ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[雑誌レビュー]おばか下級生×ツンデレ優等生 花音07年12月号より、さかもと麻乃『ほんとの事、言っちゃって!』


Category: レビュー 雑誌   Tags: 受け-成績優秀  特徴-年下攻め  特徴-高校生  ●サ行-さかもと麻乃  
花音 2007年 12月号 [雑誌]花音 2007年 12月号 [雑誌]
(2007/11/14)
不明

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(だいたいあいつとオレが釣り合うと思うか!)
(テスト成績が毎回ビリのあいつと トップクラスのこのオレが!)
(…てか最下位の人の顔とか初めて見たよ、オレは)

 主人公の高校3年生・慶(けい)は、早くも大学合格を決めた優等生。
 「ジャーナリスト部」に所属し、自分でも“秀才”の自覚がある慶ですが、2つ下でサッカー部に所属する後輩・宏太(こうた)が、周囲も認める“仲良し”です。
 いや、そう認めてるのは周りだけ。
 慶自身は、「なめやがって、あいつ 1年生のくせに! …しかもバカのくせに!」と、宏太が部室に来て自分にちょっかいをかけるたびにプンスカする仲です。
 この日も、大学合格を祝うためにジャーナリスト部の部室で開かれた『慶ちゃんG大学合格おめでとうパーティ』に顔を出した宏太ですが、タメ口でお祝いを言って、またもや慶を怒らせます。

「すごいや、慶ちゃん! 意外に頭よかったんだねえ!」

 有名大学に合格して我が世の春、みんなからお祝いを受けて「ありがとー!」なんて満面の笑みを返していた中で、またもや宏太からこんなことを言われ、笑顔を張り付かせたまま額に血管を浮かび上がらせて、ピシッと固まる慶――。
 またもや慶の怒りが爆発するぞとばかりに逃げる部員たち。
 いったいどうなっちゃうの――!?

 そんな導入シーンから始まる、さかもと麻乃先生の新作優等生受けマンガが、今月発売の花音(07年12月号)に載ってました~!
 『おばか下級生×おこりんぼ優等生 ほんとの事、言っちゃって!』というタイトルの24ページ読み切りです!

 キャラが立ってるんですよ、キャラが!
 成績はいいけど怒りっぽくてツンツンしてる、でもみんなにチヤホヤされるのは大好きな優等生・慶と、外見は背も高くてサッカー部所属でカッコいいのに、おばかで勉強は全然できない後輩の宏太。
 明らかに学校の成績的にいえば、劣等生×優等生なわけです!
 ところが…。
 この関係が最後に見事逆転して終わるところが、やっぱりさかもと麻乃先生のすごいところなんですねー!
 それがどんな逆転かはお楽しみですが…。

 さてさて、合格祝いの席で、またもや後輩の宏太から「意外と頭よかったんだねえ」なんて失礼なことを言われて激怒した慶は、当然ながら怒りを爆発させてしまうのでした。

「お前と比べりゃ 誰だって頭いいっつーの…。つーかそもも、なんでお前、1年のくせにオレにタメ口なわけ!?」

「えー」

「そんな事じゃ世の中渡っていけねーぞ。今すぐ直せ!」

「でも~。慶ちゃんって敬語使う気にならないんだもん(ハート)」

(ブチン!)「…宏太…。お前、“一言芳恩”って言葉知ってるか?」

「…オレ、横文字弱いから…」

「横文字使ってねぇよ!」

 こんな慶と宏太のやりとりを見て、他の部員はやっぱり口々にこう言うのでした。

「慶くんはホント宏太のこと好きだねぇ」

「んなワケねーだろ!! 外野は黙ってろ!!」

 ここで冒頭に紹介した心の中のつぶやきが登場するわけですよ。

(だいたいあいつとオレが釣り合うと思うか!)
(テスト成績が毎回ビリのあいつと トップクラスのこのオレが!)

