ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]ぼさぼさ頭に垢抜けない眼鏡…のび太クンにしか見えないダサっ子受けBL! 『Baby』VOL.5より、家町くみこ『kissies strawberry』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  受け-不細工・ダサい  特徴-大学生  ●ア行-家町くみこ  
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(2008/03/25)
不明

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 あんまりしょうもない日常のことばかり書いていると、ここを読んでいただいている方に見放されそうなので、出張から帰国後初めてとなるレビューをとっとと公開することにいたしましょう(笑)。

 日本にいなかった間に発売されていた大量のBL本の山の中から、この数字は毎日こればっかり読み返してます…。
 BLアンソロジー『Baby』VOL.5に掲載されている、家町くみこ先生の短編マンガ『kissies strawberry』です!

 いやもうほんとにこの3日間で10回以上読み返してます。
 何がいいって、本ブログではいっつも同じことを言っている気がしますが(笑)、受けキャラくんがネクラで眼鏡というこの設定です!
 まずは本作の主人公(攻)である大学生・洋の口を借りて、幼なじみ&同級生でもある受けキャラ・裕のことを紹介してみましょう。

見た目はぼんやりトロそうで
ぼさぼさの髪の毛
あかぬけない眼鏡


 むはははは!
 キタコレ!
 なんつーか、のび太クンみたいな感じなんですよ、本作の受けキャラ・裕は!
 つまり本ブログ的には最高の受けキャラ!(笑)
 絵でご紹介できないのが残念ですが、いわゆる“優等生受け”というよりは、真面目だけがとりえの大人しい平凡くん受けと言ったほうがよいかもしれません。
 いつもにこにこポワポワしてて、クラスでもみんなに好かれてるけど、一歩間違ったらイジメの対象になっちゃいそうな少年。
 もちろん服なんか全然垢抜けません(笑)。
 つーか、ダサさ全開。
 もう、こんな設定だけで、ドキドキワクワクしてきますよねー(笑)。
 え、しませんか?
 そんな人はここで置いていってしまうので、同じくドキワクしてくれる人だけ、このままついてきてくださーい(笑)。

 で、そんなのび太クンについて、攻めキャラ・洋は、先ほどの紹介に続けてじつはこんなことを言っているのです。
 ここすごい重要ですから、目の玉を見開いて読むように!!
 
何にも知らなそうな顔をして
身体をひらけば こんなにもいやらしい


 ムフ…。
 そうなのです。
 本作は、そんなダサくて眼鏡クンな野比のび太が受けキャラのくせに、とんでもなくエロ全開でもあるのですよ。
 恩寵!
 神の恩寵!
 いやー、これがホントにいやらしいんですわ~(笑)。
 お前、ホントにエロいBL好きだなと言われそうですが、そんなちーけんの下卑た欲望をも満足させてくれる充実ぶりなのです、本作は。
 そう言うと、家町くみこ先生のマンガをこれまで読んだことがない人は、裕がどういう絵柄で描かれているか、興味津々ではないでしょーか。

 うーむ。
 じつは今風の絵柄じゃないんですね、これが。
 自分的には一番よく特徴を言い表せるのは、えみくりさん発行の人気同人誌『突然最終回』でよくゲストとして描かれている生方音子先生の絵にとっても似ているなぁということなのですが、同人誌を読まない人にはまったくわからない例えですね…。
 なんというか、80年代後半の少女マンガ的な絵柄なんですよ!
 めるへんめーかー、片岡みちる、野妻まゆみ…。
 雰囲気が似てる絵として、こんな先生方の名前が浮かんできますが、うーん、やっぱり微妙に違うなぁ。
 うまく伝えられなくてスイマセン。
 すごく特徴的&個性的な絵柄なので、人によっては好き嫌いが分かれる絵かとも思いますが、ちーけん的には、のび太くんじゃないや、受けキャラ・裕のポワポワした感じを表すのにピッタリの絵だと思います。

 で、先ほどの攻めキャラ・洋のセリフにあったように、幼なじみで現在は別々の大学に通う2人ですが、じつは裕は洋に求められるままに“身体をひらく”関係です(恋人同士というわけではなく…)。
 べつに脅されたり嫌々やってるわけではないですよ。
 幼いころから兄弟のように、そして親友として育ってきた2人ですが、いつしかそんな関係になっていたのですね。
 2人の間では、攻めキャラである洋が何につけイニシアチブを持っています。
 ストーリーの冒頭でも、一人暮らしをしている洋のために、2時間も離れたところからキンピラゴボウを手作りして持ってきてあげた裕が、冬の寒い中、アパートの外で洋の帰りを待つ姿が描かれています。
 のび太クンが幼なじみのために尽くしてあげてる図式です。

 そのキンピラゴボウをおかずにご飯を食べ始める2人。
 そして、食事を終えるやいなや、当然のことのように、洋はこのさえない外見の幼なじみを引き寄せ、ディープなキスを噛ますのですよ。

(むちゅ…ぺちゃぁ…くにゅ…)

 そんな擬音とともに描かれる2人のキスシーンは、キスというより舌が絡み合うえらい濃厚なもので、直前まで真面目な顔でご飯を食べていた裕は、洋にキスされた途端、「は…っ んん…」なんてエロい喘ぎ声を洩らし、顔を真っ赤にして幼なじみのキスに応えます。
 ……いやー、このいかにも垢抜けない眼鏡クンが見せるエロい表情がですね、もういやらしくていやらしくて(笑)。
 ホントに本ブログ的には、素晴らしい一作ですよ…。

 さて、なんでこんなにも洋は裕に偉そうで、裕は洋に尽くすんでしょうか?

