ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]真面目で頑張り屋さんなサラリーマンパパ受け! 姫加戸りか『ベッドルームツアー』より、『パパが彼氏』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-真面目・カタブツ  特徴-社会人  ●ハ行-姫加戸りか  特徴-年下攻め  
ベッドルームツアー! (花音コミックス)ベッドルームツアー! (花音コミックス)
(2007/12/27)
姫加戸 りか

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 いつかご紹介したいと思ってた作家さんの新刊コミックスが出ました!
 姫加戸りか先生の『ベッドルームツアー!』です~。
 BL界の未来を背負うぐらいの力のあるマンガ家さんですよね。
 あんまり絵もストーリーもうまいので、同人界で活躍されていた方かなぁと思ったんですが、いくら検索しても出てきません。
 ご本人のサイトを拝見しても、それらしい情報載ってないし…。
 いきなり商業誌でデビューされた方なんでしょーか。
 だとしたら、すごいですね。

 姫加戸りか先生のマンガは、まず何より絵がオサレです。
 昔は、こんなオサレな絵を描く人のBLマンガは、なんかストーリーもやっぱりオサレで小難しくて観念的で…と相場が決まってたものですが、姫加戸先生のマンガは、そんなオサレな絵柄に、いい意味で商業的な要請に沿ったわかりやすいストーリー、それにあふれるほどのオリジナリティが加わって出来ているように思います。

 で、これがまた意外に“優等生受け”なストーリーが多いんですよー。

 といっても、あからさまにガリ勉で眼鏡かけてて友だち少なくて…なんてキャラは出てきません。
 姫加戸りか先生のマンガに出てくるキャラクターは、ひどく性格や設定が重層的で、一言で説明するのが難しい子たちばかりなのですが、あるときは淫乱高校生だったり吸血鬼だったり医者だったりといった、全然“優等生受け”とは関係なさそうなマンガに登場する彼らの内面を見ていくと、なぜかどのキャラにも“優等生”的な要素が入ってる気がするんですなー。
 みんな一途で思いこみ激しくて、本当の自分を隠して別の自分を演じてたり、悪ぶってるのにすごく内心はピュアだったり、“優等生キャラ”に必須な要素がいっぱい詰まってるんですね。
 どのマンガを見ても、キャラクターの内面のネチネチした心理描写が多いから、そう思っちゃうのかしらん?
 とまれ、一般的に“優等生受け”が好きというBLファンならば、必ずや面白く読める作家さんだと、ここで高らかに宣言しておきますですよ!

 今回の新刊コミックスは短編集で5、6本のマンガが入ってますが、そのうち4本は間違いなく“優等生受け”と言ってよいマンガです。
 どれをご紹介しようか迷うのですが、やっぱり学園ものが好きなので、その中から『マドンナとシャワーを』というマンガをご紹介しようと、じつは最初思いました。
 でもこのマンガ、主人公である男子高校生の凛(りん)が、はっきりと“優等生”とか言われてる場面があるわけじゃないんです。
 それは先ほど書いたとおり。
 冒頭、きっちり制服を着て辞書とシャーペンを片手に教室で机に向かう姿が描かれているのが、それらしい描写といえば描写ですが、はっきりとそういう説明があるわけではありません。
 それどころか、途中は制服を着崩したりタバコ吸ってる場面が出てくるくらいです。
 でも、どうにもこうにも優等生臭を出しているキャラなんです、この凛というキャラは。
 ストーリーは、この凛と、彼が密かに好きだった幼なじみの同級生(もちろん男子)との、カラダから始まる可愛い恋物語を描いたものなのですが、以上の理由で、あんまり優等生受けとしてはご紹介することがなくなってしまうので(でも絶対テイストは優等生受け!)、涙を呑んで別のマンガをご紹介することにします。

 相変わらず前置きが長くてすいません。
 バツイチで一児の子持ちサラリーマンが受けキャラという、本ブログでは珍しい一作『パパが彼氏』をご紹介いたしましょう!
 このマンガは、もう迷うことがないくらいはっきりと“優等生受け”と言ってよいと思います。
 といいつつ、やっぱり明確にそういう説明があるわけじゃないんですけどね。

