ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]「今度の中間試験、お前が一位を取ったら何でも言うこと聞いてやる!」 かゆまみむ『君の耳に告白』より、『愛する気持ちは譲れません!』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-ガリ勉  特徴-高校生  ●カ行-かゆまみむ  
君の耳に告白 (GUSH COMICS)君の耳に告白 (GUSH COMICS)
(2008/01/10)
かゆま みむ

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 やはり“優等生受け”推奨ブログとしては、このコミックスは外せませんな!
 かゆまみむ先生の最新刊『君の耳に告白』が発売になりました~。
 コミックスの真ん中あたりに収録されている『愛する気持ちは譲れません!』が、ドンピシャの“優等生受け”でしたので、嬉しい気持ちを隠さずにご報告いたします!

 かゆまみむ先生が“優等生受け”界で重要な作家さんであることは、このブログでも何度も書いてきたとおりですが、一口に“優等生受け”といっても、ストーリーの中で“優等生”という要素がどれぐらいの比重を占めているかによってその軽重があるわけですよ。

(1)主人公が優等生
(2)攻めキャラが不良とか劣等生で、受けキャラが優等生であることが強調されている
(3)くわえて、主人公が「今度の試験に負けたらカラダを自由にしていい」とか言ったりして、「成績」「順位」といった“優等生アイテム”がストーリーの重要な要素になっている

 “優等生受け”を愛するブログ主の私見では、“優等生受け”BLを分類すると、このような3段階に分かれることが、これまでの研究成果として判明しています(笑)。
 単にキャラが優等生というだけか、はたまたストーリーの中核部分にまで主人公が優等生であることが関わってくるかの違いですね。
 (1)の優等生受けは非常に多いです。
 本ブログでいつも紹介している“優等生受け”BLも、ほとんどがこのカテゴリーに属するものですし。
 ありそうでなかなかないのが、(3)のカテゴリーに入ってくるBLですよ!

 自分の成績がいいことが鼻高々で、それこそが自分の生きる原動力になっている優等生クンが、負けるなどとはまったく思わずに「今度の試験で君が僕より良い成績を取ったら、何でも言うことを聞いてあげるよ」なんて約束しちゃって、ホントに負けちゃって屈辱にブルブル震える――あああああー、なんて萌えるBL!

 今回のかゆまみむ先生のマンガは、まさにこの(3)の“優等生受け”なのです~。
 ビバ、かゆまみむ先生!
 さあ、どんなお話しか早速ご紹介いたしましょう~。

 主人公(攻)の藤崎は勉強嫌いの高校生。
 寮住まいで、今までは「テストの点なんてほどほど取ればいい」と思って学校生活を送ってきた男です。
 ところが今回の定期試験では、トップ級の成績を取り、テストの上位2名の寮生だけが入れる「Aルーム」入りの権利を見事獲得したのでした。
 その変貌ぶりは、「あいつ いつの間にそんなに勉強してたんだ?」と寮内でも噂の的です。

 それほど「Aルーム」入りが騒がれるのには、じつは訳がありました。
 寮内の噂をさらに拾ってみましょう。

「Aルームっていったら あいつと同室だろ?」

「ほら入学してから3年間ずっとAルームの点」

「あ~、俺もあーいう秀才に生まれたかった!」


 そうなのです!
 Aルームには、3年間そこから動いたことのない優等生・光葉(みつば)がルームメイトとして存在していたのでした。
 じつは藤崎は、授業で当てられ答えが分からず立ち往生してしまったとき、光葉に助けてもらったことがあったのです。
 そっとノートを指さしてくれたきれいな指が印象的だった優等生・光葉のことを、その瞬間好きになってしまった藤崎は、「あいつと同室になって『好き』と告白する」と決心し、嫌いだった勉強を頑張ってついにAルーム入りを果たしたというわけでした。

 ところが!

 ウキウキ気分でAルームへ引っ越した藤崎を迎えたのは、険しい表情の光葉でした。
 キッと睨み付け、光葉は藤崎にこう言い放ちます。

「…なんで藤崎がAルーム入りなんだ?」

「よかった、俺のこと覚えててくれたのか。今日からよろしく」

「……。お前、一年の時は学年50位にも入ってなかったはずだよな?」

「ああ、その時はまだ勉強サボリがちで…(汗)。本腰入れ始めたのは一年の終わり頃なんだ。Aルーム入りを目標にしてからは、死ぬ気で頑張って――」

「認めない!」

「え?」

「一朝一夕で勉強したような奴が簡単にAルーム入りするなんてこと、認めるわけにはいかない! お前にだけは絶対に負けない! 首席卒業するのは俺だ!!」

 ガーン(笑)。
 藤崎、大ショック(笑)。
 とても告白するどころのムードではありません。
 勉強に本腰を入れてなかったころの藤崎を覚えていた光葉は、優等生のプライドに懸けて、
“成り上がり”の藤崎を認めないのでした。

 でも光葉のことが好きな藤崎は、必死で接近を図ります。
 食堂で隣に座ろうとすれば、「お前と馴れ合うつもりはない!」と一喝してくる光葉は、プライドの高い優等生そのものですが、じつはここでちょっと可愛いシーンが。
 トゲトゲしている光葉を食べ物で釣ろうと、藤崎は「お前、酸っぱいもの苦手だったよな。このエビフライと酢の物交換してやるよ」と申し出てあげるのです。
 その瞬間、お堅い優等生の仮面が崩れて、光葉は(えびフライ…ドキドキ)なんていって頬を染めちゃいます。
 無防備な笑顔で、この場面、とっても可愛いのです(笑)。
 ガリ勉でプライドの高い優等生がこんな一面を見せると、とっても愛らしく見えますな!

