ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ!

委員長、地味な真面目くん、オタク少年…そんな“優等生受け”BLが大好きな腐男子のブログです~。

 

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[新刊レビュー]本年度“優等生受け”BLゲロ甘部門第一位の呼び声も…(笑) 凛紫水『桜霞の神隠し』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  受け-真面目・カタブツ  受け-努力家  特徴-ファンタジー  特徴-歴史もの  ●ラ行-凛紫水  
桜霞の神隠し (白泉社花丸文庫)桜霞の神隠し (白泉社花丸文庫)
(2009/05/20)
凛 紫水

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 当ブログは“優等生受け”推奨ブログなわけですが…。
 “優等生受け”に萌え萌えしてしまう一つの理由として、これまでエロいことを嫌悪してきた真面目っ子が初めて知ったエッチの快感に夢中になっちゃっうのが可愛いすぎるというのがあるように思いますが、みなさまいかがでございましょーか(笑)。
 これね、単にエロいことを知らなかったというんじゃダメなんです。
 だから、ぽややん無垢っ子受けには、ブログ主は全然萌えません。
 そうではなくて、外見は真面目な優等生で規則とかうるさいのに、じつはエッチなことに興味津々というのがイイわけですよ。
 でも、本人は自分は優等生だというプライドがあるから、おくびにもそんな様子は見せないという。
 ボーイズラブの世界では、そんな彼にも愛する人ができて夜ごと愛の行為(笑)に励むようになったり、はたまたいじめっ子に捕まって強制的に快感を覚えさせられちゃったりする時が必ず来ます。
 その時、「イ、イヤらしい行為に興味などない!」という“優等生の仮面”を強制的に脱がされ、素直に快感に喘いじゃう優等生というのが、「ああっ、ダメ…、でも気持ちいい…!」という二律背反な部分と相まって、ブログ主の心を大変震わせてくれるわけですよ。

 で、以上のことから、エッチなことをされちゃう優等生クンは、そうなる前は真面目でカタブツであればあるほど美味しいという結論が導かれるわけですね(笑)。

 先月発売の花丸文庫の一冊を読んでいたら、そんなBL小説に出会ってしまいました。

 凛紫水(りん・しすい)先生の商業誌デビュー作、『桜霞の神隠し』です~。

 

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[新刊レビュー]自分より圧倒的に強い男が登場→優等生のプライドずたずた→屈辱に震えながら組み敷かれ…という真“優等生受け”な一作! 秋山みち花『桃下の身代わり花嫁』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-美人の優等生  受け-王子さま・貴族    受け-女装  特徴-歴史もの  ●ア行-秋山みち花  
桃下の身代わり花嫁 (B‐PRINCE文庫)桃下の身代わり花嫁 (B‐PRINCE文庫)
(2009/04/07)
秋山 みち花

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 どんなに仕事が忙しくても、家に帰ったら必ず一冊はBL本を読むブログ主です。
 昨晩も「ううう、眠いずら…」というどうしようもないタイトルの記事を更新したあと、それでも一冊読もうと思って布団に寝っ転がりながらこの本を読み始めたのですが、あまりに眠く気がついたら寝てました。
 そのまま爆睡して眼が覚めたら早朝。
 なんか悔しかったので、出勤前に読んでやろうと思って、布団の中で無事読み終えました(笑)。
 で、面白かった…!
 読み終わった後も物語の余韻に浸ってしまい、布団の中から出たくなかった…!
 本日はそんな一冊、秋山みち花先生の最新刊『桃下の身代わり花嫁』をご紹介しようと思います~。

 一部の方は「またか」とお思いでしょうが、ええ、またもや女装もので花嫁ものです(笑)。
 すいません、好きなんです。
 だってこの種の設定のBLだと大抵の場合、主人公(受)が屈辱に涙を流すことになるのが多いので…! ←歪んでてすいません(笑)
 本作もそんな目論見どおりの一冊でした。
 内容をじっくりご紹介させていただきましょう!

