ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]期末試験で負けたら言うこと聞けよ…! 『ボーイズピアス』08年5月号より、池田ソウコ『恋愛一次試験』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-ガリ勉  受け-真面目・カタブツ  特徴-高校生  ●ア行-池田ソウコ  攻め-クラスの人気者  
BOY'S ピアス (ボーイズピアス) 2008年 05月号 [雑誌]BOY'S ピアス (ボーイズピアス) 2008年 05月号 [雑誌]
(2008/03/24)
不明

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 ううう、海外出張に行ってたおかげで、レビューを書きたいBL本が10冊以上も溜まってる…。
 賽の河原に石を積むように、コツコツやっていくしかないよね…。
 というわけで気を取り直して、まずは発売されたばかりの隔月刊誌『ボーイズピアス』08年5月号より、正統派の“優等生受け”マンガをご紹介しましょう!
 池田ソウコ先生の短編『恋愛一次試験』です~。
 何が正統派って、もうこんな要素が満載なのです。

・主人公(受)は勉強だけが取り柄の優等生

・そこに転校生がやってきて、あっというまに学年1位の座を奪ってしまう

・「次の期末試験で1位を取ったら言うことを聞け!」勝負が勃発

・勝つつもりだった主人公(受)は哀れ相手の言うがままに~

 本ブログで何度も書いてますとおり、“優等生受け”BLの神髄は、自分が一番と思っていたプライドの高い優等生クンが、目の前に現れた相手に歯が立たず、自分より優れた存在がいるのだという事実を屈辱とともに受け入れさせられ、しかもあまりの相手の強さに心が惹かれていくのを抑えられない…というところにあります(断言)。
 その意味で、本作はまさに正統派の“優等生受け”。
 唯一、残念な点を挙げるとすれば、主人公(受)の優等生、西邑直哉(にしむら・なおや)のビジュアルが、あんまりネクラにもダサくも見えず、普通の格好いい高校生に見えちゃうところでありましょうか。
 これで、ビン底眼鏡のボサボサ頭だったら、言うことなかったんですけどね(笑)。
 でも、それ以外は完璧です!

 さて、いつも学年一位を取っていた西邑直哉の地位に異変が起きたのは、海外から綾瀬透(あやせ・とおる)が同じクラスへ編入してきてからでした。
 勉強だけが取り柄の直哉にくらべて、透は運動も得意ならルックスもアイドル並みというスーパー高校生。
 もちろん校内の女子生徒にも大変な人気です。

 ところが。

 一方的に透のことを敵視していた直哉でしたが、そんなことにお構いなく、透のほうはなぜか直哉にチョッカイを出してくるのです。

 授業中も、後ろに座る透の席から、必死でノートを取る直哉に向かって消しゴムが投げつけられたりします。

(コツンッ)

「ナーオちゃん 消しゴム取って♪」

「………(怒)」(しょうがなく拾って投げ返す直哉)

「おっと。相変わらず怒りっぽいなぁ。生理前?」

(ブチッ)「お前が僕をいらつかせるんだ~!」

 額に血管を浮かせながら怒る直哉ですが、透はそんな直哉をニコニコ見つめるばかり。
 ところがそんなある日、透が直哉にこんな“賭け”を持ちかけてきたのでした。

「次の期末の合計点数の低い方が 勝った方の言うことを何でも聞くことにしない?」

 むふふ(笑)。
 萌える展開ですなぁ!
 そして、一度も透に成績で勝てたことがなく鬱憤が溜まっていた直哉は、今回こそは透に勝って吠え面をかかせてやろうと、ついその賭けに乗ってしまったのでした。

 期末試験が近づくにつれ、直哉の勉強にも熱が入っていきます。

「休み時間もお勉強? そんなことしても無駄だって。どーせナオちゃん、英語で俺に負けるんだからさ」

「うるさい、黙れ。貴様に努力こそが正義だと証明してやるんだ!」

「…ま、せいぜい頑張りな(ニヤッ)。『約束』は忘れんなよ?」

「…フン! お前こそ後悔するなよ!」

 そしてガシガシと予習に励む直哉の横で、透は女の子たちに誘われてカラオケに行く余裕ぶり。
 その後ろ姿を見て、直哉は心の中で呟きます。

(何でもできる人気者のこいつと違って 僕には勉強しかない)
(こいつは優越感に浸りたいだけなんだ)
(自分の方が僕より『上』だって見せつけて…)
(僕はこいつが世界一嫌いだ)


