ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]「ボク、女の子にされちゃった…」 宮下キツネ『おいでませ新婚さん』より『美少女少年』


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-いじめられっ子  受け-成績優秀  ●マ行-宮下キツネ  
おいでませ新婚さん (ビーズラビーコミックス)おいでませ新婚さん (ビーズラビーコミックス)
(2007/11/15)
宮下 キツネ

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 ふと気付いたんですが、このブログで紹介するBLって、みんなエロいのばっかりですね…。
 なんでだろうと考えたら、当たり前のことだと気付きました!
 優等生受けなBLばっかりを紹介するのが本ブログの趣旨ですが、ひとたびお高くとまった優等生クンやネクラな眼鏡少年を主人公にしたら、どうしても作者さんは彼らをぐちょぐちょのメタメタにしないと、話におさまりがつかないですよね(笑)。
 美人な優等生がにこにこしながら出てきて、みんなとなごやか~に過ごして、最後まで微笑みをたやさずに終わるBLなんて…そんなのありえませんから!(いや、ありはありか…?)
 なので、これからもエロいBLばっかり取り上げることになると思いますが、ここを訪れていただいている皆様にはどうぞご了承ください(笑)。

 で、早速エロBLをご紹介いたしましょう!(笑)。
 “女の子みたいな男の子が好き!”と、かつてあるコミックスの後書きで絶叫(?)されていたこともある宮下キツネ先生の新刊『おいでませ新婚さん』(エンターブレイン)の登場です。

 本書も、そんな宮下キツネ先生の嗜好に違わず、出てくる受け子ちゃんは、全編女の子みたいな男の子ばっかりです。

 タイトルになっている表題作からして、高校生の可愛い男の子が学校の教師の秘密の奥さんになっちゃって…という、ルックスだけじゃなくて性格も行動も女の子みたいなお話しですからね!
 ちーけんはそーゆーのが大好きなので全然無問題ですが、腐女子のみなさんの中には、こーゆー女の子バリバリの受け子ちゃんは受け付けない! という人も多いのではないでしょうか。

 で、今回ご紹介するのは、その表題作ではなく、同時収録されている短編『美少女少年』です。
 ……タイトルからして、女の子っぽい主人公が登場すること確定です(笑)。
 もちろん女の子っぽいのは、主人公のルックスだけじゃありませんよ!
 そのあたりは道々ご紹介いたしましょう…。

 主人公(受)の一ノ瀬亜生(いちのせ・あき)は、小学校でも中学校でも周囲の男子からイジメられてきた可哀想な少年。
 高校受験ではそんな悪循環を絶って新たな人生を歩もうと、一念発起して県内最高レベルの高専(高等専門学校)に合格した頑張り屋さんの秀才くんです。
 でも、亜生が受けてきたイジメってのは、こんな感じのものでした。

・小学校時代
「お前は色が白いからうさぎって呼ぶぞ!」
「うさぎー」

・中学校時代
「わかったか! お前は俺たち以外と口きくんじゃねーぞ!」
「俺たちがこれからもずっといじめ続けてやるよ」

 えー、明らかに好きな子をイジメちゃうというアレです。
 亜生くん、完全に同級生たちから“狙われ”てます(笑)。

 そんな“イジメ”から逃げようと、高専に頑張って入った亜生ですが、高専での生活も、また楽なものではありませんでした。
 なんだか、上級生から同級生までが、自分のことを囲んでちやほやするのです。
 体育のために着替えれば、みんな残ってジーッと見つめてくるし、トイレで小便器が隣になれば、思いっきり股間を両側から見られるし(笑)。
 ついに耐えかねて、一人になれるところを求め、人気のない体育倉庫にもぐりこんだ亜生ですが、そこで出会ったのが5年生(高専は5年制)の菊名弘武(きくな・ひろむ)でした。
 弘武がおいしそうに倉庫でタバコを吸っているところに出くわした亜生は、他の生徒と違って自分に「亜生た~ん」とか言って迫ってこないこの上級生にすっかり懐いてしまいました。

「ハァハァ…いつもお邪魔してすいません」(変な上級生に追われて走って逃げてきた)

