ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]楽しみな新人マンガ家さんが登場! 『花音DX』vol.2より、内田つち『ナミダの筋をつくるのは』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  特徴-大学生  受け-地味・ダサい  ●ア行-内田つち  
花音DX VOL.2 (2) (花音コミックス)花音DX VOL.2 (2) (花音コミックス)
(2008/03/10)
不明

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 これがデビュー作だそうです!
 …同人誌とか出されてないのかなぁ。
 一作読んですっかりファンになってしまったちーけんに、どなたかご存じの方いらっしゃったら、ぜひぜひ教えてくださいましー!
 というわけで、今後が楽しみな新人(?)マンガ家さん、内田つち先生の短編マンガ『ナミダの筋をつくるのは』(『花音DX』第2号掲載)をご紹介しましょう!

 最初に素人感想を書いておきますと、本作は正直なところ、ストーリーなどはやや無理矢理詰め込みすぎかなぁと思うところもなきにしもあらず、また話が独りよがりで筋がわかりにくいところもないわけではないのですが、BL作家さんに何よりも必要な、読者の胸をきゅんきゅんさせちゃう能力が、間違いなくこの作家さんには宿っていると思われるのです!

 そして、何よりも魅力的なのは絵!
 ちーけんの勝手な考えで言いますれば、高久尚子先生と遙々アルク先生と藤崎隆宏先生と鈴木ツタ先生を足して4で割ったような感じの絵柄です(?)。
 とても新人マンガ家さんの絵には見えません。
 人物の描き方が良いのはもちろんですが、ほら、あまり声を大きくしては言えませんが、プロのマンガ家さんでも、人物はすごく雰囲気のある絵を描くのに、背景があからさまに定規で線引っ張ったようなカタイ絵柄で、キャラとまったくタッチが違って浮いちゃってるような人っているじゃないですか…(秘)。
 内田つち先生の場合は、背景の建物ひとつ、壁ひとつとっても、また窓や机や家具や服、何を描かれても、人物の描き方と絵のタッチが同じで、雑誌を見開いたときにものすごく絵的な統一感があります(もしかしたらアシスタントを使わず全部自分で描かれてるのかしらん?)。
 その効果として、独特の世界観が、ストーリー上だけではなく、絵の上でもひとつの“まとまったもの”として視覚的に表現されてるんですね。
 だから、ストーリーの世界にぐぐぐっと入っていけてしまいます!
 また今回のお話しは、主人公たちの過去の記憶をもとにしたラブストーリーというようなものなのですが、そのためストーリーが何か一つの“閉じた世界”の中で展開している感じがあります。
 絵柄に統一感があることで、そんな“閉じた世界”感がすごくよく出てるんですよね。

 そして何より、キャラクターがみんな色っぽいんですわ~。
 冒頭、主人公(受)の大学生、藤枝恵太(ふじえだ・けいた)が登場するシーン。
 寮の図書委員を務めているという眼鏡で真面目な藤枝が、学生寮に授業を終えて帰ってきただけの何の変哲もないシーンなのですが、優しそうな微笑をたたえて同室者に「ただいま」と挨拶する藤枝が、もう卒倒しそうに色っぽい!
 ……なんかだんだんこんな興奮してるのは俺だけかという気になってきましたが(笑)、少し人形めいた綺麗な顔の藤枝は、“綺麗な優等生”という言葉から想像されるひとつの理想像のような色っぽさをたたえています。
 うーん、とにかくこの絵柄は好きだなー。
 すんごく惹きつけられる。
 内田つち先生の緻密なタッチで描かれる、シャツのVゾーンから浮かび上がる藤枝の肩こう骨とかを見ていると、なんだかもうハァハァしてしまうのですよ(笑)。

 さて、藤枝が学生寮に住んでいることは今ご紹介したとおりですが、同室者である榊(さかき)の友人で、よくこの部屋に遊びにくる成田優真(なりた・ゆうま)がもう一人の主人公(攻)。

 ゲイであることを公言している成田は名うての遊び人。
 でも、幼いころの初恋の相手(もちろん男)がどうしても忘れられず、恋愛に本気になれない、どこか冷めたところのある大学生です。

 そんな成田と、真面目だけが取り柄のような藤枝とは、榊を通じた知り合い程度の付き合いのはずでした。
 ところが――。

 この日も、榊のところに遊びに来ていつものようにうだうだと過ごしていた成田でしたが、そこへ藤枝が大学から帰ってきたわけです。
 いつもどおり優しそうな雰囲気を漂わせ、「ただいま」と帰ってきた藤枝を見て、成田はこんなことを心中思っていました。

(俺だって別に手当たりしだいというわけじゃない)
(この手のまじめそうな奴には興味ない)
(学部も違うし 榊と同室ってだけで顔見知り程度だが)
(そのうえ控えめなまじめちゃんで…多分ノンケ)
(俺としてはもっと軽くて色気のある…)


 こんな勝手なことを考えている成田の目の前で、コートを脱ごうとした藤枝が金具をシャツの背中のどこかに引っかけてしまうアクシデントが起こります。

「…何してんの?」

「あ…いや上着の金具に服が引っかかっちゃって」

「貸せよ」

「え?」


 あまりに鈍くさくもたもたと服と格闘する藤枝にイラついて、思わず手を貸す成田。
 ところが…。

「…ったく どーやったらこんなもん…」

「…取れそう?」

「ああ」


 藤枝の後ろに立ち、引っかかった金具を外してやる成田は、見るとはなしに藤枝の綺麗なうなじに目を奪われます。

(へぇ…。意外とウマそうな身体してんじゃん)