 でも、これでちょっとは仲良くなれるかと思ったのもつかの間、藤崎が「お前と同じ食生活すれば、お前みたいに頭よくなれるのかな」なんて成績の話題を光葉に振ったとたん、顔色を変えた光葉はガタンッと席を立ってしまいます。
 とにかく藤崎に成績で負けるわけにはいかない! というプライドがバシバシ感じられる場面です。

 さて、一緒の部屋に寝起きしたことで、藤崎は光葉がとにかく毎日勉強していることを知り、ビックリします。
 夜が白むまで机に向かう光葉は、そのまま机に突っ伏していることもしばしばです。

(この努力で3年間ずっとAルームを維持してきたんだな)

 一生懸命に頑張っている光葉を見て、ますます好きになってしまう藤崎。
 ところが、机で寝込んでいた光葉を藤崎が抱き上げてベッドに運ぼうとして、一悶着起きてしまいます。

「藤崎…!」

 自分がライバルに抱きかかえられていたことに気付き、藤崎の腕から飛び降りる光葉。
 頑なな光葉をなだめようと、つい藤崎は自分が首席を取るつもりでAルームに来たのではないと告白してしまいます。

「安心しろよ。俺はただお前と同室になりたかっただけなんだ」

「どういうことだ…?」

「だから…。お前と仲良くなりたくて…」


 試験を前にした今、光葉に本気の告白なんてしたら、ウブで真面目な光葉を混乱させてしまうと思った藤崎は、本当の気持ちを告白するのだけはギリギリ踏みとどまります。
 ところが、気持ちを抑えて「仲良くなりたくてAルームに来た」と告げた藤崎に、光葉は激高してしまうのでした。

「そんなくだらない理由の奴に負けるわけにはいかないっ!」

 そう言われ、ついに藤崎も光葉を真っ直ぐに見つめながら自分の気持ちを告げてしまいます。

「…くだらないなんて、俺は思わない! 俺はお前を寮で見るだけで一日幸せな気持ちになれた。テスト勉強が苦痛じゃなくなったのも、お前がいたからだ。俺は光葉の事が好きだ! お前に恋する気持ちはくだらなくなんかない!!」

「なっ…」


 藤崎に「好きだ」と告げられ、真っ赤になる優等生・光葉。
 ここまでお読みいただければわかるとおり、とにかくストーリーのすべてが“優等生”というものに関わっていて、本当に素晴らしいですな!
 そして、絶対に負けるわけにいかないライバルから「好き」と言われてしまった光葉は、ついに“禁断の勝負”を申し出るのでした。

「勝負だ! 今度の中間テストでお前が一位を取ったら、何でも言うことを聞く。ただし! 俺が一位だった場合はただちにAルームから出ていけ! 二度と俺には近づくな!!」

 むはー!
 これですよ、これ!
 戦争映画で「俺、この戦争が終わったらお前と結婚するんだ…」なんて言い残して出征していく兵隊さんが必ず骨壺に入って帰ってくるのと同じで、“優等生受け”で「お前が勝ったら何でも言うことを聞く!」なんて優等生が言い出したら、絶対に“敗北フラグ”が立ったと同じようなものですが、さて今回はどんな結果になるんでしょうね。
 本当に光葉が負け、藤崎が見事1位を獲得しちゃうのか――。
 この結果、知りたくないですか~(笑)。
 まあ、ここでは書きませんけど(笑)。
 ぜひご自分の目で確かめていただきたいものですな!

 さて本作は、かゆまみむ先生の最近のマンガでは珍しく、エッチ場面がありません。
 本ブログで何度も書いているとおり、かゆまみむ先生はエロ場面はうまいわ、しかもそれだけでなく心理描写やストーリー作りも超一級だわという素晴らしいマンガ家さんですが、とにかくエロいシーンを描かせたら現在のBL作家の中でもトップクラスでして、まるで男性向けとみまごうような濃厚なH場面は、かゆまみむ先生のマンガを読む楽しみの一つです。
 ところが今回は出てこないんですな~。
 
 え、じゃあこの2人のラブラブなところ読めないの? とお嘆きのみなさん、まだ早い。
 じつは同じコミックスの中に、この続編が入ってるんです。
 しかも、続編の主人公は藤崎から光葉に代わっていて、光葉の内心の心理描写がビシバシ出てくるマンガになってます。
 今回ご紹介した本編は、藤崎視点のマンガなので、ツンツンしてる光葉の本当の気持ちはなかなか読者にもわからなかったわけですが、続編ではそれがふんだんに登場するわけです。

(あいつ、どんだけ俺のこと好きなんだよ…)

(舌ってあんなに熱いんだ…)

(なんで俺なんか好きなんだ…)

(これが好きってことなんだ)

(どうしよっ…こんなにきもちっ…よ…かったらっ…バカになってしまう…)

 どうです、この今すぐにでも本を買って読みたくなる光葉の独り言の数々!
 優等生、可愛すぎ!
 もちろんこの続編では、藤崎と光葉のいちゃいちゃも全開となってます(笑)。

 もう何度も書いてますが、かゆまみむ先生、大好きです!
 神!
 あなたが神か!
 いま発売してる『BOY's LOVE』で完結した“優等生受け”のシリーズも素晴らしかったですが(早めにレビュー書きます)、本っ当~に同じ時代に生きていることを感謝せずにはいられない作家さんですよ!!!!!
 エロエロエッサイム!(意味不明

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Comments

 
*訂正ご報告*
今日、拍手コメントで、先日完結したかゆまみむ先生の“優等生受け”シリーズは、コミックJUNEでなく『BOY's LOVE』掲載だとご指摘を受けました!
あう~、恥ずかしい(><)
教えてくださった「くま」さん、ありがとうございます!
というわけで、記事訂正させていただきました~。

 

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