ニカ

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 北別府ニカ先生の最新刊が発売になりました!
 マーブルコミックス『別れる2人の愛の劇場。』です。
 これ、表題作は、SM●Pを思わせる人気アイドルグループの人気者×吉本●業の若手コンビを思わせるお笑い芸人のボケ(年上)という組み合わせのお話しで、コミックスの半分以上がこの関連のシリーズになっており、全然“優等生受け”BLではないんですが、ページの余ったところに収録されている短編マンガ3本のうち2本が、とっても“優等生受け”で本ブログ的にオススメです。

 相変わらずコミックスの表題作については全然レビューをかかず、脇役で収録されている“優等生受け”しか紹介しないということで、かねて悪評の高い本ブログですが(笑)、ブログ開設の初志を貫徹して、今回も脇役な“優等生受け”マンガをピックアップしてご紹介しようと思います!

 で、“優等生受け”が2本収録されていると言いましたが、じつはそのうちの1本である『とろける十代』については、BLアンソロジー『ライバルカタログ』に掲載されたときに、詳しいレビューを書きました。
 ですので、あらすじや感想などは、そちらをご参照くださいませ。

 →07年12月7日の記事「[新刊レビュー]年末になってこの大収穫! すごい“優等生受け”マンガが出てきた! 『ライバルカタログ』より、北別府ニカ『とろける十代』」へ飛ぶ

 ですので、当記事では残るもう一本の“優等生受け”マンガ『東口ネオンサイン』をご紹介しようと思います~。

 といいつつ、このマンガの主人公(受)・吉村には、作中ではっきりとした優等生的描写があるわけではありません。
 そこはか~とない“優等生臭”が漂ってるんです(笑)。

 まず冒頭。
 登場シーンからしてこんな感じです。
 もう一人の主人公(攻)・長田との出会いのシーンですが、突然の雨で帰るに帰れず立ちつくす長田に、吉村クンが声を掛ける場面です。

「長田、傘ないなら駅まで送るよ」

「!」

「同じクラスの吉村だよ。覚えてない」(ニコッ)


 最後のこの「ニコッ」が、なんとも優しげで品があって、いい子ちゃんっぽくもあり、白いシャツにジャケットというパッと見で上品な吉村のファッションセンスとあいまって、何とも“優等生臭”を醸しだしてるんですなー!
 で、その点で何より重要なのが、吉村の体格ですよ。

 別記事にてご紹介しているもう一本の“優等生受け”マンガ『とろける十代』もそうだったんですが、受けキャラの優等生クンが意外に体格がいいんです(笑)。
 だいたい“優等生受け”というと、遠野春日先生が描かれるような女とみまごう美貌で線が細くてツンと澄ましてて…というのが一番多いパターンなわけですが、北別府ニカ先生の描かれる優等生クンたちは、みんなそのまま“攻め”になれそうというか、爽やかで背も高めで笑顔が格好良くてという、BL的には攻めキャラタイプの生徒会長というか、しっかり者の委員長というか、そんな感じです。
 これが得も言えぬ魅力なんですなぁ(笑)。
 『とろける十代』のレビューにも書きましたが、あちらのマンガでは、途中までブログ主も受けキャラの優等生クンのことは攻めキャラだとばかり思って読んでましたからね!
 で、今回のマンガ『東口ネオンサイン』でも、この冒頭のシーンだけを見ると、どっちが受けでどっちが攻めか一瞬迷うんです。
 てか、途中まで全然わかりません。
 ようやくそういうシーンになって、「あ、こっちがやっぱり受けだったのか!」とわかる始末(笑)。
 でも、それこそ本当の意味で“優等生受け”というか、みんなから頼りにされるくらいお兄ちゃんタイプのキャラクターが、攻めキャラの前でだけは可愛くなっちゃうというこの逆転の構図は、とてもそそられるものがあります。
 意外に、こういう体格のいい優等生が受けキャラというBL、ありそうでないですからね!
 ブログ主も、北別府ニカ先生のマンガを読んで、急にこの種の“優等生受け”への萌えを強めているところであります(笑)。
 最近だと、斑目ヒロ先生の描かれる“優等生受け”も、意外にこのテイストを前面に出されてますよね。
 ぬぼーっとして身体の大きな受けキャラとか。

