ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[雑誌レビュー]人気作家が珍しく“優等生受け”を描いてくれたけど…!? 『CitaCita』08年4月号より、佳門サエコ『ネコ★また』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-ガリ勉  特徴-高校生  ●カ行-佳門サエコ  
Cita Cita (チタチタ) 2008年 04月号 [雑誌]Cita Cita (チタチタ) 2008年 04月号 [雑誌]
(2008/02/26)
不明

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 花音の増刊として発行されているBL雑誌『CitaCita』から、“優等生受け”をご紹介するのは初めてだと思います~。
 花王冴子先生が改名して『佳門サエコ』になられたのは、いろんな雑誌で告知されているので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、その佳門サエコ先生が珍しく“優等生受け”を描かれています。
 って、俺が知らないだけで、じつは以前にも結構描かれていたりするのでしょうか。
 今まではどちらかというと、カッコイイ攻めが可愛い受けとラブラブみたいなストーリーが多かった印象があり、あまり熱心には作品を読んできていない作家さんなのです~。

 タイトルは『ネコ★また』。
 今号より新連載開始ですが、よく考えると、『コミックJune』で連載中の天城れの先生『恋奴!』、『Hertz』で連載中の松本ミーコハウス先生『恋のまんなか』などなど、意外に“優等生受け”の連載がBL界に増えてきたような感じです。
 うーむ、これはついに優等生ブームが到来しつつあるのだろうか…全然実感ないけど(笑)。

 で、今回の『ネコ★また』は、マンガの中で出てくる教師の言葉を借りれば、「学年一の悪ガキ」×「学年一の秀才」というカップリング。

 でも、読んでいただくとわかりますが、受キャラ・木村聖(きむらノエル)が「学年一の秀才」でネクラで眼鏡な優等生なのはその通りですが、攻キャラの山本昭瑛(やまもとしょうえい)は「悪ガキ」というよりは「学年一のコワモテ」とでも言ったほうがピッタリ来るような感じ。
 といって、別にヤンキーというわけではなく、大人びていて、ちょっとうるさい同級生なんか一瞥で黙らせてしまうような迫力を備えた男なんですなー。
 しかも顔は超一流の格好良さなので、もちろん女子にも人気があります。

 さて、この攻めキャラ・昭瑛は、ロクに学校にも来ない生徒です。
 なので卒業が危うくなり、追試に向けた補習を頼まれたのが、学年一の秀才である聖というわけでした。
 聖は、とにかく真面目で勉強しか取り柄のないタイプの優等生。
 でも、聖がその奔放さ、自由さに密かに憧れていたのが、教師に頼まれて補習を見てやることになった昭瑛だったのでした。

 1ページ目で、この2人が補習に励む場面が描かれているのですが、まず何より聖のルックスがおぼこいというかいかにも勉強しかできなさそうな優等生というか、そんな感じです。
 全然エッチなことなど興味もなさそうに未熟な感じに描かれているのですが、じつはこれが第一の“罠”なんですね~(笑)。
 対して、昭瑛は黙々と勉強しています。
 わからないところがあると、聖に「次こっち教えて」と声をかけ、説明を聞くと自分で問題を解く。
 その繰り返しでなかなか真面目な勉強ぶりです。
 先ほど書いたように、おちゃらけ系の高校生ではなく、迫力がある無口な「悪ガキ」として描かれているので、この補習でも優等生・聖を馬鹿にしたりとか、そんな幼いことは一切やりません。
 目の前の勉強に集中しているわけです。

 ところがその晩、家に帰った聖は、後悔に苛まされていました。

「全然話せなかった…」(ずーん…)
「だいたい僕が成績いいのは友だちがいないから他にやることないからなのに…」
「いつも遠くから見てるだけだったのに、いきなりあんな近くに来られたらっ」
「クロだってそう思うだろ?」

 はい、聖の独り言にいきなり登場した「クロ」は、3ヶ月前に怪我をしているところを拾った飼い猫のことです。
 自分で言っているように、ネクラで「友だちがいない」聖は、はっきり言ってこのクロだけが何でも話せる友だちです。

「少しでも昭瑛くんの役に立てるといいな…」

 クロにそう呟く聖は、翌日も続く昭瑛の補習のために、わざわざ「山本昭瑛くんの補習ノート」なんてものを作ってあげて学校に持って行ってあげるのでした。
 このあたり、とにかく発想がネクラでイイ感じですよね(笑)。
 補習相手のために「○○くんの補習ノート」なんてものを作ってあげようという心持ちが、まずネクラな優等生らしくて、我々優等生スキーの心を打つわけですよ。
 今の高校生なんか、こんなものを友だちが作ってきた日にゃあ、「うわ、重っ!」とか言って、イジメの対象にしそうです(笑)。←今の高校生に偏見ありすぎ?