 妻と離婚して、現在は一人息子の保育園児・文稀(あやき)を引き取り、サラリーマンとして休みなく働くかたわら、家事や育児も手を抜かない頑張り屋さんが、主人公の徳井大介(とくい・だいすけ)です。
 26歳で結婚して29歳で別れて欲しいと言われた大介は、もう30代目前。
 文稀を毎朝、保育園に預けてから会社に向かい、夜は遅くまで残業をこなしてから保育園に寄って文稀と一緒に帰宅。
 他に何もやる余裕はなく、とにかくがむしゃらに仕事と家事、育児をこなす日々を大介は送っています。
 折悪しく、会社では部署異動も重なってとても仕事を減らす余裕はなく、もうパンクしそうなほど大介は頑張る日々を闘っていたのでした。
 救いは、息子の文稀がパパである自分を大好きで、元気いっぱいなこと。
 それと、毎朝毎晩の送り迎えのときに笑顔で接してくれる保育園の若い男の先生、柚稀(ゆずき)の存在でした。

 といっても、この時点で大介は全然ホモ設定ではありません(笑)。
 柚稀のことも、単に「いい先生だなぁ」「文稀のことを気にかけてくれてありがたいなぁ」というレベルの好意を持ってるだけです。
 でも、家では炊事、洗濯に追われ、会社でも仕事に追われる大介にとって、朝夕に柚稀と交わす会話は、本当に心が安まるひとときになってました。

 そんなある日、大介は柚稀とゆっくり話す機会を持ちます。

「…徳井さん、仕事いそがしいんですねぇ。でも、徳井さんとここで話してもうらのって楽しみなんです。オレ母親しかいなかったんで、徳井さんみたいな良いお父さんが普通にうらやましいです」

「いえ、そんな…」

 柚稀にそんなことを言われ、ちょっと照れる大介。
 横では文稀が「ゆず先生大好き~」と言いながら、柚稀に抱きついてるほのぼのシーンです(笑)。

「この間、ちょっと名簿確認することがあって見たら、徳井さんオレの2つ上じゃないですか」

「え…。オレより柚木先生全然しっかりしてますね…」

 大介はこんなことを言って謙遜してますが、会社での仕事ぶりやルックスなど、大介もなかなかのものなんです。
 カッコイイし、しっかりしてるし、女性にもモテそうな感じ。
 なのに、謙遜して柚稀を褒めるところに、大人な感じがよく描かれてます。

「別にしっかりしてないですよ。好きな仕事頑張ってやりたいだけです」

 対して、そう答える柚稀先生は、見た目は茶髪でチャラい感じもある美青年。
 笑顔がよくて、子供にはみんなから慕われてます。
 そんな柚稀に、大介もつい本音を漏らしてしまうのでした。

「えらいなあ、柚稀先生は。オレなんかもうただ毎日生きてるだけって感じですよ。同級生にすらいつ会ったか…」

 そう言うと、ニコッと笑って柚稀はこう言います。

「…今度、よかったら飲みにでもいきませんか? 徳井さんのほうがお忙しいから悪いんですけど…。文稀くんもいるし、3人でも楽しいですね」

 久しぶりに人から誘われて、ついドキッとしてしまった大介。
 その日の夜、交換した携帯電話の番号を見ながら、大介は物思いに耽るのでした。

(若いのにいい子だなぁ、柚稀先生は…)
(人に思ってもらえるのって やっぱ嬉しいことだ)
(きっとオレはもっともっと頑張れるよ)

 ところが、翌日。
 会社で大介を待っていたのは、通勤時間が1時間半はかかる遠隔地への勤務命令でした。
 父子家庭という事情を考えて欲しいと頼む大介ですが、上司から「子育てなんてみんな普通にやってること言い訳にするな。仕事ぐらいちゃんとやってみせろよ」と嫌みたっぷりに言われて、心の中で何かが切れてしまったのを感じます。

(…全部ちゃんとやってたつもりなんだけどなぁ)

 うつろな目でそう独りごちる大介。
 気がつけば、保育園のお迎え時間はとっくに過ぎているどころか、日付も変わろうかという時間になってました。
 慌てて柚稀に電話すると、文稀は柚稀が自分の家に連れて帰ってくれていると聞き、慌てて走る大介。

 どうですか、この頑張り屋さんの主人公・大介というキャラは。
 これを優等生と言わずして何と言いましょう。
 誰にも迷惑をかけないようにと毎日限界まで頑張っていたのに、それが周囲に理解されず、ついに心の糸が切れてしまったこのシーンは、読んでいてもかなり胸にグッと来るものがあります。
 優等生というのは、学校でも社会でも会社でも常に孤独なものなのですよ…。