 

[新刊レビュー]待望の平安貴族もの…! 美貌の皇子はとってもネクラ、「こんな私を愛してくれるのか…」と自分を卑下してばっかりで かわい有美子『夢にも逢いみん』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-真面目・カタブツ  受け-美人の優等生  受け-王子さま・貴族  特徴-歴史もの  ●カ行-かわい有美子  
夢にも逢いみん (リンクスロマンス)夢にも逢いみん (リンクスロマンス)
(2009/03)
かわい 有美子

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 トルコ風邪は恐ろしいずら…。
 鼻水に咳、熱に苦しんでいるブログ主です(笑)。
 とにかく鼻水の量が半端じゃないよ!
 今日は予定の仕事が急遽キャンセルになったこともあり、早めに会社を抜け出してきました。
 週末にかけて超忙しいので、何とか今晩ぐっすり寝て、明日は快方に向かわせないと…。
 でも、放っぽらかしておいたブログも更新したいので、風邪薬ルルエースを服用しつつ、なんとかレビュー記事を書き上げようと思ってます。
 ゴホゲホ。
 しかし咳ってのは、体力を容赦なく奪っていきますねぇ。

 今回ご紹介するBL本は、かわい有美子先生の最新刊『夢にも逢いみん』です!
 先月出た新刊『空色スピカ』も素晴らしい学園ものでしたが、今回は平安朝が舞台の貴族BL。
 じつは平安貴族ものBLが大好きなブログ主は、首を長くしてこの本が出るのを待ってましたよ(笑)。
 本作の主人公(受)は、亡くなった先代の天皇の第2皇子・清暁(きよあき)親王です。

 

[新刊レビュー]BL界に吹きすさぶ結婚ものBLの嵐… 平安朝のブサイクオタク貴族が間違えて男の家に“嫁入り”しちゃって!? 和泉桂『貴公子の求婚』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 特徴-歴史もの  受け-王子さま・貴族  受け-不細工・ダサい  受け-ネクラ  受け-キモオタ  ●ア行-和泉桂  
貴公子の求婚 (SHYノベルス)貴公子の求婚 (SHYノベルス)
(2008/12/22)
和泉 桂

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 いやー、家でだらだらするのって最高ですね(笑)。
 今日はたまったBL本を一日中読んで過ごしてました。

 その中で、もう読むのが楽しみでしょうがなかった一冊がこれです。
 和泉桂先生の最新刊『貴公子の求婚』です!

 昨年10月に本ブログでも予言(?)しましたとおり、BL界にはいつの間にか本格的な「結婚もの」ブームが到来しているようです。
 先月から今月にかけて出たBL本なんか、「結婚」「新婚」「求婚」「花嫁」「新妻」の文字ばかり!
 本作がそうですし、新創刊された『GUSTモエット』の特集が「制服で新婚」。
 ルチル文庫では、黒崎あつし「お嫁さんになりたい」、雪代鞠絵「新妻きらきら日記」。
 花丸文庫が、あすか「初心な花嫁のしつけ方」。
 シャレード文庫の森本あき先生の最新刊「王子様にとらわれて」も結婚ものですし、ビーボーイノベルズでも桂生青依「うら若き花嫁の憂鬱」が今月発売で、来月は水瀬結月「身代わり花嫁の嘘と恋」、再来月はいとう由貴「執事の花嫁」、ひちわゆか「奥さまは18歳!」。
 ショコラノベルスHでも、鳥科ひゆ「花嫁の指輪」、美郷ほのか「暴君のプロポーズ」。
 B-PRINCE文庫からは、あすま理彩「男子高校生新婚物語」。

 いやー、キリがないので止めますが、この1、2ヶ月だけでもたぶんあとこの倍はありますよ。
 ブログ主は、じつは大変“男の子なのに結婚もの”が大好きでして、タイトルに「嫁」とかついてると無条件で買うことにしてます(笑)。
 なので、上記のものを含めて全部買って読んでるんですが、昔はタイトルに「結婚」とか入ってても、ぬるい内容のものが多うございました。
 全然結婚しないんですよ、これが。
 なんか、普通のBLなのに、最後に「これからずっと一緒にいようね」みたいなぬるいプロポーズがあって終わり、みたいな(笑)。
 おいおい、それが「結婚」かよという!
 初期には、鈴木あみ先生の『東京あまとりあ』という、これはBL史上に残る結婚ものの名作BLがありましたが、本当に他は少なかったなぁ…。

 でも、頑張ってそーゆー本を待っているうちに、いつしか“偽装結婚BL”がたくさん出るようになりました。

 