 といっても、内田かおる先生が描かれるような筋肉ムキムキな受けキャラではないところが、これまた“優等生受け”マニアに受け入れられやすいところ。
 ほら、やっぱり僕ら“優等生スキー”にとって、オッサン受けや筋肉ムキムキのガタイのいい兄ちゃんが受けとかいうBLは、なかなか受け入れがたいところがあるではないですか(笑)。
 そんな微妙なバランスの上で成立し、とっても強い萌え電波をわれわれ“優等生受け”マニアに発してくれているのが、今回のコミックスに収録された北別府ニカ先生の“優等生受け”マンガ2本というわけです。

 で、土砂降りの雨の中、笑顔が可愛い吉村クンから「傘ないなら駅まで送るよ」とニコッと誘われた攻めキャラ・長田クンはいったいどうしたのでしょうか。
 あっという間に、心のやさしい吉村クンに恋をしてしまった長田は、思い切って告白しちゃったのです。

「好きです! つきあってください!!」(必死)

「………。俺でいいの?」(ちょっと恥ずかしそうにニコッ)

「!!」(声にならず感涙)


 この告白場面も、実際に読んでいただくとわかると思いますが、ホントに受け攻めが逆転してる感じでよくわかんないんですけどね(笑)。
 北別府ニカ先生というと、ご自分でも書かれているとおり、ヘタレ攻めが大変お得意でいらっしゃいますが、ここの告白場面でも、長田はすごく必死で、「OK」の返事をもらった途端にちょっと泣いちゃったりしてて情けない感じだし、逆に吉村は聖母のような笑みというか、何だかお母さん、お兄ちゃんみたいな“大きな愛”でそんな告白を受け入れてあげた感じで、ホント、ここだけ読むと、器の大きなお兄ちゃんキャラ×キャンキャン騒がしいチビッコみたいなカップリングのマンガに見えて来ちゃってしょうがありません。
 でも、実際にはそんなしっかり者・吉村クンのほうが受けなんですなぁ~。
 いやー、萌えるわ(笑)。

 で、晴れて“お付き合い”することになった2人でしたが、長田クンはとってもロマンチシスト。

(デートするなら キラキラ輝く夜の遊園地へ)
(初Hは 僕のお家のフカフカベッドで)
(それが僕の今の夢。)


 こんなことを妄想していて、何とか吉村クンをロマンチックな雰囲気でうっとりさせてあげるべく、毎日頑張ってますが――、じつはここに問題が。
 もう付き合って半年にもなろうというのに、恋人・吉村がつれない態度を取るんです。
 といっても、先ほども書いたとおり、吉村クンはお母さんみたいというかお兄ちゃんっぽいというか、そんなキャラなので、ツンケンした“つれない態度”じゃないんですよ。

「今晩、新宿にライブ見に行くんだけど、吉村も一緒に行かない?」

 “今夜こそ決めてやるぜ!”なんて下心いっぱいの(笑)、こんな長田のお誘いに、

「ごめん…今日も家の仕事の手伝いなんだ…。あ、もう時間だからっ」

 なんて本当に申し訳なさそうに断りを入れてくるわけですよ。
 なので、長田は欲求不満で爆発寸前になってます。

(恋人はなんだか謎がいっぱいだ)
(お家の手伝いもどんな店なのかとか教えてくれないし…)
(恋人のバイト先に遊びに行っちゃうとか憧れるじゃないか…)
(あんな気だてのいい子だもん…)
(カワイイ制服とか見れたりして…)


 そして、愛しの吉村クンがエプロンしたりメイドさんの格好したりしてるのを勝手に妄想する長田(笑)。
 でも、現実には全然吉村とのラブは進行せず、悶々とする日々を送っているのでした。

 さあ、ここから事件が発生です。

 新宿でのライブを見終わって、「吉村と一緒だったらなぁ…」ととぼとぼ夜の新宿・歌舞伎町を歩く長田は、信じられないものを目にしたのでした。

「ん? え? ――吉村…? な、ななな、何やってんのー!?」

 なんと「もみ放題 1時間5千円」なんて言葉か書かれた“おっぱいパブ”の客引き看板を持って路上に立っていたのは、愛しの恋人・吉村クンだったのでした!