 さあ、ここまでがストーリーの序盤。
 ガリ勉優等生・直哉の、ライバル・透へのツンツンぶりを読者に印象づける部分になってます。
 まあ、ツンツンというか、透にうまくあしらわれてる感じですけれど(笑)。

 じつは、本作が優等生スキーな僕たちの心をとっても揺さぶってくれるのは、ここからのストーリーの転換が鮮やかだからです。
 なんと、透にカンニングを見つけられた直哉は、口止めのために身体を透に差し出し、それまでのツンツンぶりから一転、透に激しい快感を覚え込まされていくのです。
 この落差!

「やっ うっ んん~~~っ んうっ ひっ」

「…ナオちゃん、もうイッちゃったの?」

「やっやっ」

「ホラ…こんないっぱい出たよ。きもちよかった?」

「さっ さわるのっ だめっ やめてっ… いま、や、いやぁ…っ だめっ」

「ごめん かわいーな、直哉…」

「やぁ~~~っ だっ だめぇっ また、やっ… いっやぁっ」

「だって俺まだだもん。ナオちゃんのもまたおっきくなってるよ?」

「ひっん、んんっ やっだめっ そこ、ぐりぐりするのっ だ、めっ またっ でちゃ、でちゃうぅ…」

「ん… もーちょっとガマンして…?」

 あんまりエロいんで、思わず長く引用してしまいましたが(笑)、どーですか!
 「世界一嫌い」とまで言っていた相手に弱みを握られ、あまつさえ快感にむせび泣かされてしまう優等生!
 エロすぎ~。
 さっきまでのツンツンが嘘みたいに、可愛くなっちゃってるでしょ?
 言葉遣いもちょっと幼くなって。
 この落差がたまりません~~。
 はーうー。
 しかもこのH場面にかぶせるように、凌辱される直哉の心の中のモノローグが入ってくるのです!

(こういった行為のことはまったく無知だった僕に コイツが何もかも教えた)
(だからコイツが喜ぶへんな言葉も動きも)
(もう勝手に出るようになってしまった)
(コイツのせいで 僕はおかしくなってしまったんだ)


 冷静に自分の置かれた状況を分析してる直哉のこの優等生ぶり!
 そして、こーんな冷静なモノローグを心の中で呟きながらも身体が完全に透に溺れてしまっている直哉の様子を、同じコマで池田ソウコ先生は描いてくれてるんです。

「んんっやっ そこっいやだぁ…っ あんっあっ つまんじゃだめぇっ」

「んー?」

「あっあっあんっ」

「ナオのここ ぐっちゃぐちゃになってるよ」

「ふぅっうぇっ やっ 広げな、でえ…っ も…でる、でるっ」


 H場面の間、ずーっとこの“冷静なモノローグ”と“エロいSEXシーン”が同時並行というか、二重奏のように重なって描かれてるので、すんごく直哉の優等生ぶりが浮かび上がって、めちゃくちゃエロいのです…。
 「体は子供、頭脳は大人!」といえば名探偵コナンですが、「心は優等生、身体は淫乱!」というのが、この場面の直哉です(笑)。
 なんかエロくなっちゃってるSEX中の自分を冷静な直哉が外から眺めているような、でもやっぱり実際のベッドの上では透にすがりついちゃっているような…。
 直哉の相反する2つの心がうまく描かれてるんですね~!

 で、この場面の総決算のように、とてつもなくエロいのが、Hシーン最後の場面です。
 透に貫かれたまま絶頂を極めさせられそうになった直哉は、最後の瞬間、ぎゅーっと透にしがみつきながら発射するんですね!
 で、透もそれに応えるように優しく直哉のことを抱きしめてくれるわけです。

「ナオ…。気持ちよかった?」

 でも、直哉はそんな透の優しさを素直に受け入れることができません。

(なんでこんな風に優しく抱きしめたり そんな目で見たりするんだよ)
(もっと痛く酷くしてくれれば、お前のこともっともっと宇宙一嫌いになれるのに)
(僕のことをどこまで追い込めば気が済むんだ)
(こんなことを強要するのも)
(お前に抱かれて悦ぶこの身体を 嘲笑うためなんだろう)