[新刊レビュー]高慢ちきなお貴族さまが… クライマックスでは一転して可愛くなっちゃう胸キュン作! 橘かおる『黒豹の騎士~美しき提督の誘惑~』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 特徴-ファンタジー  特徴-軍隊もの  受け-王子さま・貴族  受け-高潔な優等生  ●タ行-橘かおる  
黒豹の騎士―美しき提督の誘惑 (ガッシュ文庫)黒豹の騎士―美しき提督の誘惑 (ガッシュ文庫)
(2008/05/28)
橘 かおる

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 身分なんていうものを絶対の存在と信じていて、侯爵家の次男である自分が人の上に立つことを当然のことと思っている――。
 そんな美貌の公子が主人公(もちろん受)なBL小説が登場しました!

 もちろん、これまでも綺麗で気位の高い貴族さまが主人公なBL小説はいくらもありました。
 本作がひと味違うのは、普段はとても自分の弱みなんか人に見せないような、高慢で自信に満ちあふれた貴族のお坊ちゃんルロイ・カリウの“夜の顔”ですよ!
 すいません、またエロ場面押しか、お前はどんだけエロが好きなんだと言われるのは百も承知で、以下、橘かおる先生の最新刊『黒豹の騎士~美しき提督の誘惑~』をご紹介させていただきます(涙)。
 ……だって、ツンと澄ました美人のエロ場面、超萌えるんだもん!

 いったいルロイの“夜の顔”のどこが、それだけブログ主をそそったのかと言いますと…。

 

[新刊レビュー]最後まで女装したままという神展開! 遠野春日『花嫁は貴族の愛に奪われる』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  受け-女装  受け-高潔な優等生  ●タ行-遠野春日  
花嫁は貴族の愛に奪われる (SHY NOVELS 196)花嫁は貴族の愛に奪われる (SHY NOVELS 196)
(2007/10/26)
遠野 春日

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 ちーけんが大好きな作家さんの1人である遠野春日先生。
 いいところはいっぱいありますが、無理矢理ひとつ挙げるとすれば、「女装ものBLで、主人公が最後に男に戻ったりしないこと」というのがあります。
 意外に多いんですよ、せっかく(?)受けキャラが女装して登場して、攻めキャラとニャンニャン(死語)できたのに、最後の最後で「男の姿に戻った君も可愛いよ」とか「本当の君にようやく会えた…!」とか言われちゃって、女装をやめちゃうというBL。
 その点、遠野春日先生の小説は、もちろん例外はありますが、女装させられた主人公は最後までというか死ぬまでその格好でラブラブしていきそうな勢いなものが多く、ちーけんは非常に評価しております(笑)。

 で、最新刊『花嫁は貴族の愛に奪われる』も、この超美麗な北畠あけ乃先生の表紙が全てを語っているとおり、見事に主人公(受)が女装させられてます。
 しかも優等生!
 いやー言うことナス(死語)ですな!

 

[新刊レビュー]貴族出身の若き海軍少尉が悪党水夫の罠に落ち… 矢萩貴子『奴隷船』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  ●ヤ行-矢萩貴子  特徴-海外もの  特徴-歴史もの  
奴隷船 (KAREN文庫 Mシリーズ)奴隷船 (KAREN文庫 Mシリーズ)
(2007/11)
矢萩 貴子

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 懐かしい感じの1冊です。
 最近は、この矢萩貴子先生のような作風の作家さんは、とんと見かけなくなりました。
 昔で言うと、『ロマンJUNE』の巻頭を飾っていたような…。
 BLというにはハードすぎるけど、決してゲイ小説ではないという、この微妙な立ち位置。
 何だかずいぶん久しぶりに読んだ気がします。
 こーゆーの。

 というわけで、矢萩貴子先生の最新刊『奴隷船』は、3本の作品が収められた短編集になってます。
 じつはどの作品も、それなりに“優等生受け”の匂いを醸しだしているのですが、中でもちーけんの心を捉えてくれた表題作『奴隷船』を今回はご紹介したいと思います~。

 作中、はっきりと書かれてはいませんが、舞台は18世紀ごろのイギリスです。
 まだ蒸気船が発明されておらず、どんな遠洋航海でも帆船が主力だったこの時代、英国の海軍士官学校を卒業したばかりの新任少尉エリックは、英国の植民地・インドへ武器を輸送する任務についていました。

