ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]かわんちゃ先生改名後第一作(?) おかっぱ系のお坊ちゃん優等生が学年一位を取り戻すべくライバルに色仕掛け… 『砂糖菓子な男のコ』より、小林ユズル『Body Trap』


Category: レビュー コミックス   Tags: 攻め-クラスの人気者  特徴-高校生  受け-成績優秀  ●カ行-小林ユズル  
砂糖菓子な男のコ Vol.2 (2) (光彩コミックス 34)砂糖菓子な男のコ Vol.2 (2) (光彩コミックス 34)
(2008/04/25)
宮下 キツネ

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 光彩書房系のBLアンソロジーで活躍されてきたマンガ家・かわんちゃ先生が、なぜか今回の号から「小林ユズル」と改名されてます。
 巻末の“作者コメント”欄を見ても、それについては何も触れられていないので、読者としては何だか不思議な感じですが…。
 はっ!!!
 もしかして絵は完全にソックリだけど、じつは別人!!??
 ……んなわけねーな(笑)。
 そんな、かわんちゃ改め小林ユズル先生の改名後第一作(?)と思われる短編マンガが、思いもよらず素晴らしい“優等生受け”だったので、本ブログにてご紹介しようと思います~。

 もともとブログ主は、かわんちゃ先生のマンガが好きで、それ目当てに光彩書房系のBLアンソロジーを買ってきました。
 光彩のBLアンソロというと、『恋せよ男子!』とか『花少年』とか『僕らの恋』とか、2~3号出るとすぐタイトルが変わっちゃう戦後のカストリ雑誌のような身替わりの早さが身上です(笑)。
 現在は『砂糖菓子な男の子』というタイトルで刊行されてます。
 これが2号目。
 ということは、もう一回出たらまた名前変わっちゃうんだろうなぁ。

 出てる作家さんは毎回同じなんですけどね(笑)。
 宮下キツネ先生とか、Dr.天先生とか、黄上恵理先生とか、たつよし先生とか、チロル先生とか…。
 このラインナップを見てわかるとおり、多少ショタ寄りというか、男性向けに近いというか、他のBL雑誌とはひと味違った独自路線が光彩書房系のアンソロジーには脈々と流れており、それがブログ主の性にとっても合うので、今まで出たものはすべて買わされてしまっている次第です。
 ええ、大好きなんです、このアンソロのシリーズ(笑)。

 で、かわんちゃ先生はこの2、3年に出た光彩系アンソロのほとんど全部に描かれていると思います。
 毎回、この方がどういうマンガを描かれているかが楽しみでねぇ…。
 もちろんシリアスな絵もちゃんと描かれる方ですが、マンガの中でギャグっぽいシーンになると、キャラクターの顔が崩れて、オニギリみたいというか、アンパンマンみたいというか、そんな3頭身キャラみたいな感じになっちゃうんですよ。
 これが可愛くて(笑)。
 この方の描かれるオリジナルBLマンガは、受けキャラが髪の長い女の子みたいな少年が多い(でも活発で性格は男の子っぽい子)印象がありますが、そんな美少年(?)がギャグ場面では顔が崩れて可愛くなっちゃったりしてて、その落差がたまらんのですなー。

 で、本作でも主人公(受)は、おかっぱよりもちょっと長いくらいの黒髪が印象的なお坊ちゃん美少年に設定されてます。
 その少年・望月は、代々エリートを輩出してきた名家に生まれ、校内の成績などは常にトップが当たり前、全国で上位に入ることが義務という家風の中で育てられてきました。
 ところが。
 小学校からずっとトップを続けてきた望月でしたが、高校でついに他の生徒に1位の座を明け渡してしまったのです。

 ――と書くと、すんごくシリアスな雰囲気のマンガを想像されそうですが、小林ユズル先生のマンガはどれも基本的にギャグ風味が強いのです。
 なので、本作でも、明るい笑い満載のはっちゃけた感じのマンガになってます。
 だいたい、同級生にトップを奪われた望月が、厳しい父親から「バカモン!」と叱られるシーンが出てくるのですが、そんな場面ですら、父親は何だか“茄子”そっくりに描かれていて、見た瞬間笑っちゃいます。
 そんな茄子そっくりの顔をした父親が、望月をこう叱責するのです。

「なにィ~っ トップから転落だと! それでも望月の血族か! お前は私と違って顔がブサイクなんだから、そのぶん勉学に励むのが当然だろ!」

 いや、どう見ても息子の望月のほうが美少年なんですけどね(笑)。

 とにかくそんな笑い要素も満載になっているわけですが、実際、主人公(受)の望月は、『ヒカルの碁』の塔矢アキラそっくり(?)のおかっぱ系美少年で、ただちょっと性格が悪そうな感じです。
 性格が悪いというか、お坊ちゃんらしくワガママそうな感じといったほうがいいかも?
 だいたいどんなキャラか想像していただけましたでしょうか。

 そんな望月を打ち破ったのが、女の子大好きで明るくてクラスでも人気者なバカっぽい少年・梅田でした。
 チャラチャラしてるとしか思えない梅田に負けたとあって、望月は悔しくてなりません。
 さあ、ここで性格の悪さというかお坊ちゃんらしさが発揮されるわけですが、正々堂々と勉強に励んでトップを取り返せばいいものを、望月はしょーもない妨害作戦に出るのです(笑)。

 まずやったのが、梅田の背中に「私はチカンをしました」と書いた紙を貼り付ける作戦。
 その後も数々のしょーもない妨害に出た望月でしたが、バカっぽくて物事を深く考えない梅田には、まったく効き目がありません。
 ぐおおおおお…と憤怒の塊となって、授業中も梅田のほうを睨み付けてばかりいる望月でしたが、そんなある日…。

