ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]凛々しい優等生くんが女装を見つかって… ショタアンソロジー『エロスの少年』より、鹿島田しき『治さない病』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-ガリ勉  受け-女装  ●カ行-鹿島田しき  
エロスの少年 (MDコミックスNEO 6)エロスの少年 (MDコミックスNEO 6)
(2007/12)
不明

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 いや~、またもや鹿島田しき先生です。
 たぶんこのブログで取り上げさせてもらった回数が一番多い作家さんじゃないかと。
 でも、出るマンガ出るマンガみんな“優等生受け”なんだから、しょうがないですよね(笑)。
 というわけで、本ブログ一押しの“優等生受け”マンガ家、鹿島田しき先生の新作です!

 さて、今回の新作『治さない病』は、鹿島田しき先生が描かれてきた“優等生受け”マンガの中でも飛び抜けて“男性向け”な作りになってます。
 ――男性向けのショタ・アンソロジーに掲載されてるんだから、当然っちゃ当然なんですが。

 でもですね、なんかマンガから溢れてくるセンスというか、オーラというか、にじみでてくる雰囲気が、とても女性の作家さんが書いたものとは思えないんですね~。

 以前出たコミックスの後書きなどを読むと、鹿島田しき先生は、BLものとショタものをきっちり分けて描かれているそうですが、今回はあんまり愛とかラブとかの要素がなく、主人公はとにかくヤってる(ヤラれてる?)だけ、人間性なんか無視して快感に狂っちまえよ、オラオラ! みたいな部分が強調されているストーリーになってまして、これまでにちーけんが読んできた鹿島田しき先生の作品の中でも、ずば抜けて男性向けの匂いを醸しだしてます。

 ページ数は今回は短いです。
 わずかに8ページ。
 あ、言い忘れてましたけど、今回も女装少年ものです(笑)。
 なんだかこのブログ、最近は“優等生受け”を紹介するんだか、“女装少年”を紹介するんだか、よくわからなくなってるくらいに女装少年ものが多くなってますが(笑)、07年後半はそういう時代だったんでしょーなぁ。
 もともと鹿島田しき先生は、女装少年ものをよく描かれる作家さんではありますが。

 で、主人公の人間性なんて無視した快感三昧ストーリーなんてことを先ほど書きましたが、お話しの舞台は奇妙な怪しい病院です。
 何が怪しいって、果たしてこの現実世界に存在するものかどうかも定かでないような雰囲気で描かれてるんですな。
 なんか、医者が患者のことなんかモルモットとしか思ってないような暗い雰囲気というか、うまく言えないけどそんな感じ。

 で、そんな不気味な病院で、冒頭、主人公の少年が患者用の椅子に足を強制的に広げられたまま縛り付けられているところから、お話しは始まります。
 少年は、女子中学生の制服のような大きなリボンのついた可愛いワンピースを着たまま縛られてます。
 そのスカートをめくられた下半身は、パンティ一枚と白のハイソックスのみという格好。
 まず1ページ目で、バーンと主人公の女装少年としての姿が描かれてるわけですな。

 続けて描かれるのが、そんな少年を囲んでいる不気味な医者たちの姿です。
 医者たちの顔は描かれてません。
 不気味~。
 白衣や聴診器といった部分のみ、首から下だけが描かれた医者たちが、少年を囲んで何やら話し合っているのです。

「――この患者は?」

「暴れるので保定しました」

(んーっ! んっ! んっ!)
←猿ぐつわもされて縛られたまま呻く少年

「…というか どこが悪いのかね? この“女児”は?」

 不気味な医者たちからも、“女の子”として扱われている女装少年の主人公。
 そんなことを淡々と話し合う医者たちは、明らかにこの世のものではないような雰囲気を漂わせているわけです。
 なんか、この病院なら何でもありだな…という雰囲気が、読者の脳裏に刻み込まれてしまうんですね。
 わずかこの数ページの間に。
 もしかしたら、最後はこの主人公の女装少年は惨殺されちゃうのかも…なんていう不気味な予想すら、読者の脳裏をかすめるかもしれません…。
 必然的に読者の興味は、主人公の少年がなぜ彼らに捕らえられ縛られてしまっているのかというところに集中します。
 本当に鹿島田しき先生はこういう独特の世界観を持ったマンガを描かせたらピカイチですなぁ。

 さらに読者の興味をかき立てるかのように、医者たちの会話は続きます。

「ふだんは優秀でまじめな生徒だそうですが… 今日、妹の服を…下着に至るまで盗んだところを… ただちに家族が通報、こちらに搬送されてきた次第です」

「そうか…。それではちゃんと調べないといけないな。この患者が本当に、変態性欲の持ち主かどうかについて…」

 ついに明らかになった主人公の少年の“入院”理由。
 でも、明らかにまともじゃないですよね。医者も患者も。
 先ほど、この世のものとも思えない病院が舞台と言った意味がおわかりいただけたでしょーか(笑)。
 変態性欲の少年、妹の服を着てみたところを家族に見とがめられて通報、強制入院させられて問答無用で縛られて――。
 中世の魔女狩りというか、マンガ全体をそーゆー暗い雰囲気が覆ってます。