 

[新刊レビュー]花のお江戸を舞台に…姫として育てられた鈴に嫁入り話が!? 『Dear+』07年12月号より、山中ヒコ『丸角屋の嫁とり』


Category: レビュー コミックス   Tags: 特徴-歴史もの  受け-女装  受け-王子さま・貴族  ●ヤ行-山中ヒコ  
Dear+ (ディアプラス) 2007年 12月号 [雑誌]Dear+ (ディアプラス) 2007年 12月号 [雑誌]
(2007/11/14)
不明

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 山中ヒコ先生がなんだか一皮むけてます!
 今月発売の『Dear+』07年12月号で!
 今まで何度も本ブログでもご紹介したとおり、ちーけんは山中ヒコ先生の描くマンガが大好きで、同人誌も現在絶賛収集中です。
 人と人の間を揺れ動く“想い”とでもいうような、言葉では言い表しにくいすごくふわふわした切ないものを、マンガという表現手段の中で紙の上に写し取らせたら山中ヒコ先生は天下一品だと、ちーけんはこれまでも思ってました。
 実際、山中ヒコ先生が描かれるマンガは、もう胸がキュンキュンするという表現では足らないくらい、読者の感情を根底から絞ってくれちゃうんです。
 人間はこういう“色”の感情を持つことができるのか! という新鮮な驚きを、ちーけんは山中ヒコ先生のマンガを読むたびに感じてきました。
 ただ、そんな素晴らしい山中ヒコ先生のマンガの中に、ちょっとだけですが“気取り”とでもいうべき雑念を感じることがあり、ちーけんはその点だけを残念だなぁとじつは思っておりました。

 

[新刊レビュー]古代中国もの…姫として育てられた美少女王子に求婚する暴れん坊! 秋山みち花『仮面の花嫁~弄花伝~』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 特徴-歴史もの  特徴-ファンタジー  受け-王子さま・貴族  受け-女装  受け-高潔な優等生  ●ア行-秋山みち花  
仮面の花嫁―弄花伝 (もえぎ文庫)仮面の花嫁―弄花伝 (もえぎ文庫)
(2007/11)
秋山 みち花

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 前記事に続いて、またもや女装もの…!
 どんだけ好きなんだという声が聞こえてきそうですが…。
 好きなんですな~、これが(笑)。

 女装少年ものと優等生受けって、なんか似てるんですよね~。
 どちらも“いい子”の仮面をかぶらされているじゃないですか(笑)。
 で、だいたい女装してる少年って、優等生って設定が多いし…。
 たまーにやんちゃな子が家では女装させられて…っていうBLもありますけど、それはそれでやっぱり“お家の言いつけ”にちゃんと従ってるって意味で、やっぱり優等生受けなんですなぁ。
 というわけで、ちーけんの女装少年好きには、“優等生受け”好きから連なる立派な必然性があるということで、今回も萌える女装少年優等生受けBLのご紹介を…(笑)。

 秋山みち花先生の最新刊『仮面の花嫁~弄花伝~』です。
 最近、よく商業誌でもお名前を見るようになってきた秋山みち花先生。
 ちーけんは同人誌時代から好きで、けっこう同人誌も揃えてます。
 貴族の王子さまが受けのBLとか多く書かれる方で、そのへんに惹かれて…(笑)。

 で、本作は古代中国の戦国時代をモデルにした歴史物の王侯貴族BLになってます。

 

[新刊レビュー]ツンツン度1000%! 前代未聞の伯爵さま受け…愁堂れな『手折らん、いざ気高き華を』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  受け-高潔な優等生  特徴-歴史もの  ●サ行-愁堂れな  
手折らん、いざ気高き華を (白泉社花丸文庫 し 8-3)手折らん、いざ気高き華を (白泉社花丸文庫 し 8-3)
(2007/09/20)
愁堂 れな

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 愁堂れな先生の最新刊『手折らん、いざ気高き華を』(花丸文庫)をご紹介します~。
 こんな“優等生受け”大好きブログをやってるくらいなので、ちーけんは学園ものが基本的に大好きなのですが、愁堂さんが学園ものを書かれた記憶はほとんどありません。
 でも、結構読んでるんですよね。
 愁堂さんの書かれた本。
 なぜかといえば、今回のような“美貌の貴族受け”を何作か書かれているから。
 だいたい貴族の御曹司が受けといえば、みんなお育ちがよくて、美人で、優等生でという設定が多いですからね(笑)。
 なので、愁堂さんの本の中でもサラリーマンとかはほとんど読んだことがありません…。