 放課後の教室に望月が入ろうとすると、梅田が彼女に罵倒され、こっぴどく振られている瞬間に出会ってしまったのです。

「いやよ エロ男っ!! 学校で何考えてんのよ!!」

「うえ~ん」(
と泣き顔の梅田)

「そんなにHがしたいなら、フーゾクにでも行きなさいよっ!!」

「そんな~っ!」


 “なんて下品な奴らだ…”とその光景をプルプル震えながら見ていた望月でしたが、姿に気付いた梅田は“まいったまいった”とでも言うように望月へ話しかけてきたのでした。

「あ…望月…へんなトコ見られちゃった(汗)。女の子ってH嫌がるよな~。一回ぐらいいいと思わね? お前も男ならわかるだろ? あ~あ、おさまりつかねーよ」

 その瞬間、望月の脳裏に悪魔の啓示が!
 今こそ梅田を罠に落とし、ヤツが勉強など手につかないようにする好機到来だと勝手に思いこんでしまったのです!(笑)

「わかるよ。ぼくだって欲求不満な日はあるよ。…どう? 君さえよければぼくの体を好きにしていいよ」

 成績のためなら何でもやっちゃう優等生!
 いいですね~、ねじくれてて(笑)。
 でも、こんな恥ずかしい誘いを口にしつつ、望月は心の中で「まさかノッて来ないだろ…」と思っていたわけですが。
 なんと梅田は超嬉しそうに抱きついてきたのです(笑)。

「望月とヤれるなんて幸運だぜ! 今すぐやろう! さっさとやろう! 準備オケ?」

(ひ~~~~~っ!)


 そしてそのまま梅田にエッチされてしまった望月(笑)。
 それは一回きりでは終わりませんでした。
 なんと梅田は望月の体を気に入ってしまったようなのです。

(あいつとの関係はまだ続いており、不本意だが気に入られている)
(まあ…本来の目的は達成しているから良しというべきか)


 そう思って我慢している望月ですが、じつは大きな誤算がひとつありました。
 なんと梅田は他に類を見ないほどの「性欲の塊だった」(by望月)のです!
 毎回毎回、逢瀬のたびにエッチは一度で終わりません。

「もっかいやらせて(はーと)」

「な…っ! やだよっ 体壊すだろ!」

「やさしくするからー。ね?」

「やめ…っ」

「すぐ終わるって」


 そういうと有無を言わさずキスで望月をメロメロにしてくる梅田。
 あっという間に挿入まで済ませちゃいます。
 塔矢アキラが色っぽくちょっとツンツンしながらバカっぽい同級生に喘がされてると思ってください(笑)。

「はあ…あ…っ。やだ…も…あっ…はあ」

「いいよ、望月」

「――あ…っ」

「うふーーーーっ」(大満足)

(妨害するはずなのに、これじゃ僕のほうが分が悪いじゃないか…。どうにかしないと…)


 でも、その後も体を重ねる度に、どんどん気持ちよくなっていっちゃう望月は、とても梅田を妨害するどころじゃありません。
 しかも、エッチの最中に梅田から、

「なあ望月…。困ったことあるならオレに言えよ」

「あ…あッ…」(ズプ、ズプ)

「オレ お前の頼みなら何でも聞くぜっ」

「ああ…もうっ…!」


 なんて優しく囁かれたりして、ちょっとキュンとしちゃったり。
 相手を罠にハメようとして、逆にほだされちゃうとは、何とも世間知らずな優等生っぽくて最高ですなぁ(笑)。
 とにかく本作での望月は、“策士策に溺れる”の典型でどんどん自分の狙いと違う方向に流されていってしまい、なんとも素敵な“優等生受け”になっているのです。

 で、そんな望月の優等生らしい“甘さ”が出てくるのが山場のシーン。
 梅田の家でエッチを終えた2人ですが、寝入ってしまった梅田を横目にして、望月は「こいつ、どんな勉強してるんだ…」と勝手に机や本棚をいじりはじめます。
 そこで目にしたものは…。
 ある“秘密”を見つけてしまった望月は、眠っている梅田にぽつりと言い残して一人で梅田の家を後にします。

「情が湧いちゃった…。もう終わりにしよう…。君に負けたのは仕方ない。そう思うことにしたよ…」

 あれほど憎んでたのにねぇ…。
 この“甘さ”が本当に世間知らずな優等生っぽくてイイですなぁ…。
 きっと大人になってから、ビジネスで相手に騙されるタイプですよ(笑)。

 さあ、自分が梅田の勉強を邪魔しようとして体を重ねていたことを正直に告白する気になった望月に、梅田が言った言葉とは…?

 というところで、あとはご自分でぜひ買ってよんでいただきましょう~(笑)。

 小林ユズル先生のキャラの描き方は透き通った瞳に特徴があると思いますが、そんな澄んだ眼で描かれるお坊ちゃん優等生・望月は格別です。
 ラブラブになったあとの2人も、例のギャグっぽいタッチでラブリーに描かれたりしていて可愛さ満点ですし。
 ちーけん、ずーーーーーーっとこの方のマンガがコミックスになって発売されるのを待っているんですが、まったく音沙汰がありません。
 なんで? なんで? なんで?
 もうたっぷりと収録作品は溜まってるはずだし、出せば絶対売れると思うんだけどなぁ…。
 光彩書房系のアンソロジーは良作ぞろいなのに、どれもなかなかコミックスにならないので、このまま歴史の闇に名作たちが埋もれていってしまうのではないかと思うと、暗い気持ちになります…。
 た、頼むよ…。
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