 ところが。

 翌日、聖が登校すると、向かいの校舎の屋上に、なんとクロらしきネコが登っているのを一瞬目にします。
 まだ怪我も治ってないのに…と驚いて身を乗り出す聖。
 その時、後ろから声がかかります。

「なんかいたのか?」

 クロを探すのに夢中で、相手が誰かもわからず返事を返す聖。

「うん…うちの猫なんだけど…ひどい怪我してるから、外に出るなんてまだ無理なはずなんだけど…」

 そう言って後ろを向くと、話しかけていたのはなんと昭瑛でした。
 思わず「わっ」と驚いてしまう聖。
 そんな聖に、昭瑛はこんな言葉をかけてくるのでした。

「なんだ、お前、フツーに話せんのか」
「昨日は話しててもロボットみてーだし、教室でも話してるとこ見たことねえし」
「補習に付き合わされて嫌なのかと思ってた」

 思わず、「そ、そんなことないよっ」と焦ってしまう聖。
 わかったとでも言うようにじっと見つめてくる昭瑛に、聖は勇気を出して「一緒に頑張ろうね!」と声をかけるのでした。

 さあ、このあたりでちょっと胸がきゅんとする少女マンガ的展開になってきたわけですが、もちろんそう簡単に恋が成就しては面白くありません(笑)。
 放課後、図書室に聖が向かうと、昭瑛が友だちから「補習なんかサボれよ」と迫られているのを目にしてしまうのです。

「木村が教えてるんだろ?」
「あいつキモくね? いっつも黙ってて何考えてんのかわかんねーし」
「そーいやよく昭瑛の事見てるよな?」
「昭瑛お前狙われてんじゃねーの?」


 思わずそれを立ち聞きしてしまった聖は、ショックで手に持っていた「山本昭瑛くんの補習ノート」や教科書を落としてしまいます。

「バサバサッ」

 そのまま「あ あの…き…聞くつもりはなくて…っ」と泣きそうな顔で言うと、バッと走り去る聖。
 やはりこのあたりも昔ながらの少女マンガ的展開ですね(笑)。
 さあ、ここで昭瑛がどういう態度を取るかが見所なわけですが――。
 聖が落としていった自分のための「補習ノート」を見つけるや、昭瑛はもの凄い形相で友だちたちを睨みつけ、こう言い放つのでした。

「…消えろ」
「消えろっつってんだろ!」


 この場面、昭瑛の表情はまるで本職のヤクザのよう(笑)。
 とても高校生には見えませんが、読者としては、「おお、昭瑛ももしかして聖のことを憎からず…」なんて少女マンガ的ロマンチックな気分に浸らせてもらえるわけです。
 ふむ。
 こうしてみると、ここまではすごく正統的な少女マンガ的展開のストーリーになってますね!
 ちょっと甘酸っぱい感じの。

 ところがここから、題名の『ネコ★また』どおり、非現実的な風味もくわわったぶっ飛び系ストーリーに話が展開していくのです(笑)。

 昭瑛の前から逃げ去った聖は、校舎裏でひとり涙を流します。
 と、そこに突然、全身ハダカの怪しい美青年が現れます。

「おい聖、そのくれー性格 何とかならねーのか」

 なんとそれは猫のクロが姿を変えた「ネコまた」だったのでした。
 聖の部屋で飼われ、いつも聖の愚痴を聞き、その日常を見てきたクロが、いきなり傲慢キャラの「ネコまた」として出現したのです。

「お前はその昭瑛ってやつが好きなんだろ? だったらとっととやっちまえよ」

「な 何言って…っ」

「いっつもあいつの事考えてシコってるだろーが。ネコだからってわかんねえと思ったか?」


 ガーン!(笑)
 いかにもおぼこくて未熟に見えた聖ですが、なんと毎晩毎晩、昭瑛のことを思い浮かべてはオナニーに励んでいたことが、クロの口から突然明かされてしまったのでした!
 いやー、こうなると俄然われわれ優等生スキーの興奮度もアップしてくるってもんですな(笑)。
 てか、その場面を佳門サエコ先生には絵で描いておいて欲しかった…って、そんなドス黒い欲望は措いておいて(笑)、続けてクロは聖にこう言い放つのでした。

「助けてくれた礼だ。お前の望みを叶えてやるよ――」

 もちろん聖の望みとは、昭瑛に好きになってもらえること。

 ところが。

 クロに操られた聖と昭瑛の2人は、まったく意識がないまま夜の学校でエッチをさせられてしまうのです。
 この場面、クロに操られた聖は、眼鏡も外し、ちょっと色っぽい娼婦のような媚態を見せて昭瑛を誘うのです。
 このあたりは、あのダサダサの眼鏡姿のままエッチさせてくれればいーのに…と、優等生スキー的にはちょっと残念な場面。
 で、翌朝、目が覚めた2人は驚いて…というところで、連載第一回が終了になってます。

 恋愛面では正統的な少女マンガ的胸キュンストーリーで押しつつ、「ネコまた」の登場で超現実的なファンタジーも入り込み、エロ場面では結構激しくやっちゃってるという、いろいろ欲張りなストーリーになっている今回の『ネコ★また』。
 最後のエッチシーンで、聖が優等生の格好でなく、クロに操られてのエロ美少年姿になってエッチをしてしまったことは返す返すも残念ですが、怖いのは、第二回目以後も、肝心なところでこの“優等生受け”が姿を消してしまうことでありますなー。
 実力のある人気作家さんが、たまに“優等生受け”描くと、最初はいいんですが、だんだん「これ、べつに主人公が優等生じゃなくてもいいじゃん…メソメソ…(涙)」的な、普通のBL展開になってしまうことが過去何度もありましたので、本作もその点、われわれ優等生スキーが監視の目を強めていかねばならないところでありましょう!←それなんか効果あんのか?
 連載2回目となる次回では、ぜひ優等生そのままの姿でのエロシーンを期待したいものです。
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