 さて題名からして、美貌でツンとすましたお貴族さまが受けの匂いがプンプンする本作ですが、数多く“貴族受け”を読んできたちーけんでもびっくりするくらい、今回はツンツンお貴族さまな受けでした。
 本文約210ページ中、208ページくらいはツンですよ!
 最後の最後にちょこっとだけデレが出てくるというか、顔をちょっとのぞかせてすぐ引っ込んじゃいます(笑)。
 オマエは広島・古葉監督かというぐらいの(古)、ちょい顔見せですよ。

 主人公(受)の伯爵さま・桜井京一(さくらい・きょういち)は、同じく華族であり学習院中等部の先輩でもある子爵・園池格(そのいけ・わたる=攻)に、もう最初から最後までツンツンしどおしですが、格は優男な外見に反して(?)、かなり度量が大きい男で、ツンツン伯爵さまの我が儘を徹頭徹尾うまく受け流して抱き留めてやるのです。
 本作は、格が何度も示す度量の大きさを、「おお~、オマエそこまでされても京一のこと許すのか~」と褒めてやりつつ楽しんで読んでいく小説と言えるかもしれません(笑)。

 

[新刊レビュー]至上の麗人…皇帝よりエライ「聖帝」受け! 橘かおる『天翔る光、翠楼の華』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  特徴-ファンタジー  ●タ行-橘かおる  
天翔る光、翠楼の華 (プラチナ文庫)天翔る光、翠楼の華 (プラチナ文庫)
(2007/09/10)
橘 かおる

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 世界史で覚えましたよね~。
「殷 周 春秋戦国 秦 漢 三国 西晋…」っていう、歴代王朝の名前。
 その中の春秋戦国時代をモデルにしたと思しき歴史ファンタジー小説が、橘かおる先生の新刊でプラチナ文庫から登場しました。
 といっても、ほとんどの人が「春秋戦国」と言われても何のイメージも持てないと思いますが(笑)、わかりやすい例で言えば、孔子の生まれた時代。
 日本でも全国に戦国大名が群雄割拠して天下を争った「戦国時代」がありましたが、中国でもあの広い大陸の各地に諸侯が並び立ち、中華の覇権を競った時代がありました。
 それが「春秋戦国」時代です。

 そんな日本と中国の戦国時代、時代でいうと2千年近い開きがありますが、じつは共通点があります。
 日本の戦国時代には、京都に入り征夷大将軍に任ぜられるべく戦国大名が戦いを繰り返したわけですが、じゃあ戦いを勝ち抜いたとして、誰が将軍に任じてくれるかといえば、京都に「天皇」がいたわけです。
 中国の春秋戦国時代も同じでした(厳密にいうと後半は違いますが)。
 晋、楚、斉、秦などの国が覇権を競って戦いあっていたのですが、じつは名目上は前代の王朝である「周」がまだ残っていたんですね。
 その日本でいえば「天皇」に当たる「周王」が、諸侯の中で抜群に力を持ち他国を圧倒するようになった者を「覇者」と認定して、実際の政治をやらせるという仕組みが事実上できあがっていました。
 日本では天皇-将軍、中国では周王-覇者というわけですね。

 で、今回の『天翔る光、翠楼の華』では、主人公(受)は華王朝「聖帝」という位にある麗人・珠泉(しゅせん)です。

 

[新刊レビュー]秋山みち花『雪花の契り』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-美人の優等生  受け-王子さま・貴族  特徴-歴史もの  特徴-軍隊もの  ●ア行-秋山みち花  
雪花の契り (CROSS NOVELS)雪花の契り (CROSS NOVELS)
(2007/08)
秋山 みち花