 じつは、一度も口に出したことはないのですが、裕は洋のことをずっと好きなのです。
 幼いころから自分のことを守ってくれた幼なじみを、のび太クンが密かに想ってきたという関係ですね。
 だからこそ、寒い中を2時間もかけてキンピラゴボウを届けに来たり、無体なキスを仕掛けられても嬉しそうに応えちゃったりするわけですね!
 で、本作の味噌は、そんな裕の気持ちをじつは洋も気付いていて、だからこそ裕に対して勝手なキスを仕掛けちゃったり、偉そうな態度を取っているというところにあるのです。
 作中出てくる洋のモノローグを見てみましょう。

(裕は俺のことが好きなのだ)
(実家から2時間離れた大学に近い場所での一人暮らし)
(裕は2時間かけてここまで来る)
(何かしら理由を持って)
(なのに)
(絶対に好きとは言わねーんだ)
(だから)
(俺が悪者になって…)


 そうなのです。
 絶対に、洋のことを好きだと告げてこない裕。
 だから、洋自身も裕の気持ちには気付いていないフリをしています。
 でも、寒い中を2時間かけてキンピラゴボウを持ってくる幼なじみ――ポヤポヤしていて鈍くさくて垢抜けないけど笑顔が可愛い幼なじみのことを、洋だって嫌いなわけがありません。
 いや、洋だって裕のことを好きなのです。
 でも、好きだと言ってこない幼なじみの気持ちを汲んで、そうしているだけ。
 それゆえに、

(俺が悪者になって…)

 洋は、裕の身体を自由にしているのでした。
 その気もないのに性欲を発散させるためのような顔をして。
 先ほどのキスもその一環です。
 キスされて上気した裕の顔。
 それを見て、洋はいつもどおりセックスへと雪崩れ込んでしまうのでした。
 ここからはかなり濃厚に2人のH場面が描かれます。

 一方的に裕を脱がして、首筋や乳首など感じるところを丁寧にキスしていく洋に、眼鏡でさえないのび太クンは顔を真っ赤にして感じまくります。

「あ…あぁ」

(クチュクチュ…)

「もう期待してんじゃん…」

「んぅ…」

(コリッ)

「チョーやらしー」

「うぅ…」

「乳首だって…」

(ぷにゅぷにゅ)

「んん…」

「今にも乳が出てきそうだぞ…」

「あ…」

(ビクッ)


 このあたり、のび太クンが快感に我を忘れて喘ぎまくってるのが、家町くみこ先生の特徴ある筆致で描かれているのですが、もう超絶エロいです…。
 上記の引用したところをお読みいただくとわかるとおり、家町くみこ先生のHシーンは、その擬音にもとても特徴がありまして、これがまたとってもエロいのです(笑)。
 外見はすんごく真面目で垢抜けない学生くんな裕が喘いでいる横で、(クチュクチュ…)とか(コリコリッ)とか(ぷにゅっ)とか描かれると、なんという対比の妙か、もんのすごくエロ度が高まるんですな!
 てか、最初のキスシーンでの擬音、2人の舌が絡まったところに大きく描かれた「ぺちゃあ」という効果音は、BLマンガでは見たことがないですよ!
 生々しい~。
 いや、かゆまみむ先生とか、井ノ本リカ子先生とか、Hシーンのうまさに定評のある作家さんなら、そんな擬音もすでに使われているかもしれませんが、このお二人は絵的にも男性向けエロマンガでそのまま活躍できるテイストの持ち主。
 先ほども書いたとおり、80年代の『りぼん』のような、少女マンガテイストな家町くみこ先生の絵でエロ場面が描かれ、さらに「ぺちゃあ」なんて効果音を付されると、何だかとっても未知のエロという感じなのですよ!
 この迫力というかエロさは、実際に読んでいただかないとわからないだろうなぁ。

 で、一方的に裕の身体をいじくりまくっていた洋ですが、涙ぐんだ裕にこんなことを言われて、もう我慢できなくなります。

「洋…ちゃん…もっとそばに寄りたいよ」

 そう言って、洋の股間に自分から手を伸ばし、ジーンズの上から膨らみをすりすりしちゃう裕。

 ……(黙想)。

 あの!
 眼鏡で!
 垢抜けない!
 野比のび太くんが!
 自分で手を伸ばして、攻めキャラの股間をすりすり!!!
 ぐはぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

 なんという神マンガでありましょう…。
 ううう。
 もう死んじゃう…。
 生きてるうちに、こんな素晴らしいマンガに出会えるなんて…。

 もちろん洋も我慢ならずに、自分も服を脱ぐと、裕の上にのしかかっていくわけですよ!