「見てたよぉ。大変だったねぇ」


「弘武さぁん ボク何か… オスを惹きつけるような… 変なフェロモン出てるんでしょうかぁ~。今思うと 小学校の時も 中学校の時も いじめじゃなかったような気がするし… 最近はお尻さわられたり 抱きつかれたり 変な人たちがボクを囲んで 宗教みたいになってるんです! えーん!」

 にこにこしながら愚痴を聞いてくれる弘武に、甘えまくる美少女少年・亜生たん(笑)。

「このままじゃボク 女の子にされそうで…」

「大丈夫 大丈夫 亜生くんは男の子だよぉ」

「こ…こんなこと言えるの 弘武さんだけです…」

 頭をなでなでしながら慰めてくれる弘武に、亜生はもう完全に心を許してしまってます。
 もう一歩ですね! 恋の始まりまで!(笑)

 何か弘武にお礼がしたいと、翌日、お弁当を作って持ってきた亜生。
 すでに行動が男の子じゃなくなってきてますけど、いいんでしょうか(笑)。
 ところが、いつもの体育倉庫に行くと、弘武は午後の陽気の中でぐーすか寝ていました。

(弘武さんって かっこいいし やさしいし 頼りになるし 憧れちゃうよ)

 そう心の中で呟いて、寝ている弘武の胸に顔を埋める亜生。
 おーい、その行動は全然男の子じゃないぞー(笑)。
 いつしか亜生は、弘武の心臓の音を聞きながら寝てしまったのでした――。

 ところが!

 気持ちよく寝ていた亜生は、唇にキスをされて目が覚めます。
 もちろんキスをしたのは、弘武でした。

「なっ…なっ なんですかぁ!?」

「あっ 起きた?」

「起きた? って、今 弘武さん…チュウしたぁ!?」

「ごめんね でも亜生くんがかわいかったから つい」

「つい…ですか?」(ドキドキ)

「あ… そうだった… 亜生くんはこういうのを 気持ち悪いって言ってたんだよね。嫌なことしちゃったねぇ。反省… 忘れて…」


 自分が女の子扱いされるのが嫌で、猛勉強して高専まで受験して逃げてきた亜生。
 高専に入学してからも、周囲からの美少女アイドル扱いの日々に嫌気がさしていたはずなのに…。

「あっ あのっ いっ 嫌じゃないです!!」

 なんと!
 亜生はあっさり弘武のキスを、そして好意を受け入れてしまうのでした!

「ボク… 弘武さんがいてくれたから 学校に来れるんです。男のくせに男性恐怖症になりかけてたけど… 弘武さんのことは… 好きっ!!」

(嬉しそうな弘武)

「だから… 弘武さんには 何されても…平気ですぅ」

「いいの?」(と言って抱きしめる弘武)「みんなのアイドル亜生くんに こんなことしたら…殺されそうだなぁ」

「そんなこと…あっ 言わないでください…」

「固くならないでいいよ H初めてなんだねぇ 怖くないよ チュウしてあげようか」


 えー、告白しますと、じつはこのマンガ、あんまり“優等生受け”じゃありません。
 宮下キツネ先生のマンガが、ちーけん大好きなので、何とかこのブログで紹介したくて、無理矢理今回のコミックスの中から、主人公が猛勉強で高専に受かったという設定のこのマンガを選んでレビュー書いてます(笑)。
 なので、ストーリーの最初に出てきたっきり、主人公・亜生が頭いいとかそういう設定はその後一切出てこないんですが、つねづね本ブログにてちーけんが主張しているとおり、“優等生受け”BLの醍醐味は、それまで“自分が一番エライ”と思っていた優等生くんが、もっと力があって頭が良くてカッコイイ“自分よりもすごい男”に出会い、身も心も屈服させられちゃうというところに最大の萌えポイントがあるわけですよ。
 その意味でいくと、本作『美少女少年』でも、“優等生受け”好きにはたまらない、そんな“逆転の構造”が潜んでいます。
 自分が男の子でありたい、女の子扱いされたくないと思っていた主人公・亜生が、包容力があり甘えさせてくれるカッコイイ男の先輩・弘武に出会ったことで、その思いを捨ててしまうという、ここからのストーリー展開が、まさにそれです。

