ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[珠玉の一冊]新人教師×お堅い優等生な指導教員! 金田えびな『先生の恋人』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 特徴-年下攻め  受け-眼鏡  受け-真面目・カタブツ  特徴-社会人  受け-美人の優等生  ●カ行-金田えびな  
先生の恋人 (アイノベルズ)先生の恋人 (アイノベルズ)
(2004/06/22)
金田 えびな

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 じつは普段、金田えびな先生の本はほとんど読まないんです。
 大人が主人公のものが多いので、“優等生受け”=学園ものが好きなちーけんには、どうも傾向が合わなくて…。
 この1冊は、本屋で見たときにかなり迷ったんですが表紙買いしたものです。
 眼鏡を外されている受けキャラが、なんだか優等生っぽい感じだったので。
 そうしたら…。
 ドンピシャでしたよ!
 ちーけんの中では、今でもかなり大事な一冊です。
 最初に読んだときなんか、途中で何度泣いたことか。
 胸がぎゅうぎゅうと絞られすぎて、なんかその力で発電できそうなくらいに感情を揺さぶられました(笑)。
 本ブログでは珍しい、先生×先生な大人のBL、金田えびな『先生の恋人』をご紹介します~。

 主人公(攻)は、まだ高校教師になりたての26歳、柚木哲也(ゆぎ・てつや)です。
 美しいものに何より惹かれる柚木は、学校では“話のわかる若手教師”として生徒に人気のある英語教師です。
 彼の指導教官が、2歳年上の数学教師、藤村真実(ふじむら・まさみ)です。
 メタルフレームの眼鏡をかけ、「融通のきかない真面目一本槍の先生」として、藤村は生徒からは敬遠されている存在です。

 それまでの柚木の藤村に対する印象は、『多少融通の利かないところはあるが、真面目な教師』だった。いやむしろ、年上の教師にも臆することなく意見する藤村に好意を覚えていたと言ってもいい。

「聞いているのかい、柚木君?」

「は、はい。聞いてます」

 だが指導を受け始めてわずか数日で、柚木は自分の受けた印象が、教員一年目の新人に対する手加減によるものだったと気付いた。
 本格的に柚木の教員生活2年目がスタートすると、藤村は徐々にその本性を現わし始めたのだ。

「だいたいきみ、ちょっと生徒に話がわかるなんて騒がれて、調子に乗ってるんじゃないか」

「そんなっ!」

 さすがにそこまで言われては黙っているわけにはいかない。思わず声をあげた柚木を、藤村は冷ややかな目でねめつけた。

「言っておくが、生徒の話を理解するのとただ鵜呑みにするのとではまるで違う。私にはきみが、単に生徒を甘やかしているとしか思えないね」


 むはは(笑)。
 いやな先輩教師ですね~、藤村。
 自分に厳しく他人にも厳しい、優等生の典型ですね!
 もちろん本ブログ的には、こーゆー人が受けキャラなのは大歓迎なわけですが(笑)。

 こんな嫌みばかりを藤村に言われる毎日に辟易していた柚木ですが、ある日、2人の間に事件が起こるのです。
 数学準備室に藤村を訪ねた柚木が見たのは、生徒に襲われた藤村の姿でした。
 最後までは至らなかったようではあるものの、呆然と座り込んでいる藤村。
 何もなかったように強がり、「大丈夫、大丈夫…」と呟きながら後始末しようとする藤村を見て、柚木は手を貸そうとしますが、こんなときまで藤村は強情を張り、柚木の助けを借りようとしません。

「人を無視すんのもいい加減にしろよ!」

 先輩であることも忘れて怒鳴りつけ、家まで送ろうと自分の車まで藤崎を連れて行く柚木ですが、藤村の顔色はまるで死人のように青白いままです。
 それもそのはず、生徒の手によって、藤村は後孔にリップスティックの筒を埋め込まれていたのでした。

「大丈夫ですか?」

 自力で起き上がる気配のない藤村の背に、柚木はそっと手を回した。男はビクンと肩を縮め、怯えたように震えながら身体を起こす。
 その顔を横から覗き込んで、柚木は愕然とした。

「――え……っ?」

 藤村は泣いていたのだ。

「あんた…!」

 藤村のスラックスの中央が、少し見てもそうとわかるほど盛り上がっている。そればかりか、汗か別の体液かもわからない分泌液で、薄いグレーの記事がそこだけ鼠色に変化していた。

「見るなっ!」

 柚木の視線に気付き、藤村が金切り声をあげる。しかし見るなと言われても、柚木はその卑猥な光景から目が離せなかった。

「うっ、ううっ」


 えー、すいません、文章を写していて、つい興奮してしまいました(笑)。
 セックスのセの字も興味ないような、ふだんは人間味ゼロ、嫌み爆裂の優等生教師が、普段は相手にもしていなかった後輩教師の前で屈辱的な姿をさらして泣いちゃう――いやー、激萌えなんですけれど(笑)。
 桜城やや先生のイラストが、これまたエロいんですなぁ。
 登場シーンではツーンと澄ましていた藤村が、この場面、柚木に助けられて涙でぐしょぐしょになっちゃって、でもお尻に変なモノ入れられてるので、顔は欲情してしまって真っ赤っかという。
 そして、家にようやく藤村を連れ帰った柚木ですが、その途端、藤村は家のテーブルに突っ伏して泣き出してしまうんです――恥ずかしい姿をさらした自分に耐えられなくて。