「ああ あ! そっ…そこ…ッ イヤだ… んっ…!」

「何?」

「イヤだ…」

 そう言われても、お構いなしとばかりに腰を振って、裕の後孔を擦りあげる洋。

「そこ、されると…漏れる…」

「ん?」

「あ、だめ…」

(ズッズッズッズッ)

「う…ん は… あ ア!」

 そのまま裕は洋にしがみついたまま絶頂を迎えさせられるのでありました。

 ――って、何だか今回は我ながらエロいところばっかり紹介している…(笑)。
 でも、そうしたくなるこの気持ちをご理解ください~。

 で、ここからがストーリーの山場ですよ!

 絶頂を極めてぐったりした2人は、そのままお互いに身体を預け至福の時を過ごします。
 性交中、裕のことを攻めたてながら、

(なんで お前は)
(好きだって言わねーんだ)
(好きじゃないはずないだろ――)


 と心中呟いていた洋は、そのぐったりした時間の中で、思わず腕の中の裕に、こう告げてしまうのです。

「裕…好きだ。なあ…お前は?」

 そう言われた裕は、泣きながらもちろんこう答えたのでした。

「俺だって…洋ちゃんが 好きだっ…!」

 これでめでたくハッピーエンド…のはずですが、いや、もちろんストーリー上もこれにてちゃんとハッピーエンドになるのですが、じつは本作の読みどころは、このあとにもう一つの山があるのです~。
 最後に主人公2人がハッピーエンドになるのなんて、BLでは当たり前ですからね(笑)。
 この後、「おいおい、そりゃどういうことだ」という新たな事実と、そもそもなぜ裕は洋のことを好きな気持ちを、ある意味、それが洋に対して丸バレだったにも関わらず、頑なに告げてこなかったのか、そのあたりの謎が解き明かされるのです。
 このハッピーエンド場面だけでマンガが終わっていたら、そりゃエロくて面白いマンガだとは思いますけど、まあそれだけのマンガで終わっていたと思いますが、気持ちが通じ合った最後、裕がなぜ気持ちを洋に告げなかったのかが明らかになることによって、じつは表面上はポヤポヤで垢抜けない真面目だけが取り柄に見えた裕という主人公のさらなる深みというか、キャラとしてのもう一枚奥が見えてきて、読者はさらにこの裕というキャラのことを好きになってしまうのです。
 で、それを知ったうえで、ここまでのH場面を読み返すと、これがまた新鮮でエロいのですなー(笑)。
 なんたる眼福。
 いやもうホントにこのマンガ、俺は大好きなんじゃーーー!!!!!!
 こんな場末のブログで叫んでもしょうがないんですけれど(笑)。

 唯一、今回のマンガで残念だったのは、本ブログの読者のみなさんも同じに思ってると思いますが、この主人公2人の名前の読みがまったくわからないことです。
 裕は、「ゆう」「ひろし」「ゆたか」などいろいろ読みがあるし、洋も「よう」「ひろし」と読めます。
 作中、ルビが振られてないので、全然わからんのですよ。
 名前のちゃんとした読みがわからないと、マンガにのめり込むことができません。
 編集者は、これぐらい気を遣ってルビを振ってほしいものです。
 ちーけんの頭の中では、「ゆう」と「よう」でもう勝手に定着させたので、もし違うと言われても、今更変えられないよ!

 というわけで、ダサっ子受けの近年希に見る秀作を今回はご紹介したわけですが、家町くみこ先生って、あまり他では作品をお見かけしません。
 どういう作家さんかご存じの方いたら、ぜひ教えてくださいっ。
 同人誌とか出されてるのかしらん。

 今回の『Baby』VOL.5は、じつは他にも“優等生受け”的作品がてんこ盛りになってます。
 早めにご紹介したく思いますが、『Hertz』とかを愛読されているタイプの腐女子、腐男子ならば、今回の『Baby』はとっても性に合うと思います。
 騙されたと思って買ってみてください~。
 絶対に買ってよかったと思うはずです!

 あわなかったらゴメン…。
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Comments

メスネジのくみこ様! 
ちーけんさん、こんばんわ!連日で失礼します。


私、最近ヤフオクで中古同人誌をよく買うのですが
表紙買いしたなかに00アレティエの本が。

そのかわいらしい絵柄とエロいシーンの表現力にずぎゅんばぎゅん!!と打ち抜かれてしまいましたよ^^


なんか商業誌にも描かれてるらしい、という噂はちらっと聞いてたのですが、
ちーけんさんが絶賛されてる記事を見てとても嬉しかったデス。^^



他にも好きな作家さんがたくさん重複してるみたいなので
「・・・ここはパライソですか!?」みたいなわくわく感です。


コラムや雑記もすごく興味深くて面白い!




ジャンルがメガネ優等生受け!ときっぱりしてるのも気持ちいいような潔さですね^^

そーゆー角度でBLを見たことがなかったので
新たな扉を開いた感じです♪♪



お仕事でお忙しいなかの更新は大変でしょうが
お風邪など召されぬよう、ご自愛くださいマセ。


それではまたv-238











 

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