「やー やだよぉ」

「亜生くんは本当に どこもかしこも かわいいねぇ」(いろんなところを舐める)

「ひあっ」

「大丈夫 指だよ 慣らさないともっと痛いでしょ?」

「ふぁ…」

「亜生くん…かわいすぎて 我慢できないよ。ごめんね 亜生くんのこと 女の子にしちゃうね」


 そう言って、亜生の後孔にずずっとペニスを挿入する弘武。

「はぁ~ 亜生くんの中 きつきつだね(はーと)」

「はあっ 弘武さん…いたいっ お腹苦しいですぅ…」

「動くよ いい?」(ずぶぅ)

「あっあっ あっ」(ずぶ ずぶ)「あっ あ ひろっ…むさっ あ あん」


 こうして完全に弘武に身体を明け渡した亜生は、ガンガンに犯されながら、心の中でこんなことを呟くんですねぇ~。

(ボク 本当に女の子みたいだよぉ 気持ちいいっ)

 一緒に絶頂を迎え、全身、精液まみれになった亜生の顔を手で包み込みながら、最後、弘武は決定的な台詞を亜生に告げます。

「責任とらせて… 俺の彼女になってくれる?」

「…はい」


 そしてダメ押しのように、こんな台詞を亜生は心の中で独白します。

(弘武さんの前でボク 女の子になっちゃったよ)

 むはー。
 いかがでしょう。
 あれだけ男の子でいることを望んでいた亜生が、最後、自分が「女の子になっちゃった」とまで言って、“彼氏”ではなく“彼女”になることまで受け入れているんですねー。
 ちーけん的には、こーゆーのはとても大好きなので、先ほども述べたように大変たまらないものがあるんですが(笑)、いやー、ダメな人は全然受け付けないでしょうねぇ…。
 今回のコミックス、というか宮下キツネ先生の最近のマンガの多くは、大体がこういうBL観に基づいてストーリーが構築されています。
 受けの男の子がいかに女の子っぽくなっていくか、好きな男の前で可愛くなっちゃうかという。
 それはある意味、BLではなくショタ的な感性とも言えるわけですが、ダメな人はダメでしょうね。
 逆に、受けキャラが“自分が女の子になる”という天地ひっくり返り構造を受け入れるストーリーのBLって、じつは非常に少ないので(ちーけんの読んできたなかでも、主人公が「女の子になっちゃった」とまで言っちゃうのは、たぶん五指に足らないかと)、こーゆーのが好きな人にはとても貴重で夢中になれちゃうストーリーなのであります。
 ただひとつ確かにいえることは、今のBL界のメインストリームでは絶対にないということでしょうか(笑)。

 本作のような、主人公が自分が女の子にさちゃうことを受け入れるというストーリーでは、それを読者に納得させるために、攻めキャラがそれだけのものを備えていないとダメなわけですが、そこはさすがに宮下キツネ先生、実際にマンガを読んでいただければわかりますが、ぬかりはありません。
 でも、付録のペーパーで先生ご自身が書かれているように、「かっこいい男は出てきません」というのが、本コミックスならびに本作のミソ。
 弘武も、いわゆる少年マンガ的なカッコイイ攻めキャラじゃないんですな~。
 何だかちょっと情けないところもあり、でも包容力があるという…。
 そのあたりの一面的、単線的ではない宮下キツネ先生の、キャラ設定もまた注目していただきたいところです。

 本コミックスは、表題作や『美少女少年』以外も、みな女の子みたいな男の子満載の一冊になってます。
 そーゆーのが好き! という方は、たぶんこんなブログで言われなくてもチェックされてるでしょうが、間違いなく買って損はありません。
 次に、本ブログを訪れていらっしゃるくらいだから、“優等生受け”がお好きな方だったら、なにがしかの萌える要素を絶対に見つけられると思います。
 ぜひぜひ読んでみていただきたいですなー。
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