 むふふ~。
 いいですね~、“バカは嫌い!”って突っ張っちゃう優等生なオトメ心(笑)。
 そのくせ、慶は部室の窓から、部活中にサッカー部の部員同士でスキンシップしながら遊ぶ宏太の姿を見て、「あいつは誰にでもあーいうことするんだな!」とムカついたりします。
 可愛いですなー(笑)。

 で、ある日の帰り道、「わーい、追いついた~!」と言って今日もじゃれついてきた宏太に、さも何でもないことのように「慶ちゃんって、オレの事好きだよね」と笑顔で言われた慶は、ツンデレ優等生らしくバシバシ言い返しちゃうんですよ。

「はっ!? 何言…っ オレのどこが!?」

「えー」

「お前のこと好きだって!?」

「んー…だって」

「ふっざけんな!(怒) オレはなお前みたいなバカは好きじゃないの! それだけは・ぜっ・た・い・ない!」

 こう言って怒った慶が走り去るこの場面、こんなキツイ台詞だけじゃなく、その横に書き文字で「トップクラスのプライドにかけて!」という慶の心の声も書かれてます。
 いいぞー、優等生(笑)。

 でも、ここの受け答えを見てればわかるとおり、宏太は器がでかいんですね。
 慶のこんな反抗は屁とも思いません。
 どーんと受け止めちゃってるんですね~。
 逆に音を上げちゃったのは慶のほう。
 翌日には、「ちょっと言い過ぎたかも…」なんて後悔して、わざとらしく宏太のことを呼び止めます。

「お…おーい 宏太~ コーラの残りいる~?」

 でも、「んー、今日はいい」とごく普通に断られて、ずーんと落ち込む慶。
 明らかに、宏太は何にも気にしてないんですけどね(笑)。
 さすが優等生、こうと思ったらどんどん悪いほうに落ちていきます。

「宏太! ちょ…っと来い、話がある」

 ついに我慢できず、自分から宏太を呼びつけた慶でしたが、「昨日は悪かった…ごめんな?」と偉そうに謝罪したものの、宏太にこう言われます。

「どうしたの、今更。慶ちゃんがオレをバカ扱いするのなんていつもの事じゃない。いいよ、慶ちゃん。きっと慶ちゃんにはわからないから、謝んないでいいよ」

 はい、ここですよ!
 このシーンの宏太の表情!
 まるで慶を突き放すような、いやでも慶を優しく許したようにも思える意味ありげな上の台詞を、宏太は何とも言いようのない表情で言い放ってるんですよ!
 言われた慶自身が(何だよ、今の顔…初めて見たぞ…ちょっ…待てよ…)と焦ってしまったその表情。   
 笑顔にも見えるし、ちょっと泣いてるようにも見えるし、なんか諦めてるようにも見えるし、でもやさしく慶のことを包んでいるような顔にも見えるし…。
 宏太のこの表情の真意を知りたい!と、読者はもう雑誌に向かって前のめりになってしまう名シーンです。
 これはもう絵という表現手段を持つマンガでしか描けないシーンですよ~。
 当然ながら本ブログのお伝えしきれるところではないので、この場面の宏太の表情をさかもと先生がどのように描かれているかは、ぜひご自分の目でごらんになってきただきたいところですね…。
 こーゆーコマを見ると、「あー、マンガはやっぱり絵なんだなぁ」なんて思っちゃう、なんというか心に響く場面なんですよ。
 こうなると、我々はもう、さかもと先生の掌の上で遊ばされているのも同然なんでしょうなー。

 とまれ、慶自身も何か突き放されたものを感じ、焦って宏太を呼び止めてしまいます。
 そして何かに突き動かされるように、ポロッと言ってしまうんです。

「…宏太、オレ…たしかにお前のこと 結構好きなのかもしんないな」

 で、ここでまた実際にさかもと先生の絵を見てほしいシーンその2!
 慶に“告白”された宏太は「結構?」と聞き返しながら、慶のことを見るんです。
 そのシーンの宏太の目の表情!
 これも謎に満ちたコマ!
 なんと胸をざわつかせるコマでしょう!
 あうーん、ホントに胸をキュンキュンさせてくれるマンガですことよ!

 さあ、ここからがマンガのハイライト。
 ずっと自分こそが頭がいいつもりで宏太の優位に立っていたつもりの慶が、宏太を前にして狂おしいほど可愛くなっちゃうわけですよ~!
 ぐはー!
 でも、このシーンも、もちろんご紹介はしますが、とても文章では描ききれるものではありません!