「――お家の手伝いって…家業って…あそこなんだ…?」

「うん…」

「そっかぁ…。そうなんだぁ」

「正直、引くでしょ――? あんなお店やってる家なんて、ちょっとおかしいでしょう? 中学の時とかもずっとクラスで浮いた感じになっちゃってたから」


 翌日の学校で真相を告白された長田は、当たり前ですが、こんなことで吉村への愛が揺らぐわけでもありませんでしたが、吉村クン自身はものすごく気にしているようでした。
 いや、長田はたしかに傷ついてはいました。
 家のことがバレたら自分が離れていってしまうのではないかと、吉村クンに思われていたその事実に…。

(――そりゃ、驚きはしたけど…)
(そんなことで俺の気持ちが変わるわけないのに…)
(ちょっと傷つくわ――)

 そんな長田に、吉村クンは追い打ちをかけるように言うのでした。

「だッ 誰にも言わないでッ!」

 その瞬間、長田の心の中で“いけないスイッチ”が入ってしまったのでした。
 ここまで付き合って半年、いまだエッチまでたどり着けていない自分たち。
 家業のことを隠しておきたいという吉村の“弱み”につけ込んじゃえば…!!
 この場面、長田の心の中で、天使と悪魔が戦う情景が描かれていて(笑)、とってもコミカルなのですが、最終的に「ここでいっとけよ! 次いつチャンス来るかわかんねーぞ!」という悪魔の誘いに長田クンは負けてしまってのでした~(笑)。
 そうです、半分脅迫みたいな形で、2人は初エッチをすることに――。

「じゃあ、サービスして」

「――え…。うちのお店、未成年は入れられないよ」

「ちがくって。俺が女の子いっぱいのお店に興味ないのは知ってるでしょ? 彼氏なんだから」

「……」

「吉村が俺にサービスしてよ。ね?」

「!!」

「ヒミツにしとくからさ」


 その瞬間、観念したような、ちょっと悲しいような顔をした吉村クンが、長田の上にまたがってきます。
 はい、ようやくここで「あ、やっぱり吉村クンが受けでよかったんだ」とわかります(笑)。

 で、本ブログ読者のみなさまはたぶん“おっぱいパブ”に行かれたことがないと思いますので、一応簡単にご説明しておきますと、だいたい1時間5千円くらいでお酒は飲み放題、お客1人に女の子が必ず1人付くのが基本です。
 そして、30分に1度ある“サービスタイム”になると、その女の子がお客さんのヒザにまたがって、上半身裸でエッチな踊りを見せてくれるわけですなー(笑)。
 で、ほとんどのお店では、女の子のおっぱいに触ったり舐めたりは基本OKなところが多いのですが、まあ正直なところ、ブログ主も接待で何度か行ったことがありますが、とくにインフルエンザの季節なんかだと、いくらおっぱい舐めていいよと言われても、なんだか風邪を移されそうで(だって、前のお客がたぶんべろんべろんしてますからね!)、かなり躊躇しました…。

 閑話休題。
 観念した吉村クンが、長田クンのヒザのうえにまたがってきたところに話を戻しましょう(笑)。

「うちの店は……こうやって女の子が男の人にまたるんだ」

 そう言うと、自分の着ているシャツのボタンを外しはじめる吉村クン。
 ちょっと悲しそうな表情ですが、さすがに恥ずかしいのでしょう。
 顔は真っ赤になってます。

「……。あとは好きにしていいよ」

 前をはだけた格好の吉村クンからそんなことを言われた長田は、悪いことをしているという意識はありつつ、夢中になって聞いちゃいます。

「……おっぱいさわっていいの?」

「うん」

(きゅむっ ちゅうぅ)