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 ボーイズラブ小説に出てくる優等生や貴公子なんてのは、“じつは淫乱”と相場が決まっているようなものですが(偏見?)、それが文字通りの誰彼構わずという“淫乱”だったりすると、優等生の魅力も半減です。
 好きな男に抱きしめてほしい…でもホントは一度も経験がないから、“やり方”なんかわからない。
 そんなウブさが“優等生受け”の魅力だと言ったら言いすぎでしょうか。で、攻めに馬鹿にされてつい口走ってしまうわけですよ。
「しょうがないじゃないか…! こんなことをするのは君とが初めてなのに」――で、いざエッチをすると、好きな男にだけはド淫乱になってしまうわけですよ!
 ぐはぁっ! たーまーらーんー。

 そんなテイストを満喫できる一作の登場です。
 発売されたばかりの8月クロスノベルス新刊、秋山みち花先生の『雪花の契り』を読了しました。
 大正です。
 華族です。
 学習院の同級生同士です。
 受けは校内でも評判の美貌で、上級生からは「薫姫」と呼ばれています。

 

[新刊レビュー]ゆりの菜櫻『月と海賊』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  受け-女装  特徴-ファンタジー  ●ヤ行-ゆりの菜櫻  
月と海賊 (二見シャレード文庫 ゆ 1-4)月と海賊 (二見シャレード文庫 ゆ 1-4)
(2007/07)
ゆりの 菜櫻

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 シャレード文庫の新刊です。
 じつはあまり読んだことがない作家さんなのですが、“王子さま受け”ということで、買ってみました。

 まずは裏表紙のあらすじをご紹介。

 フランス公爵令息のセシルは政略結婚で恋人を奪われた悲しみをいやすため、軍艦アフロディーテ号の処女航海に乗り込む。
 ところが艦が商船のふりをしたイギリス海賊に襲われ、セシルは乗組員共々捕虜となってしまう。
 敵の船長は、海賊とは思えない豪奢な衣装に身を包んだ銀髪の美男・アレックス。
 反抗するセシルを自らの「所有物」と宣言するが、女人禁制の船で所有物といえば、その意味するところは一つ。
 略奪行為を生業にする粗暴な輩でありながら、アレックスの指先はセシルが体験したこともない快楽を与えてきて…。
 そして不敵な言動の裏に秘められた彼の心の闇を知ったセシルは、身も心も彼の虜になってしまうが…。
 大航海時代を舞台にしたヒロイック・ラブストーリー!

 主人公セシルは、蝶よ花よと育てられ、まったく世の中の厳しさを知らないまま大きくなった、典型的な貴族のボンボンです(笑)。
 よくいえば純真無垢なんですけれど。
 乗り込んだ軍艦が海賊に拿捕され、捕虜となったところから物語はスタート。
 海賊船の船長・アレックスとの恋物語がストーリーの柱ですが、ここでは“優等生受け”の醍醐味のひとつであります“屈辱に震える王子さま”なシーンだけご紹介しておこうと思います。

 

[新刊レビュー]華藤えれな『上海夜啼鳥(ナイチンゲール)』


Category: レビュー 小説単行本   Tags: 受け-王子さま・貴族  特徴-海外もの  特徴-歴史もの  ●カ行-華藤えれな  
上海夜啼鳥 (リンクスロマンス)上海夜啼鳥 (リンクスロマンス)
(2007/07)
華藤 えれな

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 こちらもリンクスロマンスの7月新刊。華藤えれな先生の『上海夜啼鳥』です。
 時は20世紀初頭。
 花とゆめコミックスの森川久美先生の名作少女マンガ『南京路に花吹雪』と同じ、“魔都”と呼ばれたころの中国・上海が舞台になっています。

 まずは裏表紙よりあらすじをご紹介。

 革命により、家族と言葉を失い、上海の娼館で男娼として働く小鈴(シャオリン)。
 ある夜、尊大で冷たい雰囲気の建築士・相馬篤彦に買われ、そのまま身請けされる。
 娼館の経営者である李に逆らえず、戸惑いながら相馬と暮らし始めるが、喋れない自分の気持ちを理解しようとする彼の優しさに次第に惹かれていく。
 そんな中、李から相馬の手がける設計図を盗めと命じられる。
 相馬を裏切りたくなかった小鈴だが、自分は相馬が日本に残した妻の代わりでしかないことに絶望し…。