 でもですね、もうこの時点で、読者はみんな鹿島田しき先生のマジックに填っているのですよ。
 先ほど、今回のマンガは、いかにも男性向けという“やるだけ”の雰囲気を漂わせていると書きましたが、男性向けエロマンガだからといって、とにかくエッチを描けばいいってものじゃないんですよ。
 女性向けBLがただやってりゃいいってわけじゃないのと同じように。
 どうやって、その“やるだけ”感をそうとは見せずに読ませるか、いかに自然に“やるだけ”のストーリーを作り上げるか、読者を現実に引き戻させずにマンガの世界に没頭させて“やるだけ”の世界がおかしいと気付かせないか――そういうところがマンガ家さんの腕の見せ所なわけですよ。
 その意味で、今回の鹿島田先生のマンガは、冒頭部分で完全に成功してるわけです。
 不可解な理由で運び込まれた女装少年の“患者”が、キ●ガイ医者たちに囲まれてモルモットのような扱いを受けている――そんな不気味な世界観が、無理なく読者にこの後の主人公の少年の“悲惨”な運命を、言い換えれば快感地獄に堕とされて人間性を失うような目に遭わされるだろう姿を、知らず知らず受け入れさせてしまってるわけですから。
 冒頭の数ページで、読者にそう思わせることに成功したこのマンガ、後は自由に(?)少年が凌辱される姿を描けばいいわけですから、鹿島田先生も描いていてきっと楽しかったことでありましょう(笑)。

 で、先ほどの場面に戻りますが、医者たちが主人公の少年を囲んで「妹の服を盗んだところを…」と話し合っている後ろに、少年の普段の“優等生姿”と、妹の服を着て見つかってしまった瞬間の場面が描かれています。

 冒頭に描かれていた“縛られた女装少年”の状態での主人公くんも、どう見ても女の子にしか見えない可愛さで素晴らしくエロいのですが(笑)、それを見せられた後に、普段の優等生姿――詰め襟をきっちり着て、手には分厚い本を持った凛々しい少年――を見せられると、ストイックな優等生が裏でこんなことしたいって考えてたのか! というエロさが漂ってきて、いやはやもう最高です。
 鹿島田しき先生の描く優等生キャラって、なんでこんなに凛々しくてしかもエロいのでしょうか。
 しかもこんな優等生くんがこのあと絶対に快感で気を失うような目に遭わされるはず――先ほども書いたとおり、読者はそんな予感で胸を満たされ、もうドッキドキのはずですよ!(笑)

 で、哀れ女装少年の優等生くんは、医者にいいように嬲られていくのです。

「下着を取りますよ」

 医者の一人はそう言うと、鋭いメスを取り出して、彼の性器を覆っている少女用のパンティを切り裂き、陰部を露出させます。

「やめろっ!」

 と、涙目で反抗する少年ですが、縛られているため完全に無力です。

「ほほう。こんな女児用下着を履いて半勃起状態…と」

「こ、これが初めてだったんだ! 着てみたら、もしかしたら可愛いかも…って、一瞬思っちゃっただけだよ!」

「だからそれを調べるんだよ。君が本物の変態かどうかについてね」

「いやあ…!」

「少し我慢しなさい」


 そう言うや、謎の液体(笑)を指につけ、少年の後孔の中を調べ始める医者たち。
 この時点で、主人公の優等生くんは完全に泣いてます(笑)。

「さて…このように陰茎と前立腺を30分ほどマッサージしたところ…こうして完全に勃起状態になったわけですが…」

「はー。はー。あ…」

「うん。これは怪しいな」

 はい、この辺のセリフに、“やるだけ”感あふれる男性向けの味がよく出てますね(笑)。
 もちろんこのあたりの場面は、すべて激しいエロ描写になってますよ。

「さあ、これを検査挿入するから ちゃんと感想を言いなさい」

「あ! やだ…いやっ いや…! 入っちゃう……入っちゃうぅぅうっ!」

「――ほら、感想は?」

「なっ、中にぬるって来て、お、押されて拡がって…奥まで拡がるっ…!」

「どうだね?」

「いやああ…犯さないでっ! 出ちゃうっ…! 出ちゃう…」

 鹿島田しき先生、いくらなんでもエロ過ぎです!!!!
 はぁぁああああ。
 もちろんここまでのエッチシーン、主人公の少年は全部女装したままでヤラれてます(笑)。
 何度も言いますが、おいおい、あんなにしっかり者に見えた優等生くんがこんなになっちゃうのかよ…! という落差感が素晴らしすぎます。

 ストーリーは最後、“診断結果”が下されてエンドマークとなりますが、果たしてこの哀れな優等生くんは救いの道を示されたのでしょうか。
 ここまで読んできた方なら、だいたいわかるでしょうけど(笑)。

 最近は、ショタっぽい作品が続いていた鹿島田しき先生ですが、今作でその頂点を極めてしまったような気もします。
 それほどぶっ飛んだ迫力がある作品ですよ。
 そろそろBL作品のほうも読みたいですなー。
 …もちろん“優等生受け”で!
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