 来ましたね…(笑)。
 無防備に綺麗なところをさらけだしちゃう優等生と、狼のようにそれに食いつく遊び人というこの定番図式が。
 さあ、ここからは華麗なる“優等生受け”シーンが展開していきますよ(笑)。
 あ、でもこんな書き方でご紹介してますが、あくまで本作はシリアスタッチで、ここの場面も息詰まるような美しさに満ちあふれてます。

「アンタ…藤枝って寮の図書委員やってんだっけ?」

「え? うん…」

「エラいよなぁ。毎日毎日まじめにやっててさぁ。楽しかったりするわけ? あの仕事って」

「うん。小さいころから本好きだったからね…」

「へぇ。じゃあさぁ…。小さい頃からずっと本が恋人みたいなもん? もしかしてヤったことあったりして? 本相手に図書室で…」


 そう言いながらこの瞬間、成田が藤枝の首筋につつっと指を這わせたのです。
 突然、感じやすい場所を触られた藤枝は、ビクンッとしますが前を向いたまま気丈に成田の質問に答えます。
 顔を赤くして、なぜか嫌がるそぶりもありません。
 普通なら怒りそうなものですが。
 セクハラよろしく藤枝の首筋、そして前のほうへと指を這わせる成田でしたが、藤枝から帰ってきた言葉は、成田のまったく予想していなかったものでした。
 後ろを振り返った藤枝は、成田の左目の下にある“泣きぼくろ”をそっと触ると、こんなことをつぶやくように言ってきたのです。

「じゃ、じゃあ成田は? 泣きぼくろのある人って恋に泣いてばかりって言うけど…。成田もそう?」

 真っ赤な顔をして、しっかりと目を見つめながらこんなことを言ってきた藤枝に、成田は面食らいますが、「ああ、そうか」と合点します。

(もしかして誘ってるつもりか?)
(少しからかってやるだけのつもりだったけど…)
(まあいい。どうせ遊び相手がいなくて暇してたところだ)

「……試してみるか?」


 ちょっとこのあたり、セリフだけ追うと、ストーリーが掴みづらいと思うのですが――成田がいきなり(誘ってるつもりか?)と思っちゃったり、いきなり“泣きぼくろ”がストーリーの中心に躍り出てきたり――、このあたりが最初に書きました、ストーリーの筋が追いにくいという部分なんですね~。
 まあ、とにかく優等生・藤枝の意外に色っぽいうなじに気付いた成田が、藤枝にチョッカイを出そうとしてエロいことを言ったら、意外や意外、真面目クンな藤枝がそれに乗ってきたという話の流れでご理解くださいませ!

 そして、ふだんは藤枝が真面目に図書委員の仕事に励んでいる寮の図書室で、2人は初エッチに至ってしましまいます。
 いやーこれがまたねー。
 エロくて最高なんですわー!(笑)
 ほんと凄いんです。
 黒い髪に眼鏡をかけた華奢でいかにも文系本好き少年という感じの藤枝が、成田に服を脱がされて抱きかかえられ、ズボンの中に手を入れられちゃって恥じらっている場面とかね、この場面が直筆イラストでヤフオクに出品されていたら、うーん、マジに5万円までだったら払っちゃうね! というぐらいの素晴らしさ(笑)
 自分から成田の泣きぼくろを触ったりしてエッチを誘ってみたくせに、なんか藤枝が徹頭徹尾恥じらってるというか、快感を覚えているのにそれを無理に閉じこめようとしてるというか、声を我慢しちゃってるというか、そんな優等生っぽいエロさを醸しだしまくっていて、なんつーかもうたまんないです。
 最初に、藤枝が部屋に帰ってきて微笑みながら「ただいま」という場面が色っぽいと書きましたが、あの場面では西洋のお人形さんみたいな綺麗さだった藤枝が、成田に抱かれるこの場面では急に血が通っているというか、生々しさが表に出てきて、でも本人はそれを恥ずかしがって押し殺そうとしているような、何とも曰く言いがたい色っぽさの場面がどしどし続くんですよ。

 しかもねー。
 この後に出てくる二度目のエッチ場面(in図書室)なんか、本棚の向こうに人がいるからやめて! 的なエロシーンになってまして、必死で口を押さえちゃってる藤枝がもう可愛くて可愛くて可哀想で可哀想で!
 このエロさはヤバイよ、内田つち先生!

 さて、この後ストーリーは藤枝と成田の過去にさかのぼり、意外な裏側が明らかになっていきます。
 なぜ真面目だけが取り柄の優等生・藤枝が成田の誘いに応えたのか、成田の初恋の相手とは誰なのか、そんな数々の謎が物語の後半で明らかにされていくわけです。
 もちろんテイストはずっとシリアス。
 綺麗で優しい藤枝と、それを「これは恋じゃない」と言いながら凌辱しちゃう成田が描かれるわけですよ。

 このマンガ、じつは最後のコマのオチが面白くて、なかなか鮮やかなエンディングになっています。
 でも、さすがにこの一作を読むためだけに『花音DX』(980円)を買えとも言えないですしねぇ…。
 ただ、内田つち先生は、間違いなく今後大型化する逸材とちーけんは見ました。
 なので、待っていればそのうちに続々と他の作品も掲載され、それが一冊のコミックスになる日が必ず来るはず。
 気長にその日を待ってみてもいいかもしれませんが、うーん、でもやっぱりこの絵のクオリティと胸をきゅんきゅんさせてくれるストーリーの潜在力の高さは、ぜひ早めにご覧になっていただきたいものではありますなぁ!

 ううう、なんかとりとめのないレビューですいません…。
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