「いつまでそうしているつもりですか? 泣いてても仕方ないでしょう。それより、それ…早くなんとかしたらどうなんですか」

「きっ、きみには関係ないっ」


 ここに至っても、柚木のことを「きみ」呼ばわりする藤村、最高です(笑)。
 これでこそお高い優等生ってもんですよ。

「俺が楽にしてあげますよ」

 そう言うと、柚木は素早く藤村の身体を表に返す。くっきりと中のものの形が浮き出た股間は、触れると熱く、そして湿っていた。

「あっ、さ…触る、なっ」

 ヒクッと、引きつけたように息を詰まらせ、藤村は震える。ファスナーのある生地の合わせ目をわざと爪の先で引っ掻くと、男はもう声も出ないのか、荒れた唇をただパクパクと開閉させた。

「すごい。あんたって、こんなになっちゃうんだ」

「み、見ないでくれっ」

 ピクンとこれまでになく身体を強ばらせた藤村への興味も手伝い、柚木は最後のくぼみへと触れた。

「やっ、駄目だっ、駄目――」

 その手を、藤村が払いのけようともがく。けれども、入り口の部分で円を描くみたいにゆるゆると指を動かしてやると、男はすぐにおとなしくなった。与えられる快感が大きすぎて、抵抗できないのだ。

「あっ、ああっ」

 第一関節がつぷりと埋没したところで、指先に何かが触れる。明らかに、人体にはあり得ない感触がそこにはあった。
 藤村の狂乱も、きっとこれが原因なのだろう。謎の物体をツンと指で突いてやると、男は甘い声をあげた。

「これ、どうしたんです? まさか自分で入れたわけじゃないでしょう?」

「ちがっ、あっ、ああっ」

 皆まで言わせず、柚木は再度異物の底を突く。それほど大きい代物ではないのか、強く押したらそのまま際限なく入り込んでしまいそうな雰囲気に、脳の奥がぞくりと痺れた。
 大量の腸液が分泌されているらしく、藤村のそこは熱く湿って柚木の指を締めつける。

「これ生徒に入れてもらったんですか。入れてってお願いして?」

「しっ、してない、そんなこと――」


 はい、Hシーンの紹介はこれで終了です!(笑)

 もちろんストーリーは、ここから大展開していくわけです。
 藤村を最後まで追い立てて楽にしてやった途端、「俺は何を…」と我に返った柚木は、このあと藤村の自宅を飛び出してしまいます。
 勝手なヤツですね(笑)。
 翌日、学校で「昨日のことでお話しが…」と藤村に言われた柚木。
 避けていたくせに、少し上気したような顔の藤村にそう言われた途端、胸が高鳴った柚木は、仕事が終わったとに2人でメシを食う約束をします。
 個室のある鍋もの屋に入った2人は、くつろいで話をします。

「味のしみてないタンポなんて、食う価値ないんだよ。先に野菜片付けて」

「柚木君、詳しいんだ」

 本気で感心した様子で言って、藤村は野菜とスープだけの器を手に取った。それを冷まそうと、ふうと息を吹きかけた途端、またしても眼鏡が曇る。

「あんた、それ何回やってんだよ」

 思わず柚木が笑うと、藤村はすねたような顔でむしり取った眼鏡をテーブルに置いた。伏せた目許が酔いのせいか、それとも照れにか、上気しているのがよくわかる。

 ヤラレた――! と、柚木は思った。
 酔って無防備になった表情や、汗の浮いた額、蒸気で硬さの取れた髪などが、次々目に飛び込んでくる。

 むはは~。
 お堅い優等生の笑顔を見て、柚木がずきゅーんとやられてしまった瞬間です(笑)。
 こうして、柚木は次々と堅物教師・藤村の素顔を見つけていきます。
 生徒に厳しいだけではない一面や、先輩であろうとも理不尽な指導をする教師には堂々と抗議する姿。
 そして、2人が接近する発端となった“暴行”も、藤村が生徒思いの性格を発揮してその相談に乗っていたがゆえのハプニングとわかってきます。
 そこでこの鍋もの屋での心臓ずきゅーんですからね(笑)。

 さあ、このまま2人は普通の先輩後輩としてほのぼの恋愛を育んで……はいきません(笑)。
 ここから二転三転どころか、八転九転ぐらいするんですね~。
 もう完全に好きあっている2人なんですが、柚木は肝心なところで若さを爆発させて藤村を悲しませちゃうし、藤村は藤村で超意地っ張りで素直じゃないし(優等生だから当たり前ですが)で、もう読者はやきもきどころか胸がきゅんきゅんして死にそうな目に遭わされます。
 本作の素晴らしいのは、最後の最後まで藤村はお高い優等生キャラで(でもじつは人情味いっぱい)、柚木は若さに負けそうになりつつも、そんな頑なな藤村を大きく抱き留めてやろうとするんですね。
 そこがイイ。
 そんな柚木にほだされて、不器用ながら柚木に一生懸命尽くそうとする藤村が、死ぬほど可愛いんですわ~。
 ビブロスといっしょに連鎖倒産してしまった雄飛出版のアイノベルズに入っている一冊なので、今では古本でしか買えませんが、最上級のときめきを味わいたい方は、迷わず買って間違いありません。
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Comments

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コメントいただいてたの気づかずスイマセン! 
「管理人のみに通知」でコメントをいただくと、右側の新規コメント通知欄に載らないようで、今の今までコメントいただいていたのに気づきませんでした!
申し訳ありません~(T。T)
励みになる言葉をいただいて、記事更新のやる気がめちゃくちゃ出てきました。
もしよろしければ、これからもごひいきによろしくお願いいたします~。
ご期待に添えるように頑張ります!
 

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