 そのまま宏太に頭を撫でられ、見捨てられたわけではなかったと、ホッとした慶。
 「宏…太」と頼りなく名前を呼ぶと、その声に導かれるように、宏太は慶に口づけるんです。
 はうー。
 ここがいいシーンなんですよー。
 キスされた慶は、「えっ!?」「あっ」なんて心の中で呟いてるあいだに完全に心を奪われ、「こっ…宏太…!」と名前を呼びながら、無意識のうちに両腕を劣等生のはずの後輩の背中に回し、しっかり抱きついてキスを続けるのです。

「宏太」

「宏太」


 そう心の中で呟き続ける慶。
 とろんとしたまま口を離すと、慶は宏太にこう聞かれます。

「…慶ちゃん ね、オレとつきあってください」

 で、あれほどツンツンしていた優等生は、頬を染めてこう頷くのです。

「はい」

 あー、これぞマンガ!
 これこそがマンガを読む感動ですよー!
 さかもと先生、なんたる天才!
 優等生が落ちる突然の瞬間――「宏太、オレ…たしかにお前のこと 結構好きなのかもしんないな」から、最後の一言「はい」までが、コマを追ってストーリーを読んでいくだけで、何の説明も必要なくストンと読者の心に落ちてくる。
 このドラマこそがマンガというものでしょう!

 たぶん半年も待てば、いまのさかもと麻乃先生の人気なら、この作品もすぐにコミックスに収録されて発売されると思いますが、とにもかくにも今月の花音を買って、今すぐ読んでみてもいいと、本ブログ的には推薦しますですよ。
 それにしても、成績では優等生だった慶が、男としては全然格上だった宏太に、結局は思い通りにされちゃったような、この逆転ストーリー。
 また宏太がホントにいい男だけに、後味も最高なんですなー。

 本日、SUNNYVALEのひなたさんからいただいた情報によると、男性隔月刊誌にて、さかもと麻乃先生の連載が始まるとのこと。
 そりゃめでたいことだと思うのですが、できればBLにその貴重な才能を活かしていただきたかった…。
 そっちの雑誌にとられる労力分だけBLマンガを描かれる時間が減るかと思うと、残念で残念で…。
 がくっ。
 
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Comments

すごく・・・・・ 
このレビューを見る限りすごく面白い漫画だったんでしょうね。私もすっごく読みたいです!!私、さかもと先生を知ったの今年に入ってからなのでこの漫画読んでないんですよね。すごく悔しいです!!コミックスが待ち遠しいです!
 
 
水無月さん、こんにちは~(^^)
コメントいただきありがとうございます。
どうしても! ということであれば、amazonで古本も売られていますが、たぶんそう待たずにコミックスになるはずですよ~!
花音は、コミックスにするまであんまり時間をかけないですし。
さかもと先生のマンガは、花音系の雑誌で読むと明るいコメディタッチのものが多くてホンワカしますが、同人誌を拝見するとめちゃくちゃ重いシリアスだったりしてドキドキします。
今後が楽しみです…。
 
 
へぇ~そうなんですか。私、まださかもと先生の同人誌はまだあまり読んだことがないので今猛烈収集中なんです(笑)。ところで今月21日発売のコミックシルフにさかもと先生の読みきりが載るみたいです。ちーけんさんの好きな優等生受けものかどうかはよく知りませんが、もし読んだらレビューよろしくお願いします。
 
 
おお、イイ情報ありがとうございます!
コミックシルフって雑誌があるんですね…。
全然知りませんでした(^^;
いま慌ててサイトを探して見てきたんですが、なんとなくBLっぽくなさそうなマンガが多いんですね。
こ、これはもしや…さかもと先生の読み切りも非BL!?

でも、絶対買って読みます(笑)。

僕も今日、通販で買ったさかもと先生の同人誌が届きました~(スザルル本)。
コードギアスって一秒もアニメ見たことないんで、全然話がわかりません(笑)。
水無月さんも同人誌を猛烈収集中とのこと、もしかしたらお互いそうと知らずにヤフオクでかち合ったりするかもしれませんねw
そうなったら………負けまへんで~!(笑)
 
 
私もコメント書いてから「あれっ・・・・コミックシルフってBL載ってたっけ・・・・。」と気付きました。すいません。コードギアスは最近まで全然興味がなかったんですがさかもと先生が同人誌を作っていると知り興味を持ち、ユーチューブなどで見て、以外とはまってしまいました(笑)。
 

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