「とりあえず飲みませんか」

 そう言われて、柚稀の部屋でビールを飲み始めた大介は、失態を責めもせずに笑顔で迎えてくれた柚稀に癒やされ、会話に興じた挙げ句、つい飲み過ぎてしまいます。
 そのまま溜まっていた疲れもあり、いつしか眠りの海へ…。

(なんだか文稀とこの人だけには)
(本当に嫌われたくない)
(だって)
(きっと…)
(いい人だから…)

 ところが、そんな夢を見ていた大介は、股間に異様な感触を覚えて目を覚ましてしまいます。
 なんと!
 裸になった柚稀が、大介のズボンどころかパンツまで下ろし、ペニスをしゃぶっていたのでした~。
 「いい人」だと思っていた柚稀先生の“豹変”に驚いて声も出ない大介。

「え? あっ! なにっ!」

「徳井さんですよ、ヘルス行ってしゃぶられたいって下ネタ、酔って言い出したのは…」

「はあ!?」


 そのまま柚稀は大介をドンッと床に突き飛ばし、四つんばいの格好を取らせます。
 大介の肛門を両手で開いてしげしげと観察しはじめる柚稀に、当たり前ですが狼狽する大介。

(そ、そんなとこ見られ…)

 「いい人」と思っていた柚稀に訳も分からず襲われパニくる大介は、顔を真っ赤にするばかりでロクな抵抗もできません。
 そのまま舌で後孔をなめほぐされても、大介は腕に力が入らず、柚稀のなすがままになります。

「徳井さん…」

「あっ!」


 そう言って自分の性器を大介の後孔に挿入する柚稀。

(オレ…柚稀先生に入れられてる…)

 でも、いくら突然のこととはいえ、なぜ大介は柚稀を突き飛ばして逃げられないのでしょうか。
 大の男同士、しかも体格的にはじつは大介のほうがよほど背も高くしっかりしてる感じで描かれてます。
 柚稀のほうが華奢で綺麗な保育園の男の先生という感じですし。

 じつは、その“秘密”が、このエッチシーンで明かされるわけですよ。

 ぐぐぐっと奥まで腰を進めながら、柚稀は大介の耳元で囁きます。

「オレでよかったら、いろいろ頼ってください…」

「あっ…」

「ずっと頑張ってる徳井さん見てきたから…。これからも応援してますから…」


 はい、ココですよ!
 頑張って頑張って頑張り抜いてきたのに、その努力を誰にも理解してもらえなず悲しみで心が張り裂けそうになっていた頑張り屋の優等生・大介は、ずーっと心の中で「お前が頑張ってるのはわかってるよ。頑張りすぎないでいいんだよ。オレがいるから…」と言ってくれる“運命の相手”を待ちこがれていたわけです。
 “優等生受け”ってのは、そーゆーお話しですからね。
 今の大介の状態がまさにそれ。
 大介は、この綺麗で笑顔が可愛くて子供思いな保育園の先生・柚稀が、自分にとってのその相手だと、後孔に性器を入れられた瞬間、わかってしまったのですな!
 だから、このエッチシーンは、単なるエロ場面でなく、すごくドラマのある場面になってるんです。
 マンガの前半、バリバリ仕事をこなし、育児も頑張るしっかり者サラリーマンとして描かれていた大介が、この場面、寝込みを柚稀に襲われ、気がついたときには四つんばいにされて肛門を舐められ、あまつさえ後ろに挿入されてしまい、別人のように真っ赤になってふるふると震えてるんです。
 「あっ…」と喘ぎながら、決して嫌がらずに柚稀を受け入れてしまっている大介。
 最初に書いたとおり、大介は普通に結婚もしてたし、柚稀先生に特別の感情を抱いていたわけでもありませんでした。
 なのに…。
 “運命の相手”に出会ったというストーリーの一番盛り上がるところが、そんな大介の変化を通じて、胸キュンに描かれているわけですよー。
 はぁ~。
 これぞBLですなぁ~。

 今回のコミックスには、ここまででご紹介した2作のほかにも、“優等生受け”マンガがたくさん載ってますし、また、“優等生受け”ではないのですが、2番目に載っている短編『わたしをなでまわして』は、とてもせつなくて、でもちゃんとハッピーエンドで、この数ヶ月の間にちーけんが読んだBLマンガの中でも、かなり気に入ってしまった一作です(“優等生受け”じゃないのに…)。
 正直、とってもオススメの一冊ですよ。
 あ、保育園児・文稀がこれまた可愛くて、読んだら絶対癒やされます(笑)。
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