 そして、直哉は「見るな!」と叫ぶと、射精直後の興奮がまだ静まらない身体のまま、「ううっ ひっく」と大粒の涙を流して、透から顔を背けてしまうのです。
 そりゃそうですよね。
 ずっと勉強でかなわなかった相手に、こんな恥ずかしいことをさせられ、あまつさえ性的に屈服させられてしまったわけですから。
 直哉の心を襲った屈辱感たるや…。
 想像するだけでヨダレが出ます!(笑)。

 さて、こんなにこんがらがってしまった2人の関係はいったいどうなるのか!――というのが、本作のストーリーなわけですが、この後にも、“優等生受け”的においしい場面がこのマンガ、山盛りなんですよ~!
 あうー!
 ご紹介したいけど、そうしたらみなさんが本を買って読むときの楽しみを減らしちゃう…。
 一言だけ言えば、ついに2人の気持ちが通じ合う瞬間のシーン。
 ここがもう最高です。
 絵もセリフも。
 キーワードはやっぱり「屈服」です(笑)。
 プライドの高い優等生・直哉が、ついに透に心まで陥落しちゃうシーンです。
 ここが!
 このシーンが!
 はああああああーーーー!
 可愛いすぎるー!!!!!
 でも言えないーーーーーー!!!!!!
 しかも、この後にまだ“仲直りエッチ”の場面もありますから、本当にサービス満点ですよ。

 じつは、池田ソウコ先生のマンガはこれまでほとんど読んできませんでした。
 調べたら、リブレからコミックスも出てらっしゃるんですね。
 しかも、天然クールビューティ受けとか載ってるらしい…。
 むふ。
 早速amazonででも購入してみようと思います(笑)。
 それにしても本作に出会えて本当によかったです。
 欲を言うと、前半の直哉のツンツンシーン、もっと直哉と透の普段のエピソードが入っていれば、後半の可愛くなっちゃう直哉との落差がさらに心に響いてきたのではと思いますが、贅沢を言ってはいけませんね。
 コミックス化のときに、この2人の続編書いてくれないかなぁ!
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Comments

なんて美味しそうな! 
ちーけんさん、こんばんは。
今回の作品、設定がすっごい好みでたまりません。
読んでいるうちに、思わず「ごくん」って生唾のんじゃいました(笑)。
心では嫌だと思っていてもカラダは・・・っていう切なさ、色っぽいですよねぇ。それがプライドの高い思春期の男の子であればあるほど。あぁまたよだれが(笑)。
ちーけんさん、男の子なのにこんな腐女子の気持ちが分かるなんて、素敵ですねぇ。
思わず、紹介されている本全部買いたくなっちゃいます。
腐女子歴は長いものの、未だにレジに持って行くのが恥ずかしい私は、コレ系雑誌を買うのには特に抵抗があるのですが、今回は池田ソウコ先生の漫画を読むために、頑張ってみます。
お仕事お忙しいと思いますが、これからもいっぱい作品を紹介してくださいね!!楽しみにしていますv
 
 
ともじさん、こんにちは!
先日は拍手コメントのほうでも、嬉しいコメントをいただいて感激してました。
どうぞ末永くよろしくお願いいたします~。

新しい記事にも書きましたが、今月号の『ボーイズピアス』は、みなみ恵夢先生の"優等生受け”マンガも載っていて、かなりオススメですよ~!
でも、JUNE系列のピアスとかコミックJUNEとか、買いにくいというお気持ちもよーくわかります(笑)。
 表紙や裏表紙に思いっきりBLなイラストが入ってたりして、ちょっと恥ずかしいことありますよね!
 僕はどうしても書店で買いたくない本の時は、amazonで通信販売を理容してます(笑)。

 あ、ともじさんのコメント中、ひとつだけ訂正を…。

>ちーけんさん、男の子なのにこんな腐女子の気持ちが分かるなんて、素敵ですねぇ。

 残念ながら、「男の子」の時代は遙か前に終わってしまってますので、お詫びして訂正させていただきますー(笑)。
 今後ともよろしくお願いいたします!
 

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