「あーーッ ん、」


 本当の“おっぱいパブ”さならがに、自分のヒザに座った吉村クンの小さな乳首に吸い付く長田の手で、吉村クンは喘がされちゃいます。

「きもちいいの?」

 申し訳なさそうに、吉村クンに聞いちゃう長田。
 でも、やりたい盛りの高校生ですからね。
 止まりません(笑)。

「――やぁッ!」

「おっぱいだけいじられて恥ずかしい? かんじちゃう?」

「――あッ んんッ」

「こっちも大きくなってるね カワイイ」(びくっ)

「もぉ、やだッ 放して――ッ」


 もちろん放さずに、吉村クンをヒザの上で抱きしめたまま硬くなってるところをいじっちゃう長田。

「――――ッ」(ドクンッ)

「わあ…ズボンはいたまんまイっちゃったねぇ…」

「――ッ」(かああっと超赤面)


 ところが!
 恥ずかしい目に遭わされたあげく、発射までさせられちゃった吉村は、ぽろぽろと泣きながらこう言うのでした。

「も、コレで約束まもれよッ! ――高校でやっとフツーに学校になじめるようになって、長田とも会えたのに、全部なくすことになったら嫌だから――…」

 そう言うと、逃げるように部屋を出て行ってしまった吉村。
 ここでようやく悪魔の呪縛(笑)が解けた長田は、我に返ったのでした。

(…………俺は………)
(何てことをしてしまったんだーーーー!!!)
(――君と、一緒にしたい普通のいろいろがあったのに、)
(いきおいでとんでもない事をしてしまった――)

 さあ、ベストカップルと思われた2人はこのままダメになってしまうのか!!
 というところで、あとはご自分でコミックスを買って結末をお確かめくださいませ(笑)。

 この後、まだまだお話し続きますからね~!
 もちろん仲直りした後には、むふふふふ…と言いたいところですが、そこはあっさりした描写で終わり、どちらかというと2人の気持ちが深まる心理的な描写と、それから吉村の“家業”のヒミツが明らかになるエンディングとに雪崩れ込んでいきます。
 それにしても、先ほどのエッチ場面もそうですが、体格も悪くないしっかり者のお兄ちゃんな吉村クンが、ヘタレっぽい攻めキャラ・長田クンにあれこれされちゃって泣かされちゃう一連の場面は、とんでもなく萌えるものがありますなぁ!
 わー、吉村ってホントに長田のこと好きなんだなぁという(笑)。
 客観的に見れば、どう考えても長田より吉村クンのほうが、女の子にも人気ありそうだし、出世しそうだし、大人からも信用されそうな高校生なんですが、そんな吉村クンが、長田クンにはメロメロで全てを任せて抱きついちゃうという。
 『とろける十代』も、そんな“萌え”の基本構造は本作とまったく同じだったと思いますが、北別府ニカ先生には、攻めキャラと受けキャラのこの関係性をぜひ今後も保持して、新たな名作を描いていただきたいものです。
 背も高くてしっかり者な受けキャラが乱れるというこの視覚的効果、実際にお読みいただくとわかると思いますが、かなりクるものがありますよ!

 今回のコミックス、描き下ろしも結構詰まってるんですが、全部表題作の『別れる2人の愛の劇場。』シリーズの番外編ばかりになってます。
 いまご紹介した『東口ネオンサイン』とか、『とろける十代』とかのその後を、1ページでもいいから描いていただきたかった…!!
 そうしたら何も言うことはなかったんですが…。
 でも、まあ贅沢は言っちゃいかんですね…。
 昨年暮れ、『とろける十代』を『ライバルカタログ』で読んだときにも、こんなすごい“優等生受け”マンガが出てくるとは…! と思ってビックリしましたが、それがコミックス化されていつでも読めるようになっただけで、BL界の弱小種族“優等生スキー”には朗報ですからね…。
 うん。
 頑張って生きていこう…。
 
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