 というわけで、娼館・遊郭もの、歴史ものという感じの一作ですが、思ったよりも“優等生受け”な感じもありましたので、本ブログにてもレビューを上げさせていただきます。

 主人公の小鈴(受)は、じつはロシア革命の勃発により、首都サンクト・ペテルブルグを逐われたロシア帝国大貴族の嫡男です。
 正真正銘のロシア人。
 真生るいすさんの美しいイラストで描かれているとおり、金髪碧眼の高貴な美少年といったルックス。
 性格は人思い、家族思いで、他人のために進んで犠牲になれるような優しい性格(でも表面上はツン)という設定です。
 今は全てを失って流れ着いた上海で、男娼として働いているわけです。

 小鈴と出会うのが、日本を捨てたも同然に上海にやってきた建築士の相馬篤彦です。
 物語の早い段階で、相馬には日本に残してきた妻がいることが明かされます。相馬と小鈴は出会った瞬間に恋に落ち、お互いに好きあっているのが見え見えなのですが、読者にも小鈴にも、相馬はなぜ妻を日本に残してきたのか、そして今も相馬はその妻を愛しているのかが見えない仕掛けになっており、2人の恋が成就するのか、そこをめぐってハラハラドキドキできる仕掛けです。
 小鈴は相馬に抱かれても、「僕はきっと日本に残してきた奥さまの代わり…」と涙にくれるわけですよ!

 

[新刊レビュー]07年7月中旬発売の小説&コミックス


Category: レビュー コミックス   Tags: 受け-眼鏡  受け-王子さま・貴族  ●サ行-櫻野なゆな  ●ア行-泉美アリナ  

 今日は頑張って2本も記事を書いてしまいます。

 今月もいっぱい出ているBL系の新刊ですが、ざーっとレビューをば…。
 でも、最初に断っておきますと、“優等生受け”はあまりなかったです。
 というか、学園ものが低迷する昨今のBL界の流れそのままに、学園もの自体がほとんどありませんでした。
 とりあえず読んだ中から、学園ものor優等生受けに限って紹介しておきます。

楽園は君の中 (オークラコミックス)楽園は君の中 (オークラコミックス)
(2007/07/12)
櫻野なゆな

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 アクアコミックス・櫻野なゆな『楽園は君の中』。
 表題作は、モテモテの遊び人×高校生で、優等生は関係なし。
 4本目に収録されてる『確信犯』が、“優等生受け”な1本です。
 大学の寮を舞台にした同級生同士のラブコメ。調子のいい人気者×眼鏡でネクラ気味な優等生。
 櫻野先生だけあって、Hシーンはしっかり。
 夜の森で眼鏡かけたまんまです。なかなかオススメ。

 それから、3本目に収録されている『夏の思い出』も、“優等生受け”のニオイがする1本。
 高校生不良×野球部でレギュラーになれないけど頑張る色黒くん。
「お前といっしょにいたい」と言って不良(攻)の後をついてくる色黒くん(受)。
 それを快く思わない不良の取り巻きに体育倉庫に連れ込まれ…。
 色黒くんは、レギュラーにはなれないけど、ずっと練習を頑張ってきた少年。
 すんごく真面目で、体育会系ですが優等生っぽいです。
 Hシーン、攻めが受けのカラダの匂いを嗅いで「体中から日なたのにおいがする」「この前までずっと野球一筋だったからな」というやりとりは、なかなかエロいです。

鹿鳴館円舞曲 (DARIA BUNKO)鹿鳴館円舞曲 (DARIA BUNKO)
(2007/07)
泉美 アリナ

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 ダリア文庫・泉美アリナ『鹿鳴館円舞曲』。
大正昭和を思わせる貴族の社交界が舞台。
 花山院伯爵家の世継ぎで、青年将校の尭は鹿鳴館の舞踏会で一人の魅力的な青年と出逢う。 
 生真面目な尭を世慣れた態度で翻弄し、姿を消した青年は蝶子の許婚である有馬少尉の異母弟・翔だった。
 有馬男爵の庶子で反政府運動に関わる翔との交際を尭は父伯爵に禁じられるが、惹かれあい恋に落ちてゆく二人。
  だが身分も価値観も違う二人を待ち受けていた運命は――。
「生真面目な尭」と紹介にあるように、けっこう“優等生受け”な感じの一冊です。
 同人誌で持っているので、文庫本自体は買っていませんが、なかなか読み応えあります。

 優等生受けはだいたい以上のとおりです。
 